JPH03115223A - 癌転移阻害剤 - Google Patents

癌転移阻害剤

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JPH03115223A
JPH03115223A JP25354189A JP25354189A JPH03115223A JP H03115223 A JPH03115223 A JP H03115223A JP 25354189 A JP25354189 A JP 25354189A JP 25354189 A JP25354189 A JP 25354189A JP H03115223 A JPH03115223 A JP H03115223A
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prepared
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cancer metastasis
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Genji Imokawa
玄爾 芋川
Shinji Yamada
山田 真二
Akira Kawamata
章 川俣
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、糖脂質誘導体を含有する安全性の高い癌転移
阻害剤に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕癌の転
移とくに血行性転移においては、癌細胞が原発巣から遊
離し血管に侵入する浸潤の段階、さらに標的器官の血管
内皮細胞膜や細胞間マトリックスへの着床段階、そして
血管外に出てからの増殖段階の3段階より転移が完成す
ることが知られ、転移の抑制はこのいずれか・の段階を
抑制することにより可能と考えられている。近年自然発
生転移の実験モデルがかなり確立され、なかでも癌細胞
が血管に侵入したのち原発巣以外の組織で増殖を開始し
転移が完成するまでを定量的に評価できる系が出現する
におよんで、高転移クローンと低転移クローンの生物学
的性状の違いや転移形成過程の各段階における腫瘍細胞
側、宿主細胞側の因子が明らかになってきている。即ち
、高転移クローンでは一般にコンカナバリンA結合性糖
タンパクが少なく、N−アセチルガラクトサミンが細胞
表面に露出し大豆アグルチニン(SB^)への高結合性
や小麦胚アグルチニン(WGA)高感受性を示すなど、
癌細胞膜糖蛋白における糖鎖構造の違いがかなり明確に
示されている。またマウス腫瘍系では皮下腫瘍からの自
然発生転移は腫瘍細胞膜表面のガラクトース、N−アセ
チルガラクトサ、ミン基に結合しているシアル酸量と相
関が示され、T細胞ハイブリドーマ(T−cell h
ybridoma)でもノイラミニダーゼで細胞表面の
シアル酸を除去することにより、細胞がより高転移性に
変化することが報告されている。また一般には高転移性
癌細胞では細胞表面の負電荷が高いことや、シアル酸が
糖鎖末端に多数添加されやすいような多分岐型糖鎖構造
が多く、またこれら多分岐型糖鎖構造の合成に係わるト
ランスフェラーゼも特異的に誘導されていることが知ら
れている。これらの糖鎖構造の特異性と高転移性の関連
は主として血管内に侵入した癌細胞が標的器官の血管内
皮細胞膜や細胞間マトリックスへの着床段階での相互作
用のし易さや、またある種の糖鎖構造が宿主の免疫のタ
ーゲッテングに重要な役割をにない、とくに転移形成に
抑制的に作用することが知られているNに細胞等の標的
糖鎖構造はやはり高転移性癌細胞上には欠落しているこ
とが知られ、シアル酸による被覆作用もあいまって、N
に細胞の認識排除を避けることにより、高転移性を獲得
していると考えられている。
以上のように癌の転移のメカニズムに関しては、種々の
知見が得られてきてはいるものの、癌の転移を有効に阻
害する薬剤は未だ見出されていないのが現状である。
従って、本発明の目的は安全性の高い癌転移阻害剤を提
供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、上述の如く癌細胞表面のシアル酸が、転
移形成の種々の段階に深く関わっている事実より、癌細
胞の転移抑制について鋭意研究を行った結果、アミド化
合物にシアル酸を付与した特定の糖脂質誘導体が優れた
癌転移阻害剤作用を有する事を見出し、本発明を完成し
た。
すなわち本発明は次の式(I) 以下余白 C+5)lss口CH2 Cl0)1 0H(1) で表わされる糖脂質誘導体を含有することを特徴とする
癌転移阻害剤を提供するものである。
本発明に用いる脂質誘導体(1)は例えば、公知の方法
[Pol、 J、 Chem、、 52.1059 (
1978)、同52、1283 (1978)、特開昭
54−117421号、同54−144308号、同5
4−147937号、同63−216852号、同64
−31752号、同64−79195号〕に従って、グ
リシジルエーテルとエタノールアミンとから得られる化
合物(n)のアミノ基のみを選択的にアシル化して化合
物(III)となし、次いで水酸基保護のため化合物(
rV)を経て化合物(V)とし、この化合物(V)をグ
リコジル化することにより製造される。
〔式中、phはフェニル基を、Btはエチル基を、AC
はアセチル基を、Meはメチル基を示す〕次に糖脂質誘
導体(I)の癌転移抑制作用及び安全性について説明す
る。
(1)癌転移抑制作用 B57BL系雄性6週令のマウスに糖脂質誘導体(1)
を0.1%又は1.0%となるように16.7%ジメチ
ルスルホキシド(DMSO)含有生理食塩液に懸濁し、
1日2回300μlを腹腔内投与した。対照群には糖脂
質誘導体(I)を含まない以外は、上記同様の生理食塩
液を同様に腹腔内投与した。3日後、投与終了後B−1
6P〜10細胞lXl0’個を尾静脈から注入して移植
した。翌日さらに2回糖脂質誘導体(Nを同様に腹腔内
最終投与し、14日白心マウスを殺して肺に転移し、コ
ロニーを形成している肺転移巣の数を測定した。結果を
第1表に示す。
以下余白 第1表 1):平均±so  本:p< o。01で有意差あり
(2)急性毒性試験 糖脂質誘導体(I)のマウス腹腔内投与による急性毒性
試験を行った。その結果、体重1 kg当り1、5gを
投与しても死亡例は見られず、糖脂質誘導体(1)のL
Ds。は1.5g/ kgを超える値であることが判明
した。
以上の結果より、糖脂質誘導体(1)は優れた癌転移抑
制作用を有するとともに極めて安全性の高いものである
本発明癌転移阻害剤における式(1)で示される糖脂質
誘導体の作用機構の詳細は完全には解明されていないが
、該誘導体(1)が癌細胞表面のシアル酸含有複合糖質
受容体もしくは、血管壁の基底膜受容体を被覆するか、
正常細胞に対して、これらと競合した相互作用をするこ
とによって、癌細胞の転移能を失わせるためと思われる
糖脂質誘導体(I)を癌転移阻害剤として使用する場合
、その投与量は患者の・体重、年令、性別、投与方法、
体調、病状等により異なるが、経口投与の場合は1日に
100〜500mg、非経口投与の場合は1日に2〜1
00111g程度が適当である。
本発明の癌転移阻害剤は、通常の方法で錠剤、顆粒剤、
散剤、カプセル剤、懸濁剤、注射剤、串刺等の種々の剤
形とすることができる。固型製剤を製造するには、糖脂
質誘導体H)に賦形剤、更に必要に応じて結合剤、崩壊
剤、滑沢剤、着色剤、矯味矯臭剤、増量剤、被覆剤、糖
衣剤などを加えた後、常法により錠剤、顆粒剤、散剤、
カプセル剤、串刺等とすることが好ましい。注射剤を調
製する場合は、糖脂質誘導体(I)を注射用蒸留水等の
水性担体にあらかじめ溶解、分散、乳化等するか、また
は注射用の粉末にして、用事に溶解等すればよい。注射
剤の投与方法としては、静脈内投与、動脈内投与、門脈
内投与、腹腔的投与、筋肉内投与、皮下投与、腫瘍内投
与が挙げられる。
本発明の癌転移阻害剤は、必要により更に一般の抗癌剤
、抗炎症剤、抗生物質、止血剤、消化性潰瘍治療剤等を
含有せしめて投・与することもできる。
〔実施例〕
次に、製造例を挙げて本発明をさらに詳細に説明するが
、本発明はこれらに限定されるものではない。
製造例1 糖脂質誘導体(1)の合成:a)N−(3−
ヘキサデシロキシ−2−ヒドロキシプロピル)−N−2
−ヒドロキシエチルへキサデカナミド〔式(III)の
化合物〕の合成;攪拌装置、滴下漏斗、温度計、還流冷
却器及び窒素導入管を備えた51容4ツロフラスコにエ
タノールアミン1637g(26,8mo i )及び
エタノール327g (7,11mo l )を入れN
2雰囲気下で80℃に加熱攪拌しつつ、これにヘキサデ
シルグリシジルエーテル400g (1,34mo I
!、)を3時間かけて滴下した。滴下終了後、更に同条
件下30分間加熱攪拌したのち、蒸留装置をとりつけエ
タノール及び未反応のエタノールアミンを減圧下に留去
(79〜b 酸化カリウム3.76g (0,067mo 1 )7
を加え、80℃/ 20 Torrで加熱攪拌しつつ、
これにヘキザデカン酸メチル362.3g (1,34
mo A’ )を3時間かけて滴下した。滴下終了後更
に同条件下1時間加熱攪拌することにより、淡黄色の粗
生成物801gを得た。
これをヘキサンから1回、エタノールから2回再結晶す
ることにより無色粉末の目的化合物(I)649gを得
た(収率81%)。
融点=74〜76℃ IR(c「’)  : 3320(br)、 2924.2B52.1616.
146B、 1112゜062 ’H−NMR: 0.86(68,t)、 1.0〜1.6(541(、
m)、 2.2〜2.5(2H,m) 、 3.2〜4
.1 (13H,m)元素分析 計算値(%)  C;74,31 H;1.2.64 
N;2.34実測値(%)  C;74.12 )1;
12.70 N;2.23b)N−(3−ヘキサデシロ
キシ−2−ヒドロキシプロピル)−N−2−)リフェニ
ルメトキシエチルへキサデカナミド〔式(IV)・の化
合物〕の合成: 攪拌装置、滴下漏斗、還流冷却器及び窒素導入管を備え
た500mj!容4ツロフラスコ中、工程a)で得うれ
たN−(3−ヘキサデシロキシ−2−ヒドロキシプロピ
ル)−N−2−ヒドロキシエチルへキサデカナミド(I
II) 59.81g(0,1moff) 、塩化トリ
フェニルメチル28.73g (0,lo1moβ)及
び無水ジクロロメタン300m1を窒素気流下、攪拌混
合した。これにピリジン8.70g (0,11,mo
 12 )の無水ジクロロメタン50mj!溶液を約5
分間かけて滴下し、40℃で6時間加熱還流した。反応
終了後放冷し、析出したピリジン塩酸塩を濾別し、濾液
を100−の水で4回洗浄し、無水硫酸す) IJウム
で乾燃後溶媒を留去して、無色ワックス状の粗生成物7
7、 l1gを得た。これをシリカゲルフラッシュカラ
ムクロマトグラフィー(シリカゲル:23o〜400メ
ツシユ、1kg、展開溶媒;ジクロロメタン/酢酸エチ
ル=19/1)にて精製して、無色ワックス状固体の目
的化合物59.37gを得た(収率70.7%)。
融点=46〜47℃ IR(KBr、cm−’)  : 3412、3058.3028.2926.2g54.
1653.16261473、1452.1083.7
05’H−NMR(CDCj! 3.δ):1、86 
(6N、 t) 、 1.0〜1.6 (54N、 m
)、 2.2〜2.5(2H,n+)、 3.2〜4.
1(12)1.m)、 7.2〜7.5(15)1.m
) c)N−(2−アセトキシ−3−ヘキサデシロキシプロ
ピル)−N−2−ヒドロキシエチルへキサデカナミド〔
式(V)の化合物〕の合成:攪拌装置、滴下漏斗、還流
冷却器、温度計及び窒素導入管を備えた30m1容4ツ
ロフラスコに工程b)で得られたN−(3−ヘキサデシ
ロキシ−2−ヒドロキシプロピル)−N−2−トリフェ
ニルメトキシエチルヘキサテ゛カナミド500 mg 
(0,595mmojりを無水ジクロロメタン10−に
溶解した。
これにピリジン4mJ2.次いで無水酢酸2−を30分
かけて滴下し、室温下で8時間攪拌した。反応終了後、
2規定塩酸、次いで水・で洗い、芒硝で乾燥後、溶媒留
去し、シリカゲルプレバラティブ薄層クロマトグラフィ
ーで精製して、N−(2−アセトキシ−3−ヘキサデシ
ロキシプロピル)−N−2−トリフェニルメトキシエチ
ルヘキサテ゛カナミド520 rngを得た。この化合
物105mg(0,119m+nof )を10−20
.フラスコ中、無水ジクロロメタン2rnlに溶解し、
室温、窒素雲囲気下に塩化ジエチルアルミニウム17%
ヘキサン溶液0、6ml! (0,595mmo 1 
)を加え40分間攪拌後、5%重曹水を加えて反応を止
めた。生成した白色不溶物をセライトを用いて濾別後、
水洗し芒硝で乾燥後溶媒留去し、シリカゲルプレバラテ
ィブ薄層クロマトグラフィーで精製して、無色結晶の目
的化合物73mg(収率95%)を得た。
融点:59.5〜60.0℃ IR(ν□1.。m−1)。
3514、 2920. 2854. 1?13. 1
641. 1473. 13B6゜1275、 122
4. 1206゜1145. 1077、 10105
0H−N (δ、CDCl、): 0.88(6)1.t)、  1.2〜1.8(54H
,m>、  2.07(311,s)。
2.38(2tl、m)、  3J〜3.9(1,1)
1.m)、  5.1〜5.3(It(、m) d)N−(2−アセトキシ−3−ヘキサデシロキシプロ
ピル)−N−[2−0−(メチル5−アセタミド−3,
5−ジデオキシ−α−D−グリセローβ−D−ガラクト
−2−ノヌロピラノソネート)エチル〕ヘキサデカナミ
ドの合成: 攪拌装置、還流冷却器、温度計及び窒素導入管を備えた
50−4ツロフラスコ中、工程C)により調製したN−
(2−アセトキシ−3−ヘキサデシロキシプロピル)−
N−2−ヒドロキシエチルへキサデカナミド2.86g
 (4,48mmoβ)及び公知の方法(ヘミッシエ・
ベリヒテ、1966年刊、99巻、611ページならび
にケミカル・アンド・ファーマシューティカル・プリテ
ン、1986年刊。
34巻、2725ページ)により調製した2−デオキシ
−2−クロロ−4,7,8,9−テトラ−0−アセチル
−N−アセチルノイラミン酸メチルエステル1゜90g
(3,73mmoi! )を無水ジクロロメタン5.O
mj!及び無水トルエン5. Ordの混合溶媒に溶解
し、室温、窒素気流下に粉末無水硫酸カルシウム2.0
gを加え30分攪拌した。ここに粉末炭酸銀1.54g
 (5,60mmo 1 )を加え、室温下さらニ3,
5時間攪拌ののち、不溶物を濾別し、濾液を減圧下に濃
縮してから、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(シ
リカゲル;230〜400メツシュ300g、展開溶媒
;酢酸エチル/ヘキサン−3/1)で精製し、無色油状
の目的化合物3.06gを得た(収率73.7%)。
以下余白 0Ac IR(液膜、  cm−’ )  : 3220、 1749. 1662. 1224. 1
131. 1044H−N1044H−N 、、δ): 0、879 (OH,t、 J=6.59tlz) 、
 1゜257 (5叶、S)。
1.569(4)1.m)、  1.881(3)1.
s、HNAc)、  2゜025゜2.040. 2.
049. 2.060. 2.121. 2.139.
 2.156(15H,each s、0Ac)、  
2J4(2tl、m)、  2.564(18゜dd、
  J=5.1  and  13.7Hz、  3’
−Heq)、  3.409〜4.16(13H,m)
、  3.778(3H,s、CO口Me)、  4.
259 (IH。
m、9’−H)、  4.86(IH,m、CHO^c
)、  5.08〜8.41(4tl、 m、  4’
 −)1. 7’ −H,8’ −H,NH八へ)元素
分析 計算値(%’)  C;63.64. H;9.41.
 N;2.52実測値(%)  C;63,58. )
l;9.41. N;2.34e)N−(3−ヘキサデ
シロキシ−2−ヒドロキシプロピル) −N −[2−
0−(5−アセタミド−3,5−ジデオキシ−α−D−
グリセローβ−D−ガラクトー2−ノヌロビラノシル)
エチル〕へキサデカナミド〔糖脂質誘導体(I)〕の合
成:攪拌装置、滴下漏斗、還流冷却器、温度計及び窒素
導入管を備えた2 00rrte4ツロフラスコ中、上
記工程d)により調製したN−(2−アセトキシ−3−
ヘキザデシロキシブロピル)−N−C2−0−(メチル
5−アセタミド−3,5−ジデオキシ−α−D−グリセ
ローβ−D−ガラク)−2ノヌロビラノソネート)エチ
ル〕ヘキサテ°カナミド2.10g(1,89mmoi
)を無水ピリジン30m1に溶解し、ヨウ化リチウム1
.50g(11,2mmoりを加えて窒素気流下に4時
間加熱還流した。反応液にクロロホルムを加え2規定塩
酸、水の順でクロロホルム溶液を洗浄、分液後、無水硫
酸ナトリウム上で乾燥した。溶媒を留去して得られた淡
黄色油状物を無水ジクロロメタン100mj’に溶解し
、室温、窒素気流下に28%ナトリウムメトキシド−メ
タノール溶液2.2g (11,4mmo 1 )を滴
下し、3時間攪拌した。次いで反応液をアンバーリス)
1510gと3時間攪拌することによって中和後、固形
物を濾別した。濾液を濃縮後、シ1リカゲルカラムクロ
マトグラフィー(シリカゲル;230〜400メツシユ
 150g、展開溶媒クロロホルム/メタノール/水=
100/40/l)で精製し、無色粉末の目的化合物(
1) 1.209gを得た(収率75.7%)。
以下余白 i 融点=202℃(分解) IR(KBr、cm−’)  : 3388、1620.1122.1077、1032’
 )l−NMR(DMSO−dg/D、0=100/1
.35℃、δ):0、816(6H,br、 s)、 
1.212(5011,br、 s)、 1.46(4
H,br、s)、 1.808 and 1.922(
311,each s。
N)IAc)、 2.30(2H,m)、 2.69(
LH,m、3eq−1t)。
3.23〜3.83 (18ft、 m>元素分析 計算値(%)  C;64,83. It;10,43
. N;3.]、5実測値(%)  C;64,83.
 tl;10.50. N;302〔発明の効果〕 本発明癌転移阻害剤は、このような作用を有する糖脂質
誘導体(I)を含有するものであるため。
人間並びに動物の悪性腫瘍の遠隔転移予防に効果的に使
用することができ、またきわめて安全である。従って、
担癌患者に長期にわたって、内服させることはもちろん
のこと、外・利手術における術後の癌転移予防にも効果
的に使用することができる。
以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、次の式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) で表わされる糖脂質誘導体を含有することを特徴とする
    癌転移阻害剤。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5446027A (en) * 1992-11-02 1995-08-29 Kao Corporation Amide derivative and external skin care preparation containing the same
CN104031097A (zh) * 2013-03-04 2014-09-10 沈阳药科大学 一种含有唾液酸基团的脂质衍生物及其应用

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