JPH03111003A - 木質キッチンユニット - Google Patents

木質キッチンユニット

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JPH03111003A
JPH03111003A JP1248689A JP24868989A JPH03111003A JP H03111003 A JPH03111003 A JP H03111003A JP 1248689 A JP1248689 A JP 1248689A JP 24868989 A JP24868989 A JP 24868989A JP H03111003 A JPH03111003 A JP H03111003A
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JP
Japan
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wood
insoluble
wooden
constituting
kitchen unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP1248689A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Ota
義弘 太田
Yukihiko Yusa
遊佐 幸彦
Kenji Onishi
兼司 大西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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  • Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)
  • Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、一般住宅、集合住宅、公共施設等に用いら
れる木質キッチンユニットに関する。
〔従来の技術〕
従来、一般住宅、集合住宅、公共施設等に用いられるキ
ッチンユニット、たとえば、システムキッチンの流し台
や収納部扉・枠材、床下ユニット、収納庫等は、耐水ヌ
レ性を考えて、プラスチック製の部材が使われることが
多かったが、最近は木材からなる部材が好まれて使われ
るようになってきている。これは、木材特有の柔らかさ
や暖かさといった木質感が現在感覚にマツチすると共に
、木材のもつ吸放湿機能により、湿りがちなキッチンに
おいて、じめじめ感を解消し、結露もなくなるからであ
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、火気を使用する付近では、防火性・耐火性を
考慮して、金属製や無機のボードが使われており、美観
を損なうという問題が生じている。また、木質感という
特徴の反面、多湿の環境で使用するため、腐れに弱く、
使用中まもなく変色やカビ等の支障をきたすという問題
も生じている。ただし、樹脂等を含浸させて水分の侵入
を押さえ、腐れに強くした木材(WPC)も使われてい
るが、逆に木質感が損なわれる材料となっている、さら
に、防虫性、寸法安定性、力学的強度等も充分なもので
あることが望まれることも言うまでもない。
以上の事情に鑑み、この発明は、防腐・防虫性、寸法安
定性、力学的強度、難燃性(防火性)等に優れ、安全で
、かつ経時的な変色や腐敗が生じない高耐水性の木質感
の豊かなキッチンユニットを提供することを課題とする
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するため検討を重ねた結果、内部に不溶
性不燃性無機物を含む改質木材を利用することの有効性
を見出し、この発明を完成するに至った・ すなわち、この発明は、少なくとも外面に表れる部分が
木材からなるキッチンユニットであって、木材部の少な
くとも前記外面に表れる部分を構成する木材が内部に不
溶性不燃性無機物を含む改質木材であることを特徴とす
る。
この発明にかかる木質キッチンユニットにおいて用いら
れる改質木材を製造する方法は、特に限定されないが、
以下に説明するような方法が好ましい。
改質のための原料木材としては、特に限定はされず、原
木丸太、製材品、スライス単板、合板等が例示される。
それらの樹種等についても何ら限定されることはない。
また、木材中に生成させて木材組織内に分散・定着させ
る不溶性不燃性無機物(不溶性生成物)としては、特に
限定はされないが、たとえば、ホウ酸塩、リン酸塩、リ
ン酸水素塩、炭酸塩、硫酸塩、硫酸水素塩、ケイ酸塩、
硝酸塩、水酸塩等の各種塩が挙げられる。これらの塩の
うち、たとえば炭酸塩について具体例を挙げると、13
 a CO*、CaCOx % FeC0* 、MgC
O5、MnCOx 、N i COs −、Z n C
ow等である。これらは、2種以上が木材中に共存する
ようであってもよい、木材内の不溶性不燃性無機物は、
木材セルロースと反応した形で定着していてもよい。
なお、1種の不溶性不燃性無機物中に、後述のカチオン
および/またはアニオン部分がそれぞれ2種以上含まれ
ていてもよい。
前記の不溶性不燃性無機物を木材組織内で生成させるた
めには、同不溶性不燃性無機物のカチオン部分を構成す
る1群の無機化合物で開裂された水溶液、すなわちカチ
オン含有処理液と、アニオン部分を構成する他の1群の
無機化合物で調製された水溶液、すなわちアニオン含有
処理液とを別々に順次木材組織内に含浸浸透させる。カ
チオン含有処理液およびアニオン含有処理液は、交互に
1回または複数回含浸させることができる。複数回含浸
させる場合は、交互でなく、連続して含浸させでもよい
前記不溶性不燃性無機物のカチオン部分を構成するもの
としては、たとえば、Na、になどのアルカリ金属、C
a ; B a 1M g +  S rなどのアルカ
リ土類金属、Mn、Ni、Cd等の遷移元素、Si、P
b等の炭素族元素、Zn、A1などが挙げられる。これ
らのうちでも、Ca、3a、MgZnおよびAIが好ま
しい。
前記不溶性不燃性無機物のアニオン部分を構成するもの
としては、たとえば、B、Of 、BO。
、PO4、CO8、SO4、NO,,OHSCIl、B
r5FslおよびOH等が挙げられる。これらのうちで
も、BOs 、PO,、GO,、SO4およびOHアニ
オンが好ましい、また、前記アニオンのうちでB40t
 、BowおよびPO4は前記山)のメカニズムによる
効果、COsは前記(dlのメカニズムによる効果、C
It s F 、B rなどのハロゲンは、前記((+
)および(d)のメカニズムによる効果が、それぞれ、
期待できる。なお、C1,F、Brは難燃化の効果は優
れているが、発煙量が多くなるので、使用上注意を要す
る。
上記カチオンとアニオンは、木材内に生じさせようとす
る所望の不溶性不燃性無機物の組成に応じて任意に選択
され、それらの各イオンを含んだ水溶性無機物を別々に
水に熔かすことにより、所望のカチオンを含んだカチオ
ン含有処理液、および、所望のアニオンを含んだアニオ
ン含有処理液が調製される。ただし、前記カチオンとア
ニオンとの組み合わせは、どれでも可能であるというわ
けではないので、イオン半径等による制約を考慮して適
宜使用可能な組み合わせを選ぶようにするのがよい。
水に溶けて上記所望のカチオンを生じさせる無機物とし
ては、MgC1x 、MgBrt 、Mg5Oa  ・
Hz O,、Mg (NOs)t  ・6H* O−C
aC1x 、CaBrt 、Ca  (Not)m 、
BaC1’2HtO1B a B r雪、B a  (
Not)* 、AIGlm 、AlBr5 、Al1x
C8O4)* 、AI (NOs)−・9Ht OlZ
 n Cl s等が一例として挙げられるが、これらに
限定されない。ただし、ハロゲン化物以外の薬剤は、溶
解炭が低く、必要とする濃度を得にくいが、ハロゲン化
物は、溶解炭が高く、必要とする濃度を得やすいので好
ましい。水に熔けて上記所望のアニオンを生じさせる無
機物としては、たとえば、NazcOt、(NH4)I
 Cot 、HI SO4、Nag SO4、(NH4
)g SO4、HI PO4、Nag HPO4、(N
H,)、HPO4、Hs Bow 、NaBO,、NH
aBO*などが挙げられるが、やはり、これらに限定さ
れることはない。以上の水溶性無機物は、各々が単独で
用いられるほか、互いに反応せずに均一な水溶液を形成
できる範囲内で、1処理液中に複数種が併用されるよう
でもよい。
以上のカチオン含有処理液およびアニオン含有処理液に
よる原料木材の無機物含浸処理は、たとえば、以下のよ
うに行われる。
まず、両処理液のうちのいずれか一方(第1液)を、同
処理液中に上記原料木材を浸漬させるなどして、木材中
に含浸させる。この第1液の含浸後、同第1液と反応す
る相手方のイオンを含んだ処理液(第2液)を同様に含
浸させて、木材内部において不溶性不燃性無機物を生成
させる。
次に、上記のごとくして、アニオン含有処理液およびカ
チオン含有処理液の2液が含浸された後、さらに必要に
応じては、第3液、第4液・・・等を用意して繰り返し
含浸させ、生成物層の緻密化を図るようにしてもよい。
このとき用いられるカチオン/アニオン含有両処理液は
、それぞれ、同一種のものであっても、異種のものであ
っても構わないし、その濃度等も特に限定はされない。
各液の含浸処理方法、含浸処理時間等も、特に限定され
ることはなく、減圧下で含浸させたり、塗布による含浸
を行ったりすることもできる。
なお、第1液の含浸処理に先立ち、原料木材に飽水処理
を施して、木材を充分に飽水された状態にしておくこと
が推奨される。これにより、木材中の水を媒体として第
1液に含まれているイオンが速く拡散していくようにな
り、処理時間を短縮することができるためである。飽水
処理方法は、特に限定されないが、水中貯木、スチーミ
ング、減圧下含浸、加圧子含浸などで行う。なお、第1
液を減圧下含浸させる場合には、この飽水処理を行う必
要は必ずしもない。
含浸処理後には、必要に応じて養生を行って不溶性不燃
性無機物の生成反応を促進させることもできる。
以上の含浸処理により木材内に不溶性不燃性無機物を生
成・定着させた後、必要に応じては、木材表面の水洗等
を行い、乾燥させて、改質木材を得る。
前記飽水処理、含浸処理などに用いる浴の量と木材の量
との割合は、特に限定されないが、たとえば、未処理木
材の重量の10倍程度の量が浴の量とされる。
以上の各処理により、防腐・防虫性、寸法安定性等に高
度に優れ難燃性を有する改質木材を効率良く得ることが
できる。得られた改質木材は、無機物が木材内部に含浸
・定着されているため、木質感が損なわれておらず、上
記性能に加えて外観的にも優れた木材となっている。
このようにして得られた内部に不溶性不燃性無機物を含
む改質木材を一部または全部に用いることにより、この
発明にかかる、防腐・防虫性、寸法安定性、力学的強度
、難燃性(防火性)等に優れ、高耐水性を有する木質キ
ッチンユニットを得ることができる。
第1図は、この発明にかかる木質キッチンユニットの一
実施態様である流し台収納庫を示している。この図にみ
るように、この流し台収納庫2は、所定枚数の改質木材
1を第1図(a)のように並べ、通常の工法に従って継
ぎ合わせ、組み立ててなるものであり、その形状、加工
、組み立て方法等は、特に限定されない。また、この発
明にかかる木質キッチンユニットは、流し台収納庫に限
らない。
この発明にかかる木質キッチンユニットにおいては、材
料の全てが木材である必要はなく、木質感を出すために
、少なくとも外面に表れる部分が木材であればよく、そ
の木材の樹種については何ら限定されない、また、木材
部のすべてが内部に不溶性不燃性無機物を含む改質木材
である必要はなく、木材部の少なくとも外面に表れる部
分を構成する木材が上記改質木材であればよいため、改
質木材からなる厚い無垢板を用いる他、改質木材からな
る薄い単板(ロータリー単板等)が最外層となるように
積層、接着されてなる合板等を用いることもできる。そ
の場合、合板内部には、内部に不溶性不燃性無機物を含
まない未処理の木材(樹種、厚み等は任意)や、従来の
wpc等の改質木材等を使用できる。もちろん、合板の
場合に、全単板に内部に不溶性不燃性無機物を含む改質
木材を用いることもできる。
〔作   用〕
この発明にかかる木質キッチンユニットにおいて用いら
れる、内部に不溶性不燃性無機物を含む改質木材は、木
材内部の導管等の空隙、内腔や木材細胞壁等に不溶性、
不燃性の硬い無機物が詰まったものであるため、以下の
ような特性を有している。
第一に、空隙がなくなって木材中への水の浸透が妨げら
れるため、耐水性が向上する。
第二に、木材細胞壁内がいわば充填剤によって占められ
た状態になってバルク効果が得られることにより、木材
自体の膨張、収縮が起こりにくくなる。その結果、寸法
安定性が向上するとともに、各種力学的強度にも優れた
ものとなる。
第三に、木材細胞が補強されて、とりわけ表面硬度が上
昇する。
第四に、木材内腔を埋めているこの不溶性不燃性無機物
はまた、菌類・生類の養分とはならないものであるため
に、これが菌類や虫の木材内への侵入を妨げ、防腐・防
虫性を向上させる。
さらには、木材に不燃性の無機物が複合されている(無
機物による被覆)ことに加え、その無機物の種類によっ
ては、難燃性向上効果も得られるため、木材が高度に難
燃化されることになる。
ここで、上記不溶性不燃性無機物は、−旦、木材組織内
に定着させられれば、それ以降木材から溶は出す恐れが
少ないため、それらの効果が薄れるといった心配も少な
い。
また、この改質木材は、その内部にのみ無機物を含むも
のであるため、外観上の木質感は損なわれていない。
この発明にかかる木質キッチンユニットにおいては、少
な(とも外面に表れる部分が木材であり、しかも、その
木材部の少なくとも外面に表れる部分を構成する木材が
、内部に不溶性不燃性無機物を含む前記各特性を有する
改質木材である。そのため、この発明にかかる木質キッ
チンユニットは、耐水性、防腐・防虫性、寸法安定性、
力学的強度1.H燃性(防火性)等に優れ、経時的な変
色や腐敗、カビの発生、寸法変化(くろい)等がないと
共に、木質感にあふれ、燃えにくく安全なキッチンユニ
ットとなっている。
〔実 施 例〕
以下に、この発明の具体的な実施例および比較例を示す
が、この発明は下記実施例に限定されない。
一実施例1− 原料ヒツキ材(300nX 900nX 25m)を7
日間水槽中に浸し、吸水(飽水)させた。
その後、この板材を60℃の塩化カルシウム水溶液(濃
度3モル/水11i第1液)中に48時間浸漬し、次に
、60℃のリン酸水素二ナトリウム水溶液(濃度4モル
/水11;第2液)中に48時間浸漬した。その後、処
理木材を流水中で約半日洗浄し、日陰で風乾して気乾状
態にし、さらに、60℃の乾燥機中で乾燥させた。
上記のようにして得られた改質木材1に所定の加工を施
し、これを第1図(alにみるように継ぎ合わせて組み
立てて、第1図(b)の流し台収納庫2を作製した。
一実施例2一 実施例1において、原料木材として、ヒノキの3鶴厚の
ロータリー単板を用いるようにした以外は実施例1と同
様にして改質木材を製造した。ただし、厚みが薄い分、
浸漬処理時間は第1液中に4時間、第2液中に8時間と
短くした。
乾燥後の改質木材から、市販の耐水性接着剤を用いて1
0ブライの合板を作製し、この合板に実施例1と同様の
加工を施すことにより、流し台収納庫を得た。
一実施例3一 実施例1において、原料木材として、ヒバ材(3001
重×900fl×25m層)を用いるようにした以外は
実施例1と同様にして、流し台収納庫を作製した。
一実施例4一 実施例1において、原料木材として、スギ材(300鶴
×900鶴×25鶴)を用いるようにした以外は実施例
1と同様にして、流し台収納庫を作製した。
一実施例5一 実施例1において、第1浴として、リン酸水素ニアンモ
ニウム水溶液(濃度3モル/水11)、第2浴として、
塩化カルシウムと塩化バリウムの混合水溶液(共に濃度
1.5モル/水il)を用いるようにした以外は実施例
1と同様にして、流し台収納庫を作製した。
一比較例1一 実施例1において、改質木材の代わりに、未処理のヒノ
キ材(300鶴×900龍X25n)を用いるようにし
た以外は、実施例1と同様の加工を行うことにより、流
し台収納庫を作製した。
−比較例2一 実施例1において、改質木材の代わりに、未処理のヒバ
材(300璽mX900顛×25鶴)を用いるようにし
た以外は、実施例1と同様の加工を行うことにより、流
し台収納庫を作製した。
−比較例3一 実施例1において、改質木材の代わりに、未処理のスギ
材(300鰭×900寵×25鶴)を用いるようにした
以外は、実施例1と同様の加工を行うことにより、流し
台収納庫を作製した。
次に、実施例1〜5および比較例1〜3で得られた流し
台収納庫の耐用テストを行った。実施例1〜5および比
較例1〜3で゛得られた流し台収納庫を、相対湿度90
%の恒温恒湿室内に入れ、1日周期で60℃と30℃に
室温を変化させて外観を観察した。
その結果、実施例1〜5にかかる流し台収納庫は、いず
れも、3か月経過後も全く異常がなく、初期の良好な木
質外観を維持していた。特に、スギ材は、通常、腐りや
すいために、水回りには使えないものとされていたが、
実施例4にかかる流し台収納庫の上記耐用テストの良好
な結果から、スギ材の内部に不溶性不燃性無機物を生成
させて使用することにより、水回り材料として充分に活
用できることが判明した。
それに対し、比較例1〜3にかかる流し台収納庫では(
特に、スギ材を用いた比較例3にかかる流し台収納庫で
は甚だしく)、−様に変色、カビの発生、腐敗が生じて
黒ずみ、著しく外観が損なわれていた。
一実施例6一 実施例1で得られた改質木材1に所定の加工を施して、
キッチン床下ユニットを作製し、実用試験を実施したと
ころ、優れた耐水性を有していた他、ゴキブリに対する
忌避作用も確認できた。
一実施例7− 実施例1で得られた改質木材1に所定の加工を施して、
レンジフードを作製し、バーナーによる着火試験を実施
したところ、炎の当たる部分は黒く焦げるが、火は着か
ず、延焼の心配がないことが確認できた。
〔発明の効果〕
この発明にかかる木質キッチンユニットは、少なくとも
外面に表れる部分が木材からなるため、木質感に富み、
しかも、その木材部の少なくとも前記外面に表れる部分
を構成する木材が、耐水性、防腐・防虫性、寸法安定性
、力学的強度、難燃性(防火性)等に優れた改質木材で
あるため、腐敗、カビの発生、白蟻による被害、寸法変
化・くるい等がなく、燃えにくく安全で、長期にわたり
良好な木質感を維持できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明にかかる°木質キッチンユニットの
一実施例である流し台収納庫の斜視図であって、図(a
lは、その分解図、図(b)は、その組み立て図である
。 1・・・改質木材 2・・・流し台収納庫

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少なくとも外面に表れる部分が木材からなるキッチ
    ンユニットであって、木材部の少なくとも前記外面に表
    れる部分を構成する木材が内部に不溶性不燃性無機物を
    含む改質木材であることを特徴とする木質キッチンユニ
    ット。 2 内部に不溶性不燃性無機物を含む改質木材が、混合
    することにより同不溶性不燃性無機物を生じさせるカチ
    オン含有処理液とアニオン含有処理液のうちの一方を原
    料木材に含浸させた後に他方を含浸させて、前記原料木
    材の内部に不溶性不燃性無機物を定着させることにより
    得られたものである請求項1記載の木質キッチンユニッ
    ト。 3 カチオン含有処理液が、Mg、Al、Ca、Znお
    よびBaカチオンからなる群の中から選ばれた少なくと
    も1種を含み、アニオン含有処理液が、CO_3、SO
    _4、PO_4、BO_3およびOHアニオンからなる
    群の中から選ばれた少なくとも1種を含むものである請
    求項2記載の木質キッチンユニット。
JP1248689A 1989-09-25 1989-09-25 木質キッチンユニット Pending JPH03111003A (ja)

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