JPH03108155A - イジェクトロック機構 - Google Patents

イジェクトロック機構

Info

Publication number
JPH03108155A
JPH03108155A JP1245341A JP24534189A JPH03108155A JP H03108155 A JPH03108155 A JP H03108155A JP 1245341 A JP1245341 A JP 1245341A JP 24534189 A JP24534189 A JP 24534189A JP H03108155 A JPH03108155 A JP H03108155A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
eject
ejection
button
arm
pin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1245341A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Aota
喜明 青田
Tetsuo Sugano
菅野 哲夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP1245341A priority Critical patent/JPH03108155A/ja
Publication of JPH03108155A publication Critical patent/JPH03108155A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、ディスク状の記憶媒体を手動でディスク駆動
装置に着脱するローディング機構のイジェクト動作を禁
止するイジェクトロック機構に関する。
[従来の技術] 光デイスク装置や、光磁気ディスク装置など。
ディスク状の記憶媒体を手動で交換可能なディスク装置
では、第10図に示すように、記憶媒体MOはディスク
カートリッジC+<に収納されて保護されており、記憶
媒体MOは、ディスクカートリッジCRに収納された状
態で取り扱われる。
ディスク装置に装着されたディスクカー1−リッジCR
を排出するイジェクト動作は、例えば、ディスク装置の
前面パネルから突出しているイジェクトボタンを押し込
むことにより行われる。
これにより、ディスクカー1〜リツジCRを着脱するロ
ーディング機構のイジェクト手段がディスクカートリッ
ジCRを上方に移動して、記憶媒体MDを回転駆動する
スピンドルモータ(図示略)の先端に取り付けられてい
るターンテーブル(図示略)から。
記憶媒体MDを取り外し、その後に、ディスクカートリ
ッジCRが排出される。
ここで、スピンドルモータが動作している状態でイジェ
クトボタンを押し込むと、ディスクカートリッジCRが
排出された後に、スピンドルモータが停止する。
このとき、スピンドルモータのターンテーブルに記憶媒
体肋が保持された状態で、ディスクカートリッジCRが
上方に移動するので、ディスクカートリッジCRの中央
部に形成されている凸部TBに記憶媒体MDが衝突し、
記憶媒体MDおよび凸部TBから摩耗粉が発生して記憶
媒体MDの記録面に付着し、データエラーを発生すると
いう不都合を生じる。
そのために、第11図および第12図に示すように。
記憶媒体MDの中心部に耐摩耗性の良好な材質からなる
ガードリングGRを配設し、スピンドルモータが動作し
ている状態でイジェクト動作が行われたときに、ディス
クカートリッジCRの凸部T8にこのガードリングGR
が衝突するようにしたものがある。
しかしながら、このような場合でも、凸部Tnから摩耗
粉が発生することを防止することができず、また、ごく
少数であるがガードリングGRからの摩耗粉も認められ
るので、上述した不都合を十分に解消することができな
かった。
そこで、スピンドルモータが動作している状態でイジェ
クト動作を行えないようにするために、例えば、ソレノ
イドなどを用いてローディング機構のイジェクト手段を
固定するイジェクトロック機構を備えた装置も実用され
ている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来装置では、イジェクトロ
ック状態になっているときに、イジェクトボタンが過大
な力で操作されると、イジェクトロック機構およびロー
ディング機構が破損するという不都合を生じていた。
本発明は、このような従来技術の問題を解消し、イジェ
クトロック状態でイジェクト操作されても、破損しない
イジェクトロック機構を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、イジェクトボタンの操作方向と直角方向に揺
動可能にこのイジェクトボタンに連結されたイジェクト
アームと、イジェクトロック時にはローディング機構の
イジェクト手段と係合しない態様にイジェクトアームを
変位するとともにイジェクトロック解除時にはローディ
ング機構のイジェクト手段に係合する態様にイジェクト
アームを変位する変位手段と、イジェクトロック時にイ
ジェクトボタンが操作されるとイジェクトアームにオン
されるスイッチと、このスイッチがオンされると記憶媒
体を回転駆動するスピンドルモータを停止する制御手段
を備えている。
[作用] したがって、イジェクトロック状態ではイジェクトアー
ムがイジェクト手段に係合しないので。
イジェクトボタンが操作されたときの力がイジェクト手
段に伝達されず、これによって、イジェクトロック時の
機構の破損を防止できる。また、イジェクトロック時に
イジェクト操作されるとスピンドルモータが停止するの
で、スピンドルモータが回転した状態で記憶媒体が強制
的にイジェクトされるような事態を防止できる。
[実施例コ 以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施例を詳細
に説明する。
第1図(a)は、本発明の一実施例にががるディスクロ
ーディング機構を示している。なお、このディスクロー
ディング機構は、光磁気ディスク原動装置に適用される
ものである。
同図において、光磁気ディスク駆動装置の筐体lには、
ディスクカートリッジ(後述)を収納するトレイ2、デ
ィスクカートリッジの挿入/排出方向に往復運動するキ
ャリア3、トレイ2とキャリア3を連結するとともにこ
のキャリア3に連動してトレイ2を挿入/排出方向に移
動するためのカム4,5゜6.7からなるディスクロー
ディング機構が配設されている。
筐体1には、ディスクカートリッジの高さを規定するた
めの高さ基準ピン8,9,10.11が取付けられてお
り、キャリア3には、ディスクカートリッジの挿入方向
に見て右側に、前後方向に並んでいる高さ基準ピン9,
11を案内するための、ディスクカートリッジの挿入方
向に長い長孔12,13が穿設されている。
キャリア3の前側に位置する長孔12よりも前側には、
ディスクカートリッジ排出(以下、イジェクトという)
時にキャリア3を押すためのイジェクトピン14が、キ
ャリア3の下面に突出する態様に配設されており、筐体
1には、イジェクトピン14を逃すための長孔15が穿
設されている。
高さ基準ピン8,9の後側には、ピン16.17が配設
されており、キャリア3には、このピン16.17を逃
すための長孔18.19が穿設されている。この長孔1
8.19より突出するピン16.17と、キャリア3の
後部に設けられたフック20.21と間に、キャリア3
にイジェクト方向の付勢力を作用するスプリング22,
23が掛けられている。
この付勢力は、ディスクカートリッジが非装着の状態で
、長孔13の後方に設けられているラッチ機構24によ
り係止されている。
このラッチ機構24は、筐体1に設けられている軸24
a、この軸24aに回動自在に取付けられているラッチ
板24b、トレイ2に設けられているレバー25に係合
可能な態様でラッチ板24bに取付けられているラッチ
ピン24c、キャリア3に形成されている切欠き部24
dに係合可能に設けられているラッチローラ24e、ラ
ッチ板24bを係合方向に付勢する弦巻状のラッチスプ
リング24fからなり、ラッチスプリング24fの一端
はラッチ板24bの一端部に係合し、他端は軸24aに
隣接して設けられているピン24gに係合する。
キャリア3の側端部には1前後左右にそれぞれ立上り部
26.27,28.29が形成されており、これらの立
上り部26,27,28,29には、カム4,5,6.
7の一方の作用軸4a 、 5a 、 6a 、 7a
が嵌合している。カム4,5,6゜7の他方の作用軸4
b、5b、6b、7bは、トレイ2の外側部に設けられ
ている孔30,31,32,33に嵌合している。なお
、孔31.33は、取付精度を吸収できるように、長孔
に形成されている。
カム4,5,6.7の作用軸の面と反対面に形成されて
いる揺動軸4c、5c、6c、7cは、筐体1の側面に
立てられた側板1a、lbに穿設されている孔1c、l
d、is、Ifに嵌合している。
これにより、カム4,5,6.7は筐体1に回動自在に
取付けられるとともに、トレイ2とキャリア3を連結し
ている。また、それによって、トレイ2の運動が、カム
4,5,6.7によって規定される運動方向のみに規制
される。
また、カム4,5,6,7の揺動軸4c、5c、6c、
7cの基底部には、凸部4d 、 5d 、 6d 、
 7dが設けられており(同図(b)参照)、筐体1と
の接触面積を削減して、摩擦力を軽減できるようにして
いる。さらに、カム4゜5.6.7の材質としては、ポ
リアセタールなどの摩擦係数の小さい樹脂を用いること
で、カム4,5,6゜7の接触面における摩擦力をなる
べく小さくできるようにしている。
トレイ2は、ディスクカートリッジを上方および両脇か
ら抱えこむように概略形成され、そのディスクカートリ
ッジ収容口の下部両側部は下方に屈曲形成されている。
トレイ2の内側には、ディスクカートリッジのシャッタ
(後述)を開閉するためのレバー25 、34が回動自
在に設けられており、このレバー25.34には、外側
方向に付勢力が与えられている。また、レバー25.3
4の上面に付設された係止部材35.36は、円弧の一
部をなすようにトレイ1の上面に帯状に形成されている
案内孔37.38に係止されており、それによって、レ
バー25 、34の運動方向が規制されている。また、
レバー25 、34は、その運動範囲の途中で交差でき
るように、一方が他方よりも一段下がるように構成され
ている。
レバー25には、ラッチピン24cが挿通する長孔38
、および、この長孔38にラッチピン24cを通すため
の切欠き部39が形成されている。
トレイ2の上面には、光ピツクアップの移動範囲で補助
磁界を発生するための磁気ヘッド40が取付けられてお
り、トレイ2の内側には1両側部でディスクカートリッ
ジを押さえてその高さを規制するための押さえ部材41
.42が配設されており、この押さえ部材41.42は
、それぞれ板バネ43.44(板バネ44は見えない)
によって付勢されている。
第2図(a)、(b)は、ディスクカートリッジの一例
を示している。
図において、ディスクカートリッジ50の略中央には、
挿入方向に長いアクセス窓51が形成されており、この
アクセス窓51を開閉するシャッタ52が、ディスクカ
ートリッジ50の先端部を中心にして折り返すような態
様で取付けられている。
ディスクカートリッジ50の先端部に位置するシャッタ
52には、レバー25 、34が挿入される開口部53
.54が形成されている。
以上の構成で、トレイ2にディスクカートリッジ50を
収納していない状態では、第3図に二点鎖線で示すよう
に、ラッチ機構24のラッチローラ24eがキャリア3
の切欠き部24dに落ちこむ状態になっており、これに
よって、イジェクトスプリング22.23の付勢力が係
止されている。
また、この状態では、キャリア3が挿入待機時の状態で
、挿入方向の限界位置にまで移動しているので、第4図
に実線で示すように、カム4,5,6.7の軸4b、5
b、6b、7bが最上位に位置して、トレイ2がディス
クカートリッジ50の収納口が、光磁気ディスク恥動装
置のディスクカートリッジ50の挿入口60に一致する
高さに位置する。
この状態で、ディスクカートリッジ50をトレイ2に挿
入すると、レバー25 、34がシャッタ52の開口部
53.54に挿入されて、徐々にシャッタ52が開放さ
れるとともに、その移動の途中で、レバー25の切欠き
部39を通ってラッチピン24cが長孔38に入り、さ
らに、レバー25が移動すると、レバー25の移動とと
もにラッチピン24cが押されるため、ラッチスプリン
グ24fの付勢力に抗して、ラッチ板24bが時計回り
に回転する。
それによって、レバー25の移動が完了してシャッタ5
2が完全に開放される時点では、第3図に実線で示した
ように、ラッチピン24cが長孔38の一端部に留まる
とともに、ラッチローラ24eがキャリア3の切欠き部
24dより外れるので、イジェクトスプリング22.2
3の付勢力がキャリア3に作用して、キャリア3がイジ
ェクト方向に移動する。また、この状態では、レバー2
4 、35に作用する付勢力は、ラッチ機構24により
係止される。
これにより、第4図に二点鎖線で示すように。
カム4,5,6.7の軸4a 、 5a 、 6a 、
 7aには、キャリア3の移動に伴ってイジェクト方向
の力が作用するので、カム4,5,6.7は時計回り方
向に回動する。
その結果、カム4,5,6.7の軸4a、5a、6a、
7aが最下位にまで移動するので、トレイ2がローディ
ング位置にまで下降する。
また、この状態では、磁気ヘッド40の作用面が。
ディスクカートリッジ50に収納されている光磁気ディ
スク(図示略)の記録面の近傍に位置している。
このようにして、ディスクカートリッジ50を挿入する
と、キャリア3がイジェクト方向に移動するとともに、
トレイ2が略円弧状の軌跡を描くように移動して、ディ
スクカートリッジ50が規定位置に位置決めされる。
このようにして装看されたディスクカートリッジ50を
排出するときには、イジェク1〜ボタン(後述)を押し
込んで、それに連動するイジェクト機構(後述)によっ
てイジェクトビン14をディスクカートリッジ50の挿
入方向に移動すると、イジェクトスプリング22.23
の付勢力に抗して、キャリア3が挿入方向に移動し、そ
れとともに、力A ’I 、 5 、 G 。
7が第4図の反時計回り方向に回転して、トレイ2が徐
々に上昇していく。
一方、ラッチ機構24のラッチ板24bは、ラッチスプ
リング24fによって反時計回り方向に付勢されている
ので、キャリア3の切欠き部24dがラッチローラ24
eの位置にまで移動すると、ラッチローラ24gが切欠
き部24dに落ちこむ。
このとき、ラッチ板24bが回転して、ラッチピン24
cがレバー25を押すとともに、ラッチピン24cがレ
バー25の長孔38より外れる。
したがって、トレイ2が最上位にまで移動した状態で、
レバー25.34およびラッチ機構24の付勢力が作用
するので、ディスクカートリッジ50はトレイ2から押
し出され、その一部が挿入口60から突出し、トレイ2
からディスクカートリッジ50を取り外すことができる
このようにして、キャリア3が往復運動するとともに、
トレイ2が略円弧状の軌跡を描きながら上下運動し、デ
ィスクカートリッジ50の着脱が行われる。
また、この実施例では、トレイ2がディスクカートリッ
ジ50を奥に引き込みながら、下降するので、ディスク
カートリッジ50を挿入口60まで押し込んだ状態で、
ディスクカートリッジ50を光磁気ディスク暉動装置の
内部に装着することができる。
すなわち、ディスクカートリッジ50を挿入口60から
光磁気ディスク翻動装置の内部に達するまで指などで押
し込む必要がなくなる。
第5図および第6図は、イジェクト機構の一例を示して
いる。
図において、筐体1のディスクカートリッジ50の挿入
側に配設されている前面パネル部材70には、イジェク
トボタン71が挿通されており、このイジェクトボタン
71には、イジェクトアーム72がその挿入方向と直角
方向に揺動可能に取り付けられている。
このイジェクトアーム72は、一方の側端の略中央部に
イジェクトピン14と係合するための切欠き部73が形
成されており、イジェクトボタン71の取り付は部と反
対側の端部には、イジェクトアーム72を切欠き部73
との係合方向に付勢するスプリング74が取り付けられ
ている。
イジェクトアーム72の切欠き部73の反対の側端には
、長孔75が穿設されており、この長孔75には、ソレ
ノイド76のアクチュエータ77の先端部に取り付けら
れているピン78が挿通されている。
イジェクトアーム72の先端部には、スイッチ79をオ
ンする凸部80が形成されており、ガイド81は、この
凸部80をスイッチ79に案内するためのものである。
また、ガイド82は、ピン78を案内するものである。
なお、イジェクトアーム72の材質としては、ポリアセ
タールなど摩擦係数の小さい樹脂などが用いられる。
したがって、ソレノイド76がオフ状態になっていて、
アクチュエータ77を引き込んでいないときでは、スプ
リング74の付勢力がイジェクトアーム72に作用し、
それによって、イジェクトアーム72がスプリング74
の付勢方向に回動して、切欠き部73にイジェクトピン
14が入り込む。
これにより、イジェクトアーム72がイジェクトピン1
4に係合可能な態位になるので、イジェクトボタン71
を押し込み操作すると、イジェクトピン14が押されて
キャリア3が移動し、それによって、上述したイジェク
ト時の動作が行われる・。
一方、ソレノイド76をオンすると、第7図に示すよう
に、スプリング74の付勢力に抗してアクチュエータ7
7がイジェクトアーム72をスプリング74の付勢方向
と反対方向に回動し、切欠き部73からイジェクトピン
14が外れる。
これにより、イジェクトアーム72がイジェクトピン1
4に係合しない態位になるので、イジェクトボタン71
を押し込み操作しても、その操作力はイジェクトピン1
4に伝達されない。また、イジェクトボタン71の押し
込みをやめると、イジェクトスプリング74の付勢力が
作用して、イジェクトアーム72がその付勢方向に回動
し、イジェクトボタン71が元の状態に復帰する。
また、このときには、第8図に示すように、イジェクト
ボタン71が十分に押し込まれると、イジェクトアーム
72の突起80がスイッチ79をオンする。
第9図は、光磁気ディスク駆動装置の制御系の一例を示
している。
同図において、駆動制御部90は、光磁気ディスク駆動
装置の動作を制御するものであり、スイッチ79のオン
オフ信号、および、ディスクカートリッジ50の装着が
完了したことを検出するためのメディアインセンサ91
の検出信号は、この駆動制御部90に加えられている。
駆動制御部90は、電源投入されて、メディアインセン
サ91がディスクカートリッジ50の装着完了を検出し
ているときには、ディスクカートリッジ50に収容され
ている光磁気ディスク(図示略)を回転駆動するスピン
ドルモータ92の回転を開始するとともに、ソレノイド
76をオンする。
これにより、上述したように、イジェクトアーム72が
イジェクトピン14と係合しない態位に変位するので、
イジェクトボタン71を押し込み操作しても、イジェク
ト動作が行われない。
また、光磁気ディスクに対するアクセスを行っていない
状態で、イジェクトボタン71が押し込み操作されて、
スイッチ79がオンすると、駆動制御部90は、その時
点でスピンドルモータ92の回転を停止し、スピンドル
モータ92の回転が完了したタイミングで、ソレノイド
76をオフする。
これにより、上述したように、イジェクトアーム72が
イジェクトピン14と係合する態位に変位するので、イ
ジェクトボタン71を押し込み操作すると、上述したイ
ジェクト動作が行われて、装着されたディスクカートリ
ッジ50が排出される。
一方、スイッチ79がオンしたときに、光磁気ディスク
に対するアクセス動作を行っているとき、あるいは、こ
の光磁気ディスク駆動装置が組み込まれているシステム
がイジェクト動作を禁止しているときには、即動制御部
90は、スピンドルモータ92を停止せず、ソレノイド
76をオフしない。
また、このように、イジェクトロック状態およびスピン
ドルモータ92の回転状態を表示するために、表示ラン
プを付設すると効果的である。
なお、駆動制御部90の他の動作は、本発明に直接関係
しないので、説明を省略する。
このようにして、本実施例では、イジェクトロック状態
では、イジェクトボタン71の押し込む力がイジェクト
ピン14に伝達されないので、無理に押し込み操作され
たときでも、イジェクトピン14およびキャリア3に過
大な力が印加されず、したがって、ローディング機構が
破損するような事態を回避できる。
それとともに、このときには、イジェクトボタン71を
押し込むときに抵抗力を感じないので、オペレータは、
イジェクトロック状態になっていることを確実に認識す
ることができる。
また、イジェクトロック状態で、イジェクトボタン71
が十分に押し込まれると、スイッチ79がオンし、それ
により、システムがイジェクト可能な状態では、スピン
ドルモータ92の回転が停止されるとともに、ソレノイ
ド76の吸引が解除されてイジェクト可能になる。
このために、スピンドルモータ92が回転しているとき
には、イジェクトボタン71を2回押し込み操作する必
要がある。このとき、実際にイジェクト動作が行われる
2回目までには、スピンドルモータ92が完全に停止し
ているので、スピンドルモータ92の回転中にイジェク
ト動作が行われることがない。
したがって、ディスクカートリッジ50とそれに収容さ
れている光磁気ディスクが衝突して摩耗し、それによっ
て形成される摩耗粉が光磁気ディスクのデータ記録面に
付着するような事態を回避できる。
なお、上述した実施例では、光磁気ディスク關動装置に
本発明を適用しているが、それ以外の媒体交換型のディ
スク装置、例えば、光デイスク駆動装置などにも本発明
を同様にして適用することができる。
なお、上述した実施例では、イジェクトアームをイジェ
クトピンと係合する態位に変位する手段としてスプリン
グを用い、イジェクトアームをイジェクトピンと係合し
ない態位に変位する手段としてソレノイドを用いている
が、これらの手段は。
別の要素により実現することもできる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、イジェクトボタ
ンの操作方向と直角方向に揺動可能にこのイジェクトボ
タンに連結されたイジェクトアームと、イジェクトロッ
ク時にはローディング機構のイジェクト手段と係合しな
い態様にイジェクトアームを変位するとともにイジェク
トロック解除時にはローディング機構のイジェクト手段
に係合する態様にイジェクトアームを変位する変位手段
と、イジェクトロック時にイジェクトボタンが操作され
るとイジェクトアームにオンされるスイッチと、このス
イッチがオンされると記憶媒体を回転駆動するスピンド
ルモータを停止する制御手段を備えたので、イジェクト
ロック状態ではイジェクトアームがイジェクト手段に係
合せず、したがって、イジェクトボタンが操作されたと
きの力がイジェクト手段に伝達されず、これによって、
イジェクトロック時の機構の破損を防止できる。また、
イジエクj・ロック時にイジェクト操作されるとスピン
ドルモータが停止し、したがって、スピンドルモータが
回転した状態で記憶媒体が強制的にイジェクトされるよ
うな事態を防止できるという効果を得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例にかかるディスクローディン
グ機構を示す分解斜視図、第2図(a)はディスクカー
トリッジの一例を示す斜視図、同図(b)はシャッタの
構成例を示す部分斜視図、第3図はラッチ機構の動作を
説明するための概略図、第4図はキャリアとトレイの動
作の一例を説明するための概略図、第5図はイジェクト
機構を示す概略垂直断面図、第6図は同概略水平断面図
、第7図はイジェクト機構のイジェクトロック状態を示
す概略水平断面図、第8図はイジェクトロック状態でイ
ジェクトボタンが押し込み操作されたときの状態を示す
概略水平断面図、第9図は光磁気ディスク邸動装置の制
御系の概略を示すブロック図、第1O図はディスクカー
トリッジの一例を示す概略断面図、第1夏図はディスク
カートリッジの他の例を示す概略断面図、第12図は第
11図の部分拡大図である。 1・・・筐体、3・・・キャリア、14・・・イジェク
トピン、71・・・イジェクトボタン、72・・・イジ
ェクトアーム、73・・・切欠き部、74・・・イジェ
クトスプリング、75・・・長孔、76・・・ソレノイ
ド、77・・・アクチュエータ。 78・・・ピン579・・・スイッチ、80・・・突起
、81・・・ガイド。 第2 図 (a) 第3図 第5 図 2 7日 第6図 第 図 9 弔 図 第10図 第11 図 第12図 JK

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ディスク状の記憶媒体を手動でディスク駆動装置に着脱
    するローディング機構のイジェクト動作を禁止するイジ
    ェクトロック機構において、イジェクト手動操作するた
    めのイジェクトボタンの操作方向と直角方向に揺動可能
    にこのイジェクトボタンに連結されたイジェクトアーム
    と、イジェクトロック時にはローディング機構のイジェ
    クト手段と係合しない態様に上記イジェクトアームを変
    位するとともにイジェクトロック解除時にはローディン
    グ機構のイジェクト手段に係合する態様に上記イジェク
    トアームを変位する変位手段と、イジェクトロック時に
    上記イジェクトボタンが操作されると上記イジェクトア
    ームにオンされるスイッチと、このスイッチがオンされ
    ると記憶媒体を回転駆動するスピンドルモータを停止す
    る制御手段を備えたことを特徴とするイジェクトロック
    機構。
JP1245341A 1989-09-22 1989-09-22 イジェクトロック機構 Pending JPH03108155A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1245341A JPH03108155A (ja) 1989-09-22 1989-09-22 イジェクトロック機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1245341A JPH03108155A (ja) 1989-09-22 1989-09-22 イジェクトロック機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03108155A true JPH03108155A (ja) 1991-05-08

Family

ID=17132230

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1245341A Pending JPH03108155A (ja) 1989-09-22 1989-09-22 イジェクトロック機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03108155A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4965685A (en) Removable cartridge disc drive with radial arm voice coil actuator
US4870518A (en) Removable cartridge disc drive with radial arm voice coil actuator
JP3747715B2 (ja) 記録媒体装着装置
JPH09297983A (ja) 記録再生装置のドア開閉機構
EP1622155B1 (en) Door interlock unit and disk recording/reproducing apparatus with the same
JPH06349218A (ja) 光磁気ディスク装置
JPH03108155A (ja) イジェクトロック機構
US4686593A (en) Overriding loading door for a magnetic recording/reproducing apparatus
KR910001736A (ko) 셔터 록킹 메카니즘을 가진 디스크 드라이브 장치
JPH0433586Y2 (ja)
JP3024481B2 (ja) ディスク装置
JP3277431B2 (ja) 光磁気ディスク装置および光ディスク装置
JP3632863B2 (ja) リムーバブルディスク装置
JP2882405B2 (ja) ディスクローディング装置
JP2879626B2 (ja) 光ディスク駆動装置
US7023654B2 (en) Disk cartridge ejection mechanism and method
JPS61296561A (ja) デイスク駆動装置
JP3325412B2 (ja) 記録/再生装置
JP2998754B2 (ja) ディスク排出機構
JPH0619151U (ja) ディスク駆動装置
JP3613011B2 (ja) ディスク装置
JPS61246957A (ja) 磁気デイスク装置
JP2581169Y2 (ja) ドアホルダ開閉装置
JP3733855B2 (ja) 記録媒体装着装置
JPH0419631Y2 (ja)