JP2581169Y2 - ドアホルダ開閉装置 - Google Patents

ドアホルダ開閉装置

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JP2581169Y2
JP2581169Y2 JP1991104779U JP10477991U JP2581169Y2 JP 2581169 Y2 JP2581169 Y2 JP 2581169Y2 JP 1991104779 U JP1991104779 U JP 1991104779U JP 10477991 U JP10477991 U JP 10477991U JP 2581169 Y2 JP2581169 Y2 JP 2581169Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はカセットテープ記録再
生装置のドアホルダに係り、特にモータにより開閉する
ドアホルダ開閉装置に関する。
【0002】
【従来技術】従来のドアホルダ開閉装置について図3に
基づいて説明する。
【0003】図において、21はカセットテープを駆動す
るカセットメカのメカシャーシであり、上部にはテープ
カセットに圧接して動作する第3のスイッチが回動可能
に設けられている。22はスイッチであり、バネ(図示せ
ず)によりアクチュエータ部がカセットテープ33に圧接
するように付勢されている。カセットテープ33に設けた
誤録音防止用の爪及びテープ種類を示す凹部に対向した
所に位置させ、メカシャーシ21の上部に複数個設けられ
ている。
【0004】23はローディングモータであり、出力軸に
ウォーム23a が固着され、このウォーム23a とカムギヤ
とが歯合している。24はカムギヤであり、軸24c を中心
にしてメカシャーシ21の横に回転自在に支持され、外周
の歯と歯合したウォーム23aにより駆動される。内側
(メカシャーシ側)にはドアホルダを開閉するカム24b
がカムギヤ24と一体に設けられ、外側にはイジェクトレ
バーを作動するカム24aがカムギヤ24と一体に設けられ
ている。
【0005】25はイジェクトレバーであり、軸25a を支
点として回動自在に支持され、カム24a と摺接する作動
部25b 、ドアホルダをロックするフック部25c 、このフ
ック部25c 頂部の円弧状の傾斜部25e 及びスイッチ解除
板を押し上げる突起部25d が設けられ、バネ26によりロ
ックが外れないように反時計方向に付勢されている。27
はスイッチ解除板であり、下から押し上げることによ
り、スイッチ22を時計方向に回動する。
【0006】28はドアホルダであり、ボス28a を支点に
してサブパネル(図示せず)に回動自在に支持され、バ
ネ29により反時計方向に付勢されていて、カセットテー
プ33を収納しカセットメカに装着する。側部にはイジェ
クトレバー25のフック部25cと係合し、ドアホルダをプ
レイ位置にロックする半円形の突起部28b 、下部のアー
ム部28c 先端にはカム24b と摺接するピン28d 及びスイ
ッチを作動する作動部28c が設けられている。
【0007】30はスイッチであり、制御部に接続されて
いる。そして作動部28e により作動され、ドアホルダ28
がプレイ位置にロックされているときは、オンまたはオ
フ状態を保持し、ロックが解除されてドアホルダが回動
するとオフまたはオン状態に切換わる。31は制御部であ
り、マイクロコンピュータを用いて構成され、スイッチ
30及びスイッチ32の作動により動作し、ローディングモ
ータ23の駆動を制御する。32はスイッチであり、制御部
31に接続され、イジェクトキー(図示せず)に連動して
作動される。33はカセットテープであり、カセットハー
フの背面部に誤録音防止用の爪及びテープの種類を識別
する凹部が設けられている。
【0008】上記構成において、従来例のドアホルダ開
閉装置では、プレイ位置にロックされたドアホルダ28を
開くときは、スイッチ32を作動することにより、制御部
31が動作し、ローディングモータ23を回転させる。これ
によりウォーム23a がカムギヤ24を反時計方向に回転す
るので、イジェクトレバー25の作動部25b がカム24aに
より作動され、時計方向に回動してドアホルダ28のロッ
クは解除される。ドアホルダ28はバネ29の弾力により反
時計方向に回動して、第2のカム24b とピン28d とが当
接した状態で所定角度開いて停止する。ドアホルダ28が
開き始めると、作動部28e により作動されるスイッチ30
が動作しオフまたはオン信号を出力する。この出力信号
を受けて制御部31は所定時間後にローディングモータ23
の回転を停止する。
【0009】次に開いた状態のドアホルダ28を閉じると
きは、スイッチ32を作動し制御部31の制御出力によって
ローディングモータ23を回転させ、ウォーム23a を介し
てカムギヤ24をイジェクト時と同じ反時計方向に回転さ
せる。カム24b に摺接するドアホルダ28のピン28d によ
って、ドアホルダ28はプレイ位置まで回動する。回動し
つつドアホルダ28の突起部28b とイジェクトレバー25の
傾斜部25e とが当接し、この傾斜部25e に作用する上方
向分力により、イジェクトレバー25をバネ29の付勢力に
抗して、時計方向に少し回動し、突起部28b とフック部
25c とが係合して、ドアホルダ28はプレイ位置にロック
される。
【0010】ドアホルダ28がプレイ位置までくると、ア
ーム部28c の先端に設けた作動部28e により、第1のス
イッチ30が作動され、オンまたはオフ信号を出力する。
この出力信号を受けた後、イジェクトレバー25のフック
部25c が、ドアホルダ28の突起部28b と係合しロックす
るまでの所定時間、ローディングモータ23を回転させて
停止する。
【0011】また、イジェクトレバー25が時計方向に回
動して、ドアホルダ28のロックを解除するとき、このイ
ジェクトレバー25に設けた突起部25d により、スイッチ
解除板27を押し上げる。このスイッチ解除板27がスイッ
チ22を跳ね上げて、カセットテープ33とスイッチ22との
圧接状態を解除している。
【0012】ドアホルダ28及びイジェクトレバー25は共
に時計方向の回動に対しては、カム24a,24b の規則を受
けないので、開いた状態のドアホルダ28を手で押し込む
ことができる。
【0013】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
のドアホルダ開閉装置は、カム24bとドアホルダ28
のアーム部28c先端のピン28dとは常に摺接してい
るため、カムのストロークをカムの半径以上にとること
ができない。このため、より長いストロークを得るため
にはカムの径を大きくする必要があるが、カムが設けら
れているカムギヤの大きさには機構設計上制限があっ
た。
【0014】この考案は上記した点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは従来例の欠点を解消
し、半径以上のストロークを得ることができ、カムギヤ
を小型化できるドアホルダ開閉装置を提供するところに
ある。
【0015】
【課題を解決するための手段】この考案のドアホルダ開
閉装置は、カセットテープを保持する回動自在に支持さ
れたドアホルダと、ドアホルダをイジェクト方向へ回動
付勢する付勢手段と、ドアホルダをプレイ位置にロック
するロック機構と、ロック機構のロック状態を解除する
ためのイジェクトレバーと、ドアホルダに設けられたイ
ジェクトアームと、回動するカムギヤと、カムギヤの一
方の面に設けられたイジェクトレバーを作動する第1の
カムと、カムギヤの他方の面に設けられたイジェクトア
ームを作動させる第2のカムとを備え、カムギヤの一方
向の回動により第1のカムが当接したイジェクトレバー
を作動させてロック機構のロック状態を解除し、且つ第
2のカムがイジェクトアームを作動させてドアホルダを
イジェクト方向に回動させ、カムギヤの他方向の回動に
より第2のカムがイジェクトアームを作動させてドアホ
ルダをプレイ位置まで回動するドアホルダ開閉装置にお
いて、第2のカムがカムギヤの回動中心より変位した位
置に設けられるとともに、ドアホルダとイジェクトアー
ムが一体化され1つの支点で回動する構成を備え、カム
ギヤの一方向の回動により第2のカムがイジェクトアー
ムとの当接位置を第2のカムの内側に移動しつつイジェ
クトアームがカムギヤの回動中心上を通過するよう作動
してドアホルダをイジェクト方向に回動させ、カムギヤ
方向の回動により第2のカムがイジェクトアームと
の当接位置を第2のカムの外側に移動しつつイジェクト
アームがカムギヤの回動中心上を通過するよう作動して
ドアホルダをプレイ位置まで回動するように構成したも
のである。
【0016】また、カムギヤの一方の面に第3のカムを
設け、この第3のカムにより作動される第1のスイッチ
をメカシャーシに配置し、カムギヤの位置を検出するよ
うに構成したものである。
【0017】更に、ドアホルダの開閉動作により作動さ
れる第2のスイッチをドアホルダに配置して、ドアホル
ダの位置を検出するように構成したものである。
【0018】
【作用】この考案によれば、ドアホルダがプレイ位置に
ある場合、第2のカムはイジェクトアームに第2のカム
の外側の位置で当接している。ここで、カムギヤを回動
させると第1のカムによってイジェクトレバーが作動し
てドアホルダのロックが解除されるとともに、第2のカ
ムによってイジェクトアームは、カムギヤの回動中心上
を通過しながら、第2のカムとの当接位置を第2のカム
の外側から内側に徐々に移動する。そして、その移動に
つれてイジェクトアームはロックが解除されたドアホル
ダと共に回動し、イジェクト位置に至る。ここで、イジ
ェクトアームは、そのストロークの前後において、カム
ギヤの回動中心上を通過しながら、第2のカムの外側及
び内側とに摺接することにより、第2のカムとカムギヤ
回動中心との変位距離のおよそ倍の距離(第2のカム5
bの厚さ分の距離も更に加えられる。)のストロークを
得る。このため、ドアホルダとイジェクトアームが一体
化され1つの支点で回動する構成であっても十分なドア
の開閉制御が可能となる。また、ドアホルダがイジェク
ト位置にある場合、第2のカムはカムギヤの回動に伴い
イジェクトアームに第2のカムの内側で当接する。更な
るカムギヤの回動により第2のカムはイジェクトアーム
と内側で当接するようになり、カムギヤの回動によって
第2のカムはイジェクトアームをプレイ位置の方向に引
き込むことになる。このため、ドアホルダはイジェクト
アームと共にプレイ位置の方向に回動し、プレイ位置で
再びロック機構が作動してドアホルダはロックされる。
【0019】また、カムギヤの一方の面に設けた第3の
カムにより作動される第1のスイッチによって、カムギ
ヤの位置の検出を行う。
【0020】また、ドアホルダに設けた第2のスイッチ
によって、ドアホルダの位置の検出を行う。
【0021】
【実施例】この考案に係るドアホルダ開閉装置の実施例
を図1及び図2に基づき説明する。
【0022】図において、1はメカシャーシであり、左
側部1aにはカムギヤ及びギヤプーリが回転自在に支持さ
れている。1bは左側部1aから更に突出させて垂直に立ち
上げたモータ取付部である。
【0023】2はドアホルダであり、左右の側部に設け
たボス2dを支点にしてメカシャーシ1の左側部1a及び右
側部下部の前部に回動自在に支持され、バネ3によりイ
ジェクト方向(時計方向)に回動付勢されており、図3
に示すカセットテープ33を収納しプレイ位置に保持す
る。左側部2aにはイジェクトレバーのフック部と係合
し、ドアホルダをプレイ位置にロックする角形の突起2
b、下部のアーム部2cには第2のスイッチが配置されて
いる。
【0024】4はイジェクトアームであり、ドアホルダ
2の左側部2aにネジで取付けられ、カムギヤの一方の面
(裏面)側を通って他方の面(表面)に出て平面で形成
された作動部4aが第2のカムに圧接され作動する。
【0025】5はカムギヤであり、メカシャーシ1の左
側部1aの上部に回転自在に支持され、外周の歯と歯合し
たギヤプーリ及びベルトを介してローディングモータに
より駆動されている。裏面にはイジェクトレバーを回動
する第1のカム5aが内径部に突出して一体に設けられ、
且つ外径部には第2のカムと対称させて同位置同形状の
第3のカム5cが一体に設けられており、表面にはイジェ
クトアーム4を作動しドアホルダ2を開閉する第2のカ
ム5bが外径部に突出して一体に設けられている。
【0026】6はイジェクトレバーであり、一体に設け
られた軸6aにより回動自在に支持され、図示していない
バネにより時計方向に回動付勢されている。先端にはボ
ス6bが突設され第1のカムと当接している。6cはフック
部であり、突起2bと係合する。6dは傾斜部である。
【0027】7は正逆転可能なローディングモータであ
り、回転軸に固着したプーリ7aとギヤプーリ間に角ベル
ト8を掛けギヤプーリを駆動する。
【0028】9はギヤプーリであり、左側部1aに立設し
た軸1cにより回転自在支持され外周部にベルト用の溝が
設けられ、内径部裏側に一体に設けたギヤ9aとカムギヤ
5が歯合してる。10は第1のスイッチであり、左側部1a
に取付けられ、カムギヤ5と左側部1aの間に位置し、第
3のカム5cによって作動され、第2のカム5bの位置検出
を行う。11はドアホルダ2の位置検出を行う第2のスイ
ッチであり、アーム部2cに取付けられ、ドアホルダ2の
開閉に伴って作動される。
【0029】上記構成において、本考案のドアホルダ開
閉装置では、プレイ位置にロックされたドアホルダ2を
開くときは、図示していないイジェクトツマミを押すこ
とにより、第1のスイッチ10及び第2のスイッチ11が共
にオンになっていることを条件にしてローディングモー
タ7が反時計方向に回転し、角ベルト8及びギヤプーリ
9を介してカムギヤ5を時計方向に回転駆動する。
【0030】これにより、第1のカム5aがボス6bを
押し上げてイジェクトレバー6を反時計方向に回動さ
せ、図3に示すスイッチ22と同様のスイッチ(図示せ
ず)を跳ね上げると共に、突起2bとフック部6cとの
係合を解除する。つまり、ドアホルダ2のロック機構が
解除されることとなる。上記解除と同時に第2のカム5
bの回転に伴い、ドアホルダ2のイジェクト方向の回動
付勢によってイジェクトアーム4の作動部4aが、第2
のカム5bの外側で摺接しつつ第2のカム5bに追従し
て所定角度ドアホルダ2が開く(プレイ位置より若干開
いた位置である。)、この後更に、第2のカム5bの回
転に伴い、イジェクトアーム4の作動部4aと第2のカ
ム5bとの摺接位置は第2のカム5bの内側に移動す
る。ここで、第2のカム5bはカムギヤ5の回動中心よ
り変位して設けられているため、イジェクトアーム4は
カムギヤの中心付近を通過できる。このようにして、イ
ジェクトアーム4はドアホルダ2と共に第2のカム5b
により回動し、最終的にドアホルダ2はイジェクト位置
に至る。ここで、イジェクトアーム4は、そのストロー
クの前後において第2のカム5bの外側及び内側とに摺
接することにより、第2のカム5bとカムギヤ5の回動
中心との変位距離のおよそ倍の距離(第2のカム5bの
厚さ分の距離も更に加えられる。)のストロークを得
る。ドアホルダ2がイジェクト位置に至った後に第1の
スイッチ10はオフとなってローディングモータ7の回
転は停止する。ここで、第2のスイッチ11は、ドアホ
ルダ2のイジェクト方向の回動により第1のスイッチ1
0より先にオフになっている。
【0031】次に、開いた状態、つまり、イジェクト状
態のドアホルダ2を閉じる場合は、図示していないプレ
イツマミ等を押すことにより、第1のスイッチ10及び
第2のスイッチ11が共にオフになっていることを条件
にしてローディングモータ7が開放時とは逆の時計方向
に回転する。第2のカム5bは、逆時計方向に回転する
ことにより、一時摺接が解かれていたイジェクトアーム
4の作動部4aと再びその内側で摺接するようになる。
この後さらに第2のカム5bが回転すると、第2のカム
5bはイジェクトアームを徐々に外側で摺接しながらプ
レイ位置方向に引き込むように作動する。従って、ドア
ホルダ2はイジェクトアーム4と共に閉じる方向に回動
することになる。この後、イジェクトレバー6が第1の
カム5aにより作動されてフック部6cを上昇させ、ド
アホルダ2がプレイ位置まで回動したあとにフック6c
は下降しドアホルダ2をロックする。
【0032】ドアホルダ2及びイジェクトレバー6は共
に反時計方向の回動に対しては、第1及び第2のカム5
a,5b の規制を受けないので、開いた状態のドアホルダ
2を手で押し込んでイジェクトレバー6を一旦反時計方
向へ回動させ、プレイ位置にロックすることができる。
【0033】図4から図7は、ドアホルダ2がプレイ位
置とイジェクト位置との間で遷移する期間の第2のカム
5bとイジェクトアーム4との摺接位置の変化を示した
ものである。図4では第2のカム5bの外側で摺接し、
また図5では第2のカム5bの側面側で摺接し、更に図
6では第2のカム5bの内側で摺接することになる。こ
のようにして、第2のカム5bがカムギヤ5の回動中心
より変位して設けられていることにより、イジェクトア
ーム4は、そのストロークの前後において第2のカム5
bの外側及び内側とに摺接することにより、第2のカム
5bとカムギヤ5の回動中心との変位距離のおよそ倍の
距離(第2のカム5bの厚さ分の距離も更に加えられ
る。)のストロークを得るとともに、カムギヤ5の中心
付近をも移動可能になる。
【0034】
【考案の効果】この考案に係るドアホルダ開閉装置によ
れば、第2のカム5bがカムギヤ5の回動中心より変位
して設けられていることにより、イジェクトアーム4
は、そのストロークの前後において第2のカム5bの外
側及び内側とに摺接することにより、第2のカム5bと
カムギヤ5の回動中心との変位距離のおよそ倍の距離
(第2のカム5bの厚さ分の距離も更に加えられる。)
のストロークを得るとともに、カムギヤ5の中心付近を
も移動可能にできるため、カムの半径距離より長いスト
ロークを得られ(上記変位距離をカムギヤの半径の1/
2以上にすることによりカムギヤの半径以上のストロー
クも得られる。)、カムギヤを小さくでき、且つ、ドア
ホルダとイジェクトアームが一体化され1つの支点で回
動する簡易な構成を採用でき、メカの小型化が図られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のドアホルダ開閉装置を示す側面図であ
る。
【図2】同ドアホルダ開閉装置を示す正面図である。
【図3】従来例のドアホルダ開閉装置を示す側面図であ
る。
【図4】本考案のドアホルダ開閉装置のプレイ位置を示
す側面図である。
【図5】本考案のドアホルダ開閉装置の開閉中の動作を
示す側面図1である。
【図6】本考案のドアホルダ開閉装置の開閉中の動作を
示す側面図2である。
【図7】本考案のドアホルダ開閉装置のイジェクト位置
を示す側面図である。
【符号の説明】
1 メカシャーシ 1a 左側部 1b モータ取付部 1c 軸 2 ドアホルダ 2a 左側部 2b 突起 2c アーム部 3 バネ 4 イジェクトアーム 4a 当接部 5 カムギヤ 5a 第1のカム 5b 第2のカム 5c 第3のカム 6 イジェクトレバー 6a 軸 6b ボス 6c フック部 6d 傾斜部 7 ローディングモータ 7a プーリ 8 角ベルト 9 ギヤプーリ 9a ギヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 15/675 101

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カセットテープを保持する回動自在に支
    持されたドアホルダと、ドアホルダをイジェクト方向へ
    回動付勢する付勢手段と、ドアホルダをプレイ位置にロ
    ックするロック機構と、ロック機構のロック状態を解除
    するためのイジェクトレバーと、ドアホルダに設けられ
    たイジェクトアームと、回動するカムギヤと、カムギヤ
    の一方の面に設けられたイジェクトレバーを作動する第
    1のカムと、カムギヤの他方の面に設けられたイジェク
    トアームを作動させる第2のカムとを備え、 カムギヤの一方向の回動により第1のカムが当接したイ
    ジェクトレバーを作動させてロック機構のロック状態を
    解除し、且つ第2のカムがイジェクトアームを作動させ
    てドアホルダをイジェクト方向に回動させ、 カムギヤの他方向の回動により第2のカムがイジエクト
    アームを作動させてドアホルダをプレイ位置まで回動す
    るドアホルダ開閉装置において、 第2のカムがカムギヤの回動中心より変位した位置に設
    けられるとともに、ドアホルダとイジェクトアームが一
    体化され1つの支点で回動する構成を備え、 カムギヤの一方向の回動により第2のカムがイジェクト
    アームとの当接位置を第2のカムの内側に移動しつつイ
    ジェクトアームがカムギヤの回動中心上を通過するよう
    作動してドアホルダをイジェクト方向に回動させ、 カムギヤの方向の回動により第2のカムがイジェクト
    アームとの当接位置を第2のカムの外側に移動しつつイ
    ジエクトアームがカムギヤの回動中心上を通過するよう
    作動してドアホルダをプレイ位置まで回動するように動
    作することを特徴とするドアホルダ開閉装置。
  2. 【請求項2】 カムギヤの一方の面に第3のカムを設
    け、この第3のカムにより作動される第1のスイッチを
    メカシャーシに配置し、カムギヤの位置を検出すること
    を特徴とする請求項1記載のドアホルダ開閉装置。
  3. 【請求項3】 ドアホルダの開閉動作により作動される
    第2のスイッチをドアホルダに配置して、ドアホルダの
    位置を検出することを特徴とする請求項1記載のドアホ
    ルダ開閉装置。
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JPH02139752A (ja) * 1989-05-26 1990-05-29 Pioneer Electron Corp 磁気録音再生装置のカセット収納ドア装置
JP2626848B2 (ja) * 1991-04-17 1997-07-02 赤井電機株式会社 カセット装着装置

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