JPH0310735A - 工具搬送マガジン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、自動工具交換装置を備えた工作機械に工具の
供給、排出を行なう工具搬送マガジンに関する。

〈従来の技術〉 自動工具交換装置を備えた工作機械では、工具マガジン
に新工具を外部から供給したり、使用しなくなった工具
（次のワークの加工に不要、寿命到達、折損等）を外部
に持ち出す際に工具搬送マガジンが使用されている。

工具搬送マガジンは、パレットに取付けられて機械テー
ブル内に持ち込まれ、工具マガジンに保持された工具は
工作機械の主軸を介して自動工具交換装置のマガジン内
に収納される。また逆に、自動工具交換装置のマガジン
内の旧工具を主軸を介して工具搬送マガジンに返却し、
機械テーブル外に持ち出される。

第５図、第６図に基づいて従来の工具搬送マガジンを説
明する。

工具搬送マガジン１の上面には複数（図示例では六個）
の工具保持部２が設けられ、工具保持部２には工具３が
水平方向から挿入されて載置されるようになっていち。

工具保持部２に工具３を載置した工具搬送マガジン１は
無人搬送台車やコンベアラインによって工具段取ステー
ションと工作８１減側との間を搬送される。

〈発明が解決しようとする課題〉 従来の工具搬送マガジン１は、工具保持部２に工具３を
載置して工具３を保持する構成になっている。このため
、工具３の保持が不安定であり、工具搬送マガジン１が
停止しなり動き始めの時等に工具３が落下する虞があっ
た。

本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、工具の収納
本数を少なくすることなく工具を確実に保持できる工具
搬送マガジンを提供することを目的とする。

く課題を解決するための手段〉 上記目的を達成するための本発明の構成は、工具を保持
する複数の工具保持部が設けられ該工具保持部に工具を
保持して該工具を所定位置に移送する工具搬送マガジン
であって、前記工具が水平方向に挿入される挿入部を前
記工具保持部に形成し、付勢力によって前記工具を押し
付ｌする押え具を前記工具保持部に設けたことを特徴と
する。

く作　　　用〉 挿入部に工具を挿入し押え具で工具を押え付けることに
より工具保持部に工具を固定し、工具の保持を確実に行
なう。

く実　施　例〉 第１図には本発明の一実施例に係る工具搬送マガジンの
平面、第２図にはその正面、第３図には第１図中のＩ−
Ｉ線矢視を示しである。

工具搬送マガジン１１は搬送パレット３１上に固定され
、工具搬送マガジン１１の上面には工具保持部１２が複
数膜けられ、工具保持部１２には工具１３が保持される
ようになっている。

工具保持部１２には工具１３が水平方向に挿入されて工
具１３の外周の略３／４の部分が遊嵌される挿入部とし
ての凹部１４が形成されている。工具保持部１２にはヒ
ンジピン４によって押え具１５が回動自在に支持され、
押え具１５の一端ばばね１６によって突出するブツシャ
１７Ｉ；押圧され、押え具１５の他端が工具１３の凹部
１４に挿入された部位を押し付けろようになっている。

尚、第３図中１８ばばね１６のホルダーである。また、
工具保持部１２にはボルト１９によりキー２０が取付け
られ、キー２０により工具１３の水平面内の移動が規制
されている。

上述した工具搬送マガジン１１では、凹部１４に工具１
３を挿入することにより、凹部１４に工具１３が嵌り込
み、ばね１６の付勢力により突出するブツシャ１７に押
圧された押え具１５により、工具１３が押え付けられ、
工具１３の鉛直方向の移動が規制される。また、工具１
３はキー２０により水平面内の移動が規制されろ。この
ため、工具１３は工具保持部１２に確実に保持されるこ
とになる。

第４図には工作機械（立形マシニングセンタ）に上述し
た工具搬送マガジン１１が使用されている状況を示す。

立形マシニングセンタ２１の自動パレット交換値＠２２
上に、工具１３が保持された工具搬送マガジン１１が運
ばれてきている。工具１３は工具保持部１２に確実に保
持されているため、自動パレット交換装置２２上で停止
した時等に工具１３が落下する虞がない。

自動パレット交換装置２２上に工具搬送マガジン１１が
運ばれた後、工具中退マガジン１１は立形マシニングセ
ンタ２１のテーブル２３上に運ばれろ。テーブル２３上
で立形マシニングセンタ２１の制御指令によって主軸頭
２４で工具搬送マガジン１１内の工具１３を把持し、立
形マシニングセンタ２１の自動工具交換装置でマガジン
２５の中に工具１３が収納される。また、逆の手順で使
用しなくなったマガジン２５内の工具１３が工具搬送マ
ガジン１１に返却される。

上述した工具搬送マガジン１１は、凹部１４に工具１３
が嵌り込むと共に押え具１５により工具１３が押え付け
られて鉛直方向の移動が規制されろ。また、キー２０に
より水平方向の移動が規制されろ。このなめ、工具１３
は工具保持部１２に確実に保持され、搬送中に落下する
ことがなくなる。

〈発明の効果〉 本発明の工具搬送マガジンは、工具保持部に工具が水平
方向に挿入される挿入部を形成し、工具を押え付ける押
え具を工具保持部に設けたので、挿入部に工具を挿入し
て揮え具で押えることにより工具の移動が規制される。

この結果、工具の収納本数を減らすことなく工具が確実
に工具保持部に保持され、工具搬送の確実性が向上する
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係る工具搬送マガジンの平
面図、第２図はその正面図、第３図は第１図中の１−１
１６矢視図、第４図は工作機械に工具搬送マガジンが使
用されている状況を表わす平面図、第５図は従来の工具
搬送マガジンの平面図、第６図は第５図中の■−■線矢
視図である。 図面中、 １１は工具搬送マガジン、 １２は工具保持部、 １３は工具、 １４は凹部、 １５は押え具、 １６はばね、 １７はブツシャ、 ２０はキーである。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 工具を保持する複数の工具保持部が設けられ該工具保持
   部に工具を保持して該工具を所定位置に移送する工具搬
   送マガジンであって、前記工具が水平方向に挿入される
   挿入部を前記工具保持部に形成し、付勢力によって前記
   工具を押し１付ける押え具を前記工具保持部に設けたこ
   とを特徴とする工具搬送マガジン。