JPH0310886Y2 - - Google Patents

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JPH0310886Y2
JPH0310886Y2 JP4358985U JP4358985U JPH0310886Y2 JP H0310886 Y2 JPH0310886 Y2 JP H0310886Y2 JP 4358985 U JP4358985 U JP 4358985U JP 4358985 U JP4358985 U JP 4358985U JP H0310886 Y2 JPH0310886 Y2 JP H0310886Y2
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JP
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applicator
cylinder
cam
engagement hole
tail
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JP4358985U
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JPS61160815U (ja
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  • Coating Apparatus (AREA)
  • Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は異なつた紅筆等の化粧用塗布具を取り
替えることの出来る化粧用塗布具ホルダーに関す
るものである。
〔従来の技術〕
従来より、口紅や眉墨等、複数の化粧料を収納
して携帯出来るコンパクトケースが多く利用され
ている。その結果、携帯している化粧料と対応し
た塗布具も複数本必要となつていた。しかし塗布
具を小型化して携帯し易いようにすると、塗布す
る際使用しにくくなつてしまつた。
そこで本出願人は、実開昭90−195613号公報に
於いて、尾体が同一形状となつた塗布具を、カム
機構により係止位置が転換するホルダーに挿着
し、塗布具が下方で係止した時には、尾体に係合
した係合片が抜脱防止体により内周方向より支持
され、塗布具を抜脱不能にするという構成を提案
している。
この提案は、塗布具をホルダーの方向へ押圧す
るだけの操作で塗布具を任意に取り替えられらる
ので手軽に使用でき、又、塗布具をホルダーより
抜脱して収納することにより、携帯に便利な様に
小さく収納出来るものであつた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし塗布具は、尾体に刻設された係合凹溝に
ホルダーの係合片が係合してホルダーに挿着され
るため、ホルダーと塗布具との間にガタツキが生
じ、使用しにくいものとなつていた。
加えて、使用中に塗布具が回動してしまう危険
性があつた。
〔課題を解決する為の手段〕
塗布具Aは、先端に塗布部1を設けた横断面が
異円形状をした塗布軸2の後端に円柱形状の尾体
3を連設し、この尾体3の側壁に係合凹溝4を周
設する。
ホルダーBは、この塗布具Aの塗布軸2が挿入
される開口部が異円形状の挿入孔5が穿設され、
外筒7に止着されたスリーブ6と、このスリーブ
6に内挿止着され、内壁に係止筒17を止着した
作動体収納筒8と、この作動体収納筒8に摺動自
在に内装され、先端には前記塗布具Aの尾体3が
突入する係合孔10を穿設し、この係合孔10側
壁に切り割りを施し外方向に屈曲可能に構成し、
内壁に前記尾体3の係合凹溝4と係合する係合突
部11を突設し、底面に前記尾体3が当接する弾
性材12を止着し、コイルスプリング19により
前記挿入孔5の方向に弾発され、作動体収納筒8
より係合孔10側壁の屈曲を阻止される摺動体9
と、この摺動体9に回動自在に、しかし抜脱不能
に保持され、前記係止筒17と係合するカム筒1
5とより構成し、カム筒15を押圧する事により
カム筒15と係止筒17との係止位置が転換する
カム機構を設ける。
このホルダーBに塗布具Aを装着し、カム筒1
5は、摺動体9の係合孔10に係合した塗布具A
押圧及び押圧解除に伴つてカム機構が作動し、摺
動体9が作動体収納筒8内に係止した時塗布具A
を抜脱不能にし、摺動体9の先端が作動体収納筒
8より突出して係止した時塗布具Aを抜脱不能に
するよう構成する。
〔作用〕
ホルダーBに塗布具Aを挿着させる時、摺動体
9の先端が作動体収納筒8より突出した位置で、
カム筒15が係止筒17と係止している。そこ
で、塗布具Aの塗布軸2をスリーブ6の挿入孔5
に挿入して押圧すると、塗布具Aの尾体3が係合
孔10に突入し、係合孔10側壁がたわみ、係合
凹溝4と係合突部11が係合する。この時、尾体
3底面には弾性材12が当接している。更に摺動
体9を摺動させることにより、カム筒15が一定
角度で回転する。押圧を解除すると、コイルスプ
リング19の弾発力で摺動体9は前進するが、カ
ム筒15と係止筒17の係止位置が転換し、摺動
体9先端が作動体収納筒8内に位置したまま係止
する。その結果、作動体収納筒8により係合孔1
0側壁が外方向にたわむのを阻止されているた
め、塗布具AがホルダーBより抜脱不能となり、
使用不能となるものである。
他の塗布具Aを使用したい場合、あるいは塗布
具Aを使用し終わつた場合には、ホルダーBを保
持して塗布具Aをコイルスプリング19の弾発力
に抗して押圧すれば、摺動体9が後退し、再びカ
ム筒15が一定角度回転する。押圧を解除する
と、コイルスプリング19により摺動体9が前進
するが、カム筒15と係止筒17の係止位置が転
換し、摺動体9先端が作動体収納筒8より突出し
た位置で係止する。その結果、係合孔10側壁が
たわみ可能となり、塗布具Aを抜脱することが出
来る。
〔実施例〕
先端に塗布部1を設けた塗布軸2は、横断面が
長円形状をしており、後端に円柱形状の尾体3を
連設している。この尾体3の側壁には、係合凹溝
4が周設されている。以上が塗布具Aである。
次に、この塗布具Aを抜脱自在に嵌着するホル
ダーBについて説明する。
先端に塗布軸2が挿入される挿入孔5が穿設さ
れたスリーブ6は、後端が外筒7に挿嵌止着され
ている。この挿入孔5の開口部は、塗布軸2と同
形状の長円形状をしている。またスリーブ6内に
は、後端より作動体収納筒8が挿入止着されてい
る。この作動体収納筒8には、摺動体9が先端よ
り出没自在に内装されている。この摺動体9の先
端、つまり作動体収納筒8の先端より出没する部
分には、塗布具Aの尾体3が侵入する係合孔10
が穿設されている。この係合孔10先端内側壁に
は、尾体3の係合凹溝4に係合する係合突部11
が周状に突出しており、更に縦方向に切り欠か
れ、外方向に屈曲可能となり、係合突部11が係
合凹溝4に抜脱可能に係合する様構成されてい
る。更に、係合孔10の底面には塗布具Aの尾体
3の先端が当接し、摺動体9と尾体3の間のガタ
ツキを吸収している。また、摺動体9の後端には
先端に鍔部13が突出した心棒14が植設され、
摺動体9端部と鍔部13との間にカム筒15を回
動自在に、脱落不能に保持している。このカム筒
15の外側壁には、第5図に示されるハート形カ
ム溝16が刻設されている。加えて、作動体収納
筒8内壁には、前記カム筒15が摺動自在に、且
つ回動自在に内装される係止筒17が止着されて
いる。この係止筒17内壁には、前記カム筒15
のハート形カム溝16と係合する係止片18が突
出している。尚、前記鍔部13と外筒7底面との
間には、コイルスプリング19が挾持されてお
り、摺動体9がスリーブ6の挿入孔5の方に弾発
されている。
尚、本考案実施例のホルダーBに使用している
ハート形カム機構は、ホルダーBに塗布具Aが挿
着されていない状態では、摺動体9はコイルスプ
リング19により弾発され、第5図a矢視点に係
止筒17の係止片18が係止している。塗布具A
を挿着し押圧すると摺動体9が摺動し、係止片1
8はb矢視点に位置し、押圧を解除すると摺動体
9がコイルスプリング19により弾発され、係止
片18はc矢視点に係止し、塗布具Aを抜脱不能
にする。再び、塗布具Aを押圧すると摺動体9が
摺動し、係止片18はd矢視点に位置し、押圧を
解除するとコイルスプリング19により弾発さ
れ、係止片18は再びa矢視点に係止し、塗布具
Aを抜脱可能にする。
尚、本考案実施例に於いては、ホルダーBにハ
ート形カム機構を利用して、摺動体9の係止位置
を転換させているが、押圧によつて係止位置を転
換させる事のできるカム機構であれば、利用可能
である。
〔考案の効果〕
本考案は以上の様に、塗布具AをホルダーBの
方向へ押圧するだけの操作で塗布具Aを脱着でき
るので手軽に使用できるものとなつている。
又、塗布軸2及び塗布軸2が挿入される挿入孔
5が共に異円形状をしているため、使用中に塗布
軸2が回動してしまう様な事はない。加えて、塗
布具Aの尾体3底面に弾性材12が当接している
ため、使用中塗布具Aがガタつく事などない等、
更に使用し易い塗布具ホルダーを提供するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案実施例の塗布具とホルダーを
分離抜脱した時の正面断面図。第2図は、塗布具
をホルダーに挿着した時の正面断面図。第3図
は、第2図に於けるE−E′断面図。第4図は、第
2図に於けるF−F′断面図。第5図は、ハート形
カム溝と係合突部の状態の説明図。 1……塗布部、2……塗布軸、3……尾体、4
……係合凹溝、5……挿入孔、6……スリーブ、
7……外筒、8……作動体収納筒、9……摺動
体、10……係合孔、11……係合突部、12…
…弾性材、13……鍔部、14……心棒、15…
…カム筒、16……ハート形カム溝、17……係
止筒、18……係止片、19……コイルスプリン
グ、A……塗布具、B……ホルダー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 先端に塗布具1を設けた横断面が異円形状をし
    た塗布軸2の後端に円柱形状の尾体3を連設し、
    該尾体3の側壁に係合凹溝4を周設した塗布具A
    を、 前記塗布軸2が挿入される開口部が異円形状の
    挿入孔5が穿設され、外筒7に止着されたスリー
    ブ6と、該スリーブ6に内挿止着され、内壁に係
    止筒17を止着した作動体収納筒8と、該作動体
    収納筒8に摺動自在に内装され、先端には前記塗
    布具Aの尾体3が突入する係合孔10が穿設さ
    れ、該係合孔10側壁に切り割りを施し外方向に
    屈曲可能に構成し、内壁に前記尾体3の係合凹溝
    4と係合する係合突部11を突設し、底面に前記
    尾体3が当接する弾性材12を止着し、コイルス
    プリング19により前記挿入孔5の方向に弾発さ
    れ、作動体収納筒8により係合孔10側壁の屈曲
    を阻止される摺動体9と、該摺動体9に回動自在
    に、しかし抜脱不能に保持され、前記係止筒17
    と係合するカム筒15とより構成され、カム筒1
    5を押下する事によりカム筒15と係止筒17と
    の係止位置が転換するカム機構を設けたホルダー
    Bに挿嵌し、 カム筒15は、摺動体9の係合孔10に係合し
    た塗布具Aの押圧及び押圧解除に伴つてカム機構
    が作動し、摺動体9が作動体収納筒8内で係止し
    た時塗布具Aを抜脱不能にし、摺動体9の先端が
    作動体収納筒8より突出して係止した時塗布具A
    を抜脱可能にする事を特徴とする塗布具用ホルダ
    ー。
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