JPH03115001A - カラーと蓋を備える袋容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、蓋付き容器、詳しくは、可撓性の材料で造ら
れており、密閉下端部と開放上端部とを有するバッグと
、比較的堅い材料で造られており、前記バッグの上端部
周りに設けられたつばと、前記バッグを閉じて密閉する
ために、つばの上に重ねられる蓋とを有する容器に関す
る。

〔従来の技術〕

従来、この種の容器としては、ドイツ実用新案筒８２０
５２９２号により知られている。この容器は、液体を入
れるべく底部閉鎖型のバッグを有し、そのバッグは、上
方へ回転する袋状の蓋を有しており、そのバッグに、容
器の蓋が固定できるように構成されていて、その蓋には
、液体を注ぐ口が取付けられている。

さらに、枠に引掛ける単なる可撓性バッグ状の容器も周
知である。この場合、環状のっぽが、枠に取付けられて
おり、その枠に、バッグの上方のリムを引掛ける構造で
あり、必要に応じて、その上方のリムはリングのような
もので補強されている。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、廃物処理用の容器としては、上述の底部
閉鎖型バッグは、不適当である。廃物処理には、できる
限り大きい蓋が必要である。

その大きな蓋により、廃物の収集物を容易に投げ入れる
ことが可能となる。さらに、バッグが一杯になった時、
衛生的に且つ危険を伴なうことなく廃物と一緒に容器を
移動できることも必要である。

第２番に述べた従来のバッグの場合、折り曲げ可能なリ
ムを上方に引き上げ、そして、そのリムを留め金具やコ
ードで密閉した後にバッグを移動する。このような処置
過程においては、廃物から出る発散気体が圧縮され、サ
ービス職員がその発散気体を吸い込む危険性がある０通
常危険ではないが、汚染された廃物または臭いの強い廃
物等の場合には、衛生上の問題に発展する場合がある。

従って、本発明の目的は、問題のある廃物、すなわち、
汚染された廃物または臭いの強い廃物をも収集可能であ
り且つ、バッグが一杯になった時に、衛生的に且つ安全
に移動可能な蓋付き容器を提供することにある。

【課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するため、本発明による蓋付き容器は、
（１）容器のっぽの周囲に蓋の支持手段を有し、前記蓋
を容易に取りはずしたり、あるいは、前記容器のっぽに
はめ込んだり、あるいは、前記容器のっぽの上に重ねる
ことも可能であり、（２）例えば７字型の係合手段が、
支持手段の下に備えられており、その係合手段が前記蓋
の係合手段とかみ合って、容器のっぽに蓋を密閉するこ
とができることを特徴とする。

〔作用および効果〕

従って、汚染された廃物などを収集でき、且つ安全に、
衛生的に処理することができる。

〔その他の特徴〕

基本手段に関しては、上述のように、本発明による容器
では、次のような特別な操作方法が可能である。

この容器を枠に取付けることが可能である。

例えば、容器の堅いつばとかみ合う金輪を枠側に取付け
る。蓋を容器のっぽに、ゆるく重ねることが可能であり
、あるいは、必要な場合には、蝶番や曲げやすい帯金あ
るいはそれに類似する手段によってこのつばに蓋を取付
けることも可能である。この容器の廃物を処理する場合
、蓋を持ち上げてから、降ろし、前記つばの上に重ねる
だけでよい。

上述の操作を行うために、前記支持手段が用いられてい
る。前記支持手段の下部にＶ字型のノツチのある係合手
段があり、そのノツチのある係合手段は、蓋の方にある
それに対応する手段と次の様に機能する。すなわち、前
記バッグが一杯になると、蓋を前記Ｖ字型のノツチのあ
る係合手段に押しつけて、それとかみ合わせることがで
きるので、−杯になったバッグと蓋とを容易に且つ安全
に一個の物として処理することができる。この場合−杯
になったバッグの重さが前記支持手段や取付けられてい
る蓋によって保持されるということが必要条件である。

密閉されたバッグを蓋上の取手で持ち上げる時に、蓋が
容器のっぽで、完全に閉鎖され密閉されているかどうか
を確認さえすれば、前記バッグが一方に傾いた場合でも
、危険を伴わないで、それを運ぶことができる。

ポリエチレンやポリプロピレンや混合重合物のような燃
えやすいプラスチックは、化学的に不活性であり、且つ
燃焼した時でも汚染ガスを発生しないので、バッグや容
器の堅い部分に使用するのに適している。

容器のっぽの上に蓋を重ねることが可能であり（これを
外嵌式蓋と称す）、または、前記容器のっぽに蓋をはめ
込むことが可能であり（これを内嵌式蓋と称す）あるい
は、バッグの上から前記容器のっぽをおおうとともに、
少なくとも、ハングの内側と外側の両側においてその一
部をおおうＵ−型のリムを蓋に設けることも可能である
。それに対応するＶ字型ノツチを有する手段は、容器の
っぽの外側か内側あるいは上部などに設けることが可能
である。

通常、容器のっぽとして円形のっぽが選ばれる。が、多
角形をした容器のっぽを使用することも可能である。そ
れによって、多角形の容器をそれに対応する形の枠に取
付けることが可能なので、「セーフ・ハザード」である
ことを直ちに確認できる。

〔実施例〕

本発明の実施例は添付図面により開示されている。

第１図に示されている貯蔵用の蓋付き容器は、可撓性の
材料で造られ、閉鎖下端部を有するバッグ（１）から成
り、例えば、０．５ｍｍの厚さのポリエチレンの薄板で
製造可能である。その他の材料をも使用することができ
る。例えば、バッグ（１）は、積層紙、特殊接着剤で貼
り合わせた布地あるいは織物で作ることも可能である。

空気や水を通さないこと、また、バッグ（１）に捨てら
れる廃物に対して化学的に耐性であることなどがバッグ
（１）の材料として適している。

可撓性のバッグ（１）の上端部は、堅い材料のバッグの
っぽ（２）で囲まれ、例えば、第３図に図示されている
ように、このっぽ（２）は、接合部（９）によって前記
バッグ（１）の上端部に固定されている。前記堅いつば
（２）は、例えば、環状のポリエチレンから成る。前記
つば（２）は、手で容易に曲げられない程度に堅いもの
が好ましいが、バッグ（１）の他の部分の材料よりも比
較的堅いもので構成することは可能である。必要に応じ
て、容器のっぽ（２）に特別な外形を保持する枠などを
挿入して、その剛性を保持させればよい。

さらに、この容器は、ポリエチレンのような合成樹脂で
造られ、且つ、前記つば（２）の上に上方から重ねるＭ
（３）を有する。

この目的のため、前記容器のっぽ（２）は、支持手段、
すなわち、この実施例では、上方に曲げられている環状
の突起（４）を有している。環状の突起（４）に係合す
る環状の折り返しく５）が、！（３）に設けられ、この
環状の折り返しく５）には、ｙ字型のノツチを有する縁
部（ｌＯ）が設けられている。蓋（３）をしっかりと押
し下げると、このノツチを有する縁部（１０）が、突起
（４）の下端部にはみ出して係合し、所定の所に！（３
）を固定する。

！！　（３）の内側（６）は裏打ちされており、それに
より、蓋（３）に取っ手（７）が形成されている。

第２図から理解できるように、ＩＩ（３）の内側は、可
撓性のバッグ（１）と同じ材料で作られた薄板層（１１
）で被覆されている。

今まで説明した容器の実施例において、取っ手（７）を
介して容易に蓋（３）を持ち上げ、前記容器のっぽ（２
）の上に、それを重ねることが可能であり、その状態で
は、ｙ字型のノツチのある部分（４）　、　（５）　、
　（１０）は互いにロックし合うことはなく、ただ互い
に支え合うだけである。

しかし、より大きな圧力が蓋（３）のリムにかかると、
７字型のノツチのあるリムの縁部（ｌＯ）は、突起（４
）の下に下がり、蓋（３）をつば（２）に固定する。そ
の結果、蓋（３）が、つば（２）やバッグ（１）と−緒
に持ち上げられ、そのまま処理のために運ぶことができ
る。

第４図には、容器（１）のっぽ（２゛）と蓋（３°）と
を有する別の実施例の容器が示されており、前記蓋（３
′）は、前記容器（１）のっぽ（２°）に重ねられる内
嵌式の蓋を表している。

突出ノツチ（１２）は、前記つば（２゛）の内側にあり
、支持手段を構成し、その支持手段上に、前記蓋（３°
）を重ねて、完全に押し下げると、蓋（３′）が締まる
。

この目的のために、蓋（３′）の外周に、平溝（１３）
が設けられている。そして、この容器（１）は、枠（２
３）に着脱自在に取り付けられている。

第５図は、！！（３”）とつば（２“）を有する別の実
施例の貯蔵容器を示している。この蓋（３ｍ）はＵ−型
のリム（１５）を有し、このリム（１５）は上方から、
前記つば（２”）の内側と外側の両方から蓋（３”）を
固定する。第５図において、蓋（３”）は、その中間部
がふさがれているが、中間部は、明瞭なことなので、図
解されていない、これに対応する突出手段、すなわち、
この場合、リング状の突出部（１６）　、　（１６”）
は、前記容器のっぽ（２”）の内側と外側の両側に形成
されており、蓋（３”）を押し下げると、１！ｉ（３”
）のリム（１５）の内側にある対応溝穴あるいは溝（１
７）　、　（１７”）と互いに係合して締付、け合う。

この締付けが行われない限り、ＩＩ（３”）のリム（１
５）は、リング状の突出部（１６）　。

（１６”）の上面に単に載っているに過ぎない。

第６図には、第１図に示されている蓋と８４１２する蓋
を利用した実施例が示されている。しかし、この場合、
蝶番のような帯金（１８）によってＭ（３）を前記容器
のっぽ（２）に取り付けているので、前記！（３）は、
つば（２）に取り付けられた蝶番の動きに従って上、下
に動かされる。さらに、前記容器のっぽ（２）には、（
１９）、（１９°）の２本の取っ手が取り付けられてい
る。この第６図において、！（３）には、グリップ用の
凹所（２０）が設けられているだけである。このグリッ
プ凹所（２０）で、その保持位置から持ち上げることは
できないので、この容器では、２本の取っ手（１９）　
、　（１９’　）を持って運ぶことになる。

さらに、この場合、！（３）はこの蓋（３）側のボルト
（２２）を介してつば（２）側のロック（２１）に固定
される。この方法によって、この容器も密閉されるので
、作業を行う人の手をわずられせなくてすむ。

最後に、第７図には、注目すべき多角形の一例である六
角形の形の容器のつば（２”°）の平面図が示されてい
る。有利な点は、直立状のっぽ（２″）が参照番号（２
３）の特殊な枠にのみ固定されることである。この実施
例においては、異なる種類の廃物を異なる枠（２３）に
取付は可能なので、種々の廃物のグループを混同するこ
とがない。

本発明の種々の実施例により、非衛生的な廃物から生じ
る種々な汚物処理問題を解決するための異なる応用例が
提案されている。

上述のように、本発明によるすべての目的と４ 利益を達成するべく容器のっぽと蓋とを有する新規性の
ある貯蔵容器が開示されている。

本発明の実施例を開示しているこの明細書と添付図面と
を考慮すれば、本発明の多くの変更、修正、変形および
その他の使用や応用が当業者にはっきりと理解されるこ
とである。本発明の精神と範囲とからそれることのない
すべての変更、修正、変形、および別の使用や応用が、
特許請求の範囲によってのみ限定される本発明によって
保護される。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の第一実施例のっぽと蓋とを有する容
器の一部切欠き斜視図、第２図は、第一実施例の蓋の一
部の断面図、第３図は、第一実施例のっぽの一部の断面
図、 第４図は、本発明の第二実施例のっぽと蓋とを有する容
器の斜視図、 第５図は、本発明の第三実施例の容器とその容器のっぽ
との詳細な断面斜視図、 第６図は、蓋用の蝶番とロックとを有する本発明の第四
実施例の斜視図、 第７図は、本発明の第五実施例の多角形のつばを有する
容器の平面図である。 （１）・・・・・・バッグ、　（２）　、　（２”）、
（２”）、（２”）・・・・・・容器のっぽ、（３）　
、　（３″）、（３“）・・・・・・蓋。 巴９浸

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、蓋付き容器であって （ａ）可撓性の材料で造られたバッグが、密閉下端部と
   開放上端部とを有し、 （ｂ）比較的堅い材料で造られた容器のつばが、前記バ
   ッグの上端部周りに設けられており、 （ｃ）蓋が、前記つばの取付けられているバッグの上に
   重ねられ、その上端部で前記バッグを閉じて密閉するべ
   く構成してある、 ものにおいて、前記容器のつばが、そのつばの周囲に、
   前記蓋を容易に揚げることが可能であり、または、前記
   容器のつばの上に重ねたり、あるいは、そのつばの中に
   はめ込んだりすることが可能な蓋用の支持手段を有し、
   且つ、係合手段が、前記つばの周囲の前記支持手段の下
   方に設けられており、その係合手段が、前記蓋にある係
   合手段とかみ合い、前記容器のつばに前記蓋を密閉する
   べく構成してある蓋付き容器。 ２、前記蓋が少なくとも１つの取っ手を有する請求項１
   に記載の容器。 ３、前記蓋が、外嵌式に構成されており、その蓋が前記
   容器のつばの上に重ねられており、前記容器のつばのリ
   ムが、前記支持手段と係合手段との両手段を兼ね備えて
   いる請求項１に記載の容器。 ４、前記蓋が、内嵌式に構成されており、前記容器のつ
   ばにはめ込まれ、且つ、支持突起が、支持と密閉との両
   手段を有し、前記容器のつばの内側表面に配置されてい
   る請求項１に記載の容器。 ５、前記蓋がＵ−型断面を有するリムを有し、このリム
   が、前記容器のつばの内側と外側および上側から前記容
   器のつばをおおい、且つ、前記支持手段が、前記容器の
   つばの内側か外側あるいは上側の少なくとも一ケ所に取
   付けられている請求項１に記載の容器。 ６、前記蓋が、蝶番を介して前記容器に取付けられてい
   る請求項１に記載の容器。 ７、前記蓋が、可撓性の帯金を介して前記容器に取付け
   られている請求項１に記載の容器。 ８、さらに、ボルトで固定する固定装置を有し、その固
   定装置が、前記蓋と前記容器のつばとの間に取付けられ
   る請求項１に記載の容器。 ９、前記容器のつばが、多角形である請求項１に記載の
   容器。 １０、前記容器のつばが、可撓性の材料で造られており
   、前記容器のつばの材料が、前記バッグを形成する材料
   よりも少し堅い材料である請求項１に記載の容器。 １１、前記容器のつばが、少なくとも１つの取っ手を有
   する請求項１に記載の容器。 １２、前記蓋の下部側面が、薄い材料で裏打ちされてい
   る請求項１に記載の容器。 １３、前記薄い材料が、前記バッグを形成する材料と同
   じである請求項１２に記載の容器。