JPH03111706A - 光量調整装置 - Google Patents

光量調整装置

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JPH03111706A
JPH03111706A JP1249240A JP24924089A JPH03111706A JP H03111706 A JPH03111706 A JP H03111706A JP 1249240 A JP1249240 A JP 1249240A JP 24924089 A JP24924089 A JP 24924089A JP H03111706 A JPH03111706 A JP H03111706A
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light amount
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mask
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JP1249240A
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Naoto Abe
直人 阿部
Koji Uda
宇田 幸二
Tetsushi Nose
哲志 野瀬
Shunichi Uzawa
鵜澤 俊一
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、位置合わせ装置等に適用する光量調整装置に
関し、例えば半導体露光装置等のマスクやレチクル(以
下、「マスク」という)等の第1の物体上に形成されて
いる微細な電子回路パターンをウェハ等の第2の物体面
上に露光転写する際にマスクとクエへとの位置決め(ア
ライメント)を行う光学的な位置検出手段を持つ位置合
わせ装置における光学的な位置検出装置の光量調整装置
に関する。
[従来の技術] 従来より、半導体露光装置においては、マスクとクエへ
の相対位置合わせが、装置の性能向上を図るための重要
な要素になっている。
特に最近の露光装置では、半導体素子の高集積化のため
に、サブミクロン以下の位置合わせ(ギャップ設定)精
度が要求されている。
このような位置合わせは、多くの場合マスクとウェハに
位置合わせ用のアライメントマークを設け、それらによ
り得られる位置情報を利用して行われる。
この位置情報は、例えばゾーンプレートを有するアライ
メントマークに光束を照射し、この際にアライメントマ
ークから出射する光束の位置、すなわち光束の所定面に
おける光強度分布の重心の位置を光電変換素子、例えば
CCDラインセンサ等を用いて検出することにより得て
いる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来の半導体露光装置等の位置検出装置
の光量調整装置は、位置検出毎に光量調整を行っていな
い。
そのため、マスクやウェハ等の状態によって、CCDラ
インセンサ等の光電変換素子に入射する光量が変化する
。そして、例えば入射光量が少なくなれば、入射光量に
対する光電変換した電気信号とノイズ成分との比が小さ
くなり(すなわち、S/N比が悪化し)、光電変換素子
の出力を処理して求める位置情報の精度が悪化する。
さらに、入射光量が多い場合は、CCDラインセンサ等
の光電変換素子が飽和し、入射する光量を電気信号に正
しく変換することができなくなるため、光電変換素子の
出力を処理して求める位置情報はやはり正確でなくなる
また、CCDラインセンサ等の光電変換素子の出力のア
ナログディジタル変換を行いディジタル信号処理して位
置情報を求める場合には、入射光量が少ないときには、
量子化ノイズが相対的に大きくなり、求める位置情報の
精度が悪化する。
一方、入射光量が多い場合は、アナログディジタル変換
器がオーバーフローし、やはり入射する光量をディジタ
ル信号に正しく変換することはできないため、求める位
置情報は正確でなくなる。
以上説明した様に、CCDラインセンサ等の光電変換素
子に入射する光量が規定値からずれると位置検出精度の
劣化が生じる。そのため、位置検出装置の位置情報の精
度は悪化し、半導体露光装置の位置合わせ精度が悪化し
、半導体製造プロセス上の問題となる。
本発明は、上述の従来形における問題点に鑑み、種々の
条件に基づいて変化するCCDラインセンサ等の光電変
換素子に入射する光量を規定値に調整することができ、
これにより位置検出装置の位置情報の精度を良好に保つ
ことができる光量調整装置を提供することを目的とする
さらに本発明は、半導体露光装置に適用して、その位置
合わせ精度を良好とし、半導体製造プロセスを良好とす
る光量調整装置を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、本発明の光量調整装置は
、第1の物体と第2の物体との相互の相対位置関係を検
出する位置検出装置の光量調整装置であって、照明手段
によりて第1の物体および第2の物体に光束を照射し、
この光束の照射により生じた前記第1の物体および第2
の物体間の位置情報を有する光束を位置情報検出手段に
よって受光し、光電変換して光強度分布としての位置情
報信号を得、位置情報検出手段の電気出力の少なくとも
最大値に基づき制御手段により、照明手段の光量、すな
わち発光出力、発光時間、発光デユーティ比または光学
フィルターの透過率を決定することとしている。
この位置情報検出手段は、第1の物体および第2の物体
間の位置情報のうち、まず第1の方向の相対位置関係を
検出し、続いて前記第1の方向とは異なる第2の方向の
相対位置関係を検出する位置検出装置であり、また制御
手段は、この第1の方向および第2の方向の位置検出毎
に、照明手段の光量を決定する値を記憶する光量配列を
有し、第1の方向の位置検出を行う際には、光量配列に
記憶した値により決定する照明手段の光量で位置検出し
、位置情報検出手段の電気出力が規定値でないなら光量
調整を行い、新たに照明手段の光量を決定し、その値を
前記光量配列に記憶し、引続き第2の方向の位置検出を
行う際には、第1の方向の位置検出を行った光量と光量
配列の値に基づいて照明手段の光量を決定して位置検出
し、位置情報検出手段の電気出力が規定値でないなら光
量調整を行い、新たに照明手段の光量を決定し、その値
を光量配列に記憶するようにするとよい。
さらに、このような光量調整装置を半導体露光装置にお
ける位置検出に適用する場合は、相互の相対位置関係が
検出されるべきこの第1の物体および第2の物体は、そ
れぞれ電子回路パターンおよびアライメントマークが形
成されているマスク、およびアライメントマークが形成
されておりこの電子回路パターンを転写するウェハであ
り、光量調整装置は、マスクに形成されている半導体回
路パターンをウェハ上に複数転写する露光装置における
位置検出装置の光量調整装置であることとなる。
なお、前記照明手段の光量を決定する前記光量配列に記
憶する値は、ウェハの位置、プロセス、レジストおよび
アライメントマーク形状に基づいて算出された統計値、
実測値または理論値により定めることとするのがよい。
[作 用コ 上記構成の本発明によれば、第1および第2物体間の相
対位置検出において、例えば第1物体であるウニへの状
態等によりCCDラインセンサ等の光電変換素子に入射
する光量が変化しても、該制御手段により照明手段の光
量を変化させ、光電変換素子に入射する光量を規定値に
することができる。
そのため、CCDラインセンサ等の光電変換素子の出力
を処理して求める位置情報の精度を良好に保つことがで
きる。そしてその結果、求めた第1および第2物体間の
位置情報すなわちアライメント情報の精度は悪化せず半
導体露光装置の位置合わせ精度を良好にできる。
[実施例] 以下、図面を用いて本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の一実施例に係る位置検出装置の光量調
整装置の構成を示す概略構成図、第2図は第1図の実施
例の装置における複数回位置合わせを行い電子回路パタ
ーンを焼き付けるウェハの一例を示す図、第3図は第1
図の実施例の装置における処理のアルゴリズムを示すフ
ローチャート、第4図は第1図の実施例の装置の光量制
御部が持っている光量配列の記憶内容の一例を示す図で
ある。
第1図において、101は発光素子である半導体レーザ
、102は半導体レーザ101から出力される光束を平
行光にするコリメータレンズである。103はハーフミ
ラ−であり、半導体レーザ101からの光束をマスクお
よびウニ八方向に反射させ、さらにマスクおよびクエへ
からの光束を透過させている。104は半導体レーザ1
01から出力される光束をハーフミラ−103によりマ
スクおよびウニ八方向へ反射させ、マスクアライメント
マークおよびウェハアライメントマークを照射する光束
を示す。
105はポリイミド等で構成されたマスクであり、電子
回路パターンおよびアライメントマークが形成されてい
る。106は電子回路パターンを形成するシリコン等の
ウェハであり、アライメントマークが形成されている。
j05a、105bはマスク105に形成されているマ
スクアライメントマークであり、特に105aはマスク
AAマーク、105bはマスクAFマークと呼ぶ。10
6a、106bはウェハ106に形成されているウェハ
アライメントマークであり、特に106aはウェハAA
マーク、106bはウェハAFマークと呼ぶ。
そして、マスクAAマーク105aとウェハAAマーク
106aは、アライメント(マスクウェハずれ)情報を
有する光束を発生させる。同様にマスクAFマーク10
5bとウェハAFマーク106bは、ギャップ(マスク
ウニ八間隔)情報を有する光束を発生させる。
107aはマスクA−Aマーク105aとウェハAAマ
ーク106aにより発生したアライメントマーク(マス
クウェハずれ)情報を有する光束であり、107bはマ
スクAFマーク105bとウェハAFマーク106bに
より発生したギャップ(マスクウニ八間隔)情報を有す
る光束である。
108aおよび108bは光電変換素子であり、例えば
COD等のラインセンサである。そしてラインセンサ1
08aはマスクとウェハのアライメントマーク(マスク
ウェハずれ)情報を有する光束107aを受光し、ライ
ンセンサ108bはマスクとウェハのギャップ(マスク
ウニ八間隔)情報を有する光束107bを受光する。
109aおよび109bはプリアンプであり、ラインセ
ンサ108aおよび108bの電気出力を所定の出力ま
で増幅する。110はプリアンプ109aおよび109
bの出力を切り換えるスイッチ、111はスイッチ11
0の出力であるアナログ信号をディジタル信号に変換す
るアナログディジタル変換器、112はアナログディジ
タル変換器111の出力(光束10)aおよび107b
を受光したラインセンサ108aおよび108bの出力
であり所定の位置情報を有する)に基づいてアライメン
ト情報やギャップ情報に関する計算を行う信号処理部で
ある。
113はアナログディジタル変換器111の出力を処理
し半導体レーザ101の光量を決定する光量制御部であ
る。114は光量制御部113が決定した光量で半導体
レーザ101を駆動するLDドライバである。
第2図において、106Cは電子回路パターンを露光す
る画角である。この画角106Cはそれぞれマスクの電
子回路パターンをウェハに対して複数露光する位置を示
し、画角毎にマスクとウェハの位置合わせを行い、マス
クの電子回路パターンをウェハに対して露光する。(1
,1)。
(1,2)、・・・・・、(4,4)はそれぞれの位置
の画角を示す。106dはスクライブラインであり、こ
こにウェハアライメントマーク106a、106bが形
成されている。
この実施例の位置合わせ装置は、例えば第2図に示すよ
うに、同一ウェハに対して複数回マスクとウェハの位置
合わせを行い、電子回路パターンを露光する装置である
。例えば、画角(1,1)(1,2)、・・・・・、(
4,4)の順で、各画角に対し位置合わせを行い露光を
行う。そして、この位置合わせ毎(以降、「ショット毎
」という)に、光量調整を行う位置合わせ装置である。
第1図において、マスク105のマスクアライメントマ
ーク105aおよび105bとウェハ106のウェハア
ライメントマーク106aおよび106bの相対位置(
マスクウニへ間隔およびマスフウェハずれ)は、ショッ
ト毎に以下の手順で求める。
■、マスクウウェ間隔測定 マスクウェハ間隔測定において、半導体レーザ101を
出射した光束は、コリメータレンズ102により平行光
とされ、ハーフミラ−103でウニ八方向へ反射される
。そして、マスク105に形成されているマスクAFマ
ーク105bとシリコン等のウェハ106に形成されて
いるウェハAFマーク106bで回折される。回折され
た光束はハーフミラ−103を透過してラインセンサ1
08bに達する。ラインセンサ108bに達した光束1
07bはギャップ情報を有し、マスクとウェハの間隔に
依存してラインセンサ108bの上を移動する。
ここでは特願昭63−33206号(昭和63年2月1
6日出願)に示されているように、マスクAFマーク1
05bとウェハAFマーク106bが形成する光学系に
よって、マスクAFマーク105bとウェハAFマーク
106bとのマスクウニ八間隔を例えば30倍に拡大し
て、ラインセンサ108b上の光束107bを移動させ
る。
そして、スイッチ110をプリアンプ109b側に切り
替えれば、ラインセンサ108bの出力はアナログディ
ジタル変換器111によりアナログディジタル変換され
る。信号処理部112は、アナログディジタル変換器1
11の出力に基づいて、ラインセンサ108b上の光束
107bの位置、例えば重心位置を計算し、その値を1
/30倍することにより、マスクとウェハとの間隔すな
わちギャップ情報を求める。
II 、マスクウニ八間隔移動 得られたギャップ情報をもとに、不図示のウェハステー
ジを移動し、マスクウニ八間隔を所定の間隔に穆勅する
次に、マスクウェハずれを求める。
III 、マスクウェハずれ測定 半導体レーザ101を出射した光束は、コリメータレン
ズ102により平行光とされ、ハーフミラ−103でウ
ニ八方向へ反射される。そして、マスク105に形成さ
れているマスクAAマーク105aとシリコン等のウェ
ハ106に形成されているウェハAAマーク106aで
回折される。
回折された光束はハーフミラ−103を透過してライン
センサ108aに達する。ラインセンサ108aに達し
た光束107aは、アライメント情報を有し、マスクと
ウェハの相対位置に依存してラインセンサ108aの上
を移動する。
ここでは特願昭63−33203号(昭和63年2月1
6日出願)に示されているように、マスクAAマーク1
05aとウェハAAマーク106aは、ダブルグレーテ
ィング物理光学素子を構成する。そして、このダブルグ
レーティング物理光学素子は、マスクAAマーク105
aとウェハAAマーク106aとの相対位置、すなわち
マスクウェハずれを例えば100倍に拡大して、ライン
センサ108a上の光束107aを移動させる。
スイッチ110をプリアンプ109a側に切り替えれば
、ラインセンサ108aの出力はアナログディジタル変
換器111によりアナログディジタル変換される。信号
処理部は112は、アナログディジタル変換器111の
出力に基づいて、ラインセンサ108a上の光束107
aの位置、例えば重心位置を計算し、その値を1/10
0倍することによりマスクとウェハのずれすなわちアラ
イメント情報を求める。
本発明は、このギャップ情報およびアライメント情報を
求める際の光量調整を行う装置を提案するものである。
第3図は、本発明に係る光量調整のアルゴリズムを示す
フローチャートである。以下、第3図および第1図に従
って、本発明の一実施例に係る光量調整装置の各ショッ
ト毎の光量調整のアルゴリズムを説明する。
ステップS1 ステップS1では、スイッチ110をプリアンプ109
b側に切り替えた後、マスクウェハ間隔測定において、
半導体レーザ101の光量を光量制御部113内の例え
ば第4図に示すような光量配列に従って決定した光量(
例えば第4図のAF光光量Pa上で、マスクAFマーク
105bおよびウェハAFマーク106bを照明する。
ステップS2 次にステップS2で、光量制御部113は、ギャップ情
報を有しマスクウェハ間隔に依存して移動する光束10
7bを受光したラインセンサ108bの出力のピーク値
を判断する。そして、ピーク値が所定の値であればステ
ップS5に、そうでなければステップS3へ進む。
ステップS3 ギャップ情報を持つ光束107bのラインセンサ108
bの出力のピーク値が所定の値でなければ、ステップS
3で、光量制御部113はLDトライバ114を制御し
レーザダイオード101の発光光量をアナログ的に変化
させ、ラインセンサ108bの出力のピーク値が所定値
になるようにする。
すなわちステップS3でもしラインセンサ108bの出
力のピーク値が所定の値より小さければレーザダイオー
ド101の発光光量を大きくする。そしてラインセンサ
108bの出力のピーク値が所定値になるようにする。
逆にラインセンサt oabの出力のピーク値が所定の
値より大きければレーザダイオード101の発光光量を
小さくする。そしてラインセンサ108bの出力のピー
ク値が所定値になるようにする。
ステップS4 そして、光量制御部113は、ピーク値が所定の値であ
るレーザダイオード101の光量を、新たに光量配列の
AF光光量Pa上して書き込む(記憶する)。
ステップS5 ステップS5で、信号処理部112はラインセンサ10
8bの出力を計算し、光束107bの位置(例えば重心
位置)を求める。そして、その位置からギャップ値(マ
スクとクエへとの間隔)を求める。
ステップS6 ステップS1〜S5でマスクウェハ間隔を求めた後、ス
テップS6でそのマスクウェハ間隔値に基づいてマスク
ウェハ間隔を所定の位置に設定する。
次に、以下の手順でマスクウェハずれを求める。
ステップS7 ステップS7では、スイッチ110をプリアンプ109
a側に切り替えた後、マスクウェハずれ測定において、
半導体レーザ101の光量を光量制御部113内の光量
配列とマスクウェハ間隔測定において決定した光量に従
って定める。すなわち、第4図に示す光量配列において
、新たに書き換えられたAF光光量Pa上用いて、 P aa=  P af*  K aaなる光mPaa
で、マスクAAマーク105aおよびウェハAAマーク
106aを照明する。
ステップS8 次にステップS8で、光量制御部113は、アライメン
ト情報を有しマスクウェハずれに依存して移動する光束
107aを受光したラインセンサ108aの出力のピー
ク値を判断する。そして、ピーク値が所定の値であれば
ステップSllに、そうでなければステップS9へ進む
ステップS9 アライメント情報を持つ光束107aのラインセンサ1
08aの出力のピーク値が所定の値でなければ、ステッ
プS9で、光量制御部113はLDドライバ114を制
御しレーザダイオード101の発光光量をアナログ的に
変化させ、ラインセンサ108aの出力のピーク値が所
定値になるようにする。
すなわちステップS9でもしラインセンサ1゜8aの出
力のピーク値が所定の値より小さければレーザダイオー
ド101の発光光量を大きくする。そしてラインセンサ
108aの出力のピーク値が所定値になるようにする。
逆にラインセンサ108aの出力のピーク値が所定の値
より大きければレーザダイオード101の発光光量を小
さくする。そしてラインセンサ108aの出力のピーク
値が所定値になるようにする。
ステップS10 そして、光量制御部113は、ピーク値が断力の値であ
るレーザダイオード101の光量に基てき、新たに光量
配列の比KaaO値を書き換え之(記憶する)。
ステップSll ステップS1tで、信号処理部112はラインセンサ1
08aの出力を計算し、光束107aυ位置(例えば重
心位置)を求める。そして、そC位置からアライメント
値(マスクとウェハとのすれ)を求める。
以上のような手順で、光量制御部113は光量調整を行
う。次ショット以降においても、同様の手順である。
本実施例の光量調整装置によれば、初めのショット(例
えば、第2図の(1,1)のショット)で光量配列によ
り決定した光量が、実際の光量と大きく違っていたとし
ても、上述したような光量調整のアルゴリズムによって
、次ショット以降では最新の光量配列に書き換えられる
。したがフて、光量配列に記憶された値により決定した
光量が実際の光量と違うことはない。そのため、このよ
うな光量調整により、第1シヨツト以降では、ステップ
S3.S4,39.SIOの処理を実行することはほと
んどない。
さらに、光量配列に記憶する値は前もって統計値あるい
は計算値あるいは実測値により決定しているので、第1
シヨツトであってもステップS3.S4.S9.SIO
の処理を実行する回数は少なくなる。そのため、光量調
整のための時間が多く必要になることはない。
光量配列に記憶する値は、以下のように予め決定する。
例えば、ウェハ毎に前もって複数のショット(第2図の
各画角)の2〜3の位置について光量を測定し、光量配
列に記憶する値を決定する。
−例として、第2図の(1,2)および(4゜3)の位
置で光量を測定する。そして、これらの測定値の平均値
から、第4図に示したようにレジストやプロセス等をパ
ラメータとする光量配列を作る。
この方法では、ウェハ毎に光量配列を求めるための測定
が必要となるため、光量配列を求めるために、時間が多
く必要となる。そこで、光量配列を求める他の手段とし
て、例えば光量配列をマスクウェハの回折効率や反射率
の理論値から計算して求めても良いし、他の方法として
前もって多くのマスクウェハについて測定し平均値等に
より光量配列を決めても良い。
また、LDドライバ114は、レーザダイオード101
の光量を、アナログ的に光出力を変化させる例を示した
が、光出力を固定とし発光デユーティを制御して変化さ
せても良い。さらに、レーザダイオード1010発光す
る光束の光路に不図示の光学フィルタを機械的に切り替
え可能となるように配置し、光量制御部103からの指
示によりこれを切り替えて、発光光量を変化させても良
い。これらの場合、光量配列のPaaO値は、デユーテ
ィや透過率として記憶することはいうまでもない。
本実施例によれば、CCDラインセンサ等の光電変換素
子に信号処理上最適な光量を入射できるので、CCDラ
インセンサ等の出力を処理した位置検出装置の位置情報
の精度を良好にできる。そのために、半導体露光装置の
位置合わせ精度を良好にできる。
[他の実施例] 上記の実施例では、実際のマスクウェハからの光量が所
定の値でない場合は第3図のステップS3.39の処理
で光量を調整するが、この際、マスクあるいはクエへ等
の欠陥により、所定の光量がラインセンサ108a、1
08bに入射しない場合が生じる。このとき上記の実施
例では、マスクあるいはウェハ等の欠陥がある場合の光
量で光量配列を書き換える。そして次ショットにおいて
は、欠陥により書き換えられた光量配列の記憶値に基づ
いて光量調整が行われる。したがって、ステップS3.
S4の処理やS9.SIOの処理が必要となり、そのた
め時間が多くかかるという問題が生じる。
この問題を解決するために、第2の実施例では第3図の
ステップS3.S4.S9.SIOの処理の代りとして
第5図に示す処理を行う。以下、第5図の処理を説明す
る。
まず、ステップS3.S4の処理の代りとして第5図(
a)に示す処理を行う。
ステップS3a ギャップ情報を持つ光束107bのラインセンサ108
bの出力のピーク値が所定の値でなければ、ステップS
3aで、光量制御部113はLDドライバ114を制御
しレーザダイオード101の発光光量をアナログ的に変
化させ、ラインセンサ108bの出力のピーク値が所定
値になるようにする。
すなわちステップS3aでもしラインセンサ108bの
出力のピーク値が所定の値より小さければレーザダイオ
ード101の発光光量を大きくする。そしてラインセン
サ108bの出力のピーク値が所定値になるようにする
。逆にラインセンサ108bの出力のピーク値が所定の
値より大きければレーザダイオード101の発光光量を
小さくする。そしてラインセンサ108bの出力のピー
ク値が所定値になるようにする。
ステップS3b 次にステップS4aで、光量制御部113は1の出力が
予め定められた上限および下限の範囲内の値かどうかを
判別する。範囲内であればステップS4aに、そうでな
ければステップS4bに、それぞれ分岐する。
ステップS4a そしてステップS4aで、光量制御部113はピーク値
が所定の値であるレーザダイオード1゜1の光量を、新
たに光量配列のAF光光量Pa上して書き込む(記憶す
る)。
ステップ54b 一方、もしレーザダイオード101の出力が予め決めら
れた上限および下限の範囲内の値を越えて設定された場
合、ステップS4bで、光量制御部113は不図示のホ
ストコンピュータへ光量調整不良信号を送り、光量配列
を書き換えない。
ステップS4a、S4bの後は、第3図ステップS5に
進む。
一方、ステップS9.SIOの処理の代りとして第5図
(b)に示す処理を行う。
ステップS9a アライメント情報を持つ光束107aのラインセンサ1
08aの出力のピーク値が所定の値でなければ、ステッ
プS9aで、光量制御部113はLDドライバ114を
制御しレーザダイオード101の発光光量をアナログ的
に変化させ、ラインセンサ108aの出力のピーク値が
所定値になるようにする。
すなわちステップS9aでもしラインセンサ108aの
出力のピーク値が所定の値より小さければレーザダイオ
ード101の発光光量を大きくする。そしてラインセン
サ108aの出力のピーク値が所定値になるようにする
。逆にラインセンサ108aの出力のピーク値が所定の
値より太きければレーザダイオード101の発光光量を
小さくする。そしてラインセンサ108aの出力のピー
ク値が所定値になるようにする。
ステップS9b 次にステップS9bで、レーザダイオード101の出力
が予め定められた上限および下限の範囲内の値かどうか
を判別する。範囲内であればステップ510aに、そう
でなければステップ5IObに、それぞれ分岐する。
ステップ510a そしてステップ510aで、光量制御部113はピーク
値が所定の値であるレーザダイオード101の光量値に
基づいて、新たに光量配列の比Kaaを書き替える。
ステップ5tob 一方、もしレーザダイオード101の出力が予め決めら
れた上限および下限の範囲内の値を越えて設定された場
合、ステップ510bで、光量制御部113は不図示の
ホストコンピュータへ光量調整不良信号を送り、光量配
列を書き換えない。
フキ1.イぐ1へ091^)1 trz a I÷ 雷
”J F71マチップSllに進む。
この第2の実施例によれば、マスクやクエへ等の欠陥に
よってラインセンサ108a、108bに入射する光量
が著しく変化した場合に、不図示のホストコンピュータ
に対して光量調整不良信号を送る。そして光量配列を書
き換えることはしない。
そのため上述の第1の実施例に比べ、マスクやウェハ等
の欠陥がある場合にこれらの欠陥が検出できる。そして
、光量配列を欠陥のあるデータで書き直さないので、次
ショットの光量調整が短時間でできる。
なお上述の第1および第2の実施例では、発光素子とし
て半導体レーザな用いたが、発光素子は半導体レーザに
限るものでは無い。例えばLED等を用いてもよい。
また、光電変換素子としてはCCDラインセンサを用い
たが、CCDラインセンサに限るものでは無い。例えば
CCDエリアセンサ等を用いてもよい。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明に係る光量調整装置によれ
ば、ウェハのショット位置およびプロセスおよびレジス
トおよびアライメントマーク形状等によって変化するC
CDラインセンサ等の光電変換素子に入射する光量を、
規定値に調整することができる。そのため、位置検出装
置の位置情報の精度を良好に保つことができる。
したがって、半導体露光装置の位置合わせに適用すれば
、その位置合わせ精度が良好となり、半導体製造プロセ
スが良好となる。
また、光量調整のための時間が多く必要になる等の問題
も生じることはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例に係る位置検出装置および
光量調整装置の構成を示すブロック図、第2図は、ウェ
ハ上の各ショットの位置の一例を示す図、 第3図は、第1図の装置における処理のアルゴリズムを
示すフローチャート、 第4図は、光量配列の一例を示す図、 第5図は、本発明の第2の実施例に係る光量調整装置の
アルゴリズムを示すフローチャートである。 01:半導体レーザ、 02:コリメータレンズ、 03:ハーフミラ− 04:アライメントマークを照射する光束、05:マス
ク、 05a:マスクAAマーク、 05b:マスクAFマーク、 06:ウェハ、 06a:ウエハAAマーク、 06b:ウエハAFマーク、 07a :アライメント情報を持つ光束、07b=ギヤ
ツプ情報を持つ光束、 08a、108bニラインセンサ、 09a、109b:プリアンプ、 10:スイッチ、 111:アナログディジタル変換器、 112:信号処理部、 113:光量制御部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1の物体と第2の物体との相互の相対位置関係
    を検出する位置検出装置の光量調整装置であって、 前記第1の物体および第2の物体に光束を照射する照明
    手段と、 この光束の照射により生じた前記第1の物体および第2
    の物体間の位置情報を有する光束を受光し、光電変換し
    て光強度分布としての位置情報信号を得る位置情報検出
    手段と、 前記位置情報検出手段の電気出力の少なくとも最大値に
    基づいて、前記照明手段の光量、すなわち発光出力、発
    光時間、発光デューティ比または光学フィルターの透過
    率を、決定する制御手段とを有することを特徴とする光
    量調整装置。
  2. (2)前記位置情報検出手段は、前記第1の物体および
    第2の物体間の位置情報のうち、まず第1の方向の相対
    位置関係を検出し、続いて前記第1の方向とは異なる第
    2の方向の相対位置関係を検出する位置検出装置であり
    、 前記制御手段は、前記第1の方向および第2の方向の位
    置検出毎に、前記照明手段の光量を決定する値を記憶す
    る光量配列を有し、 第1の方向の位置検出を行う際には、前記光量配列に記
    憶した値により決定する照明手段の光量で位置検出し、
    前記位置情報検出手段の電気出力が規定値でないなら光
    量調整を行い、新たに照明手段の光量を決定し、その値
    を前記光量配列に記憶し、 引続き、第2の方向の位置検出を行う際には、前記第1
    の方向の位置検出を行った光量と光量配列の値に基づい
    て照明手段の光量を決定して位置検出し、前記位置情報
    検出手段の電気出力が規定値でないなら光量調整を行い
    、新たに照明手段の光量を決定し、その値を前記光量配
    列に記憶する請求項1に記載の光量調整装置。
  3. (3)相互の相対位置関係が検出されるべき前記第1の
    物体および第2の物体は、それぞれ電子回路パターンお
    よびアライメントマークが形成されているマスク、およ
    びアライメントマークが形成されており前記電子回路パ
    ターンを転写するウェハであり、 前記光量調整装置は、前記マスクに形成されている半導
    体回路パターンを前記ウェハ上に複数転写する露光装置
    における位置検出装置の光量調整装置である請求項1ま
    たは2に記載の光量調整装置。
  4. (4)前記照明手段の光量を決定する前記光量配列に記
    憶する値は、ウェハの位置、プロセス、レジストおよび
    アライメントマーク形状に基づいて算出された統計値、
    実測値または理論値により定める請求項1、2または3
    に記載の光量調整装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6233043B1 (en) 1997-02-28 2001-05-15 Sumitomo Heavy Industries, Ltd. Position detection technique applied to proximity exposure
JP2002348985A (ja) * 2001-05-24 2002-12-04 Fujita Corp 建物における吸音方法

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