JPH03115334A - 合成樹脂の回収方法及び回収装置 - Google Patents
合成樹脂の回収方法及び回収装置Info
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- JPH03115334A JPH03115334A JP1250486A JP25048689A JPH03115334A JP H03115334 A JPH03115334 A JP H03115334A JP 1250486 A JP1250486 A JP 1250486A JP 25048689 A JP25048689 A JP 25048689A JP H03115334 A JPH03115334 A JP H03115334A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/62—Plastics recycling; Rubber recycling
Landscapes
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は各種合成樹脂工業又は合成樹脂を用いる成型
工業等に用いられる合成樹脂の回収方法及び回収装置に
関するものである。
工業等に用いられる合成樹脂の回収方法及び回収装置に
関するものである。
[従来の技術]
従来合成樹脂による製品の不良製品、又は使用済みの合
成樹脂製品等は通常廃棄処分されている。
成樹脂製品等は通常廃棄処分されている。
[発明が解決しようとする課題]
しかし上記の廃棄処分された合成樹脂の不良製品又は使
用済製品等は、例えばポリスチロール、ポリエチレン、
ポリプロピレン等は腐食せず、廃棄場所に半永久的に残
るため公害をもたらす、この発明はこのような課題を解
決するためになされたもので、その目的は合成樹脂の不
良製品又は使用済み製品等から、合成樹脂を回収する回
収方法と、回収装置を提供することである。
用済製品等は、例えばポリスチロール、ポリエチレン、
ポリプロピレン等は腐食せず、廃棄場所に半永久的に残
るため公害をもたらす、この発明はこのような課題を解
決するためになされたもので、その目的は合成樹脂の不
良製品又は使用済み製品等から、合成樹脂を回収する回
収方法と、回収装置を提供することである。
[課題を解決するための手段]
上記の目的を達成するこの発明について、まず方法につ
いて述べると、それは、合成樹脂を有機溶剤に溶解させ
て溶液を形成し、該溶液を加熱し、濃縮させて濃縮液を
形成し、該濃縮液を、分離装置を用いて合成樹脂と溶剤
に分離させるごとを特徴とする、合成樹脂の回収方法で
ある。
いて述べると、それは、合成樹脂を有機溶剤に溶解させ
て溶液を形成し、該溶液を加熱し、濃縮させて濃縮液を
形成し、該濃縮液を、分離装置を用いて合成樹脂と溶剤
に分離させるごとを特徴とする、合成樹脂の回収方法で
ある。
又回収装置について述べるとそれは合成樹脂を有機溶剤
に溶解させる溶解装置;該溶解装置で形成された合成樹
脂の溶液を加熱して、!A縮させる濃縮装置;該濃縮装
置で形成された濃縮液を、合成樹脂と有機溶剤に分離さ
せる分離装置から成ることを特徴とする合成樹脂の回収
装置である。
に溶解させる溶解装置;該溶解装置で形成された合成樹
脂の溶液を加熱して、!A縮させる濃縮装置;該濃縮装
置で形成された濃縮液を、合成樹脂と有機溶剤に分離さ
せる分離装置から成ることを特徴とする合成樹脂の回収
装置である。
[実施例]
第1図において、1は溶解装置であり、−例としてコン
ベヤ2、溶解液の噴射ノズル3、ポンプ4から成る噴射
装置5、噴射室6、エヤカーテン装置7から成っている
。そしてコンベヤ2は一例としてステンレスネットコン
ベヤが用いられ、駆動プーリ8、従動プーリ9間に装架
させ、矢印A2方向に回動するようになっている。
ベヤ2、溶解液の噴射ノズル3、ポンプ4から成る噴射
装置5、噴射室6、エヤカーテン装置7から成っている
。そしてコンベヤ2は一例としてステンレスネットコン
ベヤが用いられ、駆動プーリ8、従動プーリ9間に装架
させ、矢印A2方向に回動するようになっている。
10は一例として発泡ポリスチロール等の回収用原料を
示す、そして前記噴射ノズル3は、溶剤のタンク11に
連通したポンプ4に連通させられている。前記タンク1
1にはトリクロルエタン、トリクロルエチレン、メチレ
ンクロライド等の塩素系有機溶剤が収容されており、−
例としてトリクロルエチレンが収容されている。なお上
記タンク11には上記のような塩素系有機溶剤だけでな
く通常の有機溶剤即ち二流化炭素、アセトン等が収容さ
れていてもよい、上記のように一例として塩素系有機溶
剤が使用される理由は火災の恐れが少いことによるもの
である。
示す、そして前記噴射ノズル3は、溶剤のタンク11に
連通したポンプ4に連通させられている。前記タンク1
1にはトリクロルエタン、トリクロルエチレン、メチレ
ンクロライド等の塩素系有機溶剤が収容されており、−
例としてトリクロルエチレンが収容されている。なお上
記タンク11には上記のような塩素系有機溶剤だけでな
く通常の有機溶剤即ち二流化炭素、アセトン等が収容さ
れていてもよい、上記のように一例として塩素系有機溶
剤が使用される理由は火災の恐れが少いことによるもの
である。
又12は噴射室6の底部、13は収集管である。前記原
料10は噴射ノズル3から噴射されるトリクロルエチレ
ンの噴射により溶解されて噴射室6の底部12から収集
管13を経て、濃縮装置14の濃縮槽15に流入させら
れる。16は濃縮槽15内に設けられているヒータであ
り、同ヒータ16により濃縮槽15内の合成樹脂の溶液
17を加熱して溶剤を気化させ、同溶液17を濃縮させ
る。
料10は噴射ノズル3から噴射されるトリクロルエチレ
ンの噴射により溶解されて噴射室6の底部12から収集
管13を経て、濃縮装置14の濃縮槽15に流入させら
れる。16は濃縮槽15内に設けられているヒータであ
り、同ヒータ16により濃縮槽15内の合成樹脂の溶液
17を加熱して溶剤を気化させ、同溶液17を濃縮させ
る。
18は液化用の熱交換器であり、ステンレス製であって
冷却機19に接続されている。又20は凝集装置である
。
冷却機19に接続されている。又20は凝集装置である
。
前記濃縮槽15で前記溶液17の沸点以上に、即ちトリ
クロルエチレンの場合40℃〜80’C程度にヒータ1
6により加熱されて、溶液17が気化し、そのガスは前
記熱交換器18において冷却され、そこにおいて液化し
、傾斜した′a集装置2o上に滴下し、タンク11に流
入させられる。これはアセトン、二流化炭素等も同様に
おこなわれる。
クロルエチレンの場合40℃〜80’C程度にヒータ1
6により加熱されて、溶液17が気化し、そのガスは前
記熱交換器18において冷却され、そこにおいて液化し
、傾斜した′a集装置2o上に滴下し、タンク11に流
入させられる。これはアセトン、二流化炭素等も同様に
おこなわれる。
次に21はオーバーフロー装置であって、濃縮槽I5に
おいてオーバーフローした溶液17が流出するように構
成されている。そしてこの流出する溶液17は合成樹脂
が濃縮された状態となっている。
おいてオーバーフローした溶液17が流出するように構
成されている。そしてこの流出する溶液17は合成樹脂
が濃縮された状態となっている。
又、このように濃縮が行われた際、上方程合成樹脂の濃
度が高く形成される。従ってこのオーバーフローにより
濃度の高い濃縮液が得られる。22は吸引用のポンプを
示す。
度が高く形成される。従ってこのオーバーフローにより
濃度の高い濃縮液が得られる。22は吸引用のポンプを
示す。
次に23は分離装置であり、合成樹脂と溶剤を分離させ
るようになっている。24は液槽であり、25は減圧室
で、同室25は吸引用の真空ポンプ26に接続されてい
る。27は多数の微細孔を有するノズルであり、その微
細孔は一例として5ミクロンに形成され、かつ−例とし
て250個が形成されている。
るようになっている。24は液槽であり、25は減圧室
で、同室25は吸引用の真空ポンプ26に接続されてい
る。27は多数の微細孔を有するノズルであり、その微
細孔は一例として5ミクロンに形成され、かつ−例とし
て250個が形成されている。
そして真空ポンプ26を作動させ、はぼ10トロ程度に
吸引すると減圧室25は減圧され、ノズル27から合成
樹脂の糸状体28が現れ、形成される。
吸引すると減圧室25は減圧され、ノズル27から合成
樹脂の糸状体28が現れ、形成される。
又その際溶剤は真空ポンプ26に吸引され、活性炭を用
いた吸着装置29に送入される。
いた吸着装置29に送入される。
30は耐酸ターボ送風機、31は吸入口を示す、又32
は収集用の皿、33は取出し用のドアを示す。
は収集用の皿、33は取出し用のドアを示す。
なお、この分離装置23は一例を示すもので、この他合
成樹脂と溶剤を分離する装置であれば適宜に変更して用
いても差支えなく、この発明はそれらをも含むものであ
る。
成樹脂と溶剤を分離する装置であれば適宜に変更して用
いても差支えなく、この発明はそれらをも含むものであ
る。
糸状体28は真空ポンプ26を停止し、ドア33を開い
て皿32を取り出し、分離装置23外に収り出される。
て皿32を取り出し、分離装置23外に収り出される。
そして同系状体28は時間の経過と共に固くなり、図示
しないクラッシャーにより原料が形成される0次に前記
吸着装置29は第2因に示すように形成されており、内
部に蛇管34が設けられている。35は活性炭である。
しないクラッシャーにより原料が形成される0次に前記
吸着装置29は第2因に示すように形成されており、内
部に蛇管34が設けられている。35は活性炭である。
次に36は蛇管34に接続する管路であり、これに三方
弁37が設けられており、この管路36は第1図に示す
冷却v&19及び加熱装置38に夫々分岐して連通させ
られている。
弁37が設けられており、この管路36は第1図に示す
冷却v&19及び加熱装置38に夫々分岐して連通させ
られている。
なお第1図において39は低圧インラインコンプレッサ
、40は気体の入口、41は同出口でこれらは夫々開閉
装置が設けられている。又蛇管34には熱、冷媒が、第
1図に示す冷却8M19により冷却させて循環させられ
、或は又三方弁37の操作により、加熱器!38により
加熱されて循環させられるようになっている。
、40は気体の入口、41は同出口でこれらは夫々開閉
装置が設けられている。又蛇管34には熱、冷媒が、第
1図に示す冷却8M19により冷却させて循環させられ
、或は又三方弁37の操作により、加熱器!38により
加熱されて循環させられるようになっている。
次に第1図において42は吸着装置29に供給される空
気、キャリヤエヤの加熱器であり、ここにおいてキャリ
ヤエヤが加熱され、キャリヤエヤの入口43から吸着袋
W29に供給されるようになっている。45はキャリヤ
エヤの排出通lδである0次に第3図において、46は
冷却装置であり、47はケーシング、48は蛇管であり
、冷凍機49に接続され、内部にフロン等の冷媒が循環
させられている。 50は一例としてステンレススチー
ルにより形成されたスチールウール製の、気体の接触す
る面積を増大させる接触部材である。
気、キャリヤエヤの加熱器であり、ここにおいてキャリ
ヤエヤが加熱され、キャリヤエヤの入口43から吸着袋
W29に供給されるようになっている。45はキャリヤ
エヤの排出通lδである0次に第3図において、46は
冷却装置であり、47はケーシング、48は蛇管であり
、冷凍機49に接続され、内部にフロン等の冷媒が循環
させられている。 50は一例としてステンレススチー
ルにより形成されたスチールウール製の、気体の接触す
る面積を増大させる接触部材である。
51はステンレススチール製パンチングプレートを示す
、又52はキャリヤエヤとガスとの混成気体の供給口で
ある。そして前記冷却装置46はほぼ一10℃程度に冷
却され、これによりトリクロルエチレンの殆どが液化回
収される0次に53は液面センサであり、第1図に示す
制御装置54に接続されている。なお前述の及び後述の
各種装置、各種動力装置等がこの制御装置54に接続さ
れて、シーケンスに従って作動するようになっているこ
とは勿論である。
、又52はキャリヤエヤとガスとの混成気体の供給口で
ある。そして前記冷却装置46はほぼ一10℃程度に冷
却され、これによりトリクロルエチレンの殆どが液化回
収される0次に53は液面センサであり、第1図に示す
制御装置54に接続されている。なお前述の及び後述の
各種装置、各種動力装置等がこの制御装置54に接続さ
れて、シーケンスに従って作動するようになっているこ
とは勿論である。
次に55は上部連通管、56は下部連通管、57は上部
弁、58は下部弁、59は真空ポンプ、60は液化装置
を示す、そして該液化装置60は第二冷凍機61に接続
されており、その冷却へラド62は一例として銅により
形成され、上記第二冷凍機61により一例として一90
℃に冷却されている。なおこの液化装置60は第二冷凍
機61により、目的とするガスをその凝固点以下に冷却
することができるようになっている。
弁、58は下部弁、59は真空ポンプ、60は液化装置
を示す、そして該液化装置60は第二冷凍機61に接続
されており、その冷却へラド62は一例として銅により
形成され、上記第二冷凍機61により一例として一90
℃に冷却されている。なおこの液化装置60は第二冷凍
機61により、目的とするガスをその凝固点以下に冷却
することができるようになっている。
63は冷却器、64は側壁であり、−例として同心円状
に設けられた多数の銅製円筒から成っている。そして該
円筒状の側壁64には第5図に示すように隣り合う側M
64において、互いに反対側に通口65を形成し、これ
により気体の通路が長くなるように形成されている。な
お同側壁64は又第6図に示すように渦巻状に形成して
もよい0次に第4図に示す66は底壁であり、液体の流
下口67が形成されている。
に設けられた多数の銅製円筒から成っている。そして該
円筒状の側壁64には第5図に示すように隣り合う側M
64において、互いに反対側に通口65を形成し、これ
により気体の通路が長くなるように形成されている。な
お同側壁64は又第6図に示すように渦巻状に形成して
もよい0次に第4図に示す66は底壁であり、液体の流
下口67が形成されている。
又68は加熱部材であり、−例として面状ヒータが用い
られ、同部材68は前記冷却ヘッド62に巻きつけられ
、前記制御装置54に接続されている。
られ、同部材68は前記冷却ヘッド62に巻きつけられ
、前記制御装置54に接続されている。
トリクロルエチレンと空気から成る混合気体は入口40
から吸着装置29に送入される。そしてその際吸着装置
29内の活性炭35は、蛇管34中を循環する、冷却機
19から供給される熱冷媒により、−例としてほぼ一5
°C〜−10℃に冷却されており、このため混合気体中
のトリクロルエチレンは効果的に、活性炭35に吸着さ
れる。そしてこの吸着は一例としてほぼ15分間行われ
る。
から吸着装置29に送入される。そしてその際吸着装置
29内の活性炭35は、蛇管34中を循環する、冷却機
19から供給される熱冷媒により、−例としてほぼ一5
°C〜−10℃に冷却されており、このため混合気体中
のトリクロルエチレンは効果的に、活性炭35に吸着さ
れる。そしてこの吸着は一例としてほぼ15分間行われ
る。
なおこの吸着時間の長短は入口40に設けた図示しない
ガス濃度センサにより制御装置54により判断され、実
施される。なお溶剤がアセトン等の通常の溶剤の際もこ
の温度はほぼ同一でよい。
ガス濃度センサにより制御装置54により判断され、実
施される。なお溶剤がアセトン等の通常の溶剤の際もこ
の温度はほぼ同一でよい。
次に前記入口40及び出口41が閉止され、それと共に
前記三方弁37が切替えられ、前記蛇管34には加熱装
置38からの加熱された熱冷媒が供給され、前記活性炭
35は一例として120°Cに加熱される。
前記三方弁37が切替えられ、前記蛇管34には加熱装
置38からの加熱された熱冷媒が供給され、前記活性炭
35は一例として120°Cに加熱される。
又それと共に真空ポンプ69が作動し、前記吸着装置2
9内は一例として10トロ程度の亜真空状態になる。そ
して、この状態において前記キャリヤエヤの入口43か
ら加熱器42を経て、−例としてほぼ120℃に加熱さ
れたキャリヤエヤが供給される、この場合活性炭35は
トリクロルエチレンを脱着し、脱着されたトリクロルエ
チレンはキャリヤエヤにより運ばれ、冷却装置46に供
給される。そしてこれらの制御は制御装置54によって
行われる。
9内は一例として10トロ程度の亜真空状態になる。そ
して、この状態において前記キャリヤエヤの入口43か
ら加熱器42を経て、−例としてほぼ120℃に加熱さ
れたキャリヤエヤが供給される、この場合活性炭35は
トリクロルエチレンを脱着し、脱着されたトリクロルエ
チレンはキャリヤエヤにより運ばれ、冷却装置46に供
給される。そしてこれらの制御は制御装置54によって
行われる。
なお第1図において前記耐酸ターボ送風v130は図示
のように外部からもエヤを採り入れることができ、これ
により図示しない装置全体のハウジングから溶剤のガス
を洩出させないようになっている。
のように外部からもエヤを採り入れることができ、これ
により図示しない装置全体のハウジングから溶剤のガス
を洩出させないようになっている。
次に、トリクロルエチレンを含有するキャリヤエヤは第
3図に示す冷却装置46の供給口52から供給される。
3図に示す冷却装置46の供給口52から供給される。
この場合前記真空ポンプ59は作動させられており、こ
れにより吸引されている。
れにより吸引されている。
そして冷却装置46内は一例としてトリクロルエチレン
の沸点以下の温度である0℃程度に保たれており、この
ため混合気体中のトリクロルエチレンは蛇管48及び接
触部材50に接触し、冷却されて液化し、ケーシング4
7の底部に滴下し、そこにトリクロルエチレン液として
溜められる。そして同トリクロルエチレン液がセンサ5
3に達すると前記制御装置54からの出力により上部弁
57は閉止し、下部弁58が開放し、前記トリクロルエ
チレン液は下部連通管56を通り液化装置60の下部に
入り、そこに溜められる。なおこの部分で大気中の湿気
として入った水を比重により分離するようになっている
。
の沸点以下の温度である0℃程度に保たれており、この
ため混合気体中のトリクロルエチレンは蛇管48及び接
触部材50に接触し、冷却されて液化し、ケーシング4
7の底部に滴下し、そこにトリクロルエチレン液として
溜められる。そして同トリクロルエチレン液がセンサ5
3に達すると前記制御装置54からの出力により上部弁
57は閉止し、下部弁58が開放し、前記トリクロルエ
チレン液は下部連通管56を通り液化装置60の下部に
入り、そこに溜められる。なおこの部分で大気中の湿気
として入った水を比重により分離するようになっている
。
なお冷却装置46は、その入口においては一例としてほ
ぼ40万P、P、M程度であったものが、その出口にお
いては一例としてほぼ2万P、P、Mとなっている。
ぼ40万P、P、M程度であったものが、その出口にお
いては一例としてほぼ2万P、P、Mとなっている。
次に前記冷却装置46内の混合気体は真空ポンプ59に
より液化装置60に送入され、そこにおいて−例として
一90℃に冷却され、側壁64、加熱部材68上等に凝
固する。この凝固のための作動時間は一例として15分
程度である。なおトリクロルエチレンを失った清浄空気
は再び吸着装置29に送られるようになっている。(図
示省略)そして、前記凝固したトリクロルエチレンは、
加熱部材68により前記液化装置60を、トリクロルエ
チレンの沸点以下の温度、−例として、0゛Cにするこ
とにより凝固していたトリクロルエチレンは液化し、流
下口67から流下し、回収され、前記タンク11に送ら
れる。なお上記の説明は一例として塩素系有機溶剤とし
ての1〜リクロルエチレンについて行ったが、アセトン
、二流化炭素等の、通常の有機溶剤の場合は火災に注意
して適宜温度によりほぼ同様工程で行われる。
より液化装置60に送入され、そこにおいて−例として
一90℃に冷却され、側壁64、加熱部材68上等に凝
固する。この凝固のための作動時間は一例として15分
程度である。なおトリクロルエチレンを失った清浄空気
は再び吸着装置29に送られるようになっている。(図
示省略)そして、前記凝固したトリクロルエチレンは、
加熱部材68により前記液化装置60を、トリクロルエ
チレンの沸点以下の温度、−例として、0゛Cにするこ
とにより凝固していたトリクロルエチレンは液化し、流
下口67から流下し、回収され、前記タンク11に送ら
れる。なお上記の説明は一例として塩素系有機溶剤とし
ての1〜リクロルエチレンについて行ったが、アセトン
、二流化炭素等の、通常の有機溶剤の場合は火災に注意
して適宜温度によりほぼ同様工程で行われる。
又、この発明の目的は前記のように使用済み合成樹脂製
品、及び合成樹脂の不良製品等から、合成樹脂を回収す
ることであるが、その他の一例として、鋳物鋳造の際に
、シェル中子の周囲に発泡ポルスチロールにより消失性
模型を形成し、その模型が不良であった際にこの方法を
用いることにより、そのシェル中子を回収することがで
きる。又ポリスチロールも回収できるのである。
品、及び合成樹脂の不良製品等から、合成樹脂を回収す
ることであるが、その他の一例として、鋳物鋳造の際に
、シェル中子の周囲に発泡ポルスチロールにより消失性
模型を形成し、その模型が不良であった際にこの方法を
用いることにより、そのシェル中子を回収することがで
きる。又ポリスチロールも回収できるのである。
[発明の効果]
この発明は前記のように構成され、合成樹脂を有機溶剤
に溶解させて溶液を形成し、該溶液を加熱し、濃縮させ
て濃縮液を形成し、該濃縮液を分離装置を用いて、合成
樹脂と溶剤に分離させることにより、合成樹脂製品を、
従来のように廃棄処分することなく、これを回収して、
再び原料として使用することがってきる。又回収する装
置を提供することができる。
に溶解させて溶液を形成し、該溶液を加熱し、濃縮させ
て濃縮液を形成し、該濃縮液を分離装置を用いて、合成
樹脂と溶剤に分離させることにより、合成樹脂製品を、
従来のように廃棄処分することなく、これを回収して、
再び原料として使用することがってきる。又回収する装
置を提供することができる。
第1図〜第5図はこの発明の実施例を示し、第1図は合
成樹脂の回収方法の概略を示す図、第2図は第1図の部
分の詳細図、第3図は第1図の、他の部分の詳細図、第
4図は第3図の部分の拡大詳細図、第5図は第4図の横
断面図、第6図はこの発明の他の実施例を示す第5図に
相当する図である。 1・・・溶解装置 14・・・濃縮装置 23・・・分離装置
成樹脂の回収方法の概略を示す図、第2図は第1図の部
分の詳細図、第3図は第1図の、他の部分の詳細図、第
4図は第3図の部分の拡大詳細図、第5図は第4図の横
断面図、第6図はこの発明の他の実施例を示す第5図に
相当する図である。 1・・・溶解装置 14・・・濃縮装置 23・・・分離装置
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、合成樹脂を有機溶剤に溶解させて溶液を形成し、該
溶液を加熱し、濃縮させて濃縮液を形成し、該濃縮液を
、分離装置を用いて合成樹脂と溶剤に分離させることを
特徴とする、合成樹脂の回収方法。 2、合成樹脂を有機溶剤に溶解させる溶解装置;該溶解
装置で形成された合成樹脂の溶液を加熱して濃縮させる
濃縮装置;該濃縮装置で形成された濃縮液を、合成樹脂
と有機溶剤に分離させる分離装置から成ることを特徴と
する合成樹脂の回収装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1250486A JPH06104755B2 (ja) | 1989-09-28 | 1989-09-28 | 合成樹脂の回収方法及び回収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1250486A JPH06104755B2 (ja) | 1989-09-28 | 1989-09-28 | 合成樹脂の回収方法及び回収装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03115334A true JPH03115334A (ja) | 1991-05-16 |
JPH06104755B2 JPH06104755B2 (ja) | 1994-12-21 |
Family
ID=17208578
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1250486A Expired - Lifetime JPH06104755B2 (ja) | 1989-09-28 | 1989-09-28 | 合成樹脂の回収方法及び回収装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06104755B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0632938A (ja) * | 1992-07-14 | 1994-02-08 | Nippon Plant Gijutsu Kk | スチレン系合成樹脂からなるプラスチック廃棄物の改良リサイクル法 |
JPH0797475A (ja) * | 1993-08-06 | 1995-04-11 | Ube Cycon Ltd | 発泡スチロール廃材の処理法 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52141856A (en) * | 1976-05-21 | 1977-11-26 | Toyobo Co Ltd | Method of revovery of polyvinyl alcohol |
JPS5586501A (en) * | 1978-12-25 | 1980-06-30 | Takasago Thermal Eng Co Lts | Method for atomization of high viscous fluid |
JPS60161440A (ja) * | 1984-01-31 | 1985-08-23 | Human Ind Corp | 樹脂の再生方法 |
JPS60212433A (ja) * | 1984-04-06 | 1985-10-24 | Nissan Motor Co Ltd | 合成樹脂液の回収処理方法 |
JPS63267402A (ja) * | 1987-04-27 | 1988-11-04 | Oogawara Kakoki Kk | 真空乾燥方法および装置 |
-
1989
- 1989-09-28 JP JP1250486A patent/JPH06104755B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52141856A (en) * | 1976-05-21 | 1977-11-26 | Toyobo Co Ltd | Method of revovery of polyvinyl alcohol |
JPS5586501A (en) * | 1978-12-25 | 1980-06-30 | Takasago Thermal Eng Co Lts | Method for atomization of high viscous fluid |
JPS60161440A (ja) * | 1984-01-31 | 1985-08-23 | Human Ind Corp | 樹脂の再生方法 |
JPS60212433A (ja) * | 1984-04-06 | 1985-10-24 | Nissan Motor Co Ltd | 合成樹脂液の回収処理方法 |
JPS63267402A (ja) * | 1987-04-27 | 1988-11-04 | Oogawara Kakoki Kk | 真空乾燥方法および装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0632938A (ja) * | 1992-07-14 | 1994-02-08 | Nippon Plant Gijutsu Kk | スチレン系合成樹脂からなるプラスチック廃棄物の改良リサイクル法 |
JPH0797475A (ja) * | 1993-08-06 | 1995-04-11 | Ube Cycon Ltd | 発泡スチロール廃材の処理法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06104755B2 (ja) | 1994-12-21 |
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