JPH03108503A - 圧力鋳込用成形型の造型方法 - Google Patents

圧力鋳込用成形型の造型方法

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JPH03108503A
JPH03108503A JP24704389A JP24704389A JPH03108503A JP H03108503 A JPH03108503 A JP H03108503A JP 24704389 A JP24704389 A JP 24704389A JP 24704389 A JP24704389 A JP 24704389A JP H03108503 A JPH03108503 A JP H03108503A
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JP
Japan
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resin
resin slurry
mold
slurry
net
Prior art date
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Pending
Application number
JP24704389A
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English (en)
Inventor
Kuniyoshi Yukimura
幸村 訓良
Takeshi Ito
毅 伊藤
Kazushige Murata
村田 和繁
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、内部に加圧、減圧用の多孔質チューブを配
設してなり、陶磁器製品の成形に使用される圧力鋳込用
成形型の造型方法に関するものである。
(従来技術及びその課題) 従来、この種の圧力鋳込用成形型を造型するに際しては
、上型と下型を整合させ、上型と下型の内部空間内に、
予め多孔質チューブと、この多孔質チューブを支持する
ネットを配設しておき、内部空間内にバイブ等を介し外
部より樹脂を流し込んで圧力鋳込用成形型が造型されて
いるが、このような従来の造型方法では、型内部に樹脂
を流し込む時に、型内部に配設されているネット及びチ
ューブが樹脂の流れの阻害物となり、樹脂の流れがスム
ーズに行なわれず、造型される圧力鋳込用成形型の表面
精度が悪くなったり、又、内部に気泡を巻き込んでしま
う等の問題点があった。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記従来の問題点に鑑み案出したものであって
、気泡を巻き込むことなく、かつ表面精度の良好な圧力
鋳込用成形型を容易に造型し得る造型方法を提供せんこ
とを目的とし、その要旨は、下型内に圧力鋳込用成形型
の素材となる樹脂スラリーを流し込んだ後、多孔質チュ
ーブを前記下型の樹脂スラリー内に押し込み埋設硬化さ
せることである。
(作用) 下型内に樹脂スラリーを流し込んだ後、多孔質チューブ
を樹脂スラリー内に押し込んで埋設硬化させる筒車な方
法であり、従来のように上型と下型の内部に樹脂スラリ
ーを流し込むものではなく、多孔質チューブ等が樹脂ス
ラリーの流れの障害物とはならず、容易に下型内に樹脂
スラリーを流し込んで気泡等を巻き込むことなく良好に
圧力鋳込用成形型を造型することができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図及び第2図は第1実施例を示し、第1図は第1実
施例の造型方法の説明図である。
先ず、成形すべき圧力鋳込用成形型の下面形状の凹凸状
に形成され、かつ上方が開放された下型1を用意し、こ
の下型1の側面側には立ち上がった周壁1aを一体又は
別体で周設形成させておき、この下型1内に上方よりド
ラムカン等に入れた樹脂スラリーSを流し込むことがで
きる。尚、この樹脂スラリーSを流し込むに際し、予め
下型1の前記周壁1aに近接した内側にガイド棒2゜2
を立設させておき、このガイド棒2,2に樹脂ネット3
の孔を通し、このガイド棒2,2に沿って樹脂ネット3
を前記下型1の上方より前記流し込まれた樹脂スラリー
S内に押し込み状に埋設することができる。この樹脂ネ
ット3には多孔質臓維状のガラスチューブ4が、例えば
石膏等によりコーティングされた状態で配設されており
、樹脂ネット3をカイト棒2に沿って樹脂スラリーS内
に押し込み状に埋設することにより、樹脂スラリーS内
にこのガラスチューブ4が良好に埋設される。埋設後に
例えば35°C程度で約1日程度養生させて、樹脂スラ
リーSを下型1の内部で硬化゛させ、その後に硬化した
樹脂スラリーSを下型1より脱型することにより、第2
図に示すような成形型Kが造型される。
即ち、成形型にの硬化した樹脂JeSa内にはネット3
とガラスチューブ4が下面側に沿って埋設された状態と
なる。
尚、前記下型1は例えば石膏又はエポキシ樹脂等により
成形したものであり、吸水性は乏しいほうが望ましい、
又、下型1内に流し込まれるm脂スラリーSは、例えば
エポキシ樹脂と水とガラス等を混練したもので、硬化し
た時に内部に約10mμ程度の連続した気孔が形成され
るように組成が調整されたものである。
尚、脱型後に、第2図のように造型された成形型Kに、
外部より埋設されているガラスチューブ4に液体等を用
いて圧力をかけることにより、ガラスチューブ4内に液
体が圧入され、コーティングきれたネット3をも通り、
液体は硬化した樹脂J!tsaの内部に形成される気孔
内に浸透し、樹脂E3S aの内部に連続した気孔が良
好に完成される。
このようにして造型された圧力鋳込用成形型には、例え
ば陶磁器製品等の鋳込成形に使用されるものであり、陶
磁器製品等の鋳込成形時に内部に埋設されたガラスチュ
ーブ4を減圧することにより、鋳込まれた泥漿の水分を
ガラスチューブ4を通し外部に吸い出すことができ、又
、一方、ガラスチューブ4を加圧することにより、陶磁
器製品の脱型時に成形型にの表面に水分を染み出させて
表面に水膜を形成させ脱型を良好化させることができ、
良好に圧力鋳込成形を行なうことができるものである。
このように本例においては、下型内に樹脂スラリーSを
流し込み、その後に樹脂スラリーS内にネット3ととも
にガラスチューブ4を押し込み状に埋設する造型方法で
あるため、従来のように上型と下型を整合させた後に、
その内部空間内に樹脂スラリーを充填させる方法とは異
なり、ネット3及びガラスチューブ4が樹脂スラリーS
の流し込み時の障害物とはならず、又、樹脂スラリーS
の流し込み時に気泡が巻き込むこともなく、樹脂スラリ
ーSの充填が極めて容易かつ良好となり、ガラスチュー
ブ4を調節しながら樹脂スラリーS内の所定位置に正確
に埋設することができ、極めて良好に圧力鋳込用成形型
を造型することができ、造型される圧力鋳込用成形型の
表面精度も極めて良好なものとなる。
尚、成形型Kには前記ガイド棒2による孔が形成される
が、この孔は後発的に容易に埋めることができる。
次に、第3図には第2実施例の造型方法を示す。
即ち、第3図において、第1実施例と同様に下型1に樹
脂スラリーSを流し込んだ後、ネット3及びガラスチュ
ーブ4を押し込み状に樹脂スラリーS内に埋設きせ、同
時に上面側よりガイド棒2.2にガイドさせてラミネー
ト層5を押し付けるものであり、このラミネート層5は
例えばFRP等の樹脂にて形成されたもので、前記下型
1の内面に形成されている凹凸形状にほぼ対応させた凹
凸状の板状に形成されたものである。
このように上方よりラミネート層゛5を樹脂スラリーS
に押し付けることにより、ラミネート層5に複数個穿設
されている孔、及びラミネート層5の周囲よりラミネー
ト層5の上面側に樹脂スラリーSが流れ出ることとなる
が、この上面側に流れ出た樹脂スラリーSは半硬化時に
簡易に取り除くことができる。
このようにして樹脂スラリーSを硬化させて脱型させる
と、第4図に示すような成形型Kを得ることができ、上
面側にラミネート層5が配設された成形型にとなる。尚
、このラミネート層5を用いることにより、成形型にの
樹脂Wt S aの厚みを全域に亘り均等なものとする
ことができ、厚みが均等になれば、その分、硬化時等に
おける収縮の割合も全域に亘り等しいものとなって、歪
み等の残らない良好な成形型Kを得ることができる。
(発明の効果) 本発明の圧力鋳込用成形型の造型方法は、下型内に圧力
鋳込用成形型の素材となる樹脂スラリーを流し込んだ後
、多孔質チューブを前記下型の樹脂スラリー内に押し込
み埋設硬化させることとしたため、何らの障害物なく容
易に樹脂スラリーを下型内に流し込み、かつ気泡等を流
し込み時に巻き込むことがなく、表面粘度の良好な成形
型を得ることができ、しかも成形型内部には多孔質チュ
ーブが埋設されるため、良好な圧力鋳込用成形型を容易
に得ることができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1実施例の圧力鋳込用成形型の造型方法の説
明構成図、第2図は第1図の方法により得られた成形型
の断面構成図、第3図は第2実施例を示す第1図に対応
させた説明構成図、第4図は第2実施例の第2図に対応
させた成形型の断面構成図である。 1・・・下型 3・・・樹脂ネット 5・・・ラミネート層 K・・・成形型 2・・・ガイド棒 4・・・ガラスチューブ S・・・樹脂スラリー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  下型内に圧力鋳込用成形型の素材となる樹脂スラリー
    を流し込んだ後、多孔質チューブを前記下型の樹脂スラ
    リー内に押し込み埋設硬化させることを特徴とする圧力
    鋳込用成形型の造型方法。
JP24704389A 1989-09-22 1989-09-22 圧力鋳込用成形型の造型方法 Pending JPH03108503A (ja)

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JP24704389A JPH03108503A (ja) 1989-09-22 1989-09-22 圧力鋳込用成形型の造型方法

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JPH03108503A true JPH03108503A (ja) 1991-05-08

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6011474B2 (ja) * 1977-08-16 1985-03-26 日本電気株式会社 情報蓄積素子の製造方法
JPS6331710A (ja) * 1986-07-26 1988-02-10 東陶機器株式会社 陶磁器加圧成形用多孔質型の製法
JPS63246206A (ja) * 1987-03-31 1988-10-13 株式会社 神戸機械製作所 陶磁器の鋳込み成形方法
JPH01215503A (ja) * 1988-02-24 1989-08-29 Inax Corp 圧力鋳込み成形型

Patent Citations (4)

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