JPH03114507A - 金属フィルター用液体載置法 - Google Patents

金属フィルター用液体載置法

Info

Publication number
JPH03114507A
JPH03114507A JP2202351A JP20235190A JPH03114507A JP H03114507 A JPH03114507 A JP H03114507A JP 2202351 A JP2202351 A JP 2202351A JP 20235190 A JP20235190 A JP 20235190A JP H03114507 A JPH03114507 A JP H03114507A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal
filter sheet
particles
cake
sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2202351A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0775649B2 (ja
Inventor
Paul C Koehler
ポール・チャールズ・ケーラー
Stephen A Geibel
スティーヴン・アーサー・ゲイベル
Michael B Whitlock
マイケル・ブラットナー・ホイットロック
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pall Corp
Original Assignee
Pall Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pall Corp filed Critical Pall Corp
Publication of JPH03114507A publication Critical patent/JPH03114507A/ja
Publication of JPH0775649B2 publication Critical patent/JPH0775649B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22FWORKING METALLIC POWDER; MANUFACTURE OF ARTICLES FROM METALLIC POWDER; MAKING METALLIC POWDER; APPARATUS OR DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR METALLIC POWDER
    • B22F5/00Manufacture of workpieces or articles from metallic powder characterised by the special shape of the product
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22FWORKING METALLIC POWDER; MANUFACTURE OF ARTICLES FROM METALLIC POWDER; MAKING METALLIC POWDER; APPARATUS OR DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR METALLIC POWDER
    • B22F3/00Manufacture of workpieces or articles from metallic powder characterised by the manner of compacting or sintering; Apparatus specially adapted therefor ; Presses and furnaces
    • B22F3/10Sintering only
    • B22F3/11Making porous workpieces or articles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D39/00Filtering material for liquid or gaseous fluids
    • B01D39/14Other self-supporting filtering material ; Other filtering material
    • B01D39/20Other self-supporting filtering material ; Other filtering material of inorganic material, e.g. asbestos paper, metallic filtering material of non-woven wires
    • B01D39/2027Metallic material
    • B01D39/2031Metallic material the material being particulate
    • B01D39/2034Metallic material the material being particulate sintered or bonded by inorganic agents
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22FWORKING METALLIC POWDER; MANUFACTURE OF ARTICLES FROM METALLIC POWDER; MAKING METALLIC POWDER; APPARATUS OR DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR METALLIC POWDER
    • B22F3/00Manufacture of workpieces or articles from metallic powder characterised by the manner of compacting or sintering; Apparatus specially adapted therefor ; Presses and furnaces
    • B22F3/22Manufacture of workpieces or articles from metallic powder characterised by the manner of compacting or sintering; Apparatus specially adapted therefor ; Presses and furnaces for producing castings from a slip
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22FWORKING METALLIC POWDER; MANUFACTURE OF ARTICLES FROM METALLIC POWDER; MAKING METALLIC POWDER; APPARATUS OR DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR METALLIC POWDER
    • B22F2998/00Supplementary information concerning processes or compositions relating to powder metallurgy
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22FWORKING METALLIC POWDER; MANUFACTURE OF ARTICLES FROM METALLIC POWDER; MAKING METALLIC POWDER; APPARATUS OR DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR METALLIC POWDER
    • B22F2998/00Supplementary information concerning processes or compositions relating to powder metallurgy
    • B22F2998/10Processes characterised by the sequence of their steps

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Geology (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Filtering Materials (AREA)
  • Powder Metallurgy (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は多孔性金属物品に関し、特に焼結した金属微粒
子フィルター製造方法に関する。
金属フィルターは種々の用途に長い間用いられている。
たとえばステンレススチール粉末のような焼結した金属
微粒子から調製した多孔性ステンレススチールフィルタ
ーは、高い圧力低下が好まれる種々のプロセスならびに
比較的粒の細かい濾過能力を機械的強度、高温抵抗性、
および/または耐薬性と合わせ持っていなければならな
い用途において使用されている。該用途には、高温に遭
遇する流動床接触法、たとえば流動接触分解法に用いら
れる微細触媒の濾過ならびに高性能記録テープ製造時の
濾過がある。
該フィルターのさらに別の用途は、たとえばポリエステ
ルフィルムのような高分子フィルタおよび繊維の製造に
用いられる溶融樹脂の濾過にある。
通常の焼結金属媒質は、焼結前に粉体を載置する過程で
密度の変動で悩まされる。本発明は極めて均等な濾過性
能をもたらす粉体載置法を与える。
極めて均等の濾過性能に加えて、本発明により提供され
る方法によって作った生成物は効率およびごみ捕捉力の
点で著しい向上を示すことがわかる。
本発明は、(a)液体媒質中で金属微粒子の安定化懸濁
液を形成させ;(2)湿潤ケークを形成するように、実
質的にすべての微粒子を保持するほど微細なスクリーン
を通して安定化懸濁液を加圧濾過し;(c)該湿潤ケー
クから液体を除去して、生強度を有する乾燥ケークとし
;かつ(d)金属微粒子を融合させ、かつ揮発性物質を
すべて除去するように、乾燥ケークを焼結することより
なる多孔性金属フィルターシートの製造方法を提供する
本発明は、また、(a)金属微粒子対液体媒質の重量比
がに1ないし0.02!5:1の範囲にあり、かつ安定
・結合剤が水および安定・結合剤の合計重量に対して0
.2ないし1重量パーセントの量で存在するように、約
3,000,000の分子量を有するポリアクリル酸で
ある安定・結合剤の存在下で1ないし75μmの粒径を
有するステンレススチール微粒子を水中に分散させてな
る安定化懸濁液を形成させ;[有])湿潤ケークを形成
させるように、7031ないし21,093kg/rr
r (10ないし30ps i)のフィルター前後の圧
力差を与えて、実質的にすべての金属微粒子を保持する
ほど細かいスクリーンに通して、安定化懸濁液を濾過し
;(c)水分を除き、生強度を有する乾燥ケークとする
ように、37.8ないし93.3℃(100ないし20
0°Fの温度で前記湿潤ケークを乾燥し;(d)フィル
タースクリーンを取り去って、圧縮前の厚さの約60%
以上の所定の厚さまで乾燥ケークを圧縮し;かつ(e)
金属微粒子を融合させ、揮発性物質をすべて除去して多
孔性金属フィルターシートを形成させるように圧縮乾燥
ケークを871.1ないし1371.1℃(1,600
ないし2,500下)の温度で焼結することよりなる多
孔性金属フィルターシートの製造方法をも提供する。
本発明は、また、金属微粒子の個々の粒子が相互に結合
し、かつ多孔性金属フィルターシートが、約60.00
0cc/win/ f t” (1,0f t” = 
0.093 rd )の流量および約0.3ft!(2
79cIlI)以上の呼称表面積、たとえば直径的7.
5inch(19,1cm)の円板において、約1.3
以下、好ましくは1.2以下のバブルポイント比を有す
る金属微粒子よりなる実質的に均等な気孔構造の多孔性
金属フィルターシートをも提供する。
フィルターシートは均等な気孔構造を有し、このことは
フィルターの任意の特定層または水平断面の気孔構造を
指すと理解される。事実、濾過方向にフィルターの1つ
の面から反対面に段階のついた気孔率を有する方が好ま
しいことがよくある。
それにも拘らず、濾過方向に直角の任意の特定断面にお
いては、フィルターは実質的に均等の気孔率を有する。
本発明によって提供される多孔性金属シートを調製する
のに用いられる安定化懸濁液は液体媒質、金属微粒子、
安定剤、および結合剤よりなる。単一成分が金属微粒子
の分散液を安定化させかつ、懸濁液の乾燥時に個々の粒
子を相互に結合させそれによって必要な生(ナマ)すな
わち未焼結強度を付与する働ぎをするのが好ましい。
典型的には、金属微粒子および液体媒質の安定化懸濁液
は以下の一般的手段によって調製される。
安定・結合剤は、液体媒質中に安定・結合剤の必要な濃
度を与えるような量の液体媒質(使用および廃棄の容易
さから水が好ましい)と混合される。混合物は安定・結
合剤の−様な分散液が得られるまで混合する。次に必要
量の金属微粒物質を添加し、液体媒質中の金属微粒子の
−様な分散液すなわち懸濁液が得られるまで混合する。
二重の系の場合には、これが必要なすべてである。安定
・結合剤を含む液体媒質中の金属微粒子の懸濁液は十分
な混合が終った後では安定である。
「安定jまたは「安定化」ということは金属微粒物質が
、濾過中に不均質の沈殿をもたらすと思われる速度では
沈降しないような懸濁状態にあることを意味する。
前記懸濁液の「加圧濾過」はフィルター装置の前後に加
えられた圧力の勾配があることを意味する。これはフィ
ルター媒質上部の圧力増加によるか、フィルター下部の
圧力減少によるか、または両者の併用によることができ
る。
湿潤ケークは、損傷することなく次の工程で取扱い処理
することができる生強度を有するまで乾燥する。
さて、本発明を実施する好適な手段によって本発明をさ
らに説明する。この解析を容易にするために、プロセス
を5つの部分操作に分ける:懸濁液の生成;濾過:乾燥
ケークの生成;乾燥ケークの圧縮;および焼結による最
終フィルター媒質の生成。
安定化悲員丘 金属微粒子を懸濁させる媒質は水性がもっとも便利であ
るが、たとえばアルコール類又は軽油のような他の液体
も、生成した懸濁液が容易に濾過できさえすれば、必要
に応じて使用することができる。金属微粒子は任意の種
々の、合金、ニッケル、クロム、銅、モリブデン、タン
グステン、亜鉛、スズ、金、銀、白金、アルミニウム、
コバルト、鉄およびマグネシウムのような種々の金属の
みならず含ホウ素合金を含む金属および金属合金の混合
物を含む金属物質から作ることができる。
ニッケル・クロム系合金が好ましい。ごの合金の中では
、ニッケル、クロム、および鉄を含むAIS■呼称ステ
ンレススチールがもっとも好ましい。特に好ましいのは
通常オーステナイト系ステンレススチールと呼ぶ415
13000系のステンレススチールである。好ましい部
類の他のステンレススチールはマルテンサイト系ステン
レススチール、マルエージ鋼、17−7および17−4
PIIステンレススチール、フェライト系ステンレスス
チール、ならびにカーペンタ−Nα20合金である。ニ
ッケル・クロム系合金類の好ましい種類に属する他の合
金は、ハステロイ、モネル、インコネル、ならびに50
重量%ニッケル150重量%クロム合金である。フェラ
イト系ステンレススチールとオーステナイト系ステンレ
ススチールとの二重構造のような多重構造物質も使用す
ることができる。
用いられる金属微粒子は樹枝状、針状、および球状を含
む種々の形状をとることができ、かつ典型的には、工な
いし300−1好ましくは1ないし150虜、より好ま
しくは1ないし75IIm、もっとも好ましくは工ない
し40ρの範囲内の呼称粒径を有する。特定の組合せに
選択される金属微粒子の粒径は最終生成物の所望の気孔
率による。目の細かいフィルターの場合には、工ないし
75虜、好ましくは1ないし40μmの呼称粒径が適当
であるが、目のあらいフィルターの場合には、100な
いし3004の呼称粒径を使用するのが望ましい。
金属微粒子対液体媒質の重量比は典型的には4.0:1
ないしo、oi:x、好ましくはtitないし0.02
5  : lの範囲にある。
典型的には、使用する安定・結合剤は液体媒質中に0.
1ないし5重量パーセント、より好ましくは0.2ない
し1重量パーセント(液体および安定・結合剤の重量に
対して)の量が存在する。微粒子の重量に対する安定・
結合剤の比率は、焼結する前に組織内に持ち込まれる炭
素含量を制限するためムこできるだけ低くなければなら
ない。このことはオーステナイト系ステンレススチール
の場合に特に重要である。
多くの用途において、安定・結合剤をつくるのに補助的
成分を加えることが好ましい。たとえば、ポリアクリル
酸安定・結合剤水溶液の場合に、水酸化アンモニウムの
ような中和塩基の添加は、ポリアクリル酸を中和し、実
質的に、たとえば10.000ないし50,000セン
チポアズ(cP)まで粘度を上昇させるように働く。線
系は極めてエクソトロピック、すなわち乱されない場合
(低せん新条件)には極めて高い見掛は粘度を有し、し
たがって懸濁微粒子の沈降が阻止される。しかし激しく
攪拌すると、該系は極めて低い有効粘度を有し、そのた
め金属微粒子を分散させるのに極めて効果的である。該
懸濁液は極めて安定であるので、金属微粒子の著しい析
出なしに、使用される時点よりも前に調製することがで
きる。しかし、あるいは、また、g<液をつくるのに他
成分の添加を必要としない別の安定・結合剤を使用する
こともできるたとえば、CARBOPOLT′4941
は中和塩基を加えずに使用することができる。適用温度
で測定して、20(ないし50,0OOcp好ましくは
200ないし10.0OOcpの範囲の粘度を用いるこ
とができる。
金属微粒子gl液を安定化させるのに役立ち、かつ乾燥
して液体媒質を除いたときに結合剤としても働く種々の
増粘剤を使用することができる。
ポリアクリル酸(cARBOPOL”という商品名でB
、F。
Goodrich Chemical Company
から入手可能)が特に望ましい。概して、1,000,
000ないし4,000,000の分子量を有するポリ
アクリル酸が適当である。
前述のように、CARBOPOL”に941が特に好ま
しい。
CA11BOPOL”941 は約1,250,000
の分子量を有している。C11R80POI、”934
を使用することもできる。
核晶は約3,000,000の分子量を有している。使
用することができる他の物質には、カルボキシメチルセ
ルロース、カルボキシエチルセルロース、ポリエチレン
オキシド、アルギン酸ナトリウム、カルボキシメチルセ
ルロース、グアーガム、メチルセルロース、およびイナ
ゴマメガムがある。一般に、液体媒質として水を使用す
る場合には焼結前または焼結中に実質中に完全に揮発お
よび/または分解する水に相溶可能な安定・結合剤を用
いることができる。
本発明のオーステナイト系ステンレススチール多孔性物
品は残留炭素が低い、すなわち約0,08重量パーセン
ト未満、より好ましくは約0.05重量パーセント未満
、および典型的には0.03重量パーセント以下、たと
えば0.015重量パーセントであることを特徴とする
。低生成炭素含有量は、金属微粒子対キャリヤー(安定
・結合剤および液体媒質)の重量比を懸濁液中で特に調
整することによって同時に可能となる極めて低濃度の結
合剤樹脂によるものである。典型的には、安定・結合剤
によって安定化懸濁液中に存在する炭素量は約0.25
パーセント以下(金属微粒子の重量に対して)である。
この1部は焼結作業時の昇温中に失われ、金属中に実際
に吸収される残りの炭素量は焼結中に起る化学時または
物理的プロセスによって減少する。
炭素含量が0.08重量パーセントよりも多いオーステ
ナイト系ステンレススチールは、粒界に、多くの条件下
で腐食をひき起すことができる炭化クロムが沈澱しやす
いので、オーステナイト系ステンレススチールを用いて
処理する場合には低炭素含量が特に重要である。この腐
食しやすさは、0.08重量パーセントよりも多い炭素
を含むオーステナイト系ステンレススチールが482.
2°ないし815.6℃(900ないし1.500°F
の範囲の温度(過敏化範囲)にさらされたときに激化す
る。典型的には、炭素含量が低いほど、オーステナイト
系ステンレススチールの粒間腐食は起り難くなる。0.
03ないし0.08重量パーセントの範囲の炭素含量を
有するオーステナイト系ステンレススチールは、過敏化
範囲内の温度にさらされなかった場合には、安定である
。しかし、該スチールを過敏化範囲内の温度にさらすと
、炭化クロムが粒界に沈澱し、金属はさらに、種々の腐
食媒質によって侵されやすくなる。炭素含量が0603
重量パーセント未満のオーステナイト系ステンレススチ
ールは、過敏化範囲内の温度にさらされた後でさえも、
粒界に顕著な量の炭化クロムを沈澱することがなく、し
たがって炭素含量が0.03重量パーセントよりも多い
対比オーステナイト系ステンレススチールよりも耐食性
がすぐれる。
焼結の間に、オーステナイト系ステンレススチール多孔
性物品から炭素が除かれるプロセスは完全にはわかって
いない。しかし、出発混合物が約1パーセントを上回る
炭素を含む場合に、0.15パ一セント未満ないし0.
08パーセントの炭素を有する生成物を得ることは、一
般に経済性の点で実用的でないことが経験的に確められ
ている。たとえ、炭素質結合剤が溶融および/または揮
発するとしても、十分に0.08パーセントを上回る水
準にまで炭素含量を不当に増大させるだけの炭素を液体
または藤気から金属中に拡散させるので、このことは事
実と考えられる。このために、微粒状オーステナイト系
ステンレススチールの重量に対する懸濁媒質内の安定化
懸濁液中炭素の重量パーセントを、好ましくは金属微粒
子重量の約0.25パ一セント未満に保たなければなら
ない。
構造中に一様に分布したより緊密に制御された気孔径分
布を得るために実質的に球形の粒子を用いることができ
る。もしくは、安定化懸濁液中に種々の金属微粒子形態
の混合物を使用することができる。
結合機能を与えるかまたは安定剤によって付与される結
合を補うために用いることができる薬剤にはアルギン酸
ナトリウム・グアーガム、およびメチルセルロースがあ
る。
付与する量は焼結相に入るときに乾燥圧縮ケーク中の炭
素含量をできるだけ低くしたいという要望と調和させな
ければならない。したがって、安定化機能と結合機能と
が異なる薬品によって付与されるときには、使用する安
定剤は、有効量を用いる場合、ケークが焼結炉に入る際
に最低の残留炭素含S(iをもたらす薬剤が望ましい。
結合剤の量は(液体および結合剤の合計重量に対して)
通常5重量%を超えてはならず、概して0.2ないし1
重量%が適当である。
無圧ま遇 前述の金属微粒子安定化懸濁液は、次に適当な装置で加
圧濾過をする。該装置は容器、濾過手段、排出手段、な
らびに液体媒質および大部分の安定・結合剤を濾過手段
から押し出し、若干の液体媒質、安定・結合剤、および
すべての金属微粒子をフィルター上に残すために用いら
れる圧力誘発手段よりなるであろう。
濾過を強めるためには、液体を包含する容器内の圧力を
高めることが望ましいけれども、別法として、または恐
らくさらに、減圧帯域中で濾過することが可能である。
この方法では容器内の圧力が唯一の駆動力であるとすれ
ばあてはまると思われるような押し出すだけとは対照的
に液体媒質はフィルター媒質から吸い出される。
多くのこのような装置を考えることができるけれども、
特に第1図に示す加圧フィルターを参照して本発明をさ
らに説明する。図において、概ね円筒形の加圧可能な容
器1は孔あき管5から排出させる出口プレナム2と導通
ずる下部開口を閉じるフィルター機構を有している。フ
ィルター構造は下層の孔あき補強板3およびその上に配
設された3個のl0XIOメツシユスクリーンおよび1
個の40 X 40メツシユスクリーンを含む複合支持
体および、該複合支持体メツシュの上に載置された40
0×400メツシユのフィルタースクリーン6よりなる
本発明によって提供される典型的な方法においては、安
定化懸濁液を容器内に導入し、次に容器を閉じて、フィ
ルター前後に少なくとも7031kg/rrf (10
psi)、好ましくは7031ないし70.310kg
/ nf(10ないし100psi) 、もっとも好ま
しくは7031ないし21,093kg/n((10な
いし30psi)の圧力差を与えるように加圧する。懸
濁液媒質をフィルター構造物を通して濾過して出口ブレ
ナムに集め、そこから孔あき管5を経て排出させる。金
属微粒子はフィルタースクリーン6上に堆積する。
濾過の完了後、フィルタースクリーン6を、その上にあ
る堆積した微粒金属の湿潤ケークとともに取り外し、第
1の金属平板上に置く。
湿潤ケークを捕集するフィルターの幾何学形状は重要で
はなく、円形、角形、だ円形等のような任意の平面形状
であることができる。該形状物をすべて以後「シート」
と呼ぶ。
闘附エニL勿乾反 液体媒質/安定・結合剤混合物として水/CAI?BO
POL”を使用する場合には、湿潤ケークを載せた板は
、次に、水を除去し、結合剤を硬化させるために、37
.8ないし93.3℃(100ないし200下)、たと
えば65.5℃(150’F)で4ないし6時間の間空
気循環炉または熱対流炉内に好適に置くことができる。
他の系は異なる乾燥温度および時間を要するかもしれな
い。この態様において、乾燥ケークは次に炉から取り出
して乾燥ケークの上部に第2の金属平板を置く。次いで
この構造物をひっくり返して第Iの金属板(最初は底板
)を取り除き、フィルタスクリーンを露呈させる。次に
これをケークから剥がして、第2の金属板上に乾燥ケー
クを残す。
乾煤欠二久夏圧朧 前記の乾燥操作に代えるもの、またはそれに付加するも
のとして、湿潤ケークを圧縮させることができる。これ
は湿潤ケークから液体を除去するために行うことができ
るが、この場合、前記のように高温で行うことが好まし
いか、または上記のような別の乾燥操作により得られる
乾燥ケークを圧縮することができる。
いずれの場合にも、第2の金属板に置かれたケークを、
1つの態様では、乾燥ケークの周囲に平行で平らな厚さ
のスペーサーを備えた油圧機にかける。このスペーサー
は、過剰圧縮を防ぎ、圧縮ケークの厚さを正確に制御す
る「デッドストップ」として働く。圧縮は、プレスがこ
のデッドストップに達するまで継続する。もしくは、か
つ時としては好適に、ケークを圧縮するのに均衡圧力を
用いることができる。この場合には、乾燥ケークに予め
定めた圧力を加え、その水準は最終製品の所望の気孔率
によって決定される。
焼結前の圧縮は、最終フィルターの延性および機械的強
度を向上させ、他方同時に気孔径を減少させる効果を有
することが見出されている。焼結前の圧縮は、粒子間の
接点の数および接触面積を増大させ、強度の向上する製
品とする。
使用する圧′frB量は使用粒子の形状および粒径によ
って変る。しかし、概して、最終の多孔性媒質中に40
ないし70%、好ましくは45ないし60%の空隙容積
をつくるだけのものでなければならない。
一般に、乾燥ケークを、圧縮前の厚さの約50%以上、
好ましくは約60%以上の厚さまで圧縮すれば十分とわ
かっている。表現を変えれば、圧縮は通常、圧縮前の乾
燥ケークの厚さの約50%以下、好ましくは約40%以
上の減少を生じさせなければならない。
本発明によって与えられる別の態様においては、圧縮に
先だうて、乾燥ケークを焼結する(後記参照)。このこ
とは、またフィルターシートの気孔率を所望の水準まで
減少させるのに有効である。
このような態様においては、均衡圧力または所望の厚さ
への圧縮を使用することができる。
焼−詰 焼結工程それ自体、焼結結合を作るために1つの粒子か
ら他の粒子へ金属原子の固相拡散を促進させるだけの高
い温度で行うのが好ましい。ステンレススチール金属微
粒子の場合には、871.1ないし1371.1℃(1
,600ないし2,500°F、より好ましくは103
7.8ないし1301.7℃(1,900ないし2,3
75下)の範囲内の温度および0.5ないし2時間の間
が適当と認められている。焼結工程は純水素または他の
還元性雰囲気中、さらにより好ましくは真空中で行うの
が望ましい。
青銅のような低融点物質を使用するときには、低い焼結
温度を採用することができる。たとえば、青銅の場合に
は、760ないし1037.8’C(1,400ないし
1 、900 ’F )の範囲内の温度が適当である。
焼結工程は、前記の固相拡散を促進させるほどの高温で
行うのが好ましいけれども、比較的低温の液相焼結を用
い、たとえば銀とステンレススチール微粒子またはスズ
と銅とを用いて行うこともできる。
上記の方法に加えて、基本的な本発明の概念を逸脱する
ことなく若干手を加えることも可能である。たとえば異
なる粒径または異なる形態を有する2種類以上の懸濁液
の連続加圧濾過によって金属微粒子を2つ以上の層にi
a置することが可能である。このようにして、たとえば
最終フィルターの気孔径は、一方の面で目のあらい気孔
径とし、一つ以上の段階をつけて反対面では目の細かい
気孔径とするように段階をつけることができる。
加圧濾過操作に用いられるフィルターメツシュは通常焼
結前に取り除く。これは焼結直前かもしくは必要があれ
ば圧縮または乾燥前に行うことができる。別の態様にお
いては補助支持体とするかまたは濾過能力を助成するた
めにメツシュを同じ場所に残しておくことができる。フ
ィルターの1つの面か両面もしくはフィルター本体にワ
イヤメツシュのような典型的に支持構造物である取付部
品を組込むことも可能である。これは支持メツシュをフ
ィルタメツシュの上部に置くかまたは圧縮前に支持メツ
シュを所望の位置に置くことによって行うことができる
。支持メツシュをフィルター本体中に設けたい場合には
、2つの別の段階で載置させ、第1の段階での′R載置
物上部に支持メツシュを置き、次いで該メンシュの上部
に第2の段階で載置させることによってこれを行うこと
ができる。
ここで、特に以下の実施例について本発明によって提供
される方法を説明するが、該実施例は具体的説明を目的
とするだけのものであって本発明の必須範囲の限定を意
味するつもりのものではない。
遺J1舛 第1図によって構成される内径21.3cm (8,3
75inch )の圧力容器を400 X 400メソ
シユ載置スクリーンを付して調製する。4リツトルの1
.15%cp、RBopoLTH934溶液(粘度30
0ないし500cp)を秤取し、絶えず攪拌しながら2
37gの−200,+325メンシユ316Bステンレ
ススチール金属粉を添加する。
本明細書で使用するこの呼称、すなわち、−200゜+
325メツシユは微粒物質の特性を示す。この特定例に
おいては、該物質は200メツシユの米国標準ふるいを
通過するが325メツシユの米国標準ふるいは通過しな
い。
金属粉を均一に混合後(約3分間後)、安定化懸濁液を
圧力容器内のフィルター(すなわち載置)スクリーン上
に注入する。圧力容器を密閉した後、14.062kg
/ % (20ps+)に加圧する。懸濁液媒質をハウ
ジングからドレインを経て流出させる。約30分後に、
すべての媒質がハウジングから排出し終り、過剰の水分
を除くために湿潤ケークに通気する。これはさらに60
秒を要する。
次に空気フローを止めて、ハウジングを解体する。正味
の湿潤載置物の厚さはほぼ0.24印(0,093in
ch)である。f2置物を0.06cm(0,022i
nch)厚のステンレススチール板に移し、さらに65
.6℃(150′F′)にセットした乾燥オーブン中に
入れる。
4ないし6時間後、載置物を取り出して、載置物が2枚
の同様の金属板の間にはさまれるようにステンレススチ
ール板をその上部に置く。次に、このサンドインチをひ
っくり返して下部の金属板(ここでは上部金属板)を取
り去り400 X 400メツシユスクリーンを曝露さ
せる。次いでこれを剥ぎ取って、板上に乾燥した!3i
tケークを残す。さらにこれを508.000kg (
500)ン)プレスにかける。
載置物の周りに4個の厚さ0.23cm (0,092
inch)のスペーサーを差し込み、載置物を0.18
cm (0,070inch)の−様な厚さまで圧縮す
るためにプレスを508.000kg(500ton)
の全圧力に加圧する。スペーサーは最終の厚さ計として
働く。
載置物をステンレススチール板から取り出して、耐火性
シート上に置く。十分な量のRW物を炉のロード上に置
いて、ロードを焼結炉に入れ、水銀柱1100tの真空
下、1232.2°c(2,250°Fで8時間焼結す
る。
焼結後ii!2置物を取り出して、透過性、泡立ち点(
後に定義する)、厚さ、および強度を試験する。
末法により作った媒質の典型的な性状は、厚さが0.1
7±0.0025cm (0,067±O,0O1in
ch) ; 30.48m/m1n(100f t/m
1n)の空気の流速下でフィルター前後の圧力低下が水
柱18.1±1.6inch (1inch=2.54
c+n);空隙容積が53%±1.5%である。
本発明によって提供される方法により調製した生成物の
均一性の向上を定量化する最善の方法は最初の泡立ち点
における圧力と選択された流速における圧力との関係に
ある。
4つのフィルターを3Itl製した。2つ(A−1およ
びA−2)は実施例に述べた本発明の方法によって作り
、2つ(B−1およびB−2)は同一の金属微粒子では
あるが、乾燥保管後圧縮し、かつA−1およびA−2に
用いた方法と同様の方法を用いて焼結して作った。それ
ぞれについて最初の泡立ち点の圧力(水柱のインチ数、
すなわち 「インチ■20」で表わす)ならびに2つの
異なる流速における圧力を測定した。試験結果を下記第
1表に示す。
下記例に示す泡立ち点試験は、下界温度において、フィ
ルターシートを適当な試験用ジグ中に置き、供試シート
をFilmex B(Ashland Chemica
lCompanyから入手可能な190プルーフ変性エ
チルアルコール)の液体浴に入れて気孔をすべて完全に
湿潤させることによって行った。次にシートの片側に空
気圧をかけ、シートの反対すなわち第2の面に第1すな
わち最初の気泡が現われるのに要する圧力を記録した。
次いで、表面積1平方フイー ト(0,,093平方メ
−) ル)当り毎分20,000立方センチメートルの
流速の空気が構造体内を流れるまで圧力を高めた。次い
でこの圧力を記録した。
下記に示すすべての例について、この時点での供試試料
の第2(下流)の面上の気泡の分布は全く均等であるこ
とが認められた。この流速における圧力を記録した後、
流速を表面積1平方フイート(0,093平方メ−)J
l/)当り毎分の空気量60,000立方センチメート
ルまで高め、ふたたび圧力を記録した。特定の流速、す
なわち20,000および60.000を維持するのに
必要な圧力と最初の泡立ちを発生するのに要する圧力と
の比は成形構造体内の気孔径の均等性の尺度である。す
なわち、核化が1.0に近づくほど、気孔径はより均等
になり、気孔径分布は密になる。この比率に及ぼす構造
物自体の圧力低下の影響を除くために、20,000お
よび60.000のそれぞれの特定の空気の流速におけ
る純圧力低下を(すなわち、空気中で気孔を湿潤させな
いで)測定し、それぞれの比について計算する前にFi
lmex B中に試料を浸漬したときに対応する流速に
おいて測定した圧力低下から差引いた。
特定の流速、すなわち、20,000および60,00
0における圧力と第1すなわち最初のバブルポイントを
生じるのに必要な圧力との比は1.3未満であった。こ
れらの比較的小さい比率は、本発明によって提供される
方法により調製した多孔性物品の実質的に均等な気孔構
造を反映している。本発明による多孔性物品の均等な気
孔特性を示す目的で本明細書で用いる「泡立ち点比」と
いう用語は1平方フイー) (0,093立方メートル
)当り60.000立方センチメートルの流速を保つの
に必要な圧力と第1の気泡を生じさせる(前記の試験方
法で述べた)のに要する圧力との比を指す。圧力は前記
試験方法を用い比較を計算する前に測定値から表面積1
平方フイート(0,093平方メートル)当り毎分6o
、ooo立方センチメートルの流速の乾燥空気における
純圧力低下を差引いて求めた。
さらに、多孔性媒質の気孔径の尺度であるF2のデータ
が他の3つの試料、A−3およびA−4(本発明による
)ならびにB−3(従来通り焼結したフィルター)につ
いて得られた。
本発明により提供される多孔性金属物品はベータ=10
0(後に定義する)におけるF2レーティングが典型的
に1ないし1100JJ、好ましくは5ないし40−で
ある。本発明によって提供される焼結構造物は、本発明
により提供される成形構造物の均一性および密度変動の
比較的無さのために、この−船釣な種類の他の焼結構造
物に比して一定効率において比較的高い空隙容積を有し
ている。
気孔径を測定するのに用いられるF2試験は1970年
代にオクラホマ州立大学(O3U)で開発された。F2
試験法の改良変法である。O3U試験においては、適当
な試験流体中の人工汚染物の懸濁液を試験フィルターに
通しながら供試フィルターの上流および下流の流体を連
続的に採取する。
予選択した5種以上の粒径を有する含有物について試料
を自動粒子カウンターで分析し、上流のカウント対下流
のカウントの比を自動的に記録する。
この比率を業界ではヘータ比(β)と呼ぶ。
供試粒径のベータ比は、通常縦軸が対数目盛で横軸が対
数2目盛であるグラフ上に横軸の粒径に対して縦軸にプ
ロットすることができる。次に点の間になだらかな曲線
を引(。次いで供試範囲内の任意の粒径に対するベータ
比をこの曲線から読み取ることができる。特定の粒径の
効率は次式によってベータ比から計算される。
効率パーセント =100(1−1/ベータ)たとえば
、ベータ=100であれば、効率−99%。
特に断らない限り、本明細書に示す例にあげられる除去
レーティングはベータ=100における粒径であり、し
たがって例示した除去レーティングにおける効率は99
%である。
改良F2試験法においては、1ないし20tMの範囲内
の効率は試験汚染物としてAC微細試験ダスト(AC5
park Plug Companyより供給される天
然のシリカ含有ダスト)を用いて求めた。使用前に、ダ
ストの水中分散液を、分散が安定になるまで混合した。
試験流速はフィルター面積1平方フイート(0,093
平方メートル)当り毎分10リツトルであった。試験結
果と第2表に示す。
6.9   8.8    11.2    13.1
   2.615゜8   8.8    10.9 
   12.3   2.53B−3”8.5   1
1.1    13.0    14.4   2.2
99試料7個の平均値 上記のデータかられかるように、本発明のフィルターは
汚染物容量において、F2の低いレーティングにおいて
さえも先行技術のフィルターよりも優れている。概して
、本発明の好適なフィルターシートはベーター100に
おいて1ないし100−1好ましくは5ないし60μm
のF2レーティングを有している。
類似の泡立ち点比およびF2レーティングを有する同様
のフィルターは、すべての他の条件を実4 3 質的に変えないままにして、実施例に述べた「プントス
トップ」圧縮の代りに均衡圧縮を用いる場合に得られる
試料A−1およびA−2の調製と同じようにして、7.
5インチ(19,1cm)の呼称直径を有する10個の
円板を調製し、各円板ごとにバブルポイント比を求め下
記第3表に示す結果を得た。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明により提供される多孔性金属フィルター
製造方法の1部を形成する加圧濾過操作に有用なフィル
ター装置の断面部分側面図である。 (外4名) 手 続 補 正 書 1゜ 事件の表示 平成 2年特許願第202351号 2、発明の名称 金属フィルター用液体載置法 3゜ 補正をする者 事件との関係  特許出願人 住所 名 称  ポール・コーポレーション 繋1撞庄の通り (尚−M面の内宮には変事な1−)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(a)液体媒質中に金属微粒子の安定化懸濁液を形
    成させ、 (b)実質的にすべての粒子を保持して湿潤ケークを作
    るのに十分細かいスクリーンに該安定化懸濁液を通して
    加圧濾過し、 (c)湿潤ケークから液体を除いて、生強度を有する乾
    燥ケークとし、かつ (d)金属粒子を融合させ、かつすべての揮発性物質を
    除くように乾燥ケークを焼結する、上記各工程からなる
    多孔性金属フィルターシートの製造方法。 2、乾燥ケークを焼結する前に圧縮する請求項1記載の
    方法。 3、湿潤ケークからの液体の除去を高温で行う請求項1
    記載の方法。 4、生成フィルター要素の気孔径を減少させるために、
    焼結した乾燥ケークを圧縮させる請求項1記載の方法。 5、焼結する前にケークからフィルタースクリーンを取
    り除く請求項1記載の方法。 6、金属粒子がステンレススチールである請求項1記載
    の方法。 7、金属微粒子が1ないし300μmの粒径を有する請
    求項1記載の方法。 8、安定化懸濁液が、乾燥ケークの生成時に生強度を与
    える結合剤としても作用する安定剤を含む請求項1記載
    の方法。 9、安定・結合剤が1,000,000ないし4,00
    0,000の分子量を有するポリアクリル酸である請求
    項8記載の方法。 10、金属微粒子対液体媒質の重量比が4:1ないし0
    .01:1の範囲にある請求項1記載の方法。 11、複数の濾過操作の結果として金属微粒子を複数の
    層に載置させ、各逐次操作で用いる金属微粒子の粒径お
    よび/または形態を以前の操作で用いたものと比べて変
    化させる請求項1記載の方法。 12、(a)約3,000,000の分子量を有するポ
    リアクリル酸である安定・結合剤の存在下で、金属微粒
    子対液体媒質の重量比が1:1ないし0.025:1の
    範囲内にあり、かつ安定・結合剤が、水および安定・結
    合剤の合計重量に対して0.2ないし1重量パーセント
    の量で存在するように呼称粒径が1ないし75μmのス
    テンレススチール粒子を水中に分散させて安定化懸濁液
    を形成させ、 (2)7031ないし21,093kg/m^2(10
    ないし30psi)のフィルター前後の圧力差で、実質
    的にすべての金属粒子を保持するだけ細かいスクリーン
    に通して該安定化懸濁液を濾過して湿潤ケークを形成し
    、 (c)該湿潤ケークを37.8ないし93.3℃(10
    0ないし200°Fの温度で乾燥して水を除き生強度を
    有する乾燥ケークとなし、 (d)フィルタースクリーンを取り去り、圧縮前の厚さ
    の約60%以上の所定の厚さまで乾燥ケークを圧縮し、
    そして (e)圧縮した乾燥ケークを871.1ないし1371
    .1℃(1.600ないし2,500°Fの温度で焼結
    して金属粒子を融合し、すべての揮発性物質を除去して
    多孔性金属フィルターシートを形成する、上記各工程か
    らなる多孔質金属フィルターシートの製造方法。 13、実質的に均等の気孔構造を有する多孔性金属フィ
    ルターシートにおいて、金属微粒子の個々の粒子が相互
    に結合し、前記シートが約645,835cc/min
    /m^2(60,000cc/min/ft^2)の流
    速において約1.2以下のバブルポイント比を有し、か
    つ該フィルターシートが少なくとも0.3ft^2(2
    79cm^2)以上の呼称表面積を有することを含んで
    なる多孔性金属フィルターシート。 14、前記シートが約1.2以下のバブルポイント点比
    を有する請求項13記載の多孔性金属フィルターシート
    。 15、前記微粒子がステンレススチールである請求項1
    4記載の多孔性金属フィルターシート。 16、前記シートがベータ=100において1ないし1
    00μmのF2レーティングを有する請求項15記載の
    多孔性金属フィルターシート。 17、前記ステンレススチールがオーステナイト系ステ
    ンレススチールである請求項16記載の多孔性金属フィ
    ルターシート。 18、前記シートが、その厚さに直角に目の細かい気孔
    層および目のあらい気孔層を含む段階のついた気孔構造
    を有する請求項13記載の多孔性金属フィルターシート
    。 19、前記目の細かい層の厚さが0.038cm(0.
    015インチ)で前記目のあらい層の厚さが0.102
    cm(0.040インチ)である請求項18記載の多孔
    性金属フィルターシート。 20、前記目の細かい層が1ないし75μmの呼称粒径
    を有する金属微粒子よりなり、前記目のあらい層が10
    0ないし300μmの呼称粒径を有する金属微粒子より
    なる請求項19記載の金属フィルターシート。 21、該シートが複数の層よりなり、少なくとも1つの
    層が隣接層を形成する金属微粒子とは異なる形態を有す
    る金属微粒子から形成される請求項13記載の多孔性金
    属フィルターシート。 22、1つ以上の取付部品を前記シートに焼結結合させ
    た請求項13記載の多孔性金属フィルターシート。 23、前記シートがベータ=100において5ないし6
    0μmのF2レーティングを有する請求項13記載の多
    孔性金属フィルターシート。 24、請求項1記載の方法によって作った多孔性金属フ
    ィルターシート。 25、請求項11記載の方法によって作った多孔性金属
    フィルターシート。 26、請求項12記載の方法によって作った多孔性金属
    フィルターシート。
JP2202351A 1989-07-28 1990-07-30 金属フィルター用液体載置法 Expired - Lifetime JPH0775649B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US38612389A 1989-07-28 1989-07-28
US386123 1989-07-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03114507A true JPH03114507A (ja) 1991-05-15
JPH0775649B2 JPH0775649B2 (ja) 1995-08-16

Family

ID=23524261

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2202351A Expired - Lifetime JPH0775649B2 (ja) 1989-07-28 1990-07-30 金属フィルター用液体載置法

Country Status (6)

Country Link
EP (1) EP0419799B1 (ja)
JP (1) JPH0775649B2 (ja)
KR (1) KR910002546A (ja)
CA (1) CA2022092A1 (ja)
DE (1) DE69032319T2 (ja)
GB (1) GB2234189B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015520660A (ja) * 2012-04-18 2015-07-23 ディーエスエム アイピー アセッツ ビー.ブイ. 水素化反応に有用な装置(ii)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5254299A (en) * 1987-10-27 1993-10-19 The Dow Chemical Company Method of improving melt spinning of linear ethylene polymers
EP0561001B1 (en) * 1991-10-07 1997-01-22 Nippon Seisen Co., Ltd. Laminated filter medium, method of making said medium, and filter using said medium
WO1998011974A1 (en) * 1996-09-23 1998-03-26 Bladon International, Inc. Porous nickel filter material
CN114769597A (zh) * 2022-06-24 2022-07-22 西部宝德科技股份有限公司 金属粉末多孔基体管外壁膜层的制备方法及装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB577765A (en) * 1944-08-18 1946-05-30 Tecalemit Ltd Improvements relating to reinforced porous metal or alloy members
GB832317A (en) * 1957-04-05 1960-04-06 Degussa Process for the production of fine-pore metal filters, membranes and diaphragms
CH604826A5 (en) * 1975-12-29 1978-09-15 Commissariat Energie Atomique Filter of inorganic material prepn.
US4186100A (en) * 1976-12-13 1980-01-29 Mott Lambert H Inertial filter of the porous metal type
ZA86448B (en) * 1985-02-01 1986-11-26 Pall Corp Seamless porous metal article and method of making
EP0325179A1 (en) * 1988-01-14 1989-07-26 GTE Products Corporation Process for producing tungsten heavy alloy sheet

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015520660A (ja) * 2012-04-18 2015-07-23 ディーエスエム アイピー アセッツ ビー.ブイ. 水素化反応に有用な装置(ii)

Also Published As

Publication number Publication date
CA2022092A1 (en) 1991-01-29
GB2234189B (en) 1994-04-06
EP0419799B1 (en) 1998-05-20
JPH0775649B2 (ja) 1995-08-16
DE69032319T2 (de) 1998-09-17
EP0419799A3 (en) 1991-05-15
GB2234189A (en) 1991-01-30
KR910002546A (ko) 1991-02-25
EP0419799A2 (en) 1991-04-03
GB9016087D0 (en) 1990-09-05
DE69032319D1 (de) 1998-06-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5149360A (en) Liquid laydown process and metal filter
EP0166606B1 (en) Porous metal article and method of making
US4613369A (en) Porous metal article and method of making
JP3177096B2 (ja) 高効率金属膜フィルタ要素、及びその製造方法
US4822692A (en) Seamless porous metal article and method of making
US3893917A (en) Molten metal filter
JP5129926B2 (ja) 多孔質焼結コンポジット材料
US4056586A (en) Method of preparing molten metal filter
WO1993006912A1 (en) Laminated filter medium, method of making said medium, and filter using said medium
US3489555A (en) Method of slip casting titanium structures
US20160256807A1 (en) Powder sintered metallic porous body, filter element and method for improving permeability thereof
JPH03114507A (ja) 金属フィルター用液体載置法
EP0190035B1 (en) Method of making a porous metal article and articles produced by the method
DE3810866A1 (de) Filtermedium, das zum entfernen mitgerissener feststoffe aus fluessigkeiten bei hohen temperaturen geeignet ist
JP3745374B2 (ja) 高温用途のための金属フィルター
GB2269763A (en) Sintered metal filter sheet
JP5083936B2 (ja) 金属多孔質体の製造方法
JP3481962B2 (ja) 金属多孔体フィルタの製造方法
JPS6022913A (ja) 濾材及びその製造方法
JPH0889731A (ja) 金属粉末製フィルターおよびその製造方法
JPH06114247A (ja) 金属製分離膜
CN118023526A (zh) 具有多个层的经烧结多孔体
JPS62186908A (ja) 非対称膜の製造方法
Lee et al. A filtration model of microporous membrane filters in liquids
JPS59133495A (ja) 高温原子炉用燃料插入体、燃料要素および吸収要素の製法