JPH031089Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH031089Y2
JPH031089Y2 JP1984150327U JP15032784U JPH031089Y2 JP H031089 Y2 JPH031089 Y2 JP H031089Y2 JP 1984150327 U JP1984150327 U JP 1984150327U JP 15032784 U JP15032784 U JP 15032784U JP H031089 Y2 JPH031089 Y2 JP H031089Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot air
temperature
air
zones
zone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984150327U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6166792U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1984150327U priority Critical patent/JPH031089Y2/ja
Publication of JPS6166792U publication Critical patent/JPS6166792U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH031089Y2 publication Critical patent/JPH031089Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、各種塗装物を炉内搬送しながら焼付
乾燥処理する炉に関し、詳しくは、塗装物の炉内
搬送方向において炉を複数の焼付乾燥ゾーンに区
画し、それらゾーンの夫々に対して、ゾーン内気
体を強制循環させる風路を設け、前記ゾーン夫々
の内部温度を設定温度に維持するように循環気体
を加熱する手段を設け、ゾーンごとに内部温度制
御することにより、塗装物搬送方向における炉内
温度のムラを抑制し、それによつて、塗装物の焼
きムラを軽減するようにした焼付乾燥炉に関す
る。
〔従来の技術〕
従来、上記焼付乾燥炉において循環気体に対す
る加熱手段を構成するに、第4図に示すように、
各ゾーンA1〜A4に対する強制循環風路8の夫々
に、バーナ11の燃焼作動によつて循環気体を加
熱する装置12を介装し、各ゾーンA1〜A4に対
して設けた温度センサー16からの情報に基づい
て、それらセンサー16による検出温度の夫々を
設定温度に維持するように加熱装置12の燃焼負
荷、すなわち、バーナ11に対するインプツト量
を各別に、変更制御することにより、各ゾーン
A1〜A4の内部温度を設定温度に維持するように
していた。(文献を示すことができない。) 〔考案が解決しようとする問題点〕 しかしながら、燃焼負荷制御においては直接制
御対象である燃焼供給量の微量変更が燃焼発熱量
の大きな変化となる等のことから、燃焼負荷制御
で各ゾーンの内部温度を精度良く設定温度に維持
することが本来的に難かしく、そのために、炉内
温度のムラを未だ十分に抑制できないのが実情で
あつた。
又、ゾーン内部温度に対する制御精度を極力向
上しようとして燃焼負荷制御に比例制御やPID制
御を採用すると、それら燃焼負荷制御における比
例制御やPID制御の制御構成が極めて、複雑・高
価であるために、それら比例・PID制御構成を複
数ゾーンの夫々に対して備えさせることが、焼付
乾燥炉全体として構造の大巾な複雑化や多大なコ
ストアツプを招く問題があつた。
本考案の目的は、合理的な加熱制御構成を採用
することにより、各ゾーンの内部温度に対する制
御精度を向上すると共に、加熱制御構成そのもの
の簡略化を図る点にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案による特徴構成は、熱風発生装置の燃焼
温度を、この熱風発生装置の熱風加圧供給風路に
設けた温度センサーからの情報に基づいて設定温
度に維持するように、熱風発生装置を自動操作す
る制御装置を設け、前記熱風発生装置の前記熱風
加圧供給風路を前記循環風路の夫々に並列分岐風
路を介して合流接続し、それら分岐風路の夫々に
通過風量変更装置を介装し、前記ゾーンの夫々に
設けた温度センサーからの情報に基づいて、それ
らセンサーによる検出温度の夫々を設定温度に維
持するように、前記通過風量変更装置を自動操作
する制御装置を設けたことにあり、その作用及び
効果は次の通りである。
〔作用〕
すなわち、各ゾーンに共通の一つの熱風発生装
置の燃焼温度を設定温度に調節制御するととも
に、熱風発生装置から各循環風路に対して合流供
給する熱風の量を各ゾーン毎に調節制御し、これ
ら両制御の組み合わせで各ゾーンの内部温度をコ
ントロールする。
〔考案の効果〕
したがつて、本考案の燃焼式焼付乾燥炉は次の
効果を奏する。
イ 従前の如き微調整の困難な個別の燃焼負荷制
御による単独の温度コントロールに比べて、各
ゾーンの内部温度をより精度良く設定温度に維
持でき、焼きむらの原因となる炉内温度のばら
つきを抑制できる。
ロ 燃焼温度と熱風の供給量を共に調節するの
で、燃焼温度制御のばらつきを熱風供給量制御
で微調整でき、燃焼温度又は熱風供給量の単独
制御に比べて簡単な制御構成と精度良い炉内温
度の制御を共に満足できる ハ 区画ゾーンの夫々に対する強制循環風路への
熱風供給量を調節するので、温度調節にあまり
関係なく乾燥に必要な風量を容易に確保でき
る。
〔実施例〕
次に実施例を第1図及び第2図に基づいて説明
する。
塗装物1を炉内搬送するコンベア装置2を備え
たトンネル状の焼付乾燥炉3を、塗装物搬送路の
みを連通させる仕切壁4により塗装物搬送方向に
おいて複数のゾーンA1〜A4に区画し、各ゾーン
A1〜A4の夫々に、天井面の全面にわたる多孔板
製吹出口5Aを備えた吹出チヤンバー5、及び、
床面の全面にわたる多孔板製吸込口6Aを備えた
吸込チヤンバー6を形成し、各ゾーンA1〜A4
夫々において吸込チヤンバー6と吹出チヤンバー
5とを、循環フアン7を介装した循環ダクト8で
連通接続してある。
そして、全ての吸込チヤンバー6から還気ダク
ト9を介して還気気体を取出すフアン10、及
び、そのフアン10によつて取出された還気気体
をバーナ11の燃焼作動によつて加熱することに
より熱風を発生する装置12を設け、その熱風発
生装置1212の吐出口に接続した熱風加圧供給
ダクト13を、循環フアン7のサクシヨン側にお
いて循環ダクト8の夫々に並列分岐ダクト14を
介して合流接続してある。
つまり、循環フアン7によるゾーン内気体の強
制循環により、塗装物1の焼付乾燥に必要なゾー
ン内流動風量を確保し、他方、熱風発生装置12
からの熱風を循環ダクト8の夫々に合流供給する
ことにより、塗装物1の焼付乾燥処理に必要なゾ
ーン内温度を確保するようにしてある。
各ゾーンA1〜A4の内部温度を制御するに、前
記並列分岐ダクト14の夫々に風量調節用の電動
ダンバー15を介装し、各ゾーンA1〜A4の夫々
に対して、吸込チヤンバー6を介してゾーン内か
ら取出した気体の温度を検出するセンサー16を
付設し、それらセンサー16からのフイードバツ
ク情報に基づいて、センサー16による検出温度
の夫々を設定温度に維持するように、電動ダンパ
ー15の開度を各別に自動調節するダンパーコン
トローラ17を設けてある。
つまり、各循環ダクト8の夫々に合流供給する
熱風の量を各別に自動調節することにより、各ゾ
ーンA1〜A4の内部温度の夫々を設定焼付乾燥処
理温度に精度良く維持するようにしてある。
尚、図中18は、熱風加圧供給ダクト13に付
設した熱風温度センサー19からの情報に基づい
て、その検出熱風温度を設定温度に維持するよう
に、バーナ11に対するインプツトを自動調節す
る装置である。
又、20はバーナ11の燃焼作動のために取入
れた新鮮空気の量に相当する量の排気を行なうた
めの風路である。
〔別実施例〕
次に別実施例を説明する。
第3図に示すように、熱風発生装置12からの
吐出熱風と熱風発生装置12に供給する還気気体
とを間接熱交換させる熱交換器21を設けること
により、各循環ダクト8に合流供給する熱風の温
度の割に、熱風発生装置12におけるバーナ11
の燃焼作動温度を高められるようにし、それによ
つて、還気気体中に含まれる各種塗料成分を高温
燃焼によつて効果的に酸化分解処理できるように
しても良い。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、本考案の実施例を示し、
第1図は縦断面図、第2図は横断面図である。第
3図は本考案の別実施例を示す第1図に相当する
図であり、第4図は従来例を示す縦断面図であ
る。 1……塗装物、8……循環風路、12……熱風
発生装置、13……熱風加圧供給風路、14……
分岐風路、15……通過風量変更装置、16,1
9……温度センサー、17,18……制御装置、
A1〜A4……ゾーン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 塗装物1の炉内搬送方向において炉を複数の焼
    付乾燥ゾーンA1〜A4に区画し、それらゾーンA1
    〜A4の夫々に対して、ゾーン内気体を強制循環
    させる風路8を設け、前記ゾーンA1〜A4夫々の
    内部温度を設定温度に維持するように循環気体を
    加熱する手段を設けた燃焼式焼付乾燥炉であつ
    て、前記加熱手段を構成するに、熱風発生装置1
    2の燃焼温度を、この熱風発生装置12の熱風加
    圧供給風路13に設けた温度センサー19からの
    情報に基づい設定温度に維持するように、熱風発
    生装置12を自動操作する制御装置18を設け、
    前記熱風発生装置12の前記熱風加圧供給風路1
    3を前記循環風路8の夫々に並列分岐風路14を
    介して合流接続し、それら分岐風路14の夫々に
    通過風量変更装置15を介装し、前記ゾーンA1
    〜A4の夫々に設けた温度センサー16からの情
    報に基づいて、それらセンサー16による検出温
    度の夫々を設定温度に維持するように、前記通過
    風量変更装置15を自動操作する制御装置17を
    設けた燃焼式焼付乾燥炉。
JP1984150327U 1984-10-03 1984-10-03 Expired JPH031089Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984150327U JPH031089Y2 (ja) 1984-10-03 1984-10-03

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984150327U JPH031089Y2 (ja) 1984-10-03 1984-10-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6166792U JPS6166792U (ja) 1986-05-08
JPH031089Y2 true JPH031089Y2 (ja) 1991-01-14

Family

ID=30708473

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984150327U Expired JPH031089Y2 (ja) 1984-10-03 1984-10-03

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH031089Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015210031A (ja) * 2014-04-25 2015-11-24 株式会社テクノ菱和 乾燥装置、乾燥装置の制御方法、およびその制御装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57140676A (en) * 1981-02-23 1982-08-31 Daido Steel Co Ltd Gas inhaling method
JPS58183964A (ja) * 1982-04-20 1983-10-27 Nippon Kokan Kk <Nkk> 塗料等の焼付炉の加熱方法および設備

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57140676A (en) * 1981-02-23 1982-08-31 Daido Steel Co Ltd Gas inhaling method
JPS58183964A (ja) * 1982-04-20 1983-10-27 Nippon Kokan Kk <Nkk> 塗料等の焼付炉の加熱方法および設備

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015210031A (ja) * 2014-04-25 2015-11-24 株式会社テクノ菱和 乾燥装置、乾燥装置の制御方法、およびその制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6166792U (ja) 1986-05-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5588830A (en) Combined radiant and convection heating oven
US9513057B2 (en) Radiant convection oven
JP3349664B2 (ja) ベーキングオーブン
US3581679A (en) Oven apparatus
US4139953A (en) Method and apparatus for drying photographic strip material
JP2525652B2 (ja) 塗装品乾燥炉
US20200060290A1 (en) Conveyor oven apparatus and method
US20180020680A1 (en) Oven appliance
US20180228169A1 (en) Method for operating an indoor pizza oven appliance
JPH031089Y2 (ja)
US10247425B2 (en) Indoor pizza oven appliance
JPH0221187A (ja) 燃焼式連続焼成トンネル炉
JP3918275B2 (ja) 塗装乾燥炉
JPH031090Y2 (ja)
JPH0243503Y2 (ja)
JPS6333069B2 (ja)
JPS607816Y2 (ja) 塗装用乾燥炉
CN212975741U (zh) 一种喷涂工件节能烘干装置
KR0121043Y1 (ko) 원적외선 히이터
JPS5930390Y2 (ja) 木粉燃焼による熱風発生炉を設置した熱風循環式単板乾燥機
JP2564698B2 (ja) 焼付乾燥炉の昇温運転方法
JPS607193B2 (ja) 熱風循環型乾燥炉
JPH0141115Y2 (ja)
JP3332528B2 (ja) 直接加熱式塗装乾燥炉
JPH02223789A (ja) ボード乾燥装置