JPH03112937A - ハロゲン化p―ハロゲノベンジルの製造方法 - Google Patents

ハロゲン化p―ハロゲノベンジルの製造方法

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JPH03112937A
JPH03112937A JP23918190A JP23918190A JPH03112937A JP H03112937 A JPH03112937 A JP H03112937A JP 23918190 A JP23918190 A JP 23918190A JP 23918190 A JP23918190 A JP 23918190A JP H03112937 A JPH03112937 A JP H03112937A
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zeolite
formula
catalyst
benzyl
chlorine
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JP23918190A
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Artur Botta
アルトウール・ボツタ
Hans-Josef Buysch
ハンス―ヨゼフ・ブイシユ
Lothar Puppe
ロタール・プツペ
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C17/00Preparation of halogenated hydrocarbons
    • C07C17/093Preparation of halogenated hydrocarbons by replacement by halogens
    • C07C17/10Preparation of halogenated hydrocarbons by replacement by halogens of hydrogen atoms
    • C07C17/12Preparation of halogenated hydrocarbons by replacement by halogens of hydrogen atoms in the ring of aromatic compounds

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ゼオライトの存在下におけるハロゲン化ベン
ジルのハロゲン化によるハロゲン化 p−ハロゲノベン
ジルの製造方法に関するものである。
ハロゲン化 p−ハロゲノベンジル、たとえば塩化 p
−クロロベンジルは、医薬、植物保護剤およびプラスチ
ックスの製造における重要な中間体生成物である。塩化
 p−クロロベンジルは、最初にトルエンの核の塩素化
を実施し、統いて生成した p〜クロロトルエンの遊離
基側鎖塩素化を実施するような2段階法において、工業
的に製造される。この方法においては、はとんど要求の
ない0−クロロトルエンが不可避的に得られるために、
第1の段階が不満足である。
したがって、工業的に容易に受は入れられる塩化ベンジ
ルの塩化 p−クロロベンジルへの直接選択的塩素化が
望ましいが、知られているように、核ハロゲン化用の慣
用の触媒(ルイス酸)、たとエバ鉄、ハロゲン化鉄、ノ
・ロゲン化アルミニウム、ハロゲン化スズ、ハロゲン化
アンチモニーおヨヒハロゲン化亜鉛を使用すれば、0°
Cよりはるかに低い温度においても塩化ベンジルはしば
しばポリベンジルへの激しい自動縮合(se 1 f−
condensation)を受け、HCIが開裂する
(重合体科学雑誌(J、 Polymer Sci、)
 15 (1955) 、 503 ;有機化学雑誌(
J、 Org、 Chew、) 6 (1941) 3
05 ;米国特許明細口筒3.418.259)。
5bC1sの存在下における、クロロホルム中での塩化
ベンジルの塩素化は、疑いもなく先行の明細書に公表さ
れており [年報(Ann、) 493.162(19
32) ] 、不溶性の樹脂に加えて、等量の塩化0−
ベンジルと塩化 p−ベンジルとの混合物が製造される
と言われているが、上記の明細書の追試(rewok 
ing)の過程(比較例B を参照)で、気体MCIの
活発な発生と粘稠な樹脂の形成とを伴う激しい自動縮合
が実際に起こり、当業者には、5bC1sのCH3Cl
溶液への塩化ベンジルの添加の際に、氷冷するにも拘わ
らず、さらに塩素化が進行することが予期できるであろ
う。続く真空中における反応混合物の濃縮の間に、真空
蒸留によっても蒸留不可能な、黒色の脆い樹脂のみが得
られる。
2重量%の単体 I2の存在下における塩化ベンジルの
塩素化も同様に公知である[物理化学時報(ZeiLs
chrift fur Phys、 Chem、) (
B) 15゜96 (1932) ]。追試が示したよ
うに(比較例Aを参照)、この方法は39.615.5
/28.1%の 0−7m−/p−含有量を有する塩化
モノクロロベンジルの混合物を与える。低い選択性に加
えて、赤紫色のヨウ素化副生成物の生成により、作業が
さらに困難になる[このためにクロロトルエンの側鎖塩
素化が推奨されている年報(Ann、) 146.32
1(1868)を参照]。
式 式中、 Y は塩素または臭素を表し、 Rは水素、C,−C,−アルキル、メトキシ、エトキシ
、フッ素、塩素または臭素を表すのハロゲン化ベンジル
を、少なくとも5人 の細孔幅を有するゼオライトの存
在下に、ハロゲン化剤と反応させることを特徴とする式 式中、 XおよびYは相互に独立に塩素または臭素を表すことが
でき、 Rは上記の意味を有する のハロゲン化 p−ハロゲノベンジルの製造方法が見い
だされた。
低級アルキルベンゼンが、ゼオライトの存在下に、高い
 p−選択性をもってクロロアルキルベンゼンに転化し
得ることは既に知られている(ヨーロッパ特許明細書1
12.722)が、この反応のノ10ゲン化ベンジルへ
の転用は、その酸性的性質により、ハロゲン化ベンジル
もゼオライトの存在下に縮重合を受けることが予測され
るという先行の知識からの予断を伴っていた。
本発明記載の方法の驚くべき様相は、さらに、ゼオライ
トの存在下におけるハロゲン化ベンジルの核のハロゲン
化が、上記の低級アルキルベンゼンの塩素化よりも、ま
た、塩化フェネチルの塩素化よりも有意に高い p−選
択性を有するという事実にもある。
本発明記載の方法は、より廉価な出発物質を出発材料と
して使用し得るので、適用可能性の有意の改良を表すの
である。
C、−C、−アルキルは、たとえばメチル、エチノ呟 
プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチルまたは第
3ブチル、好ましくはメチルまたはエチル、特に好まし
くはメチルである。メトキシおよびエトキシの中ではメ
トキシが好ましい。置換基Rとしてのハロゲンの中では
塩素が好ましい。
可能なハロゲン化ベンジル(11)の例は:塩化ベンジ
ノ呟臭化ペンジノ呟塩化および臭化 0−およびm−メ
チルベンジル、塩化および臭化 Oおよびm−クロロベ
ンジル、ならびに塩化および臭化 0−およびm−メト
キシベンジルである。
適当なハロゲン化剤は単体の塩素または臭素、および塩
素または臭素を放出する化合物、たとえハ塩化スルフリ
ル、臭化スルフリル、N−クロロおよびN−プロモスク
シニミド、ならびにフッ化臭素および塩化臭素である。
単体塩素または単体臭素が好適に使用される。/・ロゲ
ン化剤は一般に、ハロゲン化ベンジルに対して化学量論
的比率で、すなわち、約l=1のモル比で使用する。こ
の比率は、原理的には当業者に公知の様式で反応の程度
に、および/または必要な選択性に影響を与えるために
、この化学量論的比率から上下に約35%まで、好まし
くは約20%まで外れていてもよい。
本発明記載の方法は、触媒としてのゼオライトの存在下
に実施する。ゼオライトは、SiO4の正四面体と A
IO,の正四面体との骨組み(network)により
組み立てられた結晶性アルミノケイ酸塩である。個々の
正四面体は頂点において酸素橋を経て相互に結合してお
り、流通路(channel)と空隙(hollow 
5pace)とが走っている空間的骨組み(spati
al network)を形成している。置換可能なカ
チオンが挿入されて、格子の負電荷を補償している。ゼ
オライト中の少なくとも若干のSiおよびAtが他の元
素により、たとえばSi I′iTi、Zrまたは H
fにより、AIはGa。
In、B  またはVにより置き換えられていてもよい
。したがって、このゼオライトは以下の一般式; %式%) 式中、 Me’およびMe”はアニオン基剤の元素を表し、 Mは置換可能なカチオンを表し、 n/m は元素Me”と M e ’ との比を表して
、少なくともlの値をとり、 Z はカチオンの価数を表し、 q は吸収された水の量を示す により表すことができる。
ゼオライトの詳細な記述は、たとえばブレツク(D、 
W、 Break)の論文“ゼオライト分子ふるい、構
造、化学および使用(Zeolite Mo1ecul
ar 5ieves、 5tructure、 Cem
1stry、 and Use) ” ワイリー・アン
ド・サン(J、 Wiley and 5ons、 N
ew York) 。
1974)に与えられている。
本発明記載の方法に適したゼオライトは、少なくとも5
八 の、たとえば5−9人の、好ましくは5−7人の細
孔幅を有し、かつ、l−3000の、好ましくはl −
2000の n/m比を有している。
本発明記載の方法に可能なゼオライトは、特にフォージ
ャサイト(X型およびY型よりなるもの)、L、オフレ
タイト、グメリナイト、カンクリナイト、HS ZSM
 12.23M25、ゼオライト  β、フェリエライ
ト、23M5、ZSMIL輝4石、25M22.23M
23.23M48.25M43.25M35、PSH−
3、ゼオライトP1ZSM38、C3Z−1,ZSM 
3.23M20、モルデナイト、ゼオライト Ω また
はホウケイ酸塩の構造型のゼオライト、好ましくはY1
1モルブナイトフェリエライト、H,L、Ω、ZSMl
lまたは 23M5の構造型のゼオライト、特に好まし
くはYloまたはLの構造型のゼオライトである。 Y
 またはL の構造型を有するゼオライトが特別に好適
に使用される。
土泥のゼオライト型は、その合成形よりの置換可能なカ
チオンを伴って、また、イオン交換の意味ではいかなる
大量の他のカチオンを伴っても得られる。このイオン交
換は先行技術であり、当業者には周知されている。本発
明記載の方法に適したゼオライトは、その水素の全部ま
たは大部分が金属カチオンにより置き換えられたもので
あり、したがって、本発明に従って使用するゼオライト
は80−100当量%の程度の、好ましくは90100
当量%の程度の金属カチオンを含有する。
挙げ得る金属イオンはアルカリ金属およびアンモニウム
、すなわち Li、Na5K、Rb5CsもしくはNH
いまたはその組合わせ、たとえば組合わせNa/K の
ものである。1価のアルカリ金属カチオンに加えて、2
価および3価のカチオン、たとえばアルカリ土類金属、
たとえばMg。
Ca、Srまたは Baのイオン、さらには希土類金属
、たとえばLaまたは Ceのイオンも置き換えに好適
である。さらに、金属Cu、AgまたはPbのイオンも
可能である。上記のカチオンの2種または3種以上の混
合物も、もちろん可能である。好ましいものとして挙げ
得るカチオンは金属に、Rh、Cs、Ca、Sr、Ba
、AgおよびPbのもの、およびその混合物であり;特
に好ましいものとして挙げ得るカチオンは金属に1Rb
、Ca1Sr、BaおよびPbのもの、またはこれらの
混合物である。
上記のゼオライト触媒は、反応させるハロゲン化ベンジ
ルの量を基準にして1 +  100重量%の、好まし
くは3ないし50重量%の、特に好ましくは5ないし3
0重量%の量で使用する。
使用するゼオライト触媒の形状は一般に、本発明記載の
方法にとって決定的なものではない。
般には、特にバッチ法の態様においては、触媒は粉末と
して使用することができる。もちろん、(たとえば、触
媒を固定床として配置する気相、液相または細流(tr
ickle)相中の連続反応において)触媒を小片で、
または顆粒形状で使用して反応生成物との分離をより良
好にすることも可能である。ここでは、当業者には公知
の、ハロゲン化剤に対して不活性な通常の結合助剤およ
び形成助剤、たとえば5iOz、A1□03、粘土、グ
ラファイト等を、純粋なゼオライトの量に対して〇−8
0重量%の、好ましくは2−30重量%の量で同時使用
することもできる。
本発明記載の方法は溶媒を使用しても使用しなくても実
施することができるが、希釈剤として以外にハロゲン化
ベンジルの自動縮合に対して阻害的に作用するので、溶
媒の使用が宵利であり得る。
溶媒はさらに、ゼオライト触媒の形状選択性をp−選択
性の方向に助長し得る。
本発明記載の方法は、好ましくは脂肪族の炭化水素また
はハロゲン化炭化水素、たとえば石油エーテル、塩化メ
チレン、クロロホルム、四塩化炭素、1,1,1.−1
− !J クロロエタン、■、2−ジクロロエタン、1
.2−ジクロロプロパン、パークロロエタンまたはパー
クロロエチレンの存在下に、特に好ましくは塩化メチレ
ンまたは基本的に塩化メチレンを含有する溶媒混合物中
で実施する。この塩化メチレンは、この種の混合物中に
おいて少なくとも50重量%の、好ましくは少なくとも
80重量%の程度の量で存在する。
使用する溶媒または溶媒混合物の量は一般に、使用する
ハロゲン化ベンジルの重量の0.2−ioo倍、好まし
くは0.5−50倍、特に好ましくは1−20倍である
さらに、助触媒、たとえば低級アルコール、カルボン酸
、硫黄化合物および/または第4級アンモニウム塩を、
たとえばゼオライト触媒の重量を基準にして0.02−
2重量%の量で使用することも可能であるが、好ましく
はこの種の助触媒は使用しない。
本発明記載の方法の反応温度は −50°Cないし+1
30°Cの、好ましくは0ないし100’Cの、特に好
ましくは20ないし80°Cの範囲である。本発明記載
の方法には圧力は決定的なものではなく、高い反応温度
を選択し、かつ低沸点の溶媒を同時使用する場合に、反
応混合物の大部分がゼオライト触媒をけん濁させている
液相として存在する程度に加圧するのみである。加圧に
対するこれらの要求が存在しないならば、本件方法は好
ましくは常圧で実施する。
本発明記載の本発明は、たとえば不連続法の場合には、
まずハロゲン化ベンジルを単独で、または上記の溶媒(
溶媒混合物)に溶解させた形状でとり、その後、ゼオラ
イト触媒を粉末形状、または小片(顆粒)形状で添加し
て実施する。続いて塩素化剤を液体分散相に、反応温度
で、消費される速度で、撹拌しながら流入させる。
たとえば、ゼオライト触媒を粒状小片の形状で、または
粉末形状で数個の皿(tray)上に配置した塔状装置
(column apparatus)が連続法に好適
であり、適宜に上記の溶媒(溶媒混合物)の1種に溶解
させたハロゲン化ベンジルを、また塩素化剤を共流(c
o−current)でまたは向流で触媒上を通過させ
る。
一般的には常圧または減圧下での蒸留により触媒を除去
したのちに、ハロゲン化 p−ハロゲノベンジルを単離
し、公知の方法で精製する。
蒸留残留物として、または濾過残留物として残留するゼ
オライト触媒は一般に、さらに活性化することなく、本
発明に従って再使用することができる。数回再使用した
のちに活性の減少が認められるならば、このゼオライト
触媒を慣用の方法により、たとえば高温(約400−6
00°C)でか焼して再活性化することができる。
実施例 以下の各実施例においては、全ての上記のゼオライトを
使用前に、マツフル炉中、400°Cで2−3時間活性
化した。
実施例1−8 ガラス製の三つ首撹拌付き装置に入れたにゼオライト 
L粉末6.3 g (20%強度、塩化ベンジル基準)
、塩化ベンジル31.7 g (0,25モル)および
塩化メチレンXgのけん濁液に、40℃で撹拌しながら
5時間かけて17.8 g (0,25モル)の塩素を
通過させた。続いて、この混合物をさらに15分間、窒
素を流通させながら撹拌した。
ガスクロマトグラフィーによる分析の結果は表1に見ら
れる。表中の全てのデータは面積%である。
実施例9−10 方法は実施例5と同様であったが、15モル%または2
0モル%過剰の塩素を使用した。結果は表2に集めであ
る。
実施例11−12 実施例8と同様にして、40°Cで塩化ベンジルの塩素
化を実施したが、塩化メチレンに替えて、クロロホルム
または四塩化炭素を溶媒として使用した。ガスクロマト
グラフィーによる分析結果は表3に集めである。
実施例13−14 臭化ベンジル42.8 g (0,25モル)を8.5
5 gの上記の型の粉末ゼオライトとともに、250 
mQのガラス製の撹拌付き装置に入れた150 mQの
塩化メチレンにとった。ついで、このけん濁液に20°
Cで、39.95 g (0,25モル)の臭素を7時
間かけて均一に滴々添加した。続いて、窒素を流通させ
ながらこの混合物を5時間撹拌して残留臭化水素を除去
し、さらに週末を越える期間(全体で65時間)放置し
たのち、反応混合物の組成をガスクロマトグラフィーに
より測定した(表4)。
表  4 臭化C1 実施 ゼオ 臭化ベ ベンジル 選択性 例ライド ンジル 2− 3− 4 残余 E%] 13  RE−Y* 29,584.592.4048
.85 14.5869.414  Ca−Y   2
3.675.372.9460.53 7.4979.
3木RE −希土(RE の工業的混合物) 実施例 15 42.8 g (0,25モル)の臭化ベンジルを12
0 mQノ塩化メチジメチレンさせた溶液に、K ゼオ
ライト L粉末8.55 gを撹拌しながら添加し、1
7.8 g (0,25モル)の塩素を20℃で6時間
かけて通じた。窒素を15分間流通させたのち、この混
合物の組成をガスクロマトグラフィーにより測定した(
表5)。
表  5 臭化べ  臭化C1−ベンジル     4一実施例 
16 塩化メチレン346 g、塩化ベンジル82.3 g(
0,65モル)および粉末のゼオライト K−Li2.
5 gを、撹拌器、温度計、還流凝縮器および底部に延
びる気体導入管を装備した、すりガラスのフランジを有
するガラス製の反応器(高さ 18cm、直径5 am
)中で混合し、このけん濁液に40℃で、全量50.8
 g (0,715モル)の気体CI2を撹拌しながら
10時間かけて通過させた。C12の理論的必要量の9
0%(41,6g) 、100%(46,2g)および
110%(50,8g)を通過させたのち、試料を採取
して転化率を測定した。ガスクロマトグラフィーによる
反応混合物の分析結果は表6に見られる。
実施例17および18 粒状の、またはその他の結合ゼオライト L の使用を
示す 実施例16の工程中のゼオライト Lの粉末をにゼオラ
イト L粉末より製造した粒状体と結合剤とで置き換え
た。純粋なゼオライトの含有量は示しである。塩化メチ
レンの量は減少させた。
実施例17:150  gの塩化メチレン19.4 g
の15%の 5in2を含有する K−L 粒状体 実施例18 : 150  gの塩化メチレン23.6
 gの30%のA120xを含有する K/a 粒状体 結果は表 に概括しである。
比較例 A:(物理化学時報(Z、 f、 Phys、
 Chem、)(B) 15 (1932) 、 96
に相当するもの)5gのヨウ素を添加しである253.
2 g (2モル)の塩化ベンジルに、塩素142 g
 (2モル)を、氷水で冷却しながら8時間かけて通じ
た。窒素で7ラツシユしたのち、反応混合物の組成をガ
スクロマトグラフィーにより測定した。真空蒸留により
、■6ミリバールにおいて90°Cから95°Cを超え
る、また102°Cないし130°Cの沸点範囲を有す
る赤色の蒸留物142gと、蒸留残留物15.8gとが
得られた。
塩化 塩化ベ クロロベンジル    4 試料  ンジル 2− 3−  4− 残余選択性反応
混 18.89 9 8 5.96 28.05 7.52 34.6 % 金物 蒸留物 19.23 42.125.67 29.86 3.12 36.9 % 比較例 B・ (年報 (Ann、) 493 (1932) 62 に相当するもの) S bCIs 0.5 mQを100 mQのクロロホ
ルムに添加し、20°Cにおいて、この溶液を5gのC
I、−1?飽和させた。この溶液に、too rn(1
(110,5g10.873モル)の塩化ベンジルを滴
下ロートを通じて、撹拌しながら、かつ塩素の導入を継
続しながら全量−時に流入させる企画において、気体H
CIの活発な発生が起こり、塩化ベンジルをより徐々に
添加しなければならなかった。既にかなり粘稠な溶液に
、撹拌しながら、かつ氷冷しながら、全i 66 g 
(0,93モル)のC12を6時間かけて流入させた。
真空中でクロロホルムを除去したのちに、高真空下にお
いても蒸留されない黒褐色の脆い樹脂が残った。
本発明の主なる特徴および態様は以下のとおりである。
1、式 式中、 Y は塩素または臭素を表し、 Rは水素、C,−C,−アルキル、メトキシ、エトキシ
、フッ素、塩素または臭素を表すのハロゲン化ベンジル
を、少なくとも5人 の細孔幅を有するゼオライトの存
在下に、ハロゲン化剤と反応させることを特徴とする式 式中、 XおよびYは相互に独立に塩素または臭素を表し、 Rは上記の意味を有する のハロゲン化 p−ハロゲノベンジルの製造方法。
2、ハロゲン化ベンジルとハロゲン化剤とを1:lの化
学量論的量比で使用し、この比から上下に35%まで、
好ましくは20%まで外れていてもよいことを特徴とす
る上記の第1項記載の方法。
3、単体の塩素または単体の臭素をハロゲン化剤として
使用することを特徴とする上記の第1項記載の方法。
4、上記のゼオライトが5−9人 の、好ましくは5−
7人 の細孔幅を有するものであることを特徴とする上
記の第1項記載の方法。
5、フォー・ジャサイト、L1オフレタイト、ダメリナ
イト、カンクリナイト、H,ZSM 12.23M25
、ゼオライト β、フェリエライト、25M5、ZSM
ll、輝沸石、ZSM22.23M23.23M48.
23M43.23M35、PSH−3、ゼオライトρ、
23M38、C5Z−1,23M3.23M20、モル
デナイト、ゼオライト Ω またはホウケイ酸塩の構造
型を、好ましくはY。
モルデナイト、7エリエライト、H,L、Ω、ZSMI
Iまたは 23M5の構造型を、特に好ましくはYlo
 またはLの構造型を、特別に好ましくはY または 
Lの型の構造を有するゼオライトを使用することを特徴
とする、上記の第1項記載の方法。
6、上記のゼオライトが80−100当量%の程度まで
の、好ましくは90−100当量%の程度までの金属カ
チオンを含有するものであることを特徴とする上記の第
5項記載の方法。
7、上記の金属カチオンがアンモニウムを含むアルカリ
金属、アルカリ土類金属、希土類金属、金属Cu、Ag
およびPbまたはこれらの数種の混合物のもの、好まし
くは金属L ls N a SK 5RbSCs、Mg
、Ca、5rXBa、La、Ce、Cu。
AgおよびPbのカチオン、アンモニウムカチオンまた
はこれらの数種の混合物、特に好ましくは金属K % 
RJ CsXCa、 S rs B aSA gもしく
は Pbのカチオンまたはこれらの数種の混合物、特別
に好ましくは金属に、Rb5Ca、Sr。
Baもしくは Pbのカチオンまたはこれらの数種の混
合物であることを特徴とする、上記の第6項記載の方法
8、上記のゼオライト触媒をハロゲン化ベンジルの重量
を基準にしてI −10000°C、好ましくは3−5
0重量%の、特に好ましくは530重量%の量で使用す
ることを特徴とする上記の第1項記載の方法。
9、脂肪族の炭化水素またはハロゲン化炭化水素の存在
下に、好ましくは塩化メチレン、または基本的に塩化メ
チレンをハロゲン化ベンジルの重量の0.2−100倍
、好ましくは0.5−50倍、特に好ましくは1−20
倍の量で含有する溶媒混合物の存在下に実施することを
特徴とする、上記の第1項記載の方法。
10、−20°Cないし + 130°Cの、好ましく
は0−100°Cの、特に好ましくは20−80°Cの
温度で実施することを特徴とする上記の第1項記載の方
法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中、 Yは塩素または臭素を表し、 Rは水素、C_1−C_4−アルキル、メトキシ、エト
    キシ、フッ素、塩素または臭素を表す のハロゲン化ベンジルを、少なくとも5Åの細孔幅(p
    ore width)を有するゼオライトの存在下に、
    ハロゲン化剤と反応させることを特徴とする式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中、 XおよびYは相互に独立に塩素または臭素を表し、 Rは上記の意味を有する のハロゲン化p−ハロゲノベンジルの製造方法。
JP23918190A 1989-09-16 1990-09-11 ハロゲン化p―ハロゲノベンジルの製造方法 Pending JPH03112937A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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DE3930993.2 1989-09-16
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