JPH03114598A - 冷却水系の水質管理方法及び装置 - Google Patents

冷却水系の水質管理方法及び装置

Info

Publication number
JPH03114598A
JPH03114598A JP25447889A JP25447889A JPH03114598A JP H03114598 A JPH03114598 A JP H03114598A JP 25447889 A JP25447889 A JP 25447889A JP 25447889 A JP25447889 A JP 25447889A JP H03114598 A JPH03114598 A JP H03114598A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
cooling water
scale
concentration
circulation system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25447889A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Otaka
秀夫 大高
Takahiko Uchida
隆彦 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kurita Water Industries Ltd
Original Assignee
Kurita Water Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kurita Water Industries Ltd filed Critical Kurita Water Industries Ltd
Priority to JP25447889A priority Critical patent/JPH03114598A/ja
Publication of JPH03114598A publication Critical patent/JPH03114598A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は冷却水系の水質管理方法及び装置に関するもの
である。詳しく(才、イオン電極を用いて冷却水中の少
なくとも1種のスケール化するイオンの濃度とスケール
化しにくいイオンの濃度を測定し、これらに基づいてス
ケール析出を予測、判定する方法及び装置に関する。さ
らに、本発明は上記イオン濃度が適正な濃度になるよう
に自動的に水質管理してスケール析出を防止する方法及
び装置に関する。
[従来の技術] 冷却水系の熱交換器(放熱部)や配管の金属材質を腐食
やスケールから護るためには水中のカルシウム硬度、マ
グネシウム硬度、Mアルカリ度、塩化物イオンなどの濃
度およびpHが適正な範囲になるように冷却水の水質管
理を行なう必要がある。また、水質を調節するためには
冷却水のブロー水流量や補給水量を制御する。
従来は水質管理を行なうために、冷却水を採水しこれを
化学分析して上記の各種のイオンの濃度を求めていた。
また、冷却水のこれらのイオンの濃度を化学分析で測る
代りに、冷却水の導電率を測ってその値が一定になるよ
う自動的にブロー水流量を調節する装置もある(特公昭
57−3875号)。
[発明が解決しようとする課題] 冷却水を採水してイオン濃度を化学分析により求める方
法においては、化学分析に多大な労力と時間を要し、水
質の変化が生じても採水し分析結果を得るまでに時間の
ずれがあるため、速やかにブロー水流量や補給水流量を
制御することができないので水質の変動が大きい。
特公昭57−3875号の装置においては、補給水や冷
却水の水質が変動したり塩類力楡昆入して一部のイオン
濃度たけ変化しても導電率でこれを間接的に制御するこ
とは困難である。例えば、冷却水中で炭酸カルシウムが
析出すると4掌率が下がるため、同装置はブロー水流量
を減らすよう作動するので、ますます炭酸カルシウムの
析出が生じる。つまり、補給水と冷却水の導電率を一定
に保っても水質は一定に保てない。
従って、上記のいずれの方法や装置も冷却水の水質を適
正に保つことは困難である。
〔課題を解決するための手段] 本発明は、奪熱部(例えば熱交換器)と放熱部(例えば
冷却塔)との間を冷却水が循環される循環系と、該循環
系に補給水を供給する補給系と、循環系から冷却水をブ
ローするブロー系とを有する冷却水系の水質管理方法及
び装置に関する。
請求項1の方法は、循環系の冷却水中の少なくとも1種
の易スケール化イオンの濃度csR1循環系の冷却水中
の少なくとも1種の難スケール化イオンの濃度CNR1
補給水中の少なくとも1種の易スケール化イオンの濃度
C5M及び補給水中の少なくとも1種の難スケール化イ
オンの濃度CNMをそれぞれイオン’Khにて測定し、 CNR/ CNMとCSR/ CsMとを対比するか、
又はCsM/ CsxとCSR/ CNMとを対比して
スケール析出を判定することを特徴とするものである。
請求項2の方法はCNR768MとCSR/ CSMと
の比率、又はCNR/ CSRとCNM/CSMとの比
率が1近傍の所定範囲を超えないようにブロー水量を調
節するものである。
請求項3の方法は、請求項1又は2の方法において、前
記冷却水系はスケール防止剤の注入系を備えており、C
NR768MがCSR/ CSMよりも大きくなるほど
、又はCNR/ CSRがCNM/ CSMよりも大き
くなるほど、スケール防止剤の注入量を増大させること
を特徴とするものである。
請求項4の装置は、前記CSR,CNR% C9M%C
NM% を測定するためのイオン電極と、CNR/CN
MとCsn/ CSMとを、又はCNR/ CSRとC
NM/C3Mとを演算して対比する手段を備えたもので
ある。
請求項5の装置は、請求項4の装置において、さらに前
記対比手段の対比結果に基づいてブロー水量を調節する
手段を備えたことを特徴とするものである。
請求項6の装置は、請求項4又は5の装置において、さ
らに冷却水系へのスケール防止剤の注入手段と、前記対
比手段の対比結果に基づいてスケール防止剤の注入量を
制御する手段とを備えたことを特徴とするものである。
請求項7の方法は、循環系の冷却水中の少なくとも1種
の易スケール化イオンの濃度C8R%循環系の冷却水の
導電率CCR%補給水中の少なくとも1種の易スケール
化イオンの濃度CSM、補給水の導電率CCMをそれぞ
れイオン電極と電気伝導度計で測定し、 CCR/ CCMとCSR/ Csyとを対比するか、
又はCCM/ CSMとCc、l/ CSRとを対比し
てスケール析出を判定することを特徴とするものである
上記において、スケール防止剤は単独で使用してもよい
し、防食剤やスライムコントロール剤と併用してもよい
本発明において、易スケール化イオン(スケール化し易
いイオン)としては、Ca”、y g 2 ’HCO3
−などが例示される。
難スケール化イオン(スケール化しにくいイオン)とし
ては、Cf1−  Br−1I−1Li−Na   K
ゝなどが例示される。濃度測定はこれらのイオンの1種
でも良いし、2種以上を合計したものでも良い。
[作用] 補給水中の易スケール化イオン濃度及び難スケール化イ
オン濃度は、それぞれスケールを析出させない範囲のも
のである。この補給水が循環系に供給された場合、蒸発
等によるa縮がなされない限りスケールは析出せず、易
スケール化イオン濃度と難スケール化イオン濃度の比率
は補給水中および循環水中において同一である。循環系
においては循環水が次第に濃縮された場合でも、スケー
ルが析出しない限り易スケール化イオン濃度と難スケー
ル化イオン濃度の比率は一定しており、イオン濃度のバ
ランスがとれている。ところが、易スケール化イオンが
析出を開始すると、循環水中から易スケール化イオンが
選択的に除かれることになり、前記のイオン濃度の比率
のバランスが崩れる。
すなわち、上記のスケール析出前の状態においては、補
給水中及び循環水中の易スケール化イオン及び難スケー
ル化イオンの濃度の比率が等しいので、CNR/ CN
MとCSR/ CSMとは等しい。(当然ながらCNR
/ CSRとCNM/CsMとも等しい。) これに対し、循環水中から易スケール化イオンが析出す
ると、循環水中の易スケール化イオン濃度CSRが選択
的に小さくなるので、CNR/ CNMがCSR/ C
SMよりも大きくなる。(CNR/ CSRがCNM/
 CSMよりも大きくなる。)請求項1の水質管理方法
ではCNR/ CNMがCSR/ CSMよりも大きく
なった場合に、又はCNR/ CSRがCNM/ C5
Mよりも犬ぎくなった場合にスケール析出と判定するこ
とができる。
請求項2の水質管理方法では、CSR/ CNMとCS
R/ CSMとの比率、又はCNR/ CSRとCNM
/C3Mとの比率が1近傍を超えないようにブロー水量
を調節する。すなわち、循環系においてスケールが析出
を開始した場合にはブロー水量を増大させ、補給水で循
環水を希釈することにより、それ以上のスケール析出を
防止することができる。
請求項3の水質管理方法では、CNR/ CNMがCS
R/ CSMよりも犬ぎくなるほど、又はCNR/C3
RがCNM/ CSMよりも大きくなるほどスケール防
止剤の注入量を増大させ、スケール析出を特徴する 請求項4では、イオン電極の検出値に基づいてCNR/
 CNMとCSR/ CsMとが、又はCNR/ CS
RとCNM/ CSMとが演算対比手段にて対比され、
循環系でのスケール析出が判断される。
請求項5では、この対比結果に基づいてブロー水量が調
節される。
請求項6では、この対比結果に基づいてスケール防止剤
の注入量か制御される。
請求項7では、易スケール化イオンの濃度測定にかえて
、水の導電率を測定して請求項1と同様に演算対比して
スケール化傾向を知る。
[実施例コ 以下図面を参照して実施例について説明する。
第1図は本発明の詳細な説明するための冷却水系の系統
図である。符号10は冷却塔であり、12は熱交換器で
ある。この冷却塔10と熱交換器12との間には冷却水
供給管14と冷却水戻管16が配設され、冷却水供給管
14に循環ポンプ17が設けられている。
冷却塔10はケーシング18内に冷却器20が設置され
、冷却器20の上側に散水器22が設けられている。こ
の散水器22には前記冷却水戻管16が接続されている
。冷却器20の下側には散水器22から散水された冷却
水を受ける受皿24が設けられており、該受皿24に前
記冷却水供給管14が接続されている。ケーシング18
の上部にはファン26が設置され、側面には通風用開口
28が設けられている。
この熱交換器12は奪熱部として設置され、冷却塔10
は放熱部として設置されている。そして、熱交換器12
、冷却塔10.冷却水供給管14、冷却水戻管16によ
り循環系が供給されている。
この循環系に補給水を供給するための補給系として、補
給水の供給管(以下、補給管という。)30がケーシン
グ18内に差し込まれるようにして設置されている。ま
た、循環系から冷却水をブローするブロー系として、受
皿24にブロー配管32が接続され、該ブロー配管32
にブローポンプ34及びブロー弁36が設けられている
また、この循m系にスケール防止剤を薬注するための薬
注手段として、薬注配管38がケーシング18に差し込
まれるようにして設置されており、該薬注配管38は薬
注ポンプ40を介して薬注タンク42に接続されている
次に、循環系及び補給系の水質検査を行なうための装置
構成について説明する。
冷却水供給管14からは冷却水を引き抜くための配管4
4が分岐しており、該配管44けイオン電極セル46に
接続されている。このイオン電極セル46内にはカルシ
ウム電極48、照合電極(例えばカロメル電極又は銀塩
化銀電極)50、及び塩化物電極52が設置されている
。イオン電極セル46の排出水は配管54を介してケー
シング18内に戻される。配管44.54にはそれぞれ
流量及び圧力を調整するための調整弁56.58が設け
られている。なお、イオン電極は圧力変動に大きく影響
を受けるため、この調整弁56.58が設けられている
。後述するイオン電極セル60についても同様である。
イオン電極セル60は配管62を介して補給管30から
補給水が導入され、配管64を介してこのイオン電極セ
ル6oからの排出水を冷却塔10のケーシング18内に
導入するように設置されている。イオン電極セル60に
はカルシウム電極66、照合電極68、塩化物電極70
が設けられている。これら電極48.50.52.66
.68.70の検出信号は制御器72に入力されている
。制御器72からは前記ブロー弁36及び薬注ポンプ4
0に制御信号が出力されている。この制御器72は例え
ばマイクロプロセッサを用いて構成されるが、演算回路
であっても良い。制御信号を出力する場合、シーケンサ
を用いても良い。
このように構成された冷却水系の作動について次に説明
する。
冷却塔10から循環ポンプ17、冷却水供給管14を経
て熱交換器12に供給された冷却水は、該熱交換器12
にて熱を奪った後冷却水戻管16で冷却塔10に戻され
る。ブロー配管32からは冷却水がブローされる一方、
ブロー水や蒸発水、飛散損失水を補うために補給管30
から補給水が循環系に補給される。また、薬注配管38
カ)らスケール防止剤が薬注される。
この循環系を循環する水の水質と、補給水の水質がイオ
ン電極セル46.60にて連続的に測定されており、制
御器72において前記N、8i48〜52.66〜70
の検出信号に基づいてスケール検出が判定されている。
そして、スケール析出と判断されるときにはブロー弁3
6を開放して循環水をブローさせると共に、薬注ポンプ
40の作動を制御して薬注量を制御する。
制御器72においては、前記イオン電極セル46.60
のカルシウム電極48と照合電極50との電位差及びカ
ルシウム電極66と照合電極68との電位差に基づいて
循環水中の難スケール化イオン濃度CNRと補給水中の
難スケール化イオン濃度CNMとを演算している。また
、塩化物電極52と照合電極50との電位差及び塩化物
電極70と照合電8i68との電位差に基づいて、循環
系の冷却水中の易スケール化イオン濃度C5R及び補給
水中の易スケール化イオン濃度C5Mを測定している。
そして、CNR/ CNMとCSR/ CSMとを対比
するか、又はCNR/ CSRとCNM/ CSMとを
対比してスケール析出を判定する。
すなわち、前述の如く、スケール析出前の状態において
は補給水中及び循環水中の易スケール化イオン濃度及び
難スケール化イオン濃度の比率が等しいので、 CNR/ CNM = CSR/ CSMである。この
場合、当然ながら CSR/ CSR= CNM/ Csyである。このよ
うな等式が成り立つ場合、循環水中ではスケールは析出
していないことになる。なお、上記の等式におけるイコ
ールは数学的な意味における等しさを示すものではなく
、一定の範囲内におさまるほぼ等しい状態(例えば±1
0%の範囲)にあるものを示す。
上記等式が成り立つ場合、ブロー弁36を閉弁すると共
に、補給水を減する。(なお、ブロー弁36を少し開き
、少量ずつブローし、補給水を少量ずつ供給しても良い
。)また、薬注ポンプ40は停止されるか、又はブロー
量に見合って少量ずつ薬注を行なう。
循環水中から易スケール化イオンが析出すると、C5R
が小さくなるから、 CNR/ CNM> CSR/ CSMの状態となる。
この場合、当然ながら CNR/ CSR> CsM/ CSMである。
このような不等式が成り立つ場合(特に、左辺が右辺よ
りも10%以上大きくなる場合)には、制御器72から
の制御信号によりブロー弁36が開弁じてブローされる
。また、薬注ポンプ4oに制御信号が出力され、スケー
ル防止剤の薬注が開始されるか、又はその注入量が増大
される。
なお、上記不等式において左辺が右辺よりも大きくなる
ほど、ブロー水量を増大させたり、スケール防止剤の薬
注量を増大させるようにしても良い。
上記の説明においては、前記不等式が成立する状態にな
るとブロー水量及び薬注量がいずれも増大されているが
、本発明ではブロー水量の増大及び薬注量の増大の一方
のみを行なうようにしても良い。
上記説明では上記等式が成り立つ範囲を±10%として
いるが、その他の数値としても良いことは明らかである
。上記不等式において左辺が右辺よりも大きい割合も1
0%に限られるものではなく、例えば3〜20%の範囲
から選択すれば良い。また、この範囲を選択するに際し
ては、水温、補給水の水質、スケール防止剤や防食剤の
種類と有無等を参照するのが好適である。なお、このよ
うに等式の成立する範囲を設けたことにより、補給水の
水質に多少の変動があった場合や冷却水に塩類が混入し
た場合でも、そのままm続してスケール防止制御運転を
行なうことができる。
本発明においては、補給水中のスケール化しにくいイオ
ンの濃度が低いときには、補給水にスケール化しにくい
イオンを添加しても良い。
上記説明ではCNR/ CNMとCSR/ CSM又は
CNR/ CSRとCNM/ CSMとを直接に対比し
ているが、これらの逆数を対比し、上記の値をいわば間
接的に対比しても良い。なお、本発明において、上記の
比率が1近傍の所定範囲に復帰した場合、ブロー水量や
スケール防止剤添加量を減じる。以上の説明においては
、易スケール化イオン濃度をイオン電極で測定する方法
を述べたが、請求項7に記載のとおり、易スケール化イ
オン濃度の測定にかえて水の導電率を電気伝導度計で求
めて同様に演算対比することにより、スケール化傾向を
知ることができる。スケール化傾向と判断されたときの
処理は、上述と同様の手段を講じることができる。
[効果] 以上の通り、本発明の請求項1の方法及び請求項4の装
置によると、循環系におけるスケール析出を自動的に判
断することができる。また、請求項2の方法及び請求項
5の装置によると、ブロー水量を自動的に調節してスケ
ール析出を防止することができる。請求項3の方法及び
請求項6の装置によると、スケール防止剤の注入量を自
動的に制御してスケール析出を防止することができる。
請求項7では、易スケール化イオンの濃度測定にかえて
、水の導電率を測定して請求項1と同様に演算対比して
スケール化傾向を知る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例装置の系統図である。 O・・・冷却塔、    12・・・熱交換器、4・・
・冷却水供給管、16・・・冷却水戻管、7・・・循環
ポンプ、 32・・・ブロー配管、4・・・ブローポン
プ、36・・・ブロー弁、8・・・薬注配管、  40
・・・薬注ポンプ、6.60・・・イオン電極セル、 8.66・・・カルシウム電極、 0.68・・・照合電極、 2.70・・・塩化物電極、 2・・・制御器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)奪熱部と放熱部との間を冷却水が循環される循環
    系と、該循環系に補給水を供給する補給系と、循環系か
    ら冷却水をブローするブロー系とを有する冷却水系の水
    質管理方法において、循環系の冷却水中の少なくとも1
    種の易スケール化イオンの濃度C_S_R、循環系の冷
    却水中の少なくとも1種の難スケール化イオンの濃度C
    _N_R、 補給水中の少なくとも1種の易スケール化イオンの濃度
    C_S_M、 補給水中の少なくとも1種の難スケール化イオンの濃度
    C_N_M、 をそれぞれイオン電極にて測定し、C_N_R/C_N
    _MとC_S_R/C_S_Mとを対比するか、又はC
    _N_M/C_S_MとC_N_R/C_S_Rとを対
    比してスケール析出を判定することを特徴とする冷却水
    系の水質管理方法。 (2)奪熱部と放熱部との間を冷却水が循環される循環
    系と、該循環系に補給水を供給する補給系と、循環系か
    ら冷却水をブローするブロー系とを有する冷却水系の水
    質管理方法において、循環系の冷却水中の少なくとも1
    種の易スケール化イオンの濃度C_S_R、循環系の冷
    却水中の少なくとも1種の難スケール化イオンの濃度C
    _N_R、 補給水中の少なくとも1種の易スケール化イオンの濃度
    C_S_M、 補給水中の少なくとも1種の難スケール化イオンの濃度
    C_N_M、 をそれぞれイオン電極にて測定し、C_N_R/C_N
    _MとC_S_R/C_S_Mとの比率、又はC_N_
    R/C_S_RとC_N_M/C_S_Mとの比率が1
    近傍の所定範囲を超えないようにブロー水量を調節する
    ことを特徴とする冷却水系の水質管理方法。(3)請求
    項1又は2の方法において、前記冷却水系はスケール防
    止剤の注入系を備えており、 C_N_R/C_N_MがC_S_R/C_S_Mより
    も大きくなるほど、 又はC_N_R/C_S_RがC_N_M/C_S_M
    よりも大きくなるほど、 スケール防止剤の注入量を増大させることを特徴とする
    冷却水系の水質管理方法。 (4)奪熱部と放熱部との間を冷却水が循環される循環
    系と、該循環系に補給水を供給する補給系と、循環系か
    ら冷却水をブローするブロー系とを有する冷却水系の水
    質管理装置において、循環系の冷却水中の少なくとも1
    種の易スケール化イオンの濃度C_S_R、循環系の冷
    却水中の少なくとも1種の難スケール化イオンの濃度C
    _N_R、 補給水中の少なくとも1種の易スケール化イオンの濃度
    C_S_M、 補給水中の少なくとも1種の難スケール化イオンの濃度
    C_N_M、 をそれぞれ測定するイオン電極と、C_N_R/C_N
    _MとC_S_R/C_S_Mとを、又はC_N_R/
    C_S_RとC_N_M/C_S_Mとを演算して対比
    する対比手段とを備えたことを特徴とする冷却水系の水
    質管理装置。 (5)請求項4の装置において、さらに前記対比手段の
    対比結果に基づいてブロー水量を調節する手段を備えた
    ことを特徴とする冷却水系の水質管理装置。 (6)請求項4又は5の装置において、さらに冷却水系
    へのスケール防止剤の注入手段と、前記対比手段の対比
    結果に基づいてスケール防止剤の注入量を制御する手段
    とを備えたことを特徴とする冷却水系の水質管理装置。 (7)奪熱部と放熱部との間を冷却水が循環される循環
    系と、該循環系に補給水を供給する補給系と、循環系か
    ら冷却水をブローするブロー系とを有する冷却水系の水
    質管理方法において、循環系の冷却水中の少なくとも1
    種の易スケール化イオンの濃度C_S_R、循環系の冷
    却水の導電率C_C_R、 補給水中の少なくとも1種の易スケール化イオンの濃度
    C_S_M、 補給水の導電率C_C_M、 をそれぞれイオン電極と電気伝導度計で測定し、C_C
    _R/C_C_MとC_S_R/C_S_Mとを対比す
    るか、又はC_C_M/C_S_MとC_C_R/C_
    S_Rとを対比してスケール析出を判定することを特徴
    とする冷却水系の水質管理方法。
JP25447889A 1989-09-29 1989-09-29 冷却水系の水質管理方法及び装置 Pending JPH03114598A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25447889A JPH03114598A (ja) 1989-09-29 1989-09-29 冷却水系の水質管理方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25447889A JPH03114598A (ja) 1989-09-29 1989-09-29 冷却水系の水質管理方法及び装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03114598A true JPH03114598A (ja) 1991-05-15

Family

ID=17265608

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25447889A Pending JPH03114598A (ja) 1989-09-29 1989-09-29 冷却水系の水質管理方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03114598A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06317393A (ja) * 1992-11-02 1994-11-15 Aqua Yunitei Kk 冷却塔における循環冷却水の水質管理方法
JPH06317394A (ja) * 1992-11-02 1994-11-15 Aqua Yunitei Kk 冷却塔における循環冷却水の水質管理方法
JP2010000455A (ja) * 2008-06-20 2010-01-07 Japan Organo Co Ltd スケール防止剤の供給管理方法および供給管理装置
JP2013013853A (ja) * 2011-07-04 2013-01-24 Miura Co Ltd 水処理システム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06317393A (ja) * 1992-11-02 1994-11-15 Aqua Yunitei Kk 冷却塔における循環冷却水の水質管理方法
JPH06317394A (ja) * 1992-11-02 1994-11-15 Aqua Yunitei Kk 冷却塔における循環冷却水の水質管理方法
JP2010000455A (ja) * 2008-06-20 2010-01-07 Japan Organo Co Ltd スケール防止剤の供給管理方法および供給管理装置
JP2013013853A (ja) * 2011-07-04 2013-01-24 Miura Co Ltd 水処理システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2001272969B2 (en) Dynamic optimization of chemical additives in a water treatment system
AU2001272969A1 (en) Dynamic optimization of chemical additives in a water treatment system
JPH02115697A (ja) クーリングタワーの水の連続的オンストリームの監視装置
US6811710B2 (en) Large water reservoir management system
JP4711187B2 (ja) 水処理薬剤の注入方法及びその注入システム
Edwards et al. Effect of selected anions on copper corrosion rates
Crolet Mechanisms of uniform corrosion under corrosion deposits
TW202003394A (zh) 水處理控制監視裝置
JP2011224455A (ja) 開放循環冷却水系の水処理薬品注入管理方法および装置
JP3358523B2 (ja) 水処理薬剤の濃度演算方法および自動管理方法
JPH03114598A (ja) 冷却水系の水質管理方法及び装置
JP2002159962A (ja) 循環水系における水処理薬品注入制御システム
JP4543388B2 (ja) 水処理薬品の濃度管理方法
JP2991060B2 (ja) 冷却水系の自動ブロー薬注装置
JP3780965B2 (ja) 冷却水系の濃縮管理方法
JP4042422B2 (ja) 水系処理剤濃度の自動測定装置と自動測定方法並びに制御方法
JP2009291694A (ja) 水処理用薬品の供給管理装置および供給管理方法
JP2002235194A (ja) アルミニウム又はアルミニウム合金の陽極酸化処理における処理液の管理方法
JP7284624B2 (ja) 残留塩素除去方法、残留塩素除去システムの制御装置及び残留塩素除去システム
US7273561B1 (en) Method for determining the chemical dosage required to reduce sulfides in wastewater to acceptable levels
JPH06317393A (ja) 冷却塔における循環冷却水の水質管理方法
JP4654392B2 (ja) ボイラ水処理システムおよびそれを用いたブロー水管理方法
JP3117015B2 (ja) 防食剤添加装置
KR20000033348A (ko) 정수장의 응집제 투여방법 및 그 장치
Saquete‐Ferrándiz et al. Forced precipitation experiments for study of the electromagnetic treatment of water