JPH03112097A - 車両用プラスチック外板のアース配設方法 - Google Patents

車両用プラスチック外板のアース配設方法

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JPH03112097A
JPH03112097A JP24910289A JP24910289A JPH03112097A JP H03112097 A JPH03112097 A JP H03112097A JP 24910289 A JP24910289 A JP 24910289A JP 24910289 A JP24910289 A JP 24910289A JP H03112097 A JPH03112097 A JP H03112097A
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JP
Japan
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vehicle
plastic outer
outer panel
conductive member
conductive
Prior art date
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Pending
Application number
JP24910289A
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English (en)
Inventor
Kazuhisa Fuji
和久 藤
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Elimination Of Static Electricity (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車両用プラスチック外板に静電塗装を施す際
に、プラスチック外板を車体に電気的に接続するための
車両用プラスチック外板のアース配設方法に関する。
(従来の技術) 車両のボンネットあるいはトランクリッド等の外板をプ
ラスチック製とし、このプラスチック外板を車体に組付
けた状態で静電塗装を施すことが行なわれている。この
場合、プラスチック外板表面を導電化させ、さらに車体
にアース接続する必要がある。ここで、静電塗装は主に
プラスチック外板の表面(アウタ)側に形成されるため
、導電化すべき箇所は主にこのアウタ側となる。一方、
車体にアース接続すべき箇所としては、塗装されるアウ
タの外観を損わないようにプラスチック外板の裏面(イ
ンチ)側が好ましい。
従来では、このような要請に対処するため下記の方法が
採用されている。
スナわち、シートモールディングコンパウンドを素材と
して成型された車両用プラスチック外板のアウタおよび
インナ両面に、導電プライマを塗布する。また、シート
モールディングコンパウンドの内部に、導電性フィラー
を混入させて導電性を得るものもある。さらにプラスチ
ック外板のインチ側に、インナ側の導電プライマに電気
的に接続させて接続端子としての導電部材を突設する。
そして静電塗装を行なうに際し、導電部材をアースコー
ドにより車体にアース接続する。これにより、プラスチ
ック外板アウタ側の導電プライマは、導電線含有のプラ
スチックブロック、プラスチック外板インチ側の導電プ
ライマ、導電部材およびアースコードを介して車体にア
ース接続される。
なお、導電部材をプラスチック内にインサートする方法
は、例えば特開昭55−59917号公報等で開示され
ている。
(発明が解決しようとする課題) ところが、上述した従来のアース配設方法によると、プ
ラスチック外板のアウタとインチ両面に導電プライマを
塗布するため、その導電プライマの塗布に手間がかかり
、またアウタ側の導電プライマが必ずしも車体に対して
確実にアース接続できない場合がある。さらに、導電化
が必要な箇所は、静電塗装すべきプラスチック外板のア
ウタ側が主であり、プラスチック外板のインナ側は静電
塗装しない場合が多い。したがって、従来では静電塗装
に不必要なインナ側にも導電プライマを塗布しているこ
とから、コストの増加を招いているという問題もある。
本発明はこのような事情のもとになされたもので、作業
が容易かつ効率よく行なえ、低コスト化が図れるととも
に、アース接続が確実に行なえる車両用プラスチック外
板のアース配設方法を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、成型型枠内に、車両用プラスチック外板の素
材であるシートモールディングコンパウンド及び成形後
の車両用プラスチック外板の表裏面を貫通する導電部材
を配置し、次いでシートモールディングコンパウンドを
プレスすることにより導電部材が貫通状態でインサート
された1次成型体を成型し、次いで1次成型体の表面に
導電性のインモールドコーティングを施してインモール
ドコーティングと導電部材とを電気的に接続した車両用
プラスチック外板を形成し、その後車両用プラスチック
外板の裏面側で導電部材と車体とをアースコードにより
アース接続するようにしたことを特徴とする。
(作 用) 本発明によれば、1次成型体の成形段階でアース端子と
しての導電部材がインナ側に突出形成され、また車両用
プラスチック外板の成形段階で、帯電が必要とされるプ
ラスチック外板アウタ側にのみ導電性のインモールドコ
ーティングに導電部材が接続される。したがって、アウ
タ側にのみにインモールドコーティングを施すだけでよ
いので、インナ側にも導電プライマを塗布していた従来
の方法に比べて、製作が容易となり、またコスト面でも
無駄は生じない。しかも、車両用プラスチック外板を貫
通−させて配置される導電部材により、アウタ側の導電
性のインモールドコーティングが車体に対して確実にア
ース接続され、静電塗装も良好に行なえるようになる。
(実 施 例) 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図〜第4図はプラスチック外板成形から静電塗装に
亘る工程を順次に示す概略図、第5図(a)〜(e)は
プラスチック外板の一部を拡大して工程順に示す詳細図
である。
本発明は基本的には、成型型枠1,2内に、車両用プラ
スチック外板Bの素材であるシートモルディングコンパ
ウンド3及び成形後の車両用プラスチック外板Bの表裏
面を貫通する導電部材5を配置し、次いでシートモール
ディングコンパウンド3をプレスすることにより導電部
材5が貫通状態でインサートされた1次成型体Aを成型
し、次いで1次成型体Aの表面に導電性のインモールド
コーティング10を施してインモールドコーティング1
0と導電部材5とを電気的に接続した車両用プラスチッ
ク外板Bを形成し、その後車両用プラスチック外板Bの
裏面側で導電部材5と車体13とをアースコード14に
よりアース接続するようになっている。
第1図および第5図(a)に示すように、本実施例では
プレス成型機として、下型1と上型2とを用いる。下型
1は平坦な成型面1aを有し、この成型面1a上に、車
両用プラスチック外板Bの構成材料であるシートモール
ディングコンパウンド(以下、SMCと略称する)3が
載置される。
また、成型面1a上には四部4が形成され、この四部4
に、インサートすべき筒状の導電部材5が収容されてい
る。この導電部材5は、成型後の車両用プラスチック外
板Bの表裏面を貫通する長さを有し、その中間部に鍔5
aが形成されている。
なお、この導電部材5の取付は箇所は、プラスチック外
EBで形成されるボンネット11のウオツシャ液ホース
挿通孔、あるいは同様にプラスチック外板Bで形成され
るトランクリッド12のキー取付孔等の形成箇所とされ
る。これら孔の形成箇所に導電部材5を設けることによ
り、導電部材5はアース接続端子と孔形成用スリーブと
を兼用した構成とすることができる。
一方、上型2の成型面2aには、インモールドコーティ
ング10(以下、IMCと略称する)の素材としての導
電性プラスチック6をポンプ7から導入噴射する供給路
8が形成されるとともに、下型1の凹部4に対応して、
導電部材5に嵌合する四部9が形成されている。
そして、第2図および第5図(b)に示すように、まず
プレス成形機でSMC3をプレスすることにより、導電
部材5が貫通状態でインサートされた平板状の1次成型
体Aをつくる。このとき、導電部材5の鍔5aはSMC
3内に埋設状聾とする。
次に第3図および第5図(c)に示すように、導電性プ
ラスチック6のポンプ7からの導入噴射を行ない、1次
成型体Aの表面にlMCl0を施し、これにより導電部
材5とI MC10とが電気的に接続された車両用プラ
スチック外板Bとしてのボンネット11あるいはトラン
クリッド12を形成する。
その後、第4図および第5図(d)に示すように、東両
用プラスチック外板Bとしてのボンネット11あるいは
トランクリッド12を車体13に取付けて静電塗装を行
なう。すなわち、ボンネット11あるいはトランクリッ
ド12のインチ側に突出した導電部材5の突出端部をア
ースコード14により車体13にアース接続するととも
に、塗装ガン15から塗料16を噴射して塗装し、乾燥
させる。
これにより第5図(d)に示すように、車両用プラスチ
ック外板Bのアウタ側のlMCl0上に塗料16が塗布
されて、プラスチック外板最終品Cとしてのボンネット
11あるいはトランクリッド12が完成する。
本実施例によれば、1次成型体Aの成形段階でアース端
子としての導電部材5がインチ側に突出形成され、また
車両用プラスチック外板Bの成形段階で、導電化が必要
とされるプラスチック外板アウタ側にのみ、I MC1
0が施されて導電部材5に接続される。
したがって、アウタ側にのみにlMCl0を施すだけで
よいから、インチ側にも導電プライマを形成していた従
来の方法に比べて、製作が容易となり、またコスト的な
無駄も生じない。しかも、アウタ側のI MC10が直
接的に導電部材5を介して車体13に電気的に接続され
るから、アース接続も確実となり、静電塗装も良好に行
なえるようになる。
(発明の効果) 以上のように、本発明に係る車両用プラスチック外板の
アース配設方法によれば、アウタ側にのみにIMCを施
すことにより、製作の容易化、コストダウンを達成する
ことができると共に、車体に対するアース接続の確実化
ひいては静電塗装を良好に行なえるという優れた効果が
奏される。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を示し、第1図〜第4図はプラス
チック外板成形から静電塗装に亘る工程を順次に示す概
略図、第5図(a)〜(e)はブラスチック外板の一部
を拡大して工程順に示す詳細図である。 上型) 1.2・・・成型型枠 3・・・SMC 5・・・導電部材 10・・・lMC 13・・・車体 14・・・アースコード A・・・1次成型体 B・・・車両用プラスチック外板 (下型、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  成型型枠内に、車両用プラスチック外板の素材である
    シートモールディングコンパウンド及び成形後の該車両
    用プラスチック外板の表裏面を貫通する導電部材を配置
    し、次いで上記シートモールディングコンパウンドをプ
    レスすることにより上記導電部材が貫通状態でインサー
    トされた1次成型体を成型し、次いで該1次成型体の表
    面に導電性のインモールドコーティングを施して該イン
    モールドコーティングと上記導電部材とを電気的に接続
    した車両用プラスチック外板を形成し、その後該車両用
    プラスチック外板の裏面側で上記導電部材と車体とをア
    ースコードによりアース接続するようにしたことを特徴
    とする車両用プラスチック外板のアース配設方法。
JP24910289A 1989-09-27 1989-09-27 車両用プラスチック外板のアース配設方法 Pending JPH03112097A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009184611A (ja) * 2008-02-08 2009-08-20 Toyota Motor Corp 車両用アース構造
US10181707B2 (en) 2015-08-25 2019-01-15 Yazaki Corporation Electroconductive resin body and vehicle grounding structure

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009184611A (ja) * 2008-02-08 2009-08-20 Toyota Motor Corp 車両用アース構造
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