JP3009555U

JP3009555U - ゴミ袋

Info

Publication number: JP3009555U
Application number: JP1994012018U
Authority: JP
Inventors: 泰彦金城
Original assignee: キンジヨ株式会社
Priority date: 1994-09-28
Filing date: 1994-09-28
Publication date: 1995-04-04
Anticipated expiration: 2000-09-28

Abstract

(57)【要約】【構成】ゴミ箱用合成樹脂製容器１の開口部１ａ周縁
に形成した蓋体用係止部２に対応するようにして、袋体
３の開口部３ａ近辺に係止穴４を形成したものとしてい
る。【効果】ゴミ箱用合成樹脂製容器１に装着した場合、
ゴミ箱用合成樹脂製容器１の開口部１ａ周縁に形成した
蓋体用係止部２に、蓋体に形成した係止体を係止させる
のにまったく支障のないものとなった。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、ポリエチレンなどの合成樹脂製フィルムで作成されたゴミ袋の改良に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、この種のゴミ袋は、黒や茶系統の不透明な合成樹脂製フィルムで作成されたものがその殆どを占めていたが、近年、ゴミの分別収集の効率化などの理由から、黄や青系統の透明な合成樹脂製フィルムで作成されたものが出現している。

【０００３】そして、上記ゴミ袋は、袋体外面をゴミ箱用合成樹脂製容器の内壁に添わせ、開口部近辺をゴミ箱用合成樹脂製容器の開口部周縁に折り返して、ゴミ箱用合成樹脂製容器に装着することにより使用していた。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

しかしながら、上記従来のゴミ袋では、ゴミ箱用合成樹脂製容器に蓋体を被せる場合、ゴミ箱用合成樹脂製容器の開口部周縁に折り返したゴミ袋の開口部近辺が邪魔になって、ゴミ箱用合成樹脂製容器の開口部周縁に形成した係止部に、蓋体に形成した係止体を係止させることが困難であるという課題を有していた。

【０００５】そこで、この考案では、上記従来のゴミ袋が有する課題を解決するためになされたものであり、ゴミ箱用合成樹脂製容器に装着した場合、ゴミ箱用合成樹脂製容器の開口部周縁に形成した係止部に、蓋体に形成した係止体を係止させるのにまったく支障のないゴミ袋を提供することを目的としている。

【０００６】

【課題を解決するための手段】

そのため、この考案のゴミ袋は、ゴミ箱用合成樹脂製容器１の開口部１ａ周縁に形成した蓋体用係止部２に対応するようにして、袋体３の開口部３ａ近辺に係止穴４を形成したものとしている。

【０００７】さらに、この考案のゴミ袋は、ゴミ箱用合成樹脂製容器１の開口部１ａ周縁に形成した向かい合う二個所の蓋体用係止部２に対応するようにして、袋体３の開口部３ａ近辺に係止穴４を形成したものとしてもよい。

【０００８】また、前記係止穴４には縛り紐５を通すことにより、袋体３に縛り紐５を装着したものとするこができる。

【０００９】

【作用】

この考案のゴミ袋は、袋体３外面をゴミ箱用合成樹脂製容器１の内壁に添わせ、開口部３ａ近辺をゴミ箱用合成樹脂製容器１の開口部１ａ周縁に折り返して、ゴミ箱用合成樹脂製容器１に装着すれば、ゴミ箱用合成樹脂製容器１の開口部１ａ周縁に形成した蓋体用係止部２が係止穴５から露出するので、この蓋体用係止部２に、蓋体に形成した係止体を支障なく係止させることができる。

【００１０】さらに、この考案のゴミ袋は、縛り紐５を装着したものでは、袋体３がゴミで一杯になったとき、この縛り紐５を締め付けることにより、袋体３の開口部３ａを簡単に閉じることができる。

【００１１】

【実施例】

以下、この考案のゴミ袋の構成を、実施例として示した図面に基づいて詳細に説明する。

【００１２】この考案のゴミ袋は、ゴミ箱用合成樹脂製容器１の開口部１ａ周縁に形成した蓋体用係止部２に対応するようにして、袋体３の開口部３ａ近辺に係止穴４を形成したものとしている。

【００１３】前記ゴミ箱用合成樹脂製容器１の開口部１ａ周縁には、通常、等間隔をおいて四個所に蓋体用係止部２が形成されているが、前記袋体３の開口部３ａ近辺に形成する係止穴４は、これら四個所のすべてに対応するものであっても、これら四個所のうち向かい合う二個所に対応するものであってもよい。また、前記係止穴４には縛り紐５を通すことにより、この袋体３に縛り紐５を装着しておくことができる。

【００１４】前記袋体３は、ポリエチレンなどの合成樹脂製フィルムで作成されており、実施例では平面形状を四角形としているが、勿論これ以外の形状であってもよい。また、前記袋体３は、不透明、透明に限られることなく実施することができるのは言うまでもない。

【００１５】以上のように構成したこの考案のゴミ袋は、前記袋体３の開口部３ａ近辺に形成した係止穴４と、ゴミ箱用合成樹脂製容器１の開口部１ａ周縁に形成した蓋体用係止部２とを位置合わせして、図３に示したように、袋体３外面をゴミ箱用合成樹脂製容器１の内壁に添わせ、開口部３ａ近辺をゴミ箱用合成樹脂製容器１の開口部１ａ周縁に折り返して、ゴミ箱用合成樹脂製容器１に装着すれば、前記ゴミ箱用合成樹脂製容器１の蓋体用係止部２が袋体３の係止穴４から露出するので、この蓋体用係止部２に、蓋体（図示せず）に形成した係止体を支障なく係止させることができる。

【００１６】さらに、この考案のゴミ袋は、縛り紐５を装着したものでは、袋体３がゴミで一杯になったとき、袋体３の開口部３ａ近辺を捩じったり、輪ゴムなどで縛ったりしなくても、この縛り紐５を締め付けることにより、袋体３の開口部３ａを簡単に閉じることができる。

【００１７】

【考案の効果】

この考案のゴミ袋は、以上に述べたように構成されているので、ゴミ箱用合成樹脂製容器１に装着した場合、ゴミ箱用合成樹脂製容器１の開口部１ａ周縁に形成した蓋体用係止部２に、蓋体に形成した係止体を係止させるのにまったく支障のないものとなった。

【図面の簡単な説明】

【図１】この考案のゴミ袋の一実施例を示す斜視図であ
る。

【図２】この考案のゴミ袋の他実施例を示す斜視図であ
る。

【図３】この考案のゴミ袋の使用状態を示す斜視図であ
る。

【符号の説明】

１ゴミ箱用合成樹脂製容器１ａ開口部２蓋体用係止部３袋体３ａ開口部４係止穴５縛り紐

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】ゴミ箱用合成樹脂製容器（１）の開口部
（１ａ）周縁に形成した蓋体用係止部（２）に対応する
ようにして、袋体（３）の開口部（３ａ）近辺に係止穴
（４）を形成したことを特徴とするゴミ袋。
【請求項２】ゴミ箱用合成樹脂製容器（１）の開口部
（１ａ）周縁に形成した向かい合う二個所の蓋体用係止
部（２）に対応するようにして、袋体（３）の開口部
（３ａ）近辺に係止穴（４）を形成したことを特徴とす
るゴミ袋。
【請求項３】前記係止穴（４）に縛り紐（５）を通す
ことにより、袋体（３）に縛り紐（５）を装着したこと
を特徴とする請求項１または２記載のゴミ袋。