JPH03110010A - 熱間圧延材の圧延機出側温度制御方法 - Google Patents

熱間圧延材の圧延機出側温度制御方法

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JPH03110010A
JPH03110010A JP1250203A JP25020389A JPH03110010A JP H03110010 A JPH03110010 A JP H03110010A JP 1250203 A JP1250203 A JP 1250203A JP 25020389 A JP25020389 A JP 25020389A JP H03110010 A JPH03110010 A JP H03110010A
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rolling mill
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英夫 香取
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    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B37/00Control devices or methods specially adapted for metal-rolling mills or the work produced thereby
    • B21B37/74Temperature control, e.g. by cooling or heating the rolls or the product
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    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B37/00Control devices or methods specially adapted for metal-rolling mills or the work produced thereby
    • B21B37/005Control of time interval or spacing between workpieces
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B45/00Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
    • B21B45/04Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills for de-scaling, e.g. by brushing
    • B21B45/08Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills for de-scaling, e.g. by brushing hydraulically

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 EM業上の利用分野〕 本発明は、熱間圧延プロセスにおける圧延機出側の圧延
材の温度制御に関する。
[従来の技術] 熱間圧延プロセスにおいては、圧延機出側の圧延材の温
度がそれの品質に大きな影響を及ぼすので、その温度を
予め定めた目標温度に制御するために、圧延速度等の調
整が実施される。この場合、仕とげ圧延提出側に訂ける
圧延材の温度を、仕上げ圧延を始める時までに正確に予
測する必要がある。
そ、′:で従来は、仕上げ圧延機の入側に、圧延材の温
度を測定する温度計を設置し、これの検出湿度に基づい
て圧延後の温度を予測し、それが目標温度と一致するよ
うに圧延速度等の調整を行なっている。この種の技術は
、例えば特公昭61−3565号公報に開示されている
[発明が解決しようとする課題] 従来の方法では、圧延機出側の温度は、圧延機入側の圧
延材の温度に基づいて予測しているが、測定される圧延
機入側の検出温度は、圧延材の表面温度であるので、圧
延材内部の温度分布が異なる場合には、検出された表面
温度が同一である時に同一の条件で圧延しても、圧延機
出側の圧延材の温度は変化する。
即ち、加熱された圧延材の温度降下は、それの表面に近
い部分では早く、中心に近い部分では冷えにくいため遅
くなり、圧延材中の温度分布(例えば表面と中心との温
度差)は1時間の経過とともに大きく変化する。従って
、仕上げ圧延機の入側に到達するまでの圧延材の加熱及
び放熱の時間が異なっていれば、その位置における検出
温度が同一であっても、圧延機出側の温度は変化するこ
とになり、従来の方法では、圧延機出側の温度予測にお
いて大きな誤差が生じる。
そこで本発明は、圧延材が仕上げ圧延機に到達するまで
の各種操業条件が変化する場合であっても、仕上げ圧延
機の出側における圧延材の温度を正確に予測し、その温
度が目標温度と一致するように仕上げ圧延機の圧延条件
を補正可能にすることを主な課題とする。
[a題を解決するための手段] 上記課題を解決するために1本発明においては、順次に
送り込まれる圧延材を、加熱炉、スケールブレーカ、粗
圧延機、及び仕上げ圧延機に順に通して圧延するととも
に、圧延材毎に、前記加熱炉入側における圧延材の温度
、該加熱炉に圧延材が存在する時間、前記スケールブレ
ーカのパス回数。
前記粗圧延機のパス回゛数、該粗圧延機出側の圧延材の
温度、及び前記粗圧延機出側から前記仕上げ圧延機入側
までの圧延材の移送所要時間、の少なくとも1つ、なら
びに仕上げ圧延機出側の圧延材の温度を測定し、前に圧
延した圧延材に関する測定結果と、処理中の圧延材に関
する測定結果との差分に基づいて、処理中の圧延材の仕
上げ圧延機出側の温度を予測し、予測した結果に応じて
仕上げ圧延機の作動条件を補正する。
[作用コ 本発明においては、仕上げ圧延機入側に圧延材が到着す
るまでの圧延材の熱量の変化に着目して、圧延後の圧延
材の温度を予測している。
即ち、加熱炉入側における圧延材の温度、加熱炉に圧延
材が存在する時間、スケールブレーカのパス回数、粗圧
延機のパス回数、粗圧延機出側の圧延材の温度、及び粗
圧延機出側から仕上げ圧延機入側までの圧延材の移送所
要時間は、いずれも圧延材が仕上げ圧延機入側に到着す
るまでの圧延材の熱量変化を反映するので、これらの測
定値は、仕上げ圧延後の圧延材の温度の予測に役立つ、
しかし、これらの測定値だけでは、圧延材の仕上げ圧延
後の温度を正確に予測するのは難しい。
そこで本発明においては、圧延材毎に測定したデータを
保存しておき、圧延後の温度を予測する時には、処理中
の圧延材の測定値と前に処理した圧延材の測定値との差
分を検出し、該差分によって温度差を求め、これによっ
て仕上げ圧延後の圧延材の温度を予測している。この方
法によって、従来よりもはるかに正確に温度を予測する
ことができる。従って、予測した温度と予め定めた目標
温度との差をなくすように圧延速度などを補正すれば、
圧延製品の品質を向上させうる。
[実施例] 第1図に本発明を実施する一形式の圧延システムの主要
部の構成を示す。
第1図を参照して説明する。図示しない連続鋳造機によ
って生成されるスラブは、所定の経路を搬送され、装入
テーブル10を通って加熱炉に装入される。この例では
、3基の加熱炉21,22及び23が備わってお”す、
スラブはこれらのうちいずれかの加熱炉に装入され加熱
される。加熱炉内のスラブは、所定の圧延温度に達する
と、加熱炉から抽出されて抽出テーブル11上に移され
更に搬送テーブル12上を通って矢印ARの方向に搬送
される。
概略でいうと、スラブの進行方向には、まずスケールブ
レーカVSB (パーティカル・スケール・ブレーカ)
が存在し1次に粗圧延装置が存在し。
次に仕上げ圧延装置が存在する。なお仕上げ圧延が終了
した薄板状の圧延材は、図示しないコイラによってコイ
ル状に巻き取られる。
スケールブレーカVSBは、圧延材の表面に水を吹き付
けて、圧延材の表1面に付着したスケ・〜・ルを除去す
る。翅圧延装匠は、この例では圧延材の進行方向に向け
て順番に並べられた6基の圧延スタンドR1〜R6で構
成されている。また仕上げ圧延装置は、同様に7基の圧
延スタンドF1=F7で構成されCいる。粗圧延装置と
仕」二げ圧延装置との間には、圧延材の温度を調整する
ためにテーブルシャワーS N(1が配置されている。
、また、仕上げ圧延装置の直前位置、及び仕1−げ圧延
装置の1番スタンドと2番スタンドとの間に、それぞ扛
スケールブレーカFSB及びSSBが配置されている。
更に、仕上げ圧延装置の各スタンドの間にはスタンド間
注水機構S L(2が各々配置されている。
ところで、この種の熱間圧延プロセスにおいては、仕」
二げ圧延装置出側の圧延材の温度がそれの品質に大きな
影響を及ぼずので、その温度を予め定めた目標温度に制
御することが非常に重要である。そこでこの実施例では
、当該圧延材が仕上げ圧延装置に入る前に、仕上げ圧延
装置出側の圧延材の温度を予測し、それが目標温度に近
づくように仕」ユげ圧延装置内での圧延速度等を調整し
ている。
1″:のシステムにおいては、仕上げ圧延装置出側の圧
延材の温度を、基本的には次のようにして予測している
。即ち、それまでに圧延した圧延材(以下、前材と呼ぶ
)に閏する処理条件と、処理中の圧延材に関する処理条
件との差分に基づいて、両者の仕上げ圧延装置出側の圧
延材温度の変化分を予測し6前材の仕上げ圧延装置出側
温度と前記変化分から処理中の圧延材に関する仕−にげ
圧延装置出@温度を求める。
予測に利用する処理条件としては、圧延材間の熱量変化
分を反映するものとして、 (1)圧延ネjを加熱炉に装入する時の温度Ti。
(2)圧延材が加熱炉内に存在する時間Δtll。
(3)圧延材がVSBを往復するパス回数Nsb。
(4)圧延材が粗圧延スタンドIえ2を往復するパス回
数N r 。
(5)圧延材の粗圧延機出側の温度Tr、及び(6)圧
延材の粗圧延機出側から仕Eげ圧延機入側までの移送所
要時間Δ11 の6項目を採用している。
つまり、装入湿度Tiは圧延材が加熱される前に有して
いる熱量を反映し、粗圧延温度Trは処理途中の温度で
あり、在炉時間Δth、パス回数Nsb、パス回数Nr
及び移送所要時間Δ11は、いずitも圧延材の放熱が
実施される時間に関係するので、いずれも圧延材が仕上
げ圧延を開始するまでの熱量変化を反映している。
一般的な温度予測方法では、仕上げ圧延直前の圧延材の
表面温度を利用するが、この方法では圧延材内の温度分
布が異なる場合に大きな誤差が発生する。しかしこの実
施例の方法では、熱量の変化に着目しているので、圧延
材の温度分布の違いによる誤差が発生しにくく、正確な
温度の予測が可能である。
但し、前材の情報が時間的に古いものであると。
上述の予測に利用される処理条件以外の処理条件の影響
によって。予測した結果の誤差が大きくなる恐か、があ
る。子゛ごでごの実施例では、前材のデータが現在より
8分前以内に得られたものである時に限ってそれを利用
し、8分間を経過したものしかデータがない場合には、
別の予測方法を用いて温度を予測する6 なtE、この実施例では加熱炉が3基備わっており、い
ずれの加熱炉を利用するかに応じて処理条件が大きく変
わるので、前(jの対象とする圧延材は、処理中の圧延
材と同一の加熱炉を利用したものに限定する。実際の圧
延材の圧延ビッヂは、最も短いもので約1分間、最も長
いもので約2分間になっている。
装入温度Tiは、加熱炉21.22及び23の入側にそ
れぞれ設けられた温度計St、S2及びS3によって測
定される。在炉時間Δthは、各々の加熱炉に対して圧
延材の装入及び抽出を制御する制御装置20によって計
測される。つまり、圧延材毎に、そ九が装入された時間
と抽出された時間との時間差を測定する。パス回数Ns
bは、スケ−ルブレーカVSBの制御装置によって計数
され、パス回数Nrは、粗圧延の2番スタンドR2を制
御する制御装置によって計数される。粗圧延温度T「は
、粗圧延装置出側に設けられた温度計86によって測定
される。また移送所要時間Δ11は、時間測定装置30
が検出する。この装fi!30は、粗圧延装置出側に設
けられた板厚計84によって圧延材の先端が検出されて
から、仕上げ圧延装置の入側に配置された検出器S7に
よって前記圧延材の先端が検出されるまでの時間をA1
1として計測する。また、仕上げ圧延装置の出側には、
圧延材の温度Tfを測定するために温度計88が設置さ
れている。なおS5は板幅計である。
次に、温度予測及び補償処理について具体的な手順を説
明する。
まず、削材データ、即ち8分以内に処理された圧延材(
同一加熱炉使用のもののみ)のデータがある場合の処理
を説明する。
(A1)装入温度Tiの変化に応じた予測温度変化量Δ
FT1を求める。
ΔFT1=f t  [(Ti2−Tit )  l 
 W2 ] ・・・(1)Ti2 :処理中の圧延材の
Ti Tie:画材のTi w2:処理中の圧延材の厚みのパラメータ(A2)在炉
時間Δthの変化に応じた予測温度変化量ΔFT2を求
める。
ΔFT2 = f 2  [(Δ七h2− Δしhl 
)、 w2 ] ・・・(2)Δth2 :処理中の圧
延材のΔt、hΔth1:前材のΔth (A3)パス回数Nsbの変化に応じた予測温度変化量
ΔFT、を求める。
ΔFTs = f a  [(Nsb2−Nsbl )
、W2 ] ”(3)Nsb2 :処理中の圧延材のN
5b Nsb1:画材のN5b (A4)パス回数Nrの変化に応じた予測温度変化量Δ
FT4を求める。
ΔFTa = fa  [(N r2−N r 1)、
W2 ] ・・14)Nr2:処理中の圧延材のNr Nrl:画材のNr (A5)粗圧延温度Trの変化に応じた予測温度変化量
ΔFT、を求める。
ΔFT5 =fs  [(Tr2−Tr t )#W2
 ] ”(5)Tr2 :処理中の圧延材のTr Trl:画材のT「 (A6)移送時間Δ11の変化に応じた予測温度変化量
ΔFT6を求める。
ΔFTe  = fe[(Δ仁L2−Δ七仁t  )、
W2  ]  ”・(6)Δtシ2:処理中の圧延材の
Nsb Δしし1 :画材のA11 (A7)次に上記予測温度変化の総和FTを求める。
FT= ΔFT、  + ΔFT2 + ΔFT3 +
ΔF丁4 +ΔFT。
+ΔFT6            ・・・(7)なお
、予測温度変化ΔFT1.ΔFT2.ΔFT、 。
ΔFT4 、ΔFT5及びΔFT6は、それぞれ、FT
に対する影響度が、5,10,10,10,35゜及び
30(%)になるように、各々の関数(f1〜fs)の
中で設定されている。
ここでFTは、処理中の圧延材における仕上圧延出側の
予測温度の、画材との差分に対応している。
次に補償処理の手順について説明する。
(B1)予測温度FT2を求める。
FT2=Tf1 +FT          ・・・(
8)Tft:S8で測定した画材の温度 (B2)今回の圧延材の仕上圧延出側位置の目標温度F
Toと予測温度FT2との差分ΔT(絶対値)の大きさ
を調べ、次の3種類のいずれかに区分する。
(a)八Tが10℃未満 (b)ATが10〜100℃の間 (C)ATが100℃以上 (B3)ATが10℃未満の場合には、次式により補正
後の仕上げ圧延出側の目標速度vf2を求める。
Vf2  =Vft  −f  v  [Δ T 、w
ir、wifコ   ・−・(9)Vfl :補正前の
仕上げ圧延出側の目標速度wir :粗圧延厚みのパラ
メータ wif :仕上圧延厚みのパラメータ この場合、注水に関する変更は実行しない。
(B4)ATが10〜too’cの間にある場合には、
まず、八Tの大きさに応じて、仕上圧延のスタンド間注
水(SH2)の注水パターンを変更する7この注水パタ
ーンの変更に伴なう、予測温度変化量(仕上圧延出側の
)ΔFT(注水)を求め、こわ。
によってΔTを更新する。
Δ丁−へT−ΔFT(注水)      ・・・(10
)これによって、八Tの絶対値を10℃未満にできるの
で、次に、前記ステップ(B3)と同様の処理を実行し
、補正後の目標速度■f2を求める、(B5)ステップ
(B2)で八Tが100℃以上の時には、予測温度と目
標温度との差が大きすぎ、前述の温度予測方法では太き
′/J、誤差が発生ずる可能性がある。そこでこの条件
の時には、曲材のデータは利用せずに、処理中の圧延材
のみにおける、粗」二圧延出側の温度(Tr)、粗圧延
出側から仕上圧延入側までの移送時間(Δ11)、仕上
圧延入側での圧延材の温度(Tfi) 、及び粗圧延出
側の圧延材の厚みに基づいて、仕上圧延出側での圧延材
の温度(F T S U )を予測し、これと目a温度
FTOとに応じて、注水パターンを変更し更に補正され
た圧延材速度Vf2を求める、 8分以内に処理された前材が存在しない時には、次のよ
うに処理する。
(C1)まず、予測温度FT2を求める。
FT2=Tr−ΔTrf         ”(11)
ΔTrf:粗圧延出側から仕上圧延出側J:での予測温
度降下量(= f 7  [:wir、 wifl )
(C2)予測温度FT2と目標温度FToとの差分ΔT
を求め前記ステップ(口2)と同様に、八Tの大きさを
識Sりす、る。そしてΔTに応じて、前記ステップ(B
3) 、 (R4)又はCB5)と同様の処理1:′、
よって6圧延材の速度及び注水パターンを調整する。
次に5具体的な数値を使って前述の処理の内容を詳細に
説明する。
前記第(2)式の関数f2 []は、この例では、圧延
材の仕上板厚W2とは無関係に、単位在炉時間(分)あ
たりの温度変化量(FTへの影響敢)ΔFT、は0.5
 (’C)に設定しである。
前記第(3)式の関数f3 []の値は、この例では、
テーブルの参照によって求めている。このテーブルの内
容を次の第1表に示す。
第  1  表 従って例えば、曲材のパス回数N5b1が3、処理中の
圧延材のパス回数N5b2が5、で両者の板厚(仕」二
圧延後)がともに10.0である時には、温度変化量(
FTへの影1!1景)八FT3は2(℃)になる(4−
2)。
前記第(4)式の開数f4 []の値は、この例では6
テーブルの参照によって求めている。このテーブルの内
容を次の第2表に示す。
第  2  表 従って例えば、曲材のパス回数N r 1が3、処理中
の圧延材のパス回数N r 2が5.で両者の板厚(仕
」二圧延後)がともに10.0である時には、温度変化
量(FTへの影響量)ΔFT4は1 (℃)になる(2
−1)。
前記第(6)式の関数fa[]の計算においては、温度
変化と速度との関連を示すパラメータに6が使用される
。に6は、次の第3表に示すテーブルの参照によって求
めている。
つまり、 第(6)式を計算するには、 Δし七2 及び Δtt1について、粗圧延出側位置と仕上圧延入側位置
との距離の値を使って各々を速度に変換し、両者の差、
即ち速度変化量Δv6を求め、圧延材の粗圧延出側厚み
と仕上圧延出側厚み(板厚区分)とを用いてテーブルを
参照し、パラメータに6を求め、ΔV6XK6の計算結
果を関数fe[]の値、即ちΔFT、とする。
前記第(1)式及び第(5)式については、テーブルの
記載を省略したが、他の式の場合と同様にテーブルが設
けられており、それを参照することによって各々の関数
の値を求めることができる。また。
第(9)式の関数fv[]、即ち速度調整量(m/分)
についても、図示しないテーブルを参照することによっ
て求めることができる。
前記注水パターンの変更ならびに、前記第(10)式に
示す予測温度変化量ΔFT(注水)の算出は、次の第4
表に示すテーブルを参照することによって行なう。
2:1−2.2−3間 3:1−2.2−3.3−4間 4 :1−2.2−3.3−4.4−5間5:全スタン
ド間で注水 第4表の値は温度変化量(’C)を示している。
従って、注水パターンの変更をする場合には、パターン
の変化による温度変化量が、変更後の温度差ΔTを10
℃以内に減らすように配慮する1例えば、注水パターン
変更前の注水パターンが2、板厚が4 m mで、温度
差ΔTが30℃の場合には。
注水パターンを4に変更する。この場合、注水パターン
2の温度変化が11で注水パターン4の温度態化が37
であるので、注水パターンの変更による温度降下量ΔF
T(注水)は26℃であり、これによって前記第(10
)式で計算される補正された温度差へTは4になる(3
0−26)、従って。
ΔTの値が10℃以内であるので、続いてステップ(B
3)と同様の処理を行なえば、圧延材の速度vf2を補
正して、仕上圧延出側の圧延材温度を目標値に近づける
ことができる。
第1図に示すシステムにおいては、上述の処理をプロセ
ス制御ユニット100が実行しており、プロセス制御ユ
ニット100は処理の結果に応じて仕上圧延制御ユニッ
ト110に対して目標速度情報を与え、注水制御ユニッ
ト120に対して注水パターン情報を与える。
プロセス制御ユニット100における仕上圧延温度制御
に関する処理の概略を第2a図に示す。
なおこの実施例では、プロセス制御ユニツl−100の
処理には、第3図に示すようなルールベースが備わって
いる。ルールベース上の各ルール群を順次に参照し、そ
れに基ういた推論などの処理を実行する6従って5例え
ばルールベースの内容を変更す九ば、処理の内容を変更
することができる2第2a図において、ステップ1では
2当該システムにおける各種の制約条件(例えばスタン
ド間注水可否、スタンド間スケール除去の可否、 FT
温度上−ド限値等)の認識を行なう。この処理は、対応
するルールベースを参照することによって実行さ、lす
る。ステップ2では、粗圧延出側位置にお番ブ′る圧延
材の表面温度分布t:4じてFT狙い温度(仕上圧延出
側の圧延材の温度)の初期値を設定する。即ち、圧延材
の先端部、中央部、及び後端部の各々の平均測定温度と
予め定めた参照温度との大小関係を識別し、その結果に
応じてFT狙い温度を設定する。この処理も、対応する
ルールベースを参照することによって実行さ、hる。ス
テップ3では、前述のような仕上圧延出側の圧延材の温
度の予測(J4.定)、ならびに目標温度と予測温度と
の差に応じた圧延速度の調整及び注水パターンの変更を
行なう。
第2a図のステップ3の内容を第2b図及び第2C図に
示す、まず第2b図を参照して説明する。
ステップ4では、圧延材温度の予測に曲材のデータを利
用するか否かを所定のルールベースに基づいて識別する
。つまり、前述のように8分以内に処理した曲材のデー
タが存在する場合には曲材のデータを利用し、そうでな
げれば曲材のデータは利用しない。
曲材のデータを利用しない場合には、ステップ5.1.
7.1.8゜1.10.1. +、l。1を実行する。
ステップ5,1 では、−次推定温度(’i’TM1)
、及び−次推定速度(’7VM1)の初期値を、標準テ
ーブルの内容に基づいて決定する。ステップ7.1では
、種々の補正条件について補正の要否を決定する。
例えば、加熱炉へ装入する時の圧延材の温度に関し、処
理中の圧延材(即ち当該材)と標準材との差が±50℃
以内であればその補正は不要とし、温度差がそれを越え
る時には補正要とする。また次のステップ8.1で総条
件補正要が設定されている時には、ステップ10.1で
一次推定温度(?TM1)を補正し5次のステップ11
.1では’7TMlと犯い温度FTとに基づいて一次推
定速度(’7VM1)を補正する。
曲材のデータを利用する場合には、ステップ6.2.7
.2.8.2.9 、10.2.10.3.11.2を
実行する。まずステップ6.2では、曲材のデータを読
み込み5それに応じて−・次推定温度(’)TMl、)
、及び−次推定速度(’:’VMI)の初期値を決定す
る。ステップ7.2では5種々の補正条件について補正
の要否を決定するにのステップに対応するルールベース
の一部分が、第3図に示された内容である。
例えば、このルールベースの最初の部分では、当該材と
曲材との加熱炉l\装入する時の圧延材の温度差が±5
0℃以内である。という条件が成立する時には、当該材
に関する装入温度補正、即ち前述のΔTF、の補正を「
要」とする、他の項目についでも同様に外列1づ−る、 ステップ8.2で&J1、「総条件補正要」が設定され
ているか否かを識別ツる。総条件補正要の時には、ステ
ップ9通ってステップ】0゜2又は10.3に進む。ス
テップ10.2t?は板厚補補を含む補正ルールを実行
し、ステップ10.3では板厚補正を伴なわない補正ル
ールを実行する。
ステップ1O02又は10.3の処理は、前述のステッ
プ(AI)−(A7)に対応している。従って次のステ
ップ11.2では、6予d1り温度を保持しているレジ
スフ(’:’TMI)の内容と狙い温度(FT)との差
分に応じて圧延材速度(’i’VM1)を調整する。ス
テップ11.2は、前述のステップ(B3)に対応する
次に第2c図を参照する。最初のス又ツブ12では、二
次推定温度(?TM2)及び二次推定速度(?VM2)
に初期値を設定する。次のステップ13では6−次推定
温度(’7TM1)と目標温度(狙い温度)との差の大
小を評価する。これは、前述のス戸ツブ(B2)に対応
している。次のステップ14では、速度調整の上限及び
下限のチエツクを行なう、続くステップ15では、前の
ステップ13で評価した温度差の大(100℃以上)、
中(10〜100℃の範囲)、小(10℃以下)に応じ
て、次の処理を選択する。つまり、温度差大の時にはス
テップ19を実行し、温度差中の時にはステップ16゜
17、18.1.18.2.21.22を実行し、温度
差小の時にはステップ20を実行する。これらの処理の
内容は前述の通りである。
なお、第2a図、第2b図及び第2C図に示すFTは狙
い温度であり、前述の予測温度変化に関連するパラメー
タとは異なっているので注意されたい。
[効果コ 以上の通り本発明によれば、処理中の圧延材と筒材との
測定データの差分に応じて圧延材の温度を予測するので
、仕上圧延入側までの圧延材の熱量の変化を正確に予測
でき、仕上圧延入側における圧延材の内部の温度分布が
大きく変化する場合であっても、仕上圧延後の圧延材の
温度を正確に予測して、それが狙い温度に一致するよう
に圧延プロセスを調整することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を実施する一形式の圧延システムのブ
ロック図である。 第2a図、第2b図及び第2C図は、プロセス制御ユニ
ット100の仕上圧延温度制御に関する処理の流れを示
すフローチャートである。 第3図は、仕上圧延温度制御のためにプロセス制御ユニ
ット100に備わった。ルールベース上のデータの一部
分を示すメモリマツプである。 10:装入テーブル 11:抽出テーブル 12:搬送テーブル 20:装入/抽出制御装置 21.22.23:加熱炉 30:時間測定装置 VSB、FSB、SSBニスケールブレーカR1〜R6
:粗圧延装置のスタンド F1〜F7:仕上圧延装置のスタンド SDI:テーブルシャワー SH2:注水装置 81〜S3゜ S6.S8.:温度計 S5:板幅計 S7:検出器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 順次に送り込まれる圧延材を、加熱炉、スケールブレー
    カ、粗圧延機、及び仕上げ圧延機に順に通して圧延する
    とともに、圧延材毎に、前記加熱炉入側における圧延材
    の温度、該加熱炉に圧延材が存在する時間、前記スケー
    ルブレーカのパス回数、前記粗圧延機のパス回数、該粗
    圧延機出側の圧延材の温度、及び前記粗圧延機出側から
    前記仕上げ圧延機入側までの圧延材の移送所要時間、の
    少なくとも1つ、ならびに仕上げ圧延機出側の圧延材の
    温度を測定し、前に圧延した圧延材に関する測定結果と
    、処理中の圧延材に関する測定結果との差分に基づいて
    、処理中の圧延材の仕上げ圧延機出側の温度を予測し、
    予測した結果に応じて仕上げ圧延機の作動条件を補正す
    る、熱間圧延材の圧延機出側温度制御方法。
JP1250203A 1989-09-26 1989-09-26 熱間圧延材の圧延機出側温度制御方法 Expired - Lifetime JPH0659493B2 (ja)

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