JPH0311269A

JPH0311269A - 冷凍サイクルの制御装置

Info

Publication number: JPH0311269A
Application number: JP14307089A
Authority: JP
Inventors: Osamu Saito; 修斉藤
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1989-06-07
Filing date: 1989-06-07
Publication date: 1991-01-18
Anticipated expiration: 2013-06-04
Also published as: JP2760571B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の目的〕（産業上の利用分野）この発明はキャビンクーラ付冷凍車や２窄異温度冷凍ｒ
Ｊ等に備えられる冷凍サイクルの制御装置に係り、特に
冷凍室および冷蔵室を備え、冷凍、冷蔵Ｉ′ｉ５１時運
転可能な冷凍サイクルの制御装置に関する。

（従来の技術）キャビンクーラ付冷凍車や２室異温度冷凍車は、従来第
４図に示す冷凍サイクルを備えている。

この冷凍サイクル１は、コンプレッサ２、コンデンサ３
、冷凍用エバポレータ４を順次接続する一方、冷凍用エ
バポレータ４に冷蔵用エバポレータ５を並列接続して構
成される。各エバポレータ４゜５の冷媒入口側に開閉弁
６ａ、６ｂと膨服弁７ａ。

７ｂを備えており、コンプレッサ２の起動により、冷凍
、冷蔵同時運転ができるようになっている。

この冷凍、冷蔵同時運転時に、冷凍用および冷蔵用開閉
弁５ａ、５ｂを聞くと、冷凍１市（冷凍窄）および冷蔵
庫（冷蔵室）内の温度が徐々に下がり、各々設定温度に
達する。冷蔵庫や冷蔵庫内がそれぞれ設定温度に達する
と各開閉弁６ａ、６ｂは閉じる。両開閉弁５ａ、５ｂが
閉じると、コンプレッサ２の運転が止まり、冷凍サイク
ル１の運転は停止される。その後、冷凍サイクル１はコ
ントロール運転され、冷凍Ｌｒや冷蔵庫の庫内がほぼ所
要温度に維持される。

（発明が解決しようとする課題）従来の冷凍サイクルで冷凍、冷蔵同時運転を１１なう場
合において、この同時運転中に冷蔵側開閉弁６ｂは間１
１ｖ］卯されるが、この開閉弁６ｂを閉塞状態から開く
と、冷凍側エバポレータ４の温度が上がり、第２図に鎖
線Ｃで示すように冷凍庫内温度が３度〜５度程位上昇し
、冷凍庫内湯ｍ分布にバラツキが生じたり、また冷凍鎖
側庫内温度は冷蔵用開閉弁６ｂＯＮ、ＯＦＦ作用の影響
を受けるため、庫内温度を所定温度に到達させるのに長
時間を要していた。

この発明は−Ｆ述した事情を考慮してなされたもので、
冷凍、冷蔵同時運転時に冷凍１１１１Ｉ庫内温度分布の
バラツキを有効的に防仕し、その庫内温度を所定温度に
早期に到達させ、維持できる冷凍リーイクルの制御ｉＩ
Ｉ装置を提供することを目的とする。

（発明の構成）（課題を解決するための手段）この発明に係る冷凍サイクルの制御装置は、上述した従
来技術が有する課題を解決するために、コンプレッサ、
コンデンサ、冷凍用エバポレータを順次接続するととも
に、この冷凍用エバポレータに並列に冷蔵用エバポレー
タを接続し、上記各エバポレータの冷媒入口側に開閉弁
および膨脹機構をそれぞれ接続し、冷凍サイクルの冷凍
、冷蔵同時運転を行なうようにした冷凍サイクルの制御
装置において、冷蔵側開閉弁の開作動時に冷凍用エバポ
レータのファンを所要時間停止または減速運転させるフ
ァン駆初制御ｌｌ装置を備えたしのである。

また、この発明に係る冷凍サイクルの制御装置は、十達
した課題を解決するために、ファン駆動、ＬＩＩ　１２
１）装置は、冷蔵ｍ１１開閉片のｍ１作動時に、冷凍用
［バボレータの温度が所定温度に下がるまで冷凍用１バ
ボレータのファンを停止または減速運転させたものであ
る。

（作用）この冷凍サイクルの制御装置は、冷凍、冷蔵同時運転時
に、ファン駆動制御［Ｉ装置が作動し、冷蔵開開１」弁
の開作動時に、所要時間、具体的には冷凍用エバポレー
タ温度が一定温度以下に下がるまで、冷凍用エバポレー
タのファンを停止あるいは減速運転させて、冷凍側庫内
温度の上昇やその温度分布のバラツキを防止する一方、
冷蔵側開閉弁の間作紡が冷凍側庫内温度に与える影響を
少なくして、その庫内温度を迅速かつ早期に所定温度に
到達させ、その湿度に維持できるようにしたものである
。

（実施例）この発明に係る冷凍サイクルのＩＩＩｔ２１１装置の実
施例について添付図面を毒照して説明する。

この冷凍サイクルはＦ　Ｔ７ビンクーラ付冷凍庫や２室
賃温度冷凍伸等に絹み込まれ、第１図に示づように構成
される。冷凍サイクル１０は、コンプレッサ１１、コン
デンサ１２、リキッドタンク１３、冷凍用開閉弁１４、
冷凍用膨脹機構１５、冷凍用エバポレータ１６およびア
キュムレータ］７が順次接続されて冷凍回路を構成する
一方、前記冷凍用エバポレータ１６には冷蔵用エバポレ
ータ１８が並列接続される。

冷蔵用エバポレータ１８の冷媒入口側には冷蔵用開閉弁
１９および冷蔵用膨張典構２０が、また、冷媒出口側に
蒸発ＨｊＪ調整弁２１がそれぞれ５２１ｊられ、冷蔵回
路を構成している。この冷蔵回路はリキッドタンク１３
の下流側から分岐され、冷凍用エバポレータ１６をバイ
パスしてアキコムレータ１７の下流側に接続される。

一方、コンプレッサ１１の吐出側から除霜回路２２が分
岐されており、この除霜回路２２は途中に除霜用開閉弁
２３を備えて冷凍用エバボレータ１６の冷媒式０＃Ｉ（
上流側）に接続される。この除霜回路２２の運転により
冷凍用エバポレータ１Ｇに着いた霜を除霜できるように
なっている。

また、冷凍用エバポレータ１６や冷蔵用エバポレータ１
８の下流側にはサーモスタン１〜等の温度センサ（圧力
センサでも可）２４．２５が設けられ、この温度センサ
２４．，２５からの出力信号により、膨圧機構１５．２
０としての膨張弁の開度が調節されるようになっている
。

さらに、コンデンサ１２や冷凍用エバポレータ１６、冷
蔵用エバポレータ１８に対向してファン２６．２７．２
８がそれぞれ設けられており、これらのファン２６．２
７．２８はリレードライバ等のファン駆動制御装置３０
により作動制御される。このフ？ン駆ｆｌＩ２＋ＩＩ　
１２１１装置３０は冷凍サイクル１０の運転を制御する
マイコン等のＣＰＵ３１を備えたａｊ＋＋ｍユニット３
２に備えられる。

また、このファン駆動制御装置３０は冷凍、冷蔵同時運
転時に冷蔵用開閉か１９の開作動を検出して所要時間、
冷凍用エバポレータ１６のフィン２７を作＃Ｊ停止させ
たり、あるいは減速運転させるようにＣＰＵ３１により
作動ａｌｌ　Ｈされる。ノ１ン駆妨ｖ１１ｉｔ装置３０
は、好ましく＋１、冷蔵用ＩＩ■閉弁１９の開作動時に
、冷凍用エバポレータ１６の温度が所定温度、例えばあ
る一定温度以下に下がるまで冷凍用エバポレータ１６の
ファン２７を作動停止させたりあるいは減速運転させる
ようになっている。

次に、冷凍サイクルの制御Ｉ装置の運転制御について説
明する。

この冷凍サイクル１０は第２図の動作図に示すように、
運転スイッチをＯＮにすることにより、コンプレッサ１
１が起動され、冷凍、冷蔵（コンテナ、キセビン）同時
運転が行なわれる。この冷凍、冷蔵同時運転時には、コ
ンブレラ量す１１はＯＮ、冷凍用および冷蔵用開閉弁１
４．１９は開作動され、各７７＞　２６　、２７　、２
８　ｉｔ　ＯＮ作ｆ）Ｊ　ｇれる。この冷凍、冷蔵同時
運転により、冷凍用エバポレータ１６を備えた冷凍庫（
冷凍室）や冷蔵用エバポレータ１８の冷蔵庫（冷蔵苗）
内の温度が第３図に実線Ａ　Ｊ−３よび破線Ｂで示ずよ
うに徐々に低下し、各々所定の設定温度に達する。

冷蔵庫内−度（エバポレータ吸込温度）が設定：２度、
例えば０℃に達すると、冷蔵サーモ等の冷蔵側ｆＡ度セ
ンサ２５がその庫内温度を検出し、マイコン等のＣＰＵ
３１を介して冷蔵用量ｍ弁１９を閉じ、冷蔵用エバポレ
ータ１８への冷媒供給が停止される。このとき、冷凍庫
側の庫内温度は冷蔵庫側より低いので、冷凍庫側庫内温
度は第３図に符号Ａで示すように下がっていき、やがて
設定温■、例えば−２０℃に達する。

一方、冷蔵用エバポレータ１８への冷媒供給がス］・ツ
ブすると、冷蔵庫内温度が徐々に第３図に符ＳうＢで示
ずように上昇する。この庫内温度が一定潟度、例えば摂
氏数度まで上昇すると、この温度を冷蔵側温度センサ２
５が検出してＣＰＵ３２等を介して冷蔵用開閉弁１９を
再び開作動させて冷蔵庫内の温度を所定の＝２定温度ま
で下げ、以下冷蔵用開閉弁１９はＯＮ、ＯＦＦが繰り返
され、冷凍サイクル１０は冷蔵用開閉弁１つをＯＮ。

ＯＦＦ制御するコン１〜ロール運転に入る。

ところで、冷蔵用開閉弁１９が開作動されると、この同
作動をファン駆動制ｍ＋装置３０が検出しＣ冷凍用エバ
ポレータ７６のファン２７を所要時ｔｌ１作動停正停止
る。このファン２７は作動停止ゼしめられる代りに、所
要時間減速運転してもよい。

また、冷凍用エバポレータ１６はその温度を検出し、冷
凍庫内の温度が所定温度以下になるまでの問、ファン２
７を作動停止させたり、減速運転させるとよい。

冷蔵用ｆ７ｆｌ　ｌ′ＩＪ弁１９弁開９動されると、冷
奴はこの開閉弁１９から膨張弁２０を通って急激に冷蔵
用エバポレータ１８側に流れ、然発圧力調整弁２１を軽
重して、冷凍サイクル１０の合流部から一部がアキ１ム
レータ１７、冷神用エバポレータ１６へ逆流し、エバポ
レータ１６の′Ｆｓ、介温度全温度シ？させるため、フ
ァン２７の駆動を継続させると、第２図に鎖線Ｃで示す
ように、冷凍庫内の温度を上昇させてしまう。この逆流
は、冷蔵用エバポレータ１８の圧力より冷凍用エバポレ
ータ１６のＦ力が低いために生じる。

しかし、この冷凍サイクルの副弁装置では、冷蔵用開閉
＃１９が開作動したとき、冷凍用エバポレータ１６のフ
ァン２７の作動を所要時間停止させたり、減速運転させ
たから、冷凍用エバポレータ１６の熱交換機能パ所要時
間失われたり、減少せしめられ、冷凍庫の庫内温度の上
背を有効的に防止できる。

’Ｌ　ａ３、冷蔵産や冷１＃ｔｉの庫内温度がそれぞれ
設だ温度に達づ−ると、この庫内温度を温度センサ２４
．２５により検出し、ＣＰＵ３１を介してコンプレッサ
ドライブ装置３３、例えばインバータ装置によりコンプ
レツリ１１の運転が停止ゼしめらＶれる。

なお、この発明の一実施例では、冷凍庫と冷蔵トＦを冷
凍、冷ｊ！！同時運転できろうにした例を示したが、こ
れらは必ずしも冷凍庫や冷蔵庫である必要はがなく、２
室あるいは２５ｉ！以上を責なる温度に冷蔵あるいは冷
凍するものであればよい。すなわら、冷凍側室と冷蔵側
室に冷却するものにこの発明を適用することができる。

（発明の効果）以上に述べたように、この発明に係る冷凍サイクルの４
１１１１１装置は、冷凍、冷蔵同時運転において、冷蔵
側開閉弁の間作動時に冷凍用エバポレータのファンを所
要時間、例えば冷凍用エバポレータの温度が所定温度に
下がるまで、作動停止あるいは減速運転させたから、冷
蔵用開閉弁ＯＮ。

○「Ｆのコントロール運転に影響されずに、冷凍側庫内
温度の変動やバラツキを有効的に防止し、少なくするこ
とができ、冷凍側庫内温度を所定湿度に迅速早期に５（
１１達させることができ、内部に収容される品物の輔持
温麿精度が向上する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係る冷凍サイクルの制′６１１装首
の一実施例を示す図、第２図は冷凍、冷蔵同時運転時の
動作説明図、第３図は冷凍、冷蔵同時運転時におけるク
ールダウン図、第４図は２台のエバポレータを備えた従
来の冷凍サイクルを示す図である。１０・・・冷凍サイクル、１１・・・コンプレッサ、１
２・・・＝１ンデンサ、１４・・・冷凍用開閉弁、１５
・・・膨脹機構（膨張弁）、１６・・・冷凍用エバポレ
ータ、１８・・・冷蔵用エバポレータ、１９・・・冷蔵
用開閉弁、２０・・・膨脹機構、２４．２５・・・温度
センサ、２６゜２７．２８・・・ファン、３ｏ・・・フ
ァン駆動制御装置、３１・・・ＣＰＵ、３２・・・＆Ｉ
Ｉ　ＩＩＩ　］ニット。

Claims

【特許請求の範囲】１、コンプレッサ、コンデンサ、冷凍用エバポレータを
順次接続するとともに、この冷凍用エバポレータに並列
に冷蔵用エバポレータを接続し、上記各エバポレータの
冷媒入口側に開閉弁および膨脹機構をそれぞれ接続し、
冷凍サイクルの冷凍、冷蔵同時運転を行なうようにした
冷凍サイクルの制御装置において、冷蔵側開閉弁の開作
動時に冷凍用エバポレータのファンを所要時間停止また
は減速運転させるファン駆動制御装置を備えたことを特
徴とする冷凍サイクルの制御装置。２、ファン駆動制御装置は、冷蔵側開閉弁の開作動時に
、冷凍用エバポレータの温度が所定温度に下がるまで冷
凍用エバポレータのファンを停止または減速運転させた
請求項１記載の冷凍サイクルの制御装置。