JPH042705A - アルミ鋳物部品の局部強化方法 - Google Patents
アルミ鋳物部品の局部強化方法Info
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- JPH042705A JPH042705A JP10298390A JP10298390A JPH042705A JP H042705 A JPH042705 A JP H042705A JP 10298390 A JP10298390 A JP 10298390A JP 10298390 A JP10298390 A JP 10298390A JP H042705 A JPH042705 A JP H042705A
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Landscapes
- Powder Metallurgy (AREA)
- Other Surface Treatments For Metallic Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野〕
本発明は、内燃機関のシリンダヘッドなどのアルミ鋳物
部品の局部強化方法に関する。
部品の局部強化方法に関する。
[従来の技術]
近来にあっては、エンジンの高出力化に伴い、シリンダ
ヘッドに、温度上昇による熱負荷と同時に、機械的負荷
の増大が問題となっている。
ヘッドに、温度上昇による熱負荷と同時に、機械的負荷
の増大が問題となっている。
即ち第7図に示すように、この負荷増大により、シリン
ダヘッド1の下面2、特に他の部位より比較的肉薄な部
分である吸気ボート3と排気ボート4との間(弁間部)
、及びこれらと燃料噴射ノズル孔(或いは予燃焼室孔)
5との間の部分6に、熱キレツが生じてしまう。
ダヘッド1の下面2、特に他の部位より比較的肉薄な部
分である吸気ボート3と排気ボート4との間(弁間部)
、及びこれらと燃料噴射ノズル孔(或いは予燃焼室孔)
5との間の部分6に、熱キレツが生じてしまう。
また第8図に示すように、ピストン7においても負荷の
大きい燃焼室8の周囲(図中斜線にて示す)が強化され
るべき部位となる。
大きい燃焼室8の周囲(図中斜線にて示す)が強化され
るべき部位となる。
この対策として従来採用された局部強化方法には、次の
ような技術があった。
ような技術があった。
■合金化;鮒熱成分(Cr、Mo、Cu、Ni等)を適
量添加し、耐熱強度を向上 させる。
量添加し、耐熱強度を向上 させる。
■鋳包み;熱キレツ発生部位に鉄鋼材料、耐熱金属材料
を鋳包む。
を鋳包む。
■改良処理ニストロンチウムやチタンを適量添加し、析
出する結晶粒を微細化し、 引張強度を高めると同時に、伸び特 性を向上させ、耐熱キレツ性を向上 させる。
出する結晶粒を微細化し、 引張強度を高めると同時に、伸び特 性を向上させ、耐熱キレツ性を向上 させる。
■硬質アルマイト処理;硬質アルマイト処理被膜を10
0μ1前後形成させることで 耐熱性を向上させる。
0μ1前後形成させることで 耐熱性を向上させる。
■再溶融処理;レーザ、電子ビーム、TIGなどの高密
度エネルギ源によりアルミ 母材を溶融、急冷凝固させることで、 結晶粒の微細化を図り耐熱強度を高 める。
度エネルギ源によりアルミ 母材を溶融、急冷凝固させることで、 結晶粒の微細化を図り耐熱強度を高 める。
ただしこれらの従来技術には、次のような問題があった
。
。
■合金化・・・コスト高となるほか、合金添加により鋳
造性が悪くなり、“引は巣”等の鋳造欠陥発生により、
生産性、歩留りの悪化を伴う。
造性が悪くなり、“引は巣”等の鋳造欠陥発生により、
生産性、歩留りの悪化を伴う。
また鋳造性の悪化により、耐熱強度に大きな影響を及ぼ
すミクロシュリンケージが多くなり、合金化によってか
えって耐熱強度を悪化させることになる。
すミクロシュリンケージが多くなり、合金化によってか
えって耐熱強度を悪化させることになる。
■鋳包み・・・鋳包み性の確保のため、鋳包み鉄鋼材料
の前処理としてアルミナイズ処理を必要とするほか、酸
化防止、鋳包み温度の徹底管理、及び鋳包み後の非破壊
検査が必要となり、大幅な工数増大となる。
の前処理としてアルミナイズ処理を必要とするほか、酸
化防止、鋳包み温度の徹底管理、及び鋳包み後の非破壊
検査が必要となり、大幅な工数増大となる。
■改良処理・・・簡便な改良方法であるが、効果が小さ
い。
い。
■硬質アルマイト処理・・・耐熱性向上効果は上記■、
■と比べ大きいが、キレツ発生部位のみを処理するため
には、他の部位のマスキングによるアルマイト除去処理
が必要となり、手間がかかる高価な処理となる。
■と比べ大きいが、キレツ発生部位のみを処理するため
には、他の部位のマスキングによるアルマイト除去処理
が必要となり、手間がかかる高価な処理となる。
■再溶融処理・・・処理方法が簡便で耐熱性向上効果が
大きい処理であるが、現在求められている耐熱性向上目
標に対して不充分である。
大きい処理であるが、現在求められている耐熱性向上目
標に対して不充分である。
[発明が解決しようとする課題]
上記■〜■の従来技術が有している問題点を避けるもの
として、■の再溶融時に耐熱成分を添加する合金再溶融
処理がある。近来にあっては、強化したい部位に耐熱金
属粉末(Ni、Cu、Cr。
として、■の再溶融時に耐熱成分を添加する合金再溶融
処理がある。近来にあっては、強化したい部位に耐熱金
属粉末(Ni、Cu、Cr。
Mo、Wなど)を溶射し、レーザ或いは電子ビームなど
によって再溶融させることで、結晶粒微細化すると同時
に、合金化する方法が研究されている。
によって再溶融させることで、結晶粒微細化すると同時
に、合金化する方法が研究されている。
このような合金再溶融処理によれば、前記再溶融処理よ
りも耐熱性の向上が図れることとなる。
りも耐熱性の向上が図れることとなる。
ただしこの方法においては、健全な(欠陥、再溶融合金
化後のキレツ発生なし)再溶融合金化層を形成すること
が困難であった。従って、欠陥或いは処理後のキレツを
防止するためには添加元素の濃度を10〜20%以下に
抑える必要があり、耐熱性の向上に制限があるという問
題があった。
化後のキレツ発生なし)再溶融合金化層を形成すること
が困難であった。従って、欠陥或いは処理後のキレツを
防止するためには添加元素の濃度を10〜20%以下に
抑える必要があり、耐熱性の向上に制限があるという問
題があった。
さらに、上記溶射は霧吹き状になされるため、所望の部
位に耐熱金属粉末を盛付は難いという問題があった。
位に耐熱金属粉末を盛付は難いという問題があった。
また合金再溶融処理に関連する技術として、「粒子分散
表面被覆層の形成方法」 (特開昭6191323号公
報)がある。この提案は、高密度エネルギの照射により
形成された溶融プール内に、溶射粒子速度の速い溶射法
によって微細硬質粒子を溶射・注入することで被膜層を
形成し、微細硬質粒子と母材との結合性、及び粒子の分
散性を確保しようとするものである。
表面被覆層の形成方法」 (特開昭6191323号公
報)がある。この提案は、高密度エネルギの照射により
形成された溶融プール内に、溶射粒子速度の速い溶射法
によって微細硬質粒子を溶射・注入することで被膜層を
形成し、微細硬質粒子と母材との結合性、及び粒子の分
散性を確保しようとするものである。
しかしながらこの提案においては、溶融プール内に粉末
を入れることができるのはその10%程度であり、耐熱
成分の濃度が低いという課題が残されていると考えられ
る。
を入れることができるのはその10%程度であり、耐熱
成分の濃度が低いという課題が残されていると考えられ
る。
そこで本発明は、所望する部位に確実に、大幅な耐熱性
を付加できるアルミ鋳物部品の局部強化方法を提供すべ
く創案されたものである。
を付加できるアルミ鋳物部品の局部強化方法を提供すべ
く創案されたものである。
[課題を解決するための手段及び作用]本発明は、強化
対象の部位に耐熱物質粉末を通電焼結により接合させた
後、上記部位を高密度エネルギにて再溶融させるもので
ある。
対象の部位に耐熱物質粉末を通電焼結により接合させた
後、上記部位を高密度エネルギにて再溶融させるもので
ある。
また上記通電焼結は、上記耐熱物質を部位の中央で部品
仕上げ面よりも充分盛り上げて為されることが望ましい
。
仕上げ面よりも充分盛り上げて為されることが望ましい
。
さらに上記耐熱物質粉末は、耐熱元素を核とし、アルミ
となじみ性が良い金属粒子を被覆粒子としたカプセル粒
子で成るものであってもよい。
となじみ性が良い金属粒子を被覆粒子としたカプセル粒
子で成るものであってもよい。
上記方法によって、所望の部位に大量の耐熱物質を添加
することができる。
することができる。
[実施例]
以下、本発明に係わるアルミ鋳物部品の局部強化方法の
一実施例を、添付図面に従って説明する。
一実施例を、添付図面に従って説明する。
まず、第1図に示すように、シリンダヘッドなどのアル
ミ鋳物部品11の強化対象となる部位12に、所定の深
さを有した凹部3を形成し、これに耐熱物質たるNi粉
末14を投入する。この際、その中央15を充分盛り上
げた形にしておく。
ミ鋳物部品11の強化対象となる部位12に、所定の深
さを有した凹部3を形成し、これに耐熱物質たるNi粉
末14を投入する。この際、その中央15を充分盛り上
げた形にしておく。
次に、第2図に示すように、この状態のアルミ鋳物部品
11を通電焼結装置16にセットする。
11を通電焼結装置16にセットする。
この通電焼結装置16は、上下に対向されたパンチ電i
(上電極17のみ示す)と、非導電性の物質(Aj 2
0sなど)で成る枠体18とが備えられており、電極1
7には所定の圧力Pが掛かるようになっていると共に、
電源(図示せず)と結線されている。そして電流、電圧
及び圧力を適宜制御することによって、電極17にセッ
トされた粉体の粒子間に放電圧力を発生させて、焼結す
るようになっている。
(上電極17のみ示す)と、非導電性の物質(Aj 2
0sなど)で成る枠体18とが備えられており、電極1
7には所定の圧力Pが掛かるようになっていると共に、
電源(図示せず)と結線されている。そして電流、電圧
及び圧力を適宜制御することによって、電極17にセッ
トされた粉体の粒子間に放電圧力を発生させて、焼結す
るようになっている。
特に本実施例にあっては、第3図に示すように、粉体と
接触する電fli17の端面19がドーム状に窪まされ
て形成されており、Ni粉末14を盛り上げた形のまま
で焼結できるようになっている。
接触する電fli17の端面19がドーム状に窪まされ
て形成されており、Ni粉末14を盛り上げた形のまま
で焼結できるようになっている。
また枠体18は、電極17の周側部に嵌合され、電極1
7に形成された鍔部20との間に設けられた加圧スプリ
ング21によって、母材(アルミ鋳物部品11)に押し
付けられて当接するようになっている。
7に形成された鍔部20との間に設けられた加圧スプリ
ング21によって、母材(アルミ鋳物部品11)に押し
付けられて当接するようになっている。
このように構成された通電焼結装置16に、Ni粉末1
4が盛られたアルミ鋳物部品11をセットした後、適宜
通電させることで焼結し、Ni粉末14をアルミ鋳物部
品11の所定部位12に接合する。
4が盛られたアルミ鋳物部品11をセットした後、適宜
通電させることで焼結し、Ni粉末14をアルミ鋳物部
品11の所定部位12に接合する。
次に、第4図に示すように、Ni粉末14が焼結接合さ
れたアルミ鋳物部品11をTIG溶接を行う溶接装置に
セットし、高密度エネルギたるTIGアークにより再溶
融させる。この溶接装置には、カスノズル22内に電極
23を設けたTIG溶接トーチ24が備えられており、
不活性カス<Ar、He等)でシールドしつつ、母材と
の間にアークを発生させるようになっている。
れたアルミ鋳物部品11をTIG溶接を行う溶接装置に
セットし、高密度エネルギたるTIGアークにより再溶
融させる。この溶接装置には、カスノズル22内に電極
23を設けたTIG溶接トーチ24が備えられており、
不活性カス<Ar、He等)でシールドしつつ、母材と
の間にアークを発生させるようになっている。
このTIG溶接トーチ24のアークによって、強化すべ
き部位12は再溶融され、第5図に示すようにNiの再
溶融合金化層25が形成されることになる。
き部位12は再溶融され、第5図に示すようにNiの再
溶融合金化層25が形成されることになる。
この再溶融が終わって冷却させた後、機械加工により再
溶融合金化層25及び母材なるアルミ鋳物部品11の表
面を部品仕上げ面Aまで切除し、シリンダヘッドなどの
製品として仕上げる。
溶融合金化層25及び母材なるアルミ鋳物部品11の表
面を部品仕上げ面Aまで切除し、シリンダヘッドなどの
製品として仕上げる。
このように、強化対象の部位12にNi粉末14を通電
焼結で接合させた後、TIG溶接トーチ24によって再
溶融させるようにしたので、添加するNi濃度を濃くす
ることができ、耐熱性の大幅な向上が達成される。
焼結で接合させた後、TIG溶接トーチ24によって再
溶融させるようにしたので、添加するNi濃度を濃くす
ることができ、耐熱性の大幅な向上が達成される。
また第7図や第8図に示したようなシリンダやピストン
の限られた強化部位にも確実にNiを添加・盛り付けす
ることができ、極めて実際的で汎用性に富む。
の限られた強化部位にも確実にNiを添加・盛り付けす
ることができ、極めて実際的で汎用性に富む。
そして本実施例にあっては、Ni粉末14を中央15を
盛り上げて焼結するようにしたので、再溶融後の加工工
数を少なくすることができる。即ちTIGアークなどで
再溶融する際には、その再溶融合金化層25の中央に“
引け” (第5図中B)が生じる。従ってこの“引け”
による凹みを加工除去するために、加工代(しろ)が大
きくなってしまうおそれがある0本実施例は、実質的に
“引け”を見込んだ形状にNi粉末14を盛り付けるよ
うにしたので、母材の加工代内に納めることができるも
のである。
盛り上げて焼結するようにしたので、再溶融後の加工工
数を少なくすることができる。即ちTIGアークなどで
再溶融する際には、その再溶融合金化層25の中央に“
引け” (第5図中B)が生じる。従ってこの“引け”
による凹みを加工除去するために、加工代(しろ)が大
きくなってしまうおそれがある0本実施例は、実質的に
“引け”を見込んだ形状にNi粉末14を盛り付けるよ
うにしたので、母材の加工代内に納めることができるも
のである。
なお高密度エネルギとしては、本実施例のTIGアーク
の他、電子ビームやレーザビーム、プラズマアークなど
を用いることができる。
の他、電子ビームやレーザビーム、プラズマアークなど
を用いることができる。
また耐熱物質としては、Niの他、Cr、M。
などの耐熱金属でもよい。さらに、異種物質粒子を複合
させたカプセル粒子を使用してもよい。
させたカプセル粒子を使用してもよい。
このカプセル粒子は、例えば第6図に示すように、耐熱
金属粒子31を核とし、これよりも小径の被覆粒子32
を強固に付着して成るものである。
金属粒子31を核とし、これよりも小径の被覆粒子32
を強固に付着して成るものである。
その製造方法としては、核となる耐熱金属粒子31に、
その1710程度の粒径を有した被覆粒子32となるア
ルミ粒子を静電付着させた後、8.000〜16.00
Orpmの回転翼を備えた容器(遠心転勤装置)の内に
投入し、1〜10分間、気流による衝撃力を与え、この
衝撃作用により、アルミ粒子をMo粒子に食い込ませる
ものである。
その1710程度の粒径を有した被覆粒子32となるア
ルミ粒子を静電付着させた後、8.000〜16.00
Orpmの回転翼を備えた容器(遠心転勤装置)の内に
投入し、1〜10分間、気流による衝撃力を与え、この
衝撃作用により、アルミ粒子をMo粒子に食い込ませる
ものである。
このようなカプセル粒子33を使用することで、非導電
性のセラミックス(AJ20sなど)も通電焼結させる
ことができ、耐熱物質として利用できるものである。な
お被覆粒子としては、アルミの他、アルミとなじみ性の
ある金属(Cu、Cu合金など)であればよい。
性のセラミックス(AJ20sなど)も通電焼結させる
ことができ、耐熱物質として利用できるものである。な
お被覆粒子としては、アルミの他、アルミとなじみ性の
ある金属(Cu、Cu合金など)であればよい。
[発明の効果]
以上要するに本発明によれば、次のような優れた効果を
発揮する。
発揮する。
(1)強化対象の部位に耐熱物質粉末を通電焼結により
接合させた後、上記部位を高密度エネルギにて再溶融さ
せるようにしたので、所望する部位に多量の耐熱物質を
添加することができ、大幅な耐熱性の向上が達成される
。
接合させた後、上記部位を高密度エネルギにて再溶融さ
せるようにしたので、所望する部位に多量の耐熱物質を
添加することができ、大幅な耐熱性の向上が達成される
。
(2)上記耐熱物質粉末の通電焼結が、部位の中央で部
品仕上げ面よりも充分盛り上げて為される方法において
は、再溶融後の加工工数を少なくすることができる。
品仕上げ面よりも充分盛り上げて為される方法において
は、再溶融後の加工工数を少なくすることができる。
(3)上記耐熱物質粉末が、耐熱元素を核とし、アルミ
となじみ性が良い金属粒子を被覆粒子としたカプセル粒
子で成る方法においては、非導電性の耐熱元素を通電焼
結により接合させて耐熱性の向上を図る。
となじみ性が良い金属粒子を被覆粒子としたカプセル粒
子で成る方法においては、非導電性の耐熱元素を通電焼
結により接合させて耐熱性の向上を図る。
第1図は本発明に係わるアルミ鋳物部品の局部強化方法
の一実施例を説明するための部位に耐熱物質粉末を盛り
付けた状態を示した断面図、第2図は第1図の状態を通
電焼結する工程を示した断面図、第3図は第2図中のt
極を示した斜視図、第4図は接合後の再溶融の工程を示
した断面図、第5図は再溶融された状態を示した断面図
、第6図は耐熱物質の他の実施例を説明するためのカプ
セル粒子の断面図、第7図は従来技術の課題を説明する
ためのアルミ鋳物部品なるシリンダヘッドの下面図、第
8図は同じくピストンの斜視図である。 図中、12は強化対象の部位、14は耐熱物質粉末、1
6は通電焼結装置、24はTIG溶接トーチである。 特許出願人 いすず自動車株式会社 代理人 弁理士 絹 谷 信 雄
の一実施例を説明するための部位に耐熱物質粉末を盛り
付けた状態を示した断面図、第2図は第1図の状態を通
電焼結する工程を示した断面図、第3図は第2図中のt
極を示した斜視図、第4図は接合後の再溶融の工程を示
した断面図、第5図は再溶融された状態を示した断面図
、第6図は耐熱物質の他の実施例を説明するためのカプ
セル粒子の断面図、第7図は従来技術の課題を説明する
ためのアルミ鋳物部品なるシリンダヘッドの下面図、第
8図は同じくピストンの斜視図である。 図中、12は強化対象の部位、14は耐熱物質粉末、1
6は通電焼結装置、24はTIG溶接トーチである。 特許出願人 いすず自動車株式会社 代理人 弁理士 絹 谷 信 雄
Claims (3)
- 1.強化対象の部位に耐熱物質粉末を通電焼結により接
合させた後、上記部位を高密度エネルギにて再溶融させ
ることを特徴とするアルミ鋳物部品の局部強化方法。 - 2.上記通電焼結が、上記耐熱物質粉末を上記部位の中
央で部品仕上げ面よりも充分盛り上げて為される請求項
1記載のアルミ鋳物部品の局部強化方法。 - 3.上記耐熱物質粉末が、耐熱元素を核とし、アルミと
なじみ性が良い金属粒子を被覆粒子としたカプセル粒子
で成る請求項1又は2記載のアルミ鋳物部品の局部強化
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10298390A JPH042705A (ja) | 1990-04-20 | 1990-04-20 | アルミ鋳物部品の局部強化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10298390A JPH042705A (ja) | 1990-04-20 | 1990-04-20 | アルミ鋳物部品の局部強化方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH042705A true JPH042705A (ja) | 1992-01-07 |
Family
ID=14341958
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10298390A Pending JPH042705A (ja) | 1990-04-20 | 1990-04-20 | アルミ鋳物部品の局部強化方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH042705A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007083266A (ja) * | 2005-09-21 | 2007-04-05 | Nippon Light Metal Co Ltd | アルミニウム製品の製造方法 |
JP2009191733A (ja) * | 2008-02-14 | 2009-08-27 | Toshiba Corp | 蒸気タービン翼およびその表面改質方法 |
JP2010202939A (ja) * | 2009-03-04 | 2010-09-16 | Nissan Motor Co Ltd | シリンダボア内面補修方法及びシリンダボア内面補修装置 |
-
1990
- 1990-04-20 JP JP10298390A patent/JPH042705A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007083266A (ja) * | 2005-09-21 | 2007-04-05 | Nippon Light Metal Co Ltd | アルミニウム製品の製造方法 |
JP2009191733A (ja) * | 2008-02-14 | 2009-08-27 | Toshiba Corp | 蒸気タービン翼およびその表面改質方法 |
JP2010202939A (ja) * | 2009-03-04 | 2010-09-16 | Nissan Motor Co Ltd | シリンダボア内面補修方法及びシリンダボア内面補修装置 |
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