JPH0311353B2 - - Google Patents

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JPH0311353B2
JPH0311353B2 JP60226829A JP22682985A JPH0311353B2 JP H0311353 B2 JPH0311353 B2 JP H0311353B2 JP 60226829 A JP60226829 A JP 60226829A JP 22682985 A JP22682985 A JP 22682985A JP H0311353 B2 JPH0311353 B2 JP H0311353B2
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JP
Japan
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profile
fitting
plastic
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section
Prior art date
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JP60226829A
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English (en)
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JPS6286284A (ja
Inventor
Isao Shima
Tsuneo Koni
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankyo Aluminium Industry Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Aluminium Industry Co Ltd
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Application filed by Sankyo Aluminium Industry Co Ltd filed Critical Sankyo Aluminium Industry Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、アルミニウム形材とプラスチツク
形材とを長手方向に沿つて結合した断熱形材を製
造するのに利用する断熱形材の製造方法に関する
ものである。
(従来の技術) 従来、上記したような断熱形材を得る方法とし
ては、夫々別体で成形したアルミニウム形材と
プラスチツク形材とをビス類で結合する方法、
夫々別体で成形したアルミニウム形材とプラスチ
ツク形材とに相対向する溝部を設け、両溝部によ
つて形成される空間に樹脂を充填して両形材を結
合する方法、アルミニウム形材の一部または全
体をプラスチツク形材で被覆しながら両形材を一
体で押出成形する方法、アルミニウム形材にプ
ラスチツク形材の一部を嵌合する嵌合部を形成し
ておき、この嵌合部分においてかしめや接着等の
手段で両形材を結合する方法などがあつた。
なお、アルミニウム形材は、主に押出成形によ
つて製造したものであり、他方、プラスチツク形
材は、単体の場合、押出成形や反応射出成形、あ
るいは通常の射出成形によつて製造したものであ
る。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来の方法におい
て、ビス類で結合する方法や嵌合を行う方法にあ
つては、比較的結合力が弱いと共に、作業工数が
多く高価なものになるという欠点があつた。ま
た、樹脂の充填で結合する方法にあつては、樹脂
充填時の金型が必要となるほか熱膨張率の差など
によつて寸法精度の管理が難しく、一体で押出成
形する方法は、生産速度が遅いと共に特殊な押出
装置や金型等の高価な設備を必要としてコスト高
になるという欠点があつた。したがつて、従来の
断熱形材の製造方法は、全般的に手間がかかり、
コスト高であるという問題点を有していた。
この発明は、上記したような従来の問題点に着
目して成されたもので、アルミニウム形材とプラ
スチツク形材とを良好に結合した断熱形材を生産
性良く安価に得ることができる断熱形材の製造方
法を提供することを目的としている。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) この発明による断熱形材の製造方法は、アルミ
ニウム(アルミニウムおよびアルミニウム合金を
いう)形材とプラスチツク形材とを結合して成る
断熱形材を製造するに際し、互いに逆向きに開口
する嵌合用溝部を長手方向にわたつて形成した一
方の形材に、一対の結合片を長手方向にわたつて
備えた他方の形材をその各結合片で前記各嵌合用
溝部の開口部分を閉塞する状態に組合わせ、前記
各嵌合用溝部内に、他方の形材の各結合片の一部
を長手方向にわたつて断続的または連続的に圧入
嵌合することにより、両形材を結合することを特
徴としている。また、上記の構成から明らかなよ
うに嵌合用溝部をどちらかの形材に形成しても良
く、これらの形材は、例えば押出成形によつて容
易に形成することができる。なお、プラスチツク
形材を押出成形する場合、その材質としては、ポ
リ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレンあ
るいはポリスチレン等の加工性に優れた熱可塑性
樹脂を用いると良いが、この発明におけるプラス
チツク形材は、材質が熱可塑性または熱硬化性の
いずれであつても良く、材質によつて押出成形、
反応射出成形あるいは通常の射出成形などの手段
で形成されるとともに当該プラスチツク形材に嵌
合用溝部を形成するか否かを決定する。さらに、
両形材の結合は、通常は各々別体で成形した形材
を適宜組合わせて行うことができるが、より生産
性を増すには、例えば形材成形直後の塑性変形が
容易な段階で行うと良い。
(実施例) 以下、この発明を図面に基づいて説明する。
第1図および第2図は、この発明の一実施例を
説明する図であつて、図において符号1はアルミ
ニウム形材であり、符号2はプラスチツク形材で
ある。
アルミニウム形材1は、押出成形で形成したも
ので、断面における片側(図では右側)に、ほぼ
平行な二つの突片1a,1aと、前記突片1a,
1aの中間から延出する中空状の結合部1bとを
有し、前記結合部1bの上下面に、互いに逆向き
となる上下に開口する嵌合用溝部1c,1cが当
該アルミニウム形材1の長手方向にわたつて形成
してある。なお、各突片1a,1aと結合部1b
との間は、後記する結合片2aの厚さ分だけ離間
している。他方、プラスチツク形材2は、同じく
押出成形によつて形成されたもので、断面におけ
る片側(図では左側)に、ほぼ平行な一対の結合
片2a,2aを長手方向にわたつて有している。
前記両結合片2a,2aは、前記結合部1bの厚
さ寸法(図における上下方向の寸法)に相当する
分だけ離間し、なお且つ前記結合部1bの延出長
さに相当する長さ寸法を有している。
上記のアルミニウム形材1とプラスチツク形材
2とを結合するには、両結合片2a,2aの間に
アルミニウム形材1の結合部1bを挿入して前記
各結合片2a,2aの先端を前記結合部1bと各
突片1a,1aとの間に係合し、各嵌合用溝部1
c,1cの開口部分を夫々の結合片2a,2aで
閉塞した状態に両形材1,2を組合わせる。次い
で、プレス用歯型3(第1図3,4に示す)を用
い、前記各嵌合用溝部1c内に向けて各結合片2
aの一部を押圧し、長手方向にわたつて前記結合
片2aの塑性変形による圧入嵌合を行うことで、
第2図に示す如く両形材1,2を結合した断熱形
材Aを得る。
ここで、プレス用歯型としては、第3図a,b
に示すように、円周上に多数の歯3a有する歯車
状を成すプレス用歯型3や、第4図a,bに示す
ように円盤状を成すプレス用歯型4を用いること
ができ、これらのプレス用歯型3,4を回転させ
ながら形材1,2の長手方向に移動させたり、プ
レス用歯型3,4を回転させると共に形材1,2
を長手方向に移動させたり、あるいは双方を相対
的に移動させることによつて前述の圧入嵌合を行
う。したがつて、歯車状のプレス用歯型3を用い
た場合には、断続的に圧入嵌合部分を形成し、円
盤状のプレス用歯型4を用いた場合には、連続的
に圧入嵌合部分を形成する。このように、回転す
るプレス用歯型3,4の適用は、形材のような長
尺物にきわめて好適であると共に、装置自体も比
較的簡単である。また、形材の素材の性質上、小
さな加圧力で圧入を行うことができる。
なお、上記した圧入嵌合の作業は、プラスチツ
ク形材2のサイジング工程とともに行うことも可
能である。
第5図a,bは、嵌合用溝部の変形例を示す図
であつて、嵌合用溝部1cの開口部分両側に、壁
部を相対的に延出させた突部5a(aに示す)を
設けたものや、溝内にやや向けて突出した尖頭状
の突部5b(bに示す)を設けたものなどがあり、
これらの突部5a,5bによつて圧入後のより強
固な嵌合を図つている。なお、このような突部形
成は、上記実施例の如くアルミニウム形材1に嵌
合用溝部1cを形成する場合により一層効果的で
ある。
第6図および第7図は、この発明の他の実施例
を説明する図であつて、アルミニウム形材10
に、ほぼ平行に延出する一対の結合片10a,1
0aを設け、プラスチツク形材20に、前記結合
片10a,10aの間に嵌入する二つの結合部2
0a,20aを設けると共に、前記両結合部20
a,20aの相反する面に互いに逆向きに開口す
る嵌合用溝部20b,20bを夫々形成してい
る。
上記の両形材10,20の結合も前述の実施例
と同様であり、前記プレス用歯型3,4等を用い
て結合片10aの一部を夫々の嵌合用溝部20b
内に圧入嵌合することにより、双方を結合した断
熱形材B(第7図に示す)を得る。
なお、嵌合用溝部の数や形材の本体部分を含む
形状が上記各実施例に限定されないのは言うまで
もなく、そのほか、実施例中では省略したが、複
数の圧入嵌合部分の間に中空部分が形成される場
合には、この中空内にマンドレル等を挿設して圧
入の作業を行うことも良い。
[発明の効果] 以上説明してきたように、この発明の断熱形材
の製造方法によれば、アルミニウム形材とプラス
チツク形材とを結合して成る断熱形材を製造する
に際し、互いに逆向きに開口する嵌合用溝部を長
手方向にわたつて形成した一方の形材に、一対の
結合片を長手方向にわたつて備えた他方の形材を
その各結合片で前記各嵌合用溝部の開口部分を閉
塞する状態に組合わせ、前記各嵌合用溝部内に、
他方の形材の各結合片の一部を長手方向にわたつ
て断続的または連続的に圧入嵌合することによ
り、両形材を結合する方法としたため、長手方向
にわたつて形材の塑性変形で形材同士を結合する
ことから、特殊な樹脂用射出装置、樹脂充填装
置、さらに金型をとくに必要とせずに比較的簡単
な装置を使用可能にし、なお且つ充分な強度を備
えた結合状態を容易に得ることができ、アルミニ
ウム形材とプラスチツク形材とから成る断熱形材
を生産性良く安価に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例における結合前の
アルミニウム形材とプラスチツク形材とを説明す
る断面図、第2図は第1図に示す両形材を結合し
た状態を説明する断面図、第3図a,bはこの発
明に適用可能なプレス用歯型の一例を説明する正
面図および側面図、第4図a,bはプレス用歯型
の他の例を説明する正面図および側面図、第5図
a,bは嵌合用溝部の変形例を説明する各々断面
図、第6図はこの発明の他の実施例における結合
前のアルミニウム形材とプラスチツク形材とを説
明する断面図、第7図は第6図に示す両形材を結
合した状態を説明する断面図である。 1,10……アルミニウム形材、2,20……
プラスチツク形材、2a,10a……結合片、1
c,20b……嵌合用溝部、A,B……断熱形
材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 アルミニウム形材とプラスチツク形材とを結
    合して成る断熱形材を製造するに際し、互いに逆
    向きに開口する嵌合用溝部を長手方向にわたつて
    形成した一方の形材に、一対の結合片を長手方向
    にわたつて備えた他方の形材をその各結合片で前
    記各嵌合用溝部の開口部分を閉塞する状態に組合
    わせ、前記各嵌合用溝部内に、他方の形材の各結
    合片の一部を長手方向にわたつて断続的または連
    続的に圧入嵌合することにより、両形材を結合す
    ることを特徴とする断熱形材の製造方法。
JP22682985A 1985-10-14 1985-10-14 断熱形材の製造方法 Granted JPS6286284A (ja)

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JPS6286284A JPS6286284A (ja) 1987-04-20
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5394446A (en) * 1977-01-28 1978-08-18 Mitsubishi Electric Corp Method of treating waste water
JPS53111636A (en) * 1977-12-28 1978-09-29 Fuji Satsushi Kogyo Kk Composite thermal insulator for building

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