JPH03111167A - 転造ダイスの製造方法 - Google Patents

転造ダイスの製造方法

Info

Publication number
JPH03111167A
JPH03111167A JP24746389A JP24746389A JPH03111167A JP H03111167 A JPH03111167 A JP H03111167A JP 24746389 A JP24746389 A JP 24746389A JP 24746389 A JP24746389 A JP 24746389A JP H03111167 A JPH03111167 A JP H03111167A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rolling
die
rounding
rolled
buffing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24746389A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeaki Yamamoto
山本 繁朗
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
O S G KK
OSG Mfg Co
Original Assignee
O S G KK
OSG Mfg Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by O S G KK, OSG Mfg Co filed Critical O S G KK
Priority to JP24746389A priority Critical patent/JPH03111167A/ja
Publication of JPH03111167A publication Critical patent/JPH03111167A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は転造ダイスの製造方法に係り、特に、その転造
ダイスの面取・り部に存在する凸条に効率良く丸味付け
を行う方法に関するものである。
従来の技術 多数の凸条が略平行に設けられた転造加工面を有し、被
加工物がその転造加工面に押圧された状態で相対的に転
動させられることにより、その被加工物の外周面に転造
加工を行う転造ダイスが、例えばねじやセレーション等
を加工する際に広く用いられている。そして、かかる転
造ダイスにおいては、上記転造加工面の転動方向と直角
な方向の端部に面取りが施されているのが普通であるが
、この面取りによって、例えばねし転造ダイスではねじ
山(凸条)の頂きが角張り、そのまま転造加工を行うと
ねじ基端部の谷底が矩形となって応力集中を生じたり、
ダイス寿命が充分に得られないなどの問題があった。ま
た、セレーションを転造加工する転造ダイスにおいては
、上記面取りによって凸条の端部が鈍角となるものの、
そのままではやはりセレーションの基端部凹所が矩形と
なって好ましくないのである。
この対策として、従来から、面取りが施された凸条の角
部に、砥石の小片やダイヤモンドヤスリなどを用いて作
業者が手作業で丸味付けを行うようにしている。また、
機械加工法としては、研削剤を圧縮空気によりノズルか
ら吹き付ける方法が、特開昭60−238229号公報
において提案されている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、手作業による丸味付けは相当高度の熟練
を必要とし、それでもなお充分な加工精度が得られない
のであり、また、加工能率も極めで悪いのである。
一方、研削剤を圧縮空気で吹き付ける方法によれば、自
動化や量産化は可能であるものの、吹き付けられた研削
剤が本来丸味付けを必要としない部分に当たって凸条の
形状を崩し、転造晶の精度を損なうことがあった。また
、転造ダイスの素材はミクロ的には均質でなく、ビッカ
ース硬さHvで約1200〜2500の炭化物と、約7
00〜850の焼戻マルテンサイ1−との混合組織であ
り、偏析もあるので、研削剤による研削作用が部位によ
って不均一となり、面粗さが粗くなるという不都合があ
った。
本発明は以上の事情を背景として為されたもので、その
目的とするところは、熟練を要することなく高い精度で
能率良く丸味付けを行うことができ、しかも凸条の形状
や面粗さを損なうことがないようにすることにある。
課題を解決するための手段 かかる目的を達成するために、本発明は、多数の凸条が
略平行に設けられた転造加工面を有し、被加工物がその
転造加工面に押圧された状態で相対的に転動させられる
ことにより、その被加工物の外周面に転造加工を行う転
造ダイスの製造方法であって、前記転造加工面の前記転
動方向と直角な方向の端部に設けられた面取り部にバフ
研磨を施して、その面取り部に存在する前記凸条の角部
に丸味付けを行う丸味付は工程を有することを特徴とす
る。
作用および発明の効果 すなわち本発明は、綿布、フェルト、皮革などの柔軟性
材料により回転体として構成されたバフの外周面に、研
磨材を接着剤で固定または油脂など適当な媒体によって
一時的に保持させ、面取り部に外周面を押圧した状態で
高速回転させることにより、研磨材によってその面取り
部に存在する凸条の角部が研磨され、丸味付けが行われ
るようにしたのである。
この場合に、バフ外周面は凸条の角部に押圧されること
によって変形させられ、この変形によって接触面になじ
み、加工物の形状に倣ってその表層を研磨するのである
が、その加工の範囲はバフの変形の程度によって異なり
、そのバフの変形の程度はバフの種類やフランジの寸法
2回転速度などによって広範囲に変化させることができ
るため、加工の範囲についても相当自由に設定できる。
したがって、この加工の範囲を適当に定めることにより
、研磨を必要としない凸条の谷部やフランク等を損耗さ
せることなく、面取り部における凸条の角部のみを所望
するなだらかさに丸味付けすることができるのである。
また、接触面へのなじみにより、その仕上面は研削面に
比べてはるかに平滑な面となる。
このように、バフ研磨によれば熟練を要することなく高
い加工精度で能率良く丸味付けを行うことができるので
あり、簡単な設備によって丸味付は加工の自動化を図る
ことも可能なのである。また、研削剤を圧縮空気で吹き
付けていた従来の場合に比較して、凸条の形状や面粗さ
を損なうことがないため、寸法精度等の優れた高品質の
転造品を転造加工できる転造ダイスが安定して製造され
得るのである。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
先ず、第1図乃至第3図は、ねじ転造平ダイスの製造に
際して本発明方法が適用された場合の一例を示す正面図
、右側面図2底面図である。これ等の図において、ねじ
転造平ダイス10の転造加工面12には、多数の凸条(
ねじ山)が一定のリード角で平行に形成されているとと
もに、その転造加工面12と底面14.上面16とが交
差する部分、すなわち転造加工時に被加工物が相対的に
転動させられる転動方向と直角な方向の端部には、それ
ぞれ平面取り加工により面取り部18.20が予め荒面
取りされている。
上記面取り部18.20においては、転造加工面12に
形成された凸条の一部が面取りされることにより、例え
ば第4図の部分拡大断面図に示されているように、凸条
22の先端部が矩形に切り取られて角部24,25が形
成される。そして、このような凸条22の角部24,2
5をそのままにして転造加工を行うと、成形されたねじ
の谷底が角部24.25に対応する矩形となって応力集
中を生じたり、角部2/l、25の欠損等によりダイス
寿命が低下したりするのである。このため、本実施例で
はバフ研磨により上記角部24,25に丸味付けを行う
ようにしている。なお、片側使用ダイスの場合には、上
記面取り部18.20のうち、ねじの先端側が位置する
方は転造加工に寄与しないため、上記丸味付けは必ずし
も必要なく、本実施例では面取り部20に丸味付けを行
う場合ムごついて説明する。
第1図乃至第3図は、かかるバフ研磨により面取り部2
0に存在する凸条22の角部24,25に丸味付けを行
う工程を示す図で、2Gは複数枚の綿布28を重ね合わ
せてフランジ30に固定した円盤状のバフである。この
バフ26は、フランジ30を介して図示しないモータの
出力軸32に取り付けられ、前記ねじ転造平ダイス10
の長手方向、すなわち面取り部20と平行な軸心まわり
に回転駆動されるようになっている。また、そのハフ2
6の回転方向は、第2図において矢印Rで示されている
ように、転造加工面12側から上面16側へ研磨するよ
うに定められている。
バフ26の外周面には、研磨材を油脂によって固定した
油脂性棒状バフ研磨材34が押圧され、バフ26の回転
に伴ってその外周面に研磨材が転移されるようになって
いる。また、バフ26の外周面は前記面取り部20に押
圧され、その状態で高速回転させられることにより、外
周面に転移された研磨材によってその面取り部20にバ
フ研磨が施される。ねじ転造平ダイス10は、第1図に
おいて矢印へで示されているように面取り部20と平行
な方向へ往復移動させられるようになっており、これに
より、面取り部20全体にハフ研磨が施されることとな
る。
この場合に、バフ26の外周面が面取り部20に押圧さ
れると、その外周面は面取り部20に存在する凸条22
の角部24,25の形状に倣って変形させられるため、
その角部24,25の表層がバフ研磨されることにより
、角部24.’25に丸味付けが行われる。この時、ハ
フ26は前記R方向へ回転駆動されるため、高く尖った
角部24には比較的強く押圧される一方、低い鈍角の角
部25には比較的弱く押圧され、対称形に近い丸味が得
られる。また、その加工の範囲はバフ26の変形の程度
によって異なるが、そのバフ26の変形の程度はハフ2
6の種類やフランジ30の寸法回転速度などによって広
範囲に変化させることができるため、加工の範囲につい
ても自由に設定できる。したがって、この加工の範囲を
適当に定めることにより、研磨を必要としない凸条22
の谷部やフランク等を損耗させることなく、凸条22の
角部24,25のみを所望するなだらかさに丸味付けす
ることができる。また、接触面へのなじみにより、その
仕上面は研削面に比べてはるかに平滑な面となる。
そして、このように面取り部20における凸条22の角
部24,25に丸味付けが施されることにより、転造加
工されるねじの谷底も丸くなって応力集中が防止される
とともに、角部24,25の欠損等によるダイス寿命の
低下が回避されるのである。
ここで、本実施例ではバフ研磨によって丸味付は加工を
行うようにしているため、熟練を要することな(高い加
工精度で能率良く丸味付けを行うことができるのであり
、簡単な設備によって丸味付は加工の自動化を図ること
もできる。また、研削剤を圧縮空気で吹き付けていた従
来の場合に比較して、凸条22の形状や面粗さを損なう
ことがないため、寸法精度等の優れた高品質の転造品を
転造加工できるねじ転造平ダイス10が安定して] O 製造され得るのである。
次に、本発明の他の実施例を説明する。
第5図は、セレーションを転造加工するための転造丸ダ
イス40の製造に際して本発明方法が適用された場合で
、転造丸ダイス4oを矢印Bで示すように軸心まわりに
往復回転させながら、その右端外周部に設けられた面取
り部42に前記ハフ26の外周面を押圧してハフ研磨を
施すことにより、外周面(転造加工面)に設けられた多
数の凸条44の角部46に丸味付は加工を行うようにな
っている。
また、第6図は、セグメントダイス5oの面取り部にお
ける凸条の角部に丸味(=Jけを行う場合で、この場合
にも、前記バフ26の外周面を面取り部に押圧しつつ、
セグメントダイス5oを矢印Cで示すように往復回動さ
せながらバフ研磨を行うようになっている。なお、図中
の一点鎖線はハフ26の回転中心線である。
以上、本発明の幾つかの実施例を図面に基づいて詳細に
説明したが、本発明は更に別の態様で実施することもで
きる。
例えば、前記実施例では転造ダイス10.4050を往
復移動(回転)させながらバフ研磨を行うようにしてい
るが、その移動(回転)速度等を適当に設定することに
より、何れか一方へ移動(回転)させるだけで充分なバ
フ研磨が行われるようにすることもできる。
また、前記実施例のバフ26は一例で、他の種々のバフ
を採用することができる。バフ研磨材についても非油脂
性のものや液状のものなどを用いることができるし、接
着剤等により研磨材をバフの外周面に固定しておくこと
も可能である。
また、丸味付けを行うのは転造加工に関係する側の面取
り部だけで良いが、両側使用ダイスの場合には当然両方
の面取り部にバフ研磨による丸味付けを行うこととなる
その他−々例示はしないが、本発明は当業者の知識に基
づいて種々の変更、改良を加えた態様で実施することが
できる。
【図面の簡単な説明】
2 第1図は本発明方法に従ってねじ転造平ダイスを製造す
る際の丸味付は工程を説明する正面図である。第2図は
第1図の右側面図である。第3図は第1図の底面図であ
る。第4図は第1図における転造ダイスの面取り部を示
す拡大断面図である。 第5図は本発明方法に従って転造丸ダイスを製造する際
の丸味付は工程を説明する側面図である。 第6図は本発明方法に従ってセグメントダイスを製造す
る際の丸味付は工程を説明する正面図である。 10 : 12 = 8 22゜ 4 40 : 0 ねじ転造平ダイス(転造ダイス) 転造加工面 20.42;面取り部 44:凸条 25.46:角部 転造丸ダイス(転造ダイス) セグメントダイス(転造ダイス) 3 第5図 1:IQl− 第6図 1トーー−デ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 多数の凸条が略平行に設けられた転造加工面を有し、被
    加工物が該転造加工面に押圧された状態で相対的に転動
    させられることにより、該被加工物の外周面に転造加工
    を行う転造ダイスの製造方法であって、 前記転造加工面の前記転動方向と直角な方向の端部に設
    けられた面取り部にバフ研磨を施して、該面取り部に存
    在する前記凸条の角部に丸味付けを行う丸味付け工程を
    有することを特徴とする転造ダイスの製造方法。
JP24746389A 1989-09-22 1989-09-22 転造ダイスの製造方法 Pending JPH03111167A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24746389A JPH03111167A (ja) 1989-09-22 1989-09-22 転造ダイスの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24746389A JPH03111167A (ja) 1989-09-22 1989-09-22 転造ダイスの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03111167A true JPH03111167A (ja) 1991-05-10

Family

ID=17163824

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24746389A Pending JPH03111167A (ja) 1989-09-22 1989-09-22 転造ダイスの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03111167A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010075963A (ja) * 2008-09-25 2010-04-08 Mitsuba Corp ウォーム転造装置およびウォーム転造方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60238229A (ja) * 1984-05-11 1985-11-27 Nagoya Rashi Seisakusho:Kk ねじ転造ダイスにおける不完全ねじ山の仕上加工方法
JPS6313619B2 (ja) * 1981-12-01 1988-03-26 Sanyo Electric Co

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6313619B2 (ja) * 1981-12-01 1988-03-26 Sanyo Electric Co
JPS60238229A (ja) * 1984-05-11 1985-11-27 Nagoya Rashi Seisakusho:Kk ねじ転造ダイスにおける不完全ねじ山の仕上加工方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010075963A (ja) * 2008-09-25 2010-04-08 Mitsuba Corp ウォーム転造装置およびウォーム転造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5389032A (en) Abrasive article
US3462887A (en) Precision surface abrading
JPH03111167A (ja) 転造ダイスの製造方法
JPH11126755A (ja) 半導体熱処理用ボートの製造方法
JPS6279962A (ja) 雄ねじ研削のための砥石の成形及びドレツシングのための方法とその工具
US5810645A (en) Apparatus for producing hollow ground needles
JPH058051Y2 (ja)
US4651475A (en) Honing tool
JPH07332261A (ja) 固定スクロールおよびその加工方法
JP2950791B2 (ja) 研磨工具
JPH02152768A (ja) 研削用砥石の目立て方法
JPH02303759A (ja) ウェハ周縁部の研磨方法
US3596414A (en) Metal-finishing apparatus
JPH03131478A (ja) 石材研磨用ダイヤモンド砥石
JP2950914B2 (ja) 研磨フイルムによる自由曲面研磨方法及び研磨装置
JP3035486B2 (ja) ダイヤモンドドレッサ
US3125088A (en) Grinding apparatus for precious stone working
JPS59115150A (ja) 刃先強化エンドミルの製造法
JPS5846981A (ja) 往復式電気かみそりの内刃
JP2005028513A (ja) 被加工球の球形仕上げ加工方法及び被加工球の球形仕上げ加工装置
JPH0818316B2 (ja) β−アルミナ管成形体又は仮焼体の外表面加工方法及びそれに用いる研摩具
JPH0243660Y2 (ja)
JPH0569309A (ja) 超仕上方法
EP1698434A1 (en) Geinder
JPH03161266A (ja) バリ取り装置