JPH0311649Y2 - - Google Patents

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JPH0311649Y2
JPH0311649Y2 JP13587586U JP13587586U JPH0311649Y2 JP H0311649 Y2 JPH0311649 Y2 JP H0311649Y2 JP 13587586 U JP13587586 U JP 13587586U JP 13587586 U JP13587586 U JP 13587586U JP H0311649 Y2 JPH0311649 Y2 JP H0311649Y2
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air
blower
air chamber
chamber
opening
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【考案の詳細な説明】 〓産業上の利用分野〓 本考案は、クリーンルーム等の清浄な環境に維
持された空間への入口に設置するエアーシヤワー
装置に関する。
〓従来の技術〓 クリーンルーム、バイオクリーンルームといつ
た常に清浄な環境に維持された作業室への入口に
は、入室者の着衣に付着した塵埃や菌を除去する
ためのエアーシヤワー装置が設置されている。こ
のエアーシヤワー装置には、作業者が通らないと
きには、エアーカーテンを通路に形成し、外部の
汚染空気が作業室内に流入しないように構成した
ものがある。第3図は従来の装置の一例を示した
もので、従来の装置1には、空気浄化室2内に、
エアーシヤワー用としての送風機3とフイルタ
4、そしてエアーカーテン用としての第二の送風
機5と第二のフイルタ6が、それぞれ設置されて
いた。
〓考案が解決しようとする問題点〓 従来の装置は、エアーシヤワー用とエアーカー
テン用の用途にあわせて、それぞれ送風機とフイ
ルタを設置していた。ところが、エアーシヤワー
とエアーカーテンは同時に作用させる必要はな
く、エアーシヤワーとエアーカーテンを一台の送
風機及びフイルタで兼用できれば経済的であり、
機体をコンパクト化することもできる。
そこで、一台の送風機及びフイルタでエアーシ
ヤワーとエアーカーテンを兼用すると共に、エア
ーシヤワーとエアーカーテンとの切換えを簡易な
機構で行うよう構成したのが本考案装置である。
〓問題点を解決するための手段〓 本体ケース内を、側壁と天井部分にそれぞれ通
気口を開口した隔壁で、空気浄化室と通路に区画
し、該空気浄化室に、側壁部分の通気口を被うよ
うにしてエアーチヤンバーを設け、該エアーチヤ
ンバーに、送風量を高低二段に切り換えることが
できる送風機の吐気口を、濾過器を介して連接
し、また、該エアーチヤンバーの天井部分にあつ
て、隔壁の天井部分に設けた通気口から噴出する
気流の上流側に位置して、開口を設け、該開口
に、エアーチヤンバー内の圧力の高まりにより閉
じ、圧力低下によつて自重で開くダンパーを取付
けた。
〓作用〓 本考案エアーシヤワー装置は、清浄な環境に維
持された作業室の出入口に設置する。
作業者が出入りしない時は、本体ケース内の送
風機は、高低二段の送風量の内、低い送風量で運
転され、濾過器で清浄化されエアーチヤンバー内
に流入した空気は、エアーチヤンバー内の空気圧
が低く、ダンパーが自重で下つて開いているエア
ーチヤンバーの、天井部分の開口から流出し、通
路の天井部分から流下して、通路にエアーカーテ
ンを形成する。
通路に作業者が入ると、送風機は高い送風量の
運転に切り換えられ、エアーチヤンバー内に流入
した清浄空気によつて該エアーチヤンバー内の空
気圧は高まり、これによりダンパーは押圧され
て、エアーチヤンバーの天井部分の開口を塞ぐ。
エアーチヤンバー内の空気圧はますます高まり、
やがてノズルからエアーシヤワーとなつて通路に
流出し、作業者の着衣の表面にこのエアーシヤワ
ーは吹き付けられる。作業者が通路を通過すれ
ば、再び送風機は低い送風量に切り換えられ、エ
アーシヤワーを通路に形成して、作業室と外部と
を遮断する。
〓実施例〓 本考案エアーシヤワー装置11は、箱形の本体
ケース12の内部に、門形状の隔壁13を設け
て、該本体ケース12内を、中央部分を正面側か
ら背面側へと貫通する通路14と、該通路14の
両側に位置する空気浄化室15,16とに区画し
てあり、該通路14と該空気浄化室15,16と
は、前記隔壁13の、側壁部分17の中位と下
位、そし天井部分18のそれぞれに設けた通気口
19,20,21によつて連通してある。該空気
浄化室15,16には、隔壁13の側壁部分17
の通気口19を被うようにしてエアーチヤンバー
22が設けてあり、このエアーチヤンバー22を
形成する板体に、送風機23の吐気口24が接続
してある。該送風機23は、モータの回転数を毎
分約2800回転か、約1400回転のどちらかを選択す
ることにより、送風量を高低二段に切換えること
ができるものを使用してある。25は該送風機2
3の吸気口である。前記エアーチヤンバー22内
には濾過器26が設けてあり、前記送風機23に
よつて送り出された空気と清浄化する。また、該
エアーチヤンバー22の天井部分27には開口2
8が設けてあり、この開口28はダンパ29によ
り開閉するようにしてある。該ダンパ29の開閉
動作は、ダンパ29の自重で開口28を開き、エ
アーチヤンバー22内の圧力の高まりでダンパ2
9を押し上げ開口28を塞ぐものである。30,
30…はエアーシヤワー吹出し用のノズル、31
は靴底の汚れをとるゼラチンマツト、32はプレ
フイルターで、通路14の出入口には、それぞれ
扉33,34が設けてある。
次に、前記実施例に基づいて作用を説明する。
通路14に作業者が入つていない状態では、作
業室と外部とを遮断するためのエアーカーテンが
通路14に形成される。即ち、送風機23は低風
量運転がなされ、、吸気口25から吸引された空
気は吐気口24からエアーチヤンバー22内に、
濾過器26で清浄化されて送り込まれる。送風量
が低いのでエアーチヤンバー22内の圧力では自
重で下がつているダンパ29を押し上げることが
できず、エアーチヤンバー22内の清浄な空気は
開口28から流出して本体ケース12内の上部に
達し、送風機23の吸引力が通路14内に及ぶこ
とと、圧力のたかまりにより、通気口21から通
路14へと流下し、エアーカーテンを形成する。
通路内の空気は、通気口20を経て送風機23に
吸引され、循環する。
今、通路14に作業者が入り、操作パネル35
のボタンを操作してエアーシヤワー用に切換える
と、送風機23は高風量運転をする。エアーチヤ
ンバー22内に送り込まれる多量の清浄空気によ
りエアーチヤンバー22内の圧力は高まり、やが
てダンパ29を押し上げ開口28を塞ぐ、なおも
エアーチヤンバー22内に送風されることによ
り、清浄空気はノズル30,30,…から通路1
4へと吹き出され、作業者の着衣の表面に付着し
た塵埃や菌等を吹き飛ばす。通路14に吹き出さ
れた空気、及び塵埃等は、送風機23の吸引力で
通気口20を経て送風機23に吸引され、これを
繰り返えす。
作業者が通路から出れば送風機23は低風量運
転に戻り、前記の如くエアーカーテンを通路に形
成する。
〓考案の効果〓 本考案のエアーシヤワー装置は、本体ケース内
の空気浄化室に、エアーシヤワー吹き出し用の通
気口を被つてエアーチヤンバーを設け、このエア
ーチヤンバーの天井部分に、エアーシヤワー用の
通気口に通じる開口を設け、この開口に自重で開
き、エアーチヤンバー内の圧力で閉じるダンパー
を取付け、エアーチヤンバー内へは、高低二段に
送風量を切り換えることができる送風機で送風す
るように構成してあるので、簡易な機構で、しか
も一台の送風機でエアーシヤワーとエアーカーテ
ンの切換えを行うことができ、装置はコンパクト
に製作することができ、製造コストも低減できる
といつた有用な効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案エアーシヤワー装置の実施の一
例を示した一部縦断正面図、第2図は同縦断側面
図、第3図は従来の装置を示した一部縦断正面
図。 12……本体ケース、13……隔壁、14……
通路、15,16……空気浄化室、19,20,
21……通気口、22……エアーチヤンバー、2
3……送風機、26……濾過器、28……開口、
29……ダンパ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体ケース12内を、側壁部分17と天井部分
    18にそれぞれ通気口19,21を開口した隔壁
    13で、空気浄化室15,16と通路14に区画
    し、該空気浄化室15,16に、側壁部分17の
    通気口19を被うようにしてエアーチヤンバー2
    2を設け、該エアーチヤンバーに22に、送風量
    を高低二段に切り換えることができる送風機23
    の吐気口24を、濾過器26を介して連接し、ま
    た、該エアーチヤンバー22の天井部分27にあ
    つて、隔壁13の天井部分18に設けた通気口2
    1から噴出する気流の上流側に位置して、開口2
    8を設け、該開口28に、エアーチヤンバー22
    内の圧力の高まりにより閉じ、圧力低下によつて
    自重で開くダンパー29を取付けたエアーシヤワ
    ー装置。
JP13587586U 1986-09-04 1986-09-04 Expired JPH0311649Y2 (ja)

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JPS6343027U JPS6343027U (ja) 1988-03-22
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JPS6343027U (ja) 1988-03-22

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