JPH03110486A - 事故点標定装置 - Google Patents

事故点標定装置

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JPH03110486A
JPH03110486A JP1249589A JP24958989A JPH03110486A JP H03110486 A JPH03110486 A JP H03110486A JP 1249589 A JP1249589 A JP 1249589A JP 24958989 A JP24958989 A JP 24958989A JP H03110486 A JPH03110486 A JP H03110486A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sound
accident
container
accident point
high frequency
Prior art date
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Pending
Application number
JP1249589A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Asakura
朝倉 孝夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nissin Electric Co Ltd filed Critical Nissin Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ガス絶縁開閉装置などの事故点を標定する
事故点標定装置に関するものである。
〔従来の技術〕
受電設備として用いられるガス絶縁開閉装置は、複数個
の単位容器を絶縁スペーサを介してボルト止め等により
接合し、単位容器内部に断路器、遮断器、変流器、変圧
器、母線、接地装置、ケーブルヘッド等の電気機器をそ
れぞれ収容し、さらにS F &ガス等の絶縁性ガスを
充満することによって、前記電気機器を絶縁区画したも
のである。
このようなガス絶縁開閉装置において、内部事故の発生
した単位容器を外部から音により検出する装置がある。
この装置は、単位容器の外壁にそれぞれ直接マイクロホ
ンを設置し、このマイクロホンで容器内部の事故により
発生した音をキャッチし、事故容器とその隣接容器との
音圧の大小を比較することにより、事故点を標定するも
のである。
しかしながらこの装置では、マイクロホンを容器外壁に
直接設置するため、事故時に発生するサージの侵入を避
けることができないという問題があった。
そこで各々の単位容器の外壁に音を受信する聴音器をそ
れぞれ設け、この各々の聴音器に絶縁パイプを介して複
数個のマイクロホンを設置して、二のマイクロホンで容
器内部の事故により発生した音をキャッチし、事故容器
とその隣接容器との音圧の大小を比較することにより、
事故点を標定する事故点標定装置が提案されている。
この装置によれば、マイクロホンを容器から遠ざけてい
るので事故時のサージの侵入を避けることができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、単位容器の外壁に設置された聴音器とマ
イクロホンとを接続した絶縁パイプの内部は気体であり
、このような気体中を伝播した音をマイクロホンでキャ
ッチした場合、第4図に示すように、事故容器の音圧1
4とその隣接容器の音圧15との比は、例えば5kHz
以下の可聴周波数帯域で約1/2〜1/4であり、あま
り顕著な差がない、その結果、事故容器とその隣接容器
との標定が明確にできないという問題があった。
この発明の目的は、上記問題に鑑み、ガス絶縁開閉装置
の事故点をより明確にできる事故点標定装置を提供する
ものである。
〔課題を解決するための手段〕
この発明の事故点標定装置は、聴音バイブの内部を液体
で満たし、マイクロホンの出力信号の高周波成分を比較
するようにしたことを特徴とする。
〔作用] この発明の事故点標定装置によれば、聴音パイプの内部
を液体で満たしたため、この液体が従来の気体中に比べ
て音の伝播性を高めるように作用する。すなわちこの液
体は、気体中に比較して減衰することなく音圧を伝播し
また波長が短(指向性のある超音波も減衰することなく
伝播すること、ができる、その結果、単位容器内部から
発生する音の可聴周波成分から高周波成分(超音波)ま
での音圧を前記マイクロホンでキャッチすることができ
る。
〔実施例〕
この発明の一実施例を第1図ないし第3図に基づいて説
明する。
第1図はこの発明の事故点標定装置の一実施例を示す概
念図である。第1図に示すように、事故点標定の対象で
あるガス絶縁開閉装置1は、金属からなる各単位容器2
のフランジ3間に、エポキシ樹脂からなる絶縁スペーサ
4を挟み込み、かつボルト止め等により各単位容器2を
接合したものである。このように各単位容器2の接合部
は、金属とエポキシ樹脂との異なる物質から構成される
ため、単位容器2の内部で発生した音は、周波数の高い
ほどこの接合部で反射し、隣接した単位容器2に透過し
にくいという特性がある。
したがって、単位容器2の内部で発生した音の高周波成
分は、各単位容器2の相互間で影響を及ぼしあうことが
少ない。
実施例の事故点標定装置5は、この単位容器2にそれぞ
れ聴音器6を設け、さらに聴音バイブ7を介して複数個
のマイクロホン8を設ける。そしてこのマイクロホン8
に、音圧・周波数分析器9および表示器10を接続する
第2図はこの実施例の事故点標定装置の聴音バイブとマ
イクロホンを示す説明図である。第2図に示すように、
聴音バイブ7の内部は絶縁性液体11で満たされている
。また聴音バイブ7の端部に設置されるマイクロホン本
体8゛は、聴音バイブ7の内部の絶縁性液体ll中に設
置される。
この絶縁性液体11は、従来の絶縁パイプ内部の気体に
比べて音の可聴周波成分から高周波成分までの音圧をよ
く伝播する。したがってこのような絶縁性液体ll中に
設置されたマイクロホン本体8゛は、音の可聴周波成分
から高周波成分(超音波)までキャッチすることができ
る。
なお聴音バイブ7を構成するクツション材は、絶縁性液
体11を内部に収めるためのゴム製およびビニール製で
ある。クツション材は、音の高周波成分が伝わることな
く外部に逃がさないものであれば良い、また絶縁性液体
11は、一般的なもので絶縁油であるが、特に限定され
るものではない。
このような事故点標定装置5を用いて、ガス絶縁開閉装
置1の内部の3相あるいは2相間の相間アーク短絡事故
およびアーク地絡事故により発生した音の可聴周波成分
から高周波成分の超音波(数10Hz〜100 kHz
)までをマイクロホン8でキャッチする。そしてその出
力信号を音圧・周波数分析器9に入力して表示器10に
より、前記音の音圧と周波数スペクトルを表示し、この
音圧と周波数スペクトルを各容器ごとに比較することに
よって、ガス絶縁開閉装置Iの事故点を標定するもので
ある。
第3図は、この実施例の事故点標定装置5によって検出
した事故容器とその隣接容器の音圧と周波数との関係を
示す図である。第3図から明らかなように、事故点標定
装置5による事故容器の音の音圧・周波数12とその隣
接容器の音の音圧・周波数13との関係を比較すると、
音圧の大小による事故容器とその隣接容器との相違は、
明確であり、特に高周波帯域においては、隣接容器の音
圧はほぼゼロになるのに対して、事故容器は十分高い音
圧が検出される。この部分を検出することによって、事
故容器とその隣接容器とのより明確な標定を行うことが
できる。
〔発明の効果〕
この発明によれば、聴音バイブの内部を液体で満たした
ため、事故容器とその隣接容器より発生する音の可聴周
波成分から高周波成分(超音波)までの音圧を比較、検
討することができ、ガス絶縁開閉装置の事故点をより明
確に判断できる。また聴音バイブの内部を液体で満たす
だけであるから装置自体が安価である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の事故点標定装置の一実施例を示す概
念図、第2図は同じく聴音パイプとマイクロホンを示す
説明図、第3図はこの実施例の事故点標定装置による事
故容器とその隣接容器の音圧と周波数との関係を示す図
である。第4図は従来の事故点標定装置による事故容器
とその隣接容器の音圧と周波数との関係を示す図である
。 1・・・ガス絶縁開閉装置、2・・・単位容器、4・・
・絶縁スペーサ、5・・・事故点標定装置、6・・・聴
音器、7・・・聴音パイプ、8・・・マイクロホン、9
・・・音圧・周波数分析器、10・・・表示器 第 図 第 第 図 聾 濠 数(出) 同 数 (Hz )

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 複数個の単位容器をそれぞれ絶縁スペーサを介して接合
    したガス絶縁開閉装置の各単位容器に聴音器を設け、こ
    の各聴音器にそれぞれ聴音パイプを介して複数個のマイ
    クロホンを設け、これらの各マイクロホンの出力信号を
    比較して事故点を標定する事故点標定装置において、前
    記聴音パイプの内部を液体で満たし、前記マイクロホン
    の出力信号の高周波成分を比較するようにしたことを特
    徴とする事故点標定装置。
JP1249589A 1989-09-26 1989-09-26 事故点標定装置 Pending JPH03110486A (ja)

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JP1249589A JPH03110486A (ja) 1989-09-26 1989-09-26 事故点標定装置

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JPH03110486A true JPH03110486A (ja) 1991-05-10

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6703643B2 (en) 1995-02-15 2004-03-09 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Active matrix display device with an integrated circuit covered with a sealing material
JP2005003988A (ja) * 2003-06-12 2005-01-06 Seiko Epson Corp 電気光学装置及び電子機器
CN105974277A (zh) * 2016-04-25 2016-09-28 西安交通大学 一种用于长母线gis现场耐压试验中击穿点定位的方法

Cited By (6)

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US7538849B2 (en) 1995-02-15 2009-05-26 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Active matrix display and forming method thereof
US7924392B2 (en) 1995-02-15 2011-04-12 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Active matrix display and forming method thereof
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