JPH0311487Y2 - - Google Patents

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JPH0311487Y2
JPH0311487Y2 JP1987151976U JP15197687U JPH0311487Y2 JP H0311487 Y2 JPH0311487 Y2 JP H0311487Y2 JP 1987151976 U JP1987151976 U JP 1987151976U JP 15197687 U JP15197687 U JP 15197687U JP H0311487 Y2 JPH0311487 Y2 JP H0311487Y2
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JP
Japan
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valve
push rod
motor
valve body
faucet
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JP1987151976U
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JPS6457469U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は水栓(蛇口)に装着して使用される給
水弁装置に関する。
(従来技術及びその問題点〕 従来一般に水栓は弁開閉操作用のハンドルを手
で直接操作して水を出したり止めたりするように
なつているが、喫茶店やレストラン等の化粧室の
水栓あるいは公衆便所等の水栓は、不特定多数の
人によつて使用されるため、ハンドルが不潔にな
り易く、使用する人に不快感を与えるという問題
があり、また一般家庭の台所の流しに設けてある
水栓の場合にも、食器等を洗う際に洗剤の付いた
手でハンドル操作すると折角洗い流した食器等に
洗剤が付着してしまうといつた問題があつた。
本考案は、上記のような問題点を解決すべく、
水栓の開閉操作にあたつて水栓のハンドルに手を
触れることなく開閉操作できるようにした非接触
式の給水弁装置を提供することを目的としたもの
である。
(問題点を解決するための技術的手段) 本考案の技術的手段は、弁ボデイー2に、水栓
7の吐水口8に水密的且つ取外し可能に取付けら
れる取付部6を設け、上記弁ボデイー2内には、
吐出口5に通じる弁口4を常時は水圧によつて閉
塞する球弁9を配置すると共に、この球弁9を押
動して弁口4を開放せしめる押動杆11を弁ボデ
イー2内に進退自在に設け、この押動杆11を、
手を接近させることによつて動作する非接触式検
出器31を有する制御機構14により制御される
モータ12により、往復動機構13を介して駆動
させるようにし、非接触式検出器31に手を近づ
けるごとに押動杆11が前進位置から後退位置へ
或いは後退位置から前進位置へ移動するようにし
たことを特徴とする。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図及び第2図において、1は非接触式給水
弁装置で、弁ボデイー2を有し、この弁ボデイー
2には、弁室3、弁口4及び吐出口5や設けられ
ていると共に、既設の水栓7の吐水口8に水密的
且つ取外し可能に取付けられる取付部6が設けて
ある。9は弁室3内に配置されて弁口4を開閉す
る球弁で、常時は水圧により弁座10に着座され
て弁口4を閉塞するようになつている。11は球
弁9を押動して弁口4を開放せしめる押動杆で、
弁ボデイー2の側壁部を貫通して弁室内に進退自
在に設けられている。この押動杆11はモータ1
2の回転により往復動機構13を介して駆動さ
れ、モータ12は後述する制御機構14によつて
制御されるようになつている。
前記取付部6は、取付リング15とリングカバ
ー16と複数本の取付ねじ17と締付ナツト18
と取付シート19とからなるもので、給水弁装置
1を水栓7に取付けるにあたつては、各取付ねじ
17をあらかじめ緩めておいて水栓7の吐水口8
を取付リング15内に突入させ、各取付ねじ17
を締込んでその先端を吐水口8外周面に圧接さ
せ、そして締付ナツト18を締め回すことによつ
て吐水口8の先端部を取付シート19に密着させ
るようにする。
前記往復動機構13は、モータ12の回転が減
速ギヤ20,21により減速して伝えられる回転
軸22にこれと偏心させて取付けられた偏心輪2
3と、前記押動杆11と一体的に連結していて偏
心輪23が内接する可動枠24と、この可動枠2
4を案内するガイド枠25とからなるもので、偏
心輪23の回転によつて可動枠24が往復直線運
動を行うようになつている。
したがつて、前記回転軸22が180゜回転して偏
心輪23が第1図、第2図の実線図示の位置から
1点鎖線図示の位置まで変位することにより、球
弁9が押動杆11を介して第1図の実線図示の位
置(弁閉塞位置)から1点鎖線図示の位置へ押動
されて、弁口4が開放されることになり、そして
回転軸22が更に180゜回転して偏心輪23が実線
図示の元位置に復帰することによつて、押動杆1
1が実線図示の位置に戻り、球弁9は水圧により
押動されて弁口4を閉塞することになる。すなわ
ち、回転軸22の1回転につき押動杆11が1往
復動し、該押動杆11の往復時(進入時)に弁口
4が開放され、復動時に閉塞されるようになつて
いる。この場合において、押動杆11が定位置ま
で往動して弁口4が開放された時点でこの弁開放
状態を維持し、また押動杆11が定位置まで復動
して弁口4が閉塞された時点でその弁閉塞状態を
維持しうるようにするために、回転軸22が弁開
放位置及び弁閉塞位置との対応関係で180゜回転す
るごとにモータ12を停止させるリミツトスイツ
チ26が設けてあり、このリミツトスイツチ26
は第1図及び第3図で示すように回転軸22に設
けられた回転板27の作動片28,28によつて
作動されるようになつている。尚、モータ12は
乾電池を電源としている。
第1図、第2図において29は弁ボデイー2の
吐出口5に装着された泡立て用口金、30は弁ボ
デイー2に連設されたケーシングで、前記モータ
12、乾電池、往復動機構13等を収納配備して
おり、30aはケーシング30に着脱可能に装着
された蓋体である。
次に、モータ12を制御する制御機構14につ
いて説明すると、この制御機構14は非接触式検
出器31を含み、この検出器31は発光部31a
と受光部31bを有する。赤外線や可視光線等の
光を検出媒体とする光電スイツチからなるもの
で、第1図に示すようにケーシング30の外側部
に設置されていて、その操作にあたり被検出体と
しての手をこの検出器31に近づけると、発光部
31aからの光がその手に当たり乱反射して受光
部31bにより受光される。
この制御機構14は第4図のブロツク図に示す
ように、上述した検出器31と駆動部32と演算
制御部33とモータ作動部34とからなる。駆動
部32は制御機構のタイミングとなる周波数の信
号を発生させると共に、この発生信号をパルス状
の信号に変換してパワー増幅するものである。こ
の駆動部32からのパルス信号が検出器31の発
光部31aと受光部31bとの間で使用者の手を
介して検出されると、この検出信号は演算制御部
33においてこれが真の信号であるかどうかを判
定され、真の信号であることを確認されると、モ
ータ作動部34を作動させ、それによつてモータ
12が回転を開始する。この場合、上記検出信号
によつて一旦モータ12が回転を開始すると、そ
の後に検出信号が来ても感知されず、従つてモー
タ12はリミツトスイツチ26により弁開放位置
及び弁閉塞位置で作動を停止されるまでは回転が
続行され、しかして上記各位置においてモータ1
2の回転が停止された後、次の検出信号によつて
モータ12の回転が開始されるようになつてお
り、このようなモータ12の制御も演算制御部3
3によつてなされる。
上述したような構成を有する給水弁装置1の動
作態様について説明すると、先ず水栓7のハンド
ル35を開放操作しその吐水口8から吐出される
水の流量をあらかじめ所定量に調節しておく。こ
の給水弁装置1内の押動杆11は常時は第1図の
実線図示の位置に退避していて、球弁9は水栓7
の吐出口8から弁室3に供給された水の圧力によ
り弁口4を閉塞している。しかして、給水にあた
り、使用者が手を非接触式検出器31に近づける
と、検出信号が発せられてモータ12が回転し、
このモータ12の回転に伴う押動杆11の往動に
より、球弁9が押動されて弁口4が開放され、水
栓7からの水が吐出口5より泡立て用口金29を
通じて吐出される。押動杆11が第1図の実線図
示の弁閉塞位置から1点鎖線図示の弁全開位置ま
で移動(往動)すると、前述のようにリミツトス
イツチ26が作動してモータ12の回転が停止さ
れそれにより押動杆11は停止し、したがつて弁
全開状態が維持される。この場合、押動杆11が
往動を開始してから停止するまでの間に検出器3
1に手を近づけてもモータ12は停止しない。そ
して、上記弁全開状態で給水を行つた後、検出器
31に再び手を近づけると、検出信号が発せられ
てモータ12が回転を開始し、押動杆11は第1
図の1点鎖線図示の弁全開位置から復動を開始
し、実線図示の弁閉塞位置でリミツトスイツチ2
6の作動によりモータ12の回転が停止されて押
動杆11が停止し、弁閉塞状態が維持される。こ
の場合も同様に、押動杆11が復動を開始した後
に検出器31に手を近づけてもモータ12が停止
することはない。吐出口5の吐出流量(給水流
量)はあらかじめ水栓7のハンドル35を操作す
ることで所望量に調節することができる。
(考案の効果) 本考案の非接触式給水装置は、給水流量を水栓
側であらかじめ使用場所や条件に応じた所望の流
量に調節しておけば、使用に際してはハンドル等
の操作部に手を触れることなく弁開閉操作(給水
及び停止操作)を行うことができるため、常に清
潔な状態で水栓を使用でき、また使用者に不快感
を与えることがなくなる。また、本考案の給水弁
装置では、常時は水圧により閉弁する球弁を、モ
ータの回転による往復動機構により押動杆を押動
して開弁させる構成であるため、弁体に開閉作動
体等を直結して弁体の開閉を行わせるものに比べ
ると弁体の駆動力がはるかに小さくて済み、した
がつて、電池で作動する小型のモータが使用でき
て弁装置の小型化及び軽量化を図ることができ
る。
また本考案の給水弁装置は、非接触で開弁、閉
弁でき、開弁、閉弁の操作が同一であるため、2
種類のセンサを要せず、1種類でよく、しかもセ
ンサが単純である。
更に本考案の給水弁装置は、既設の水栓に対し
簡単に取付け、取外しができるため、使い勝つて
が良く、有用性にすぐれている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す球水弁装置の
要部縦断面図、第2図は第1図のほぼ−線に
沿つて切断された断面図、第3図は第1図の−
線断面図、第4図は制御機構を示すブロツク図
である。 1…給水弁装置、2…弁ボデイー、3…弁室、
4…弁口、5…吐出口、6…取付部、7…水栓、
8…水栓の吐水口、9…球弁、11…押動杆、1
2…モータ、13…往復動機構、14…制御機
構、31…非接触式検出器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弁ボデイーに、水栓の吐水口に水密的且つ取外
    し可能に取付けられる取付部を設け、上記弁ボデ
    イー内には、吐出口に通じる弁口を常時は水圧に
    よつて閉塞する球弁を配置すると共に、この球弁
    を押動して弁口を開放せしめる押動杆を弁ボデイ
    ー内に進退自在に設け、この押動杆を、手を接近
    させることによつて動作する非接触式検出器を有
    する制御機構により制御されるモータにより、往
    復動機構を介して駆動させるようにし、非接触式
    検出器に手を近づけるごとに押動杆が前進位置か
    ら後退位置へ或いは後退位置から前進位置へ移動
    するようにしたことを特徴とする非接触式給水弁
    装置。
JP1987151976U 1987-10-02 1987-10-02 Expired JPH0311487Y2 (ja)

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JP1987151976U JPH0311487Y2 (ja) 1987-10-02 1987-10-02

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JPS6457469U JPS6457469U (ja) 1989-04-10
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