JPH03112345A - 無鉄心電機子 - Google Patents

無鉄心電機子

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JPH03112345A
JPH03112345A JP24879789A JP24879789A JPH03112345A JP H03112345 A JPH03112345 A JP H03112345A JP 24879789 A JP24879789 A JP 24879789A JP 24879789 A JP24879789 A JP 24879789A JP H03112345 A JPH03112345 A JP H03112345A
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JP
Japan
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coil
phase
armature
coreless
inorganic material
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Pending
Application number
JP24879789A
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English (en)
Inventor
Kenjiro Obara
小原 建治郎
Akira Koike
章 小池
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電動機の無鉄心電機子に係り、特に、真空中で
使用される電動機に適した無鉄心電機子に関する。
〔従来の技術〕
従来のブラシを有するコアレスモーフ即ち無鉄心型モー
タでは、樹脂絶縁材で被覆された電線を規定巻数巻いて
複数のコイルブロックとし、これらを例えばエポキシ樹
脂等の有機材料で所望の円板状の電機子に成形即ち固着
し、回転子としていた。
また、無鉄心型ブラシレスモーフではシャフトに永久磁
石を装備したマグネット回転子のまわりに、円筒形無鉄
心電機子が配置されていた。
そしてこの円筒形無鉄心電機子はモータケースの内側に
取り付けられ固定子を構成していた。
また、この円筒形無鉄心電機子は、ポリエスチル等の一
般に耐熱温度が120°C〜180°Cの樹脂絶縁材で
被覆した電線を規定巻数巻いてコイルを形成し、次に、
このコイルを円周に沿って単層もしくは2層以上に配置
し、例えばエポキシ樹脂等の耐熱温度が200°C以下
の有機質材料で所望の円筒形状に成形即ち同着すること
により作られていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の無鉄心電機子では、エポキシ樹脂等の有機質材料
を用いているので、モータが所定温度以上に熱せられる
と、電線を被覆している樹脂やコイルを固着している樹
脂よりガスが発生するという問題があった。また絶縁破
壊の虞れもあった。
特にモータを真空容器内で使用する場合には、真空容器
内の水分除去等をするためガス放出をしなければならず
、そのためいわゆるベーキングを行ない装置全体を10
0〜300°Cに加熱しなければならない。一般には2
00°C以上に加熱する場合が多く、その結果、耐熱温
度が200°C以下である電線の被覆材やコイルの固着
材である有機質材料からガスが発生し、真空容器内の真
空度を著しく低下させてしまうという欠点があった。
この発明は従来の欠点を除去し、真空中で使用するに適
したモータの無鉄心電機子を提供することを目的とする
〔課題を解決するための手段及び作用〕上記目的を達成
するために、本発明の無鉄心電機子では、セラミックス
被覆電線により構成され所定の位置に配設されたコイル
を無機質材料で所定の形状に成形する。
また、円周に沿って所定の相のコイルを2層以上に配置
し円筒形に成形すると共に各層における各相コイルを構
成する線材をセラミックス被覆電線とし、各相コイル間
および各層間を無機質材料で固着する。
従って、本発明の無鉄心電機子は、高温に十分耐え得る
また、本発明の無鉄心電機子ではセラミックス被覆電線
により構成される所定の相コイルを2層以上に配置し、
無機質材料にて円筒形に固着すると共に、各層における
各相のコイルピッチを磁極ピッチの125%以下に設定
する。加えて各層における任意層の各相コイル間の間隙
部がその層と接する他層の各相コイルの内側空間部と対
向するように配置する。
従って、コイル成形時に無機質材料がスムーズにコイル
間に流入する。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、本発明の一実施例に係る無機質材料で成形さ
れた無鉄心電機チエの斜視図で、この無鉄心電機子1は
セラミックス被覆電線により形成された複数の外側層コ
イル2と内側層コイル3との2層の電機子コイルにて円
筒状に構成され、無機質接着剤20等の無機質材料で固
着されている。
第2図は、第1図に示す無鉄心電機子1の横断面を回転
子即ちロータ16と共に示すもので、図は6個のコイル
より構成される3相ブラシレスモークの電機子を例示し
ている。
図に示すように無鉄心電機子1は、セラミックス被覆電
線により形成された外側層コイル2と内側層コイル3と
の2層(2層以上であれば2層には限定されない)の電
機子コイルにて円筒状に構成されている。外側層コイル
2における3相の各相コイル2a、2b、2cのそれぞ
れのコイル間には、それぞれ空隙(間隙)4゜5.6が
形成されるように設定されており(第3図参照)、同様
に内側コイル3における3相の各相コイル3a、3b、
3cのそれぞれのコイル間にもそれぞれ空隙(間隙)7
,8.9が形成されるように設定されている。そして、
外側層コイル2における3相の各相コイル2a。
2b、2c間の空隙4,5.6部は、内側層コイル3に
おける3相の各相コイル3a、3b3Cの内側空間部1
0.11.12と対向するように配置構成されている。
同様に空隙7,8.9部 6− は、外側層コイル2側の内側空間部13.14.15と
対向するように配置構成されている。
そして、これらの空隙4,5,6,7.89及び内側空
間部10.11.12.13.14.15には無機質接
着剤が充填され、各コイル2a、2b。
2c、3a、3b、3cを固着している。
無機質接着剤の充填の際には空隙4,5.6゜7.8.
9及び内側空間部10.11.12.13.14゜15
が無機質接着剤20(第1図参照)の流入経路を構成し
、例えば矢印で示す向きに無機質接着剤が流動する。
なお、外側層コイル2及び内側層コイル3を構成する各
相コイル2a、2b、2c、3a。
3b、3cは、セラミックス被覆電線を用いて例えば巻
線機(図示省略)にて第4図図示(第4図は、外側層コ
イル2の相コイル2aを例示)のごとき相コイルに形成
される。2d、2eで示すのはコイル片である。
上記のごとく形成された各相コイル2a〜2c及び3a
〜3cは、第5図にて示すごとく、円周に沿って所定の
半径Rとなるように弓形に湾曲形成されており、これら
各相コイル2a〜2c及び3a〜3Cをそれぞれ2層の
コイル2゜3に配置構成することにより円筒状の無鉄心
電機子1が形成されるように設定されている。所定半径
Rとなるように湾曲形成された各相コイル(例えば相コ
イル2a)のコイル幅(コイルピッチ)に臨む角(コイ
ルピッチに対応する角度)θm、は約110°に設定さ
れており、各コイイル片2d、2eの内周面の臨む角θ
ll1zは65〜756に設定されている。磁極ピッチ
に相当する角度は906なので、本実施例における各相
コイルのコイルピッチは磁極ピッチの約1.2倍に設定
されている。即ち、コイル片2d、2eの幅は磁極の境
界を中心として隣接コイル側に約20°、コイル中心側
に約20〜25″の広がりを持つように設定されている
上記構成よりなる無鉄心電機子1は、磁性体よりなるモ
ータのケース(図示省略)内側に接着構成されるもので
あり、ケースはロータ16側のヨーク17とともに磁路
を構成する。ヨーク17はシャフト18に固定されてお
り、このヨーク17にムよ円周4等分に分割配置された
永久磁石19が固設されており、4極のロータ16を構
成している。
上記のように構成された無鉄心電機子は、コイルの被覆
及び接着に無機質材料を用いているので耐熱性にすぐれ
、高温にしてもガス放出が極めて少なく、真空中で使用
するモータに適用すれば大きな効果を奏する。
また、各層における各相コイルのピッチを磁極ピッチの
125%以下に設定し、各相コイル間に空隙を形成して
いるのでコイル片に反トルクが働くことがない。さらに
、空隙により接着剤の流入経路を確保することができる
また、各層における各相コイル間の間隙部が他層の各相
コイルにおける内側空間部と対向するように配置構成さ
れているので、接着剤注入の際の流れ込みが、円周方向
でバランスのとれた状態とすることが可能であり、接着
硬化時の 9 コイルに無理な偏った力が作用せず、コイルの変形やコ
イルの断線損傷を防止できる。
なお、上記実施例は本発明をブラシレスモーフの固定子
即ちステータに適用したものであるが、本発明をブラシ
を有するモータのロータに適用することもできる。
要は、セラミックス等の無機質材料で被覆された電線に
より相コイルが形成され、これらの相コイルを無機質材
料で固着して無鉄心電機子が構成されていればよい。
〔発明の効果〕
本発明の無鉄心電機子は、セラミックス被覆電線により
コイルが形成され、該コイルが無機質材料により固着さ
れているので、耐熱性にすぐれ、高温中でもガス放出が
極めて少なく真空中での使用に適する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る無鉄心電機子の一実施例を示す
斜視図、第2図は第1図に示す無鉄心電機子の横断面を
ロータと共に示す図、第3=10 図、第4図、第5図は第2図の要部の説明図である。 2a、2b、2c  ・−・外側層の各相コイル3a、
3b、3c  ・−内側層の各相コイル4.5,6,7
,8.9 各相コイル間の間隙 10、11.12.13.14.15 各相コイルの内側空間部 20−・・−・−・無機質接着剤 らrY 5  r、−;

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)セラミックス被覆電線により構成され所定の位置
    に配設されたコイルを無機質材料で所定の形状に成形し
    たことを特徴とする無鉄心電機子。
  2. (2)円周に沿って所定の相のコイルを2層以上に配置
    し円筒形に成形することにより形成される無鉄心電機子
    において、前記各層における各相コイルを構成する線材
    をセラミックス被覆電線とし、各相コイル間および各層
    間を無機質材料で固着したことを特徴とする無鉄心電機
    子。
  3. (3)円周に沿って、セラミックス被覆電線により構成
    される所定の相のコイルを2層以上に配置し、無機質材
    料にて円筒形に固着することにより形成される無鉄心電
    機子において、前記各層における各相のコイルピッチを
    磁極ピッチの125%以下に設定すると共に、その層と
    接する他層の各相コイルの内側空間部と対向するように
    配置し、無機質材料の流入経路を構成したことを特徴と
    する無鉄心電機子。
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