JPH03107403A - 局部強化金属製品の製造方法 - Google Patents
局部強化金属製品の製造方法Info
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- JPH03107403A JPH03107403A JP1246775A JP24677589A JPH03107403A JP H03107403 A JPH03107403 A JP H03107403A JP 1246775 A JP1246775 A JP 1246775A JP 24677589 A JP24677589 A JP 24677589A JP H03107403 A JPH03107403 A JP H03107403A
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Landscapes
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- Powder Metallurgy (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、その一部を複合材等で強化した金属製品の製
造方法に関する。
造方法に関する。
[従来の技術]
近来、アルミ合金製シリンダヘッド等の金属製品におい
ては、その一部を強化させた構成が望まれている。
ては、その一部を強化させた構成が望まれている。
例えば第7図に示すような内燃機関のシリンダヘッド1
においては、吸気ポート2と排気ポート3との間の弁間
部4、及びこれらポート2.3と噴射ノズル孔5との間
6は、他の部分よりも肉厚が薄くなっている(図中、斜
線部IIにて示す)。
においては、吸気ポート2と排気ポート3との間の弁間
部4、及びこれらポート2.3と噴射ノズル孔5との間
6は、他の部分よりも肉厚が薄くなっている(図中、斜
線部IIにて示す)。
このため、エンジンの高出力化に伴い、温度上昇による
熱負荷と同時に、機械的負荷増大によりキレツが発生す
ることとなっていた。
熱負荷と同時に、機械的負荷増大によりキレツが発生す
ることとなっていた。
またピストンにおいても、燃焼室の負荷が大きいために
、その周縁部にキレツが発生する。
、その周縁部にキレツが発生する。
このため、このような強化が必要な部分を、セラミック
繊維或いは粒子(S i C,S i s N< 。
繊維或いは粒子(S i C,S i s N< 。
A、Il 、 O,、チタン酸カリ)等によって複合化
することで、局部的に静的圧縮・引張強度及び熱衝撃強
度を高めるようにしていた。
することで、局部的に静的圧縮・引張強度及び熱衝撃強
度を高めるようにしていた。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、上記構成を実現させる製造方法に課題が
残されていた。
残されていた。
即ち、ピストン等をアルミ鋳造するに際しては、通常の
重力鋳造法と異なる溶湯鍛造法を採用せねばならず、そ
のための金型が必要になって製造費の増大等をまねくと
共に、特にシリンダヘッドのような複雑中子使用形状の
場合は、500〜1000ki / cdの圧力での複
合化成形が極めて困難であるという問題があった。
重力鋳造法と異なる溶湯鍛造法を採用せねばならず、そ
のための金型が必要になって製造費の増大等をまねくと
共に、特にシリンダヘッドのような複雑中子使用形状の
場合は、500〜1000ki / cdの圧力での複
合化成形が極めて困難であるという問題があった。
また一方、別体にて成形した複合材を、レーザ等で本体
に溶着させる技術([複合金属製品の製造方法およびピ
ストン」、特開昭60−203384号公報)も提案さ
れている。ただしこの提案にあっては、複合材中の成分
濃度を変えることができす、例えば複合材周部のアルミ
(マトリックス)成分を増やして、溶着性を上げるなど
の方策を採用することは出、来ない。
に溶着させる技術([複合金属製品の製造方法およびピ
ストン」、特開昭60−203384号公報)も提案さ
れている。ただしこの提案にあっては、複合材中の成分
濃度を変えることができす、例えば複合材周部のアルミ
(マトリックス)成分を増やして、溶着性を上げるなど
の方策を採用することは出、来ない。
そこで本発明は、上記事情に鑑み、溶湯鍛造法によらず
に金属製品の局部複合化・強化を行い、しかもその複合
材の成分濃度を変えることの出来る製造方法を提供すべ
く創案されたものである。
に金属製品の局部複合化・強化を行い、しかもその複合
材の成分濃度を変えることの出来る製造方法を提供すべ
く創案されたものである。
[課題を解決するための手段及び作用]本発明は、金属
製品本体の強化が必要な箇所を窪ませて凹部とし、他方
、異種粒子同士を衝突させて複合粒子を製造し、この複
合粒子を焼結させて複合成型体とし、この成型体を凹部
に装入した後、溶接エネルギによって金属製品本体に溶
着させるものである。
製品本体の強化が必要な箇所を窪ませて凹部とし、他方
、異種粒子同士を衝突させて複合粒子を製造し、この複
合粒子を焼結させて複合成型体とし、この成型体を凹部
に装入した後、溶接エネルギによって金属製品本体に溶
着させるものである。
この方法によって、局部強化が実現されると共に、必要
に応じて複合成型体の成分濃度を変えることができる。
に応じて複合成型体の成分濃度を変えることができる。
[実施例コ
以下、本発明の実施例を、添付図面に従って説明する。
第1図乃至第4図は、本発明に係わる局部強化金属製品
の製造方法の一実施例を示したものであり、製造される
金属製品たるシリンダヘッドの構成のうち、従来と同様
のものは同一符号を付し、その説明を省略する。
の製造方法の一実施例を示したものであり、製造される
金属製品たるシリンダヘッドの構成のうち、従来と同様
のものは同一符号を付し、その説明を省略する。
この製造方法を実施するに際して、先ず第1図に示した
ように、強化か必要な箇所J−■を窪まぜてシリンダヘ
ッド本体11をアルミ鋳造することで、凹部12を成形
する。この鋳造は、通常の重力金型鋳造によって行う。
ように、強化か必要な箇所J−■を窪まぜてシリンダヘ
ッド本体11をアルミ鋳造することで、凹部12を成形
する。この鋳造は、通常の重力金型鋳造によって行う。
本実施例にあっては、この凹部12は、平面視上略T字
状に、またその底部が上面開口側より若干狭められて形
成される。
状に、またその底部が上面開口側より若干狭められて形
成される。
他方で、異種粒子同士を衝突させることで、複合粒子1
3を製造する6 即ち、いわゆるメカニカルアロイング(m械的合金化)
により、アルミ粒子とセラミック粒子とを機械的衝撃力
で衝突させ、表面の酸化被膜を除去すると同時に活性面
を作り、次に衝突したとき、大きい粒子に小さい粒子を
付着させる。
3を製造する6 即ち、いわゆるメカニカルアロイング(m械的合金化)
により、アルミ粒子とセラミック粒子とを機械的衝撃力
で衝突させ、表面の酸化被膜を除去すると同時に活性面
を作り、次に衝突したとき、大きい粒子に小さい粒子を
付着させる。
これで第2図に示したように、複合粒子13は、大きな
粒子14の周囲を小さな粒子15が囲繞する形になる0
本実施例にあっては、大きな粒子14にアルミ粒子が、
小さな粒子15にセラミック粒子(Z r’i 0s
)がそれぞれ相当するように製造している。なおこの粒
子14.15の径a。
粒子14の周囲を小さな粒子15が囲繞する形になる0
本実施例にあっては、大きな粒子14にアルミ粒子が、
小さな粒子15にセラミック粒子(Z r’i 0s
)がそれぞれ相当するように製造している。なおこの粒
子14.15の径a。
bは、a≧10bとすることで、任意の形に製造できる
ものである。
ものである。
次にこの複合粒子13を焼結させることで、第3図及び
第4図に示したような複合成型#16を成形する。この
複合成型体16は、シリンダヘッド本体11の凹部12
に嵌合されるような略同寸法で製造される。
第4図に示したような複合成型#16を成形する。この
複合成型体16は、シリンダヘッド本体11の凹部12
に嵌合されるような略同寸法で製造される。
そして本実施例にあっては、アルミ粒子が凹部12内壁
に当接する側に多くなるように分布させる。即ち複合成
型体16の下部及び側部に、アルミ成分の多い(リッチ
)層17を形成する。
に当接する側に多くなるように分布させる。即ち複合成
型体16の下部及び側部に、アルミ成分の多い(リッチ
)層17を形成する。
次にこの複合成型体16を、シリンダヘッド11の凹部
12に装入し、高密度エネルギであるTIG溶接によっ
てこれを再溶融し、溶着させる。
12に装入し、高密度エネルギであるTIG溶接によっ
てこれを再溶融し、溶着させる。
このように、アルミ粒子及びセラミック粒子による複合
粒子13を焼結して複合成型体16とし、これをシリン
ダヘッド本体11の凹部12に溶着させるようにしなの
で、複雑中子を使用するため実施困難であった溶湯鍛造
法ではなく、通常の鋳造によってシリンダヘッド本体1
1を成形でき、高密度エネルギを利用して容易に局部複
合化−強化が実現できる。そして溶湯鍛造用の金型を必
要としないことから、設(iiii費、製造費の削減に
貢献できる。
粒子13を焼結して複合成型体16とし、これをシリン
ダヘッド本体11の凹部12に溶着させるようにしなの
で、複雑中子を使用するため実施困難であった溶湯鍛造
法ではなく、通常の鋳造によってシリンダヘッド本体1
1を成形でき、高密度エネルギを利用して容易に局部複
合化−強化が実現できる。そして溶湯鍛造用の金型を必
要としないことから、設(iiii費、製造費の削減に
貢献できる。
またメカニカルアロイングによって複合粒子13を製造
するようにしたので、セラミック成分なと添加する成分
濃度を、複合成型体16の位置に応じて自由に変えるこ
とができる。このことは、本実施例にて示したように、
母材(アルミ製のシリンダヘッド本体11)に対する溶
解・容着が容易にできると共に、溶着面の安定・強化に
寄与するものである。
するようにしたので、セラミック成分なと添加する成分
濃度を、複合成型体16の位置に応じて自由に変えるこ
とができる。このことは、本実施例にて示したように、
母材(アルミ製のシリンダヘッド本体11)に対する溶
解・容着が容易にできると共に、溶着面の安定・強化に
寄与するものである。
さらに第5図に示すように、複合粒子13の焼結成形後
に、硅砂などのフラックス21を適宜含有させて複合成
型体22を成形することで、アセチレンガスによるカス
溶接法によって簡単に溶着させることも可能になる。
に、硅砂などのフラックス21を適宜含有させて複合成
型体22を成形することで、アセチレンガスによるカス
溶接法によって簡単に溶着させることも可能になる。
なお、本実施例で示したアルミリッチ層17を形成する
方法は種々考えられ、第2図で示したような複合粒子1
3の他に、アルミ粒子の径aがより大きな複合粒子、或
いはアルミ単独の粒子を別に用意しておき、これを該当
位置に焼結させるようにすればよい。
方法は種々考えられ、第2図で示したような複合粒子1
3の他に、アルミ粒子の径aがより大きな複合粒子、或
いはアルミ単独の粒子を別に用意しておき、これを該当
位置に焼結させるようにすればよい。
或いは第6図に示すように、セラミック粒子を大きな粒
子31に、アルミ粒子を小さな粒子32に形成した複合
粒子33を製造し、この複合粒子33 Iii独で焼結
成形することで、自ずとアルミリッチ層17がその複合
成型体の周縁部に生ずるようにしてもよい。
子31に、アルミ粒子を小さな粒子32に形成した複合
粒子33を製造し、この複合粒子33 Iii独で焼結
成形することで、自ずとアルミリッチ層17がその複合
成型体の周縁部に生ずるようにしてもよい。
さらに、セラミック粒子としては、Zr20sの他、A
j 203 、Sii Na等のセラミックスを用いて
もよい。まな高密度エネルキ源としては、TIG溶接の
他−、プラズマ、電子ビーム、レーザビーム等で再溶融
させるようにしても構わない。
j 203 、Sii Na等のセラミックスを用いて
もよい。まな高密度エネルキ源としては、TIG溶接の
他−、プラズマ、電子ビーム、レーザビーム等で再溶融
させるようにしても構わない。
まな本発明は、本実施EAIで示したシリンダヘッドに
限るものではなく、ビスl〜ン等の、シリンダヘッドと
同様な事情を有する金属製品に広く適用されるものであ
る。
限るものではなく、ビスl〜ン等の、シリンダヘッドと
同様な事情を有する金属製品に広く適用されるものであ
る。
[発明の効果]
以上要するに本発明によれは、次のような優れた効果を
発揮する。
発揮する。
金属製品本体を窪ませて凹部とし、他方、異種粒子同士
を衝突させて複合粒子を製造し焼結させて複合成型体と
し、この成型体を凹部に装入して溶接エネルギによって
金属製品本体に溶着させるようにしたので、溶湯鍛造法
によらずに所望の局部複合化・強化か容易に達成される
と共に、複合成型体内の成分濃度を必要に応じて変える
ことかでき、溶着性の向上等を図ることがてきる。
を衝突させて複合粒子を製造し焼結させて複合成型体と
し、この成型体を凹部に装入して溶接エネルギによって
金属製品本体に溶着させるようにしたので、溶湯鍛造法
によらずに所望の局部複合化・強化か容易に達成される
と共に、複合成型体内の成分濃度を必要に応じて変える
ことかでき、溶着性の向上等を図ることがてきる。
第1図は本発明に係わる局部強化金属製品の製造方法の
一実施例を示したシリンダヘッド本体の斜視図、第2図
は同じく複合粒子を示した断面図、第3図は同じく複合
成型体を示した斜視図、第4図は第3図中のIV −I
V線矢視断面図、第5図は第4図の他の実施例を示した
断面図、第6図は第2図の他の実施例を示した断面図、
第7図は従来技術の課題を説明するだめのシリンダヘッ
ドの正面図である。 図中、11は金属製品本体なるシリンダヘッド本体、1
2は凹部、13は複合粒子、16は複合成型体である。
一実施例を示したシリンダヘッド本体の斜視図、第2図
は同じく複合粒子を示した断面図、第3図は同じく複合
成型体を示した斜視図、第4図は第3図中のIV −I
V線矢視断面図、第5図は第4図の他の実施例を示した
断面図、第6図は第2図の他の実施例を示した断面図、
第7図は従来技術の課題を説明するだめのシリンダヘッ
ドの正面図である。 図中、11は金属製品本体なるシリンダヘッド本体、1
2は凹部、13は複合粒子、16は複合成型体である。
Claims (1)
- 1、金属製品本体の強化が必要な箇所を窪ませて凹部と
し、他方、異種粒子同士を衝突させて複合粒子を製造し
、この複合粒子を焼結させて複合成型体とし、この成型
体を上記凹部に装入した後、溶接エネルギによって上記
金属製品本体に溶着させることを特徴とする局部強化金
属製品の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1246775A JPH03107403A (ja) | 1989-09-22 | 1989-09-22 | 局部強化金属製品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1246775A JPH03107403A (ja) | 1989-09-22 | 1989-09-22 | 局部強化金属製品の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03107403A true JPH03107403A (ja) | 1991-05-07 |
Family
ID=17153478
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1246775A Pending JPH03107403A (ja) | 1989-09-22 | 1989-09-22 | 局部強化金属製品の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03107403A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006258353A (ja) * | 2005-03-16 | 2006-09-28 | Shin Meiwa Ind Co Ltd | 爆薬装填車 |
JP2009537750A (ja) * | 2006-05-17 | 2009-10-29 | エムエーエヌ・ディーゼル・フィリアル・アフ・エムエーエヌ・ディーゼル・エスイー・ティスクランド | 2つの機械部品を連結するための装置及びそのような装置の製造方法 |
CN105728732A (zh) * | 2016-04-19 | 2016-07-06 | 桂林特邦新材料有限公司 | 金刚石钻头保径材料插孔工装及保径材料埋入方法 |
-
1989
- 1989-09-22 JP JP1246775A patent/JPH03107403A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006258353A (ja) * | 2005-03-16 | 2006-09-28 | Shin Meiwa Ind Co Ltd | 爆薬装填車 |
JP2009537750A (ja) * | 2006-05-17 | 2009-10-29 | エムエーエヌ・ディーゼル・フィリアル・アフ・エムエーエヌ・ディーゼル・エスイー・ティスクランド | 2つの機械部品を連結するための装置及びそのような装置の製造方法 |
CN105728732A (zh) * | 2016-04-19 | 2016-07-06 | 桂林特邦新材料有限公司 | 金刚石钻头保径材料插孔工装及保径材料埋入方法 |
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