JPS60238229A - ねじ転造ダイスにおける不完全ねじ山の仕上加工方法 - Google Patents

ねじ転造ダイスにおける不完全ねじ山の仕上加工方法

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JPS60238229A
JPS60238229A JP9392884A JP9392884A JPS60238229A JP S60238229 A JPS60238229 A JP S60238229A JP 9392884 A JP9392884 A JP 9392884A JP 9392884 A JP9392884 A JP 9392884A JP S60238229 A JPS60238229 A JP S60238229A
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JP
Japan
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thread
incomplete
threads
nozzle
compressed air
Prior art date
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Pending
Application number
JP9392884A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Yamaguchi
博 山口
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NAGOYA RASHI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
NAGOYA RASHI SEISAKUSHO KK
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Publication date
Application filed by NAGOYA RASHI SEISAKUSHO KK filed Critical NAGOYA RASHI SEISAKUSHO KK
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Publication of JPS60238229A publication Critical patent/JPS60238229A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、ねじ転造ダイスの製造工程において、不完全
ねじ山にアール付けを施すとともに硬化処理を施す、ね
じ転造ダイスにおける不完全ねじ山の仕上加工方法に関
するものである。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
ローラ形や概形のねじ転造ダイス1,2の製造工程にお
いて、第3図や第4図のように、ダイス1.2の端部に
山頂部の尖った不完全ねじ山3が形成される。このよう
な状態のダイス1,2でねじを転造すると、不完全ねじ
山3によりねじの谷底が鋭角に削られる。
そして、ねじに加わる歪みは、この鋭角の谷底に集中し
この部分から疲労破壊が始まる。
そこで、このような鋭角の谷底のねじを転造しないため
にダイス1.2の不完全ねじ山3の山頂部にアール付け
を施しておく必要がある。
ところで、不完全ねじ山3の山頂部へのアール付は作業
は、従来、手作業により砥石の小片やダイヤtンドヤス
リなどを用いて一山毎に行っている。
しかし、ダイス1.2の硬度はHRC62ないし65程
あり非常に堅いので、作業に手間がかって加工費が高価
となり、また、手作業によると手元が狂い、不完全ねじ
山3に隣接する完全ねじ山4を傷つけてしまうおそれが
ある。
しかも、手作業によると不完全ねじ山3のアール形状は
一山毎に異なってしまう一方、ねじの転造は2個のロー
ラ形ダイス1間に素材を挟み、ローラ形ダイス1を数回
転させてねじを作り出し、あるいは、2枚の板形のダイ
ス2間に素材を挟み、板形ダイス2を往復させてねじを
作り出すため、素材を挟む一方のダイス1.2における
不完全ねじ山3のアール形状と、他方のダイス1.2に
おける不完全ねじ山3のアール形状とが異なると、形成
されるねじの谷底にラップが出来てしまい不都合となる
従って、これらの不都合を避けて手作業でアール付けを
行うには相当の熟練を必要とする。
また、ダイス1,2の耐久性を考えると、不完全ねじ山
3自体^硬度であることが望ましい。
(発明の目的) 本発明は以上の問題点に鑑みなされたもので、ねじ転造
ダイスの不完全ねじ山に容易かつ一定の4規格でアール
付けをIMずことができ、しかも、不完全ねじ山の表面
を硬化させることのできるねじ転造ダイスにおける不完
全ねじ山の仕上加工方法を提供することを目的とするも
のである。
〔発明の概要〕
本発明のねじ転造ダイスにおける不完全ねじ山の仕上加
工方法は、ねじ転造ダイスの製造工程において、不完全
ねじ山を除いてねじ転造ダイスの表面を保護部材で覆い
、露出している不完全ねし山に、研削剤を圧縮空気によ
りノズルから吹き付けてアール付けを施すとともに、研
削剤の打ち付・け作用により不完全ねじ山の表面を加工
硬化させ、また、その後に粒子状の鋼球を圧縮空気によ
りノズルから吹き付けて不些全ねじ山の表面をさらに加
工硬化させるものである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図及び第2図に基づいて
説明する ローラ形のねじ転造ダイス1を回転軸11に取り付け、
その不完全ねじ山3を除いて前記ねじ転造ダイス1の完
全ねじ山4及び側面を金属板やセラミック板などの保護
部材12で覆い、不完全ねじ山3を露出させておく。
そして、露出している不完全ねU山3に向けてニアコン
プレッサに接続しであるノズル13を配置する。このノ
ズル13には、分岐している接続管14から研削剤が送
り込まれるようにしておく。そして、前記ニアコンプレ
ッサからの圧縮空気により研削剤が前記ノズル13から
不完全ねじ山3に一定時間吹き付けられると、尖ってい
る山頂部が研削剤によって削られ、角が取れアールが付
けられる。
これとともに、吹き付けられる研削剤のつち打ち作用に
よって不完全ねじ山3の表面が加工硬化され、疲れ強さ
や耐摩耗性が増す。
そして、この作業は前記回転軸11の回転により不完全
ねU山3の全域にわたって行う。
以上の作業は板形のねじ転造ダイス2においても同様で
ある。但し、板形のねじ転造ダイス2は回転軸11に取
り付けることなく、例えば、コンペVなどにより直線移
動させ、不完全ねじ山3に圧縮空気によって研削剤が均
等に吹き付けられるようにする。
そして、次の工程でさらに不完全ねU山3に粒子状の鋼
球を前記ノズル13と同様のノズルから圧縮空気により
吹き付ける。すると、鋼球によるつち打ち作用によって
不完全ねじ山3の表面がさらに加工硬化される。
〔発明の効果〕
本発明によれば、不完全ねじ山のアール付けに熟練を要
せず容易に行うことができ、手間がかからない。従って
、加工費を安価にすることができる。
また、不完全ねU山のアール形状、アール寸法を一定に
することができ、これにより転造されるねじの谷底にラ
ップが発生することがない。
しかも、圧縮空気により吹き付けられる研削剤のつち打
ち作用によって、不完全ねじ山の表面が加工硬化される
ので、疲れ強さや耐摩耗性が増し、寿命が長くなる。
また、不完全ねじ山の加工時に、不完全ねじ山を除いて
ねじ転造ダイスの表面を保護部材で覆ってから研削剤を
吹き付けるようにしたので、完全ねじ山等に傷を付ける
おそれがない。
また、研削剤を吹き付けた後、粒子状の鋼球を圧縮空気
により吹き付けることによって、不完全ねじ山の表面を
さらに加工硬化することができ、疲れ強さや耐摩耗性が
一層増して、寿命をさらに長くすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す正面図、第2図は不完
全ねじ山部分の拡大縦断面図、第3図は0−ラ形ねじ転
造ダイスの正面図、第4図は板形ねじ転造ダイスの斜視
図である。 1・・0−ラ形ねじ転造ダイス、2・・板形ねじ転造ダ
イス、3・・不完′全ねじ山、12・・保護部材、13
・・ノズル。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) ねじ転造ダイスの製造工程において、不完全ね
    じ山を除いてねc転造ダイスの表面を保護部材で覆い、
    露出している不完全ねじ山に研削剤を圧縮空気によりノ
    ズルから吹き付けることを特徴とするねじ転造ダイスに
    おける不完全ねじ山の仕上加工方法。
  2. (2) ねじ転造ダイスの製造工程において、不完全ね
    し山を除いてねじ転造ダイスの表面を保護部材で覆い、
    露出している不完全ねじ山に研削剤を圧縮空気によりノ
    ズルから吹き付けた後、粒子状の鋼球を圧縮空気により
    ノズルから吹き付けることを特徴とするねじ転造ダイス
    における不完全ねじ山の仕上加工方法。
JP9392884A 1984-05-11 1984-05-11 ねじ転造ダイスにおける不完全ねじ山の仕上加工方法 Pending JPS60238229A (ja)

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JP9392884A JPS60238229A (ja) 1984-05-11 1984-05-11 ねじ転造ダイスにおける不完全ねじ山の仕上加工方法

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JP9392884A JPS60238229A (ja) 1984-05-11 1984-05-11 ねじ転造ダイスにおける不完全ねじ山の仕上加工方法

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JPS60238229A true JPS60238229A (ja) 1985-11-27

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ID=14096091

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JP9392884A Pending JPS60238229A (ja) 1984-05-11 1984-05-11 ねじ転造ダイスにおける不完全ねじ山の仕上加工方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03111167A (ja) * 1989-09-22 1991-05-10 O S G Kk 転造ダイスの製造方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5149104A (en) * 1974-10-25 1976-04-28 Toshiba Tungaloy Co Ltd Chokometarusoono seizohoho
JPS5748021B2 (ja) * 1979-12-10 1982-10-13

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5748021B2 (ja) * 1979-12-10 1982-10-13

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03111167A (ja) * 1989-09-22 1991-05-10 O S G Kk 転造ダイスの製造方法

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