JPH03107047A - スラブ構築工法 - Google Patents
スラブ構築工法Info
- Publication number
- JPH03107047A JPH03107047A JP24261789A JP24261789A JPH03107047A JP H03107047 A JPH03107047 A JP H03107047A JP 24261789 A JP24261789 A JP 24261789A JP 24261789 A JP24261789 A JP 24261789A JP H03107047 A JPH03107047 A JP H03107047A
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- JP
- Japan
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- slab
- floor plate
- plate
- precast concrete
- wall
- Prior art date
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- Granted
Links
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- 239000011178 precast concrete Substances 0.000 claims abstract description 29
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Landscapes
- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、例えばコアプランの建築物におけるコア内お
よびコア間のスラブなど、後打ちを行って構成するとこ
ろのスラブ構築工法に関するものである。
よびコア間のスラブなど、後打ちを行って構成するとこ
ろのスラブ構築工法に関するものである。
昨今、コアプランの建築物にあっては、一部のコアのス
ラブを鉄筋コンクリート構造としてコア自体と一体化し
、このコアに水平力を負担させるようにする設計が検討
されてきた。そして施工的には、一般フロアよりコアを
３〜４階分先行して施工することが一般的であり、一般
フロア１のスラブ２に対して少なくとも１階分ズレなが
らコア３内およびコア３間のスラブ４が順次構築される
ことになる（第８図参照）。なお、内部に階段室やパイ
プスペースが設けられるコアもある。
ラブを鉄筋コンクリート構造としてコア自体と一体化し
、このコアに水平力を負担させるようにする設計が検討
されてきた。そして施工的には、一般フロアよりコアを
３〜４階分先行して施工することが一般的であり、一般
フロア１のスラブ２に対して少なくとも１階分ズレなが
らコア３内およびコア３間のスラブ４が順次構築される
ことになる（第８図参照）。なお、内部に階段室やパイ
プスペースが設けられるコアもある。
しかしながら、第７図に示すように、構築するスラブの
周辺部をコア壁５に固定させるためにコア壁から定着筋
を出す必要があり、よってコアの構築（鉄筋コンクリー
ト構造）時にアンカー筋６を予め埋め込み、スラブ構築
時に引き出すという煩雑な手間が必要となっている。さ
らにコア３のスラブ下面をハーフプレキャストコンクリ
ート床板７によって構成する場合、中央が撓むためにハ
ーフプレキャストコンクリート床板の厚さを厚くする必
要があり、ハーフプレキャストコンクリート床板の厚さ
が薄い場合にはたわみが大きくなるので、サポート材８
をも用いなければならないという手間が発生する。また
ハーフプレキャストコンクリート床板７が撓んでコア壁
から端部が離れることから、コア壁５に設けた受材９の
厚さをより大きなものとしなければならなかった。
周辺部をコア壁５に固定させるためにコア壁から定着筋
を出す必要があり、よってコアの構築（鉄筋コンクリー
ト構造）時にアンカー筋６を予め埋め込み、スラブ構築
時に引き出すという煩雑な手間が必要となっている。さ
らにコア３のスラブ下面をハーフプレキャストコンクリ
ート床板７によって構成する場合、中央が撓むためにハ
ーフプレキャストコンクリート床板の厚さを厚くする必
要があり、ハーフプレキャストコンクリート床板の厚さ
が薄い場合にはたわみが大きくなるので、サポート材８
をも用いなければならないという手間が発生する。また
ハーフプレキャストコンクリート床板７が撓んでコア壁
から端部が離れることから、コア壁５に設けた受材９の
厚さをより大きなものとしなければならなかった。
そこで本発明は、上述したようにコアおよびコア間のス
ラブなどをハーフプレキャストコンクリート床板を用い
て構築するにあたって、床板の厚さを厚くしたりサポー
ト材を用いるなどの上記の手間を掛けることなく、ハー
フプレキャストコンクリート床板を架設できるようにす
ることを課題とし、コアおよびコア間などのスラブ下面
をハーフプレキャストコンクリート床板で構成して一般
フロアとともにスラブを構築することを目的とする。
ラブなどをハーフプレキャストコンクリート床板を用い
て構築するにあたって、床板の厚さを厚くしたりサポー
ト材を用いるなどの上記の手間を掛けることなく、ハー
フプレキャストコンクリート床板を架設できるようにす
ることを課題とし、コアおよびコア間などのスラブ下面
をハーフプレキャストコンクリート床板で構成して一般
フロアとともにスラブを構築することを目的とする。
本発明は、上記した課題を考慮してなされたもので、鉄
筋コンクリート構造のスラブを設けるにあたり、壁に、
該壁の施工時に設けられた埋設プレートを介して受材を
取り付け、相対する壁の受材に、中央が上方に向けて突
出したアーチ状のプレキャストコンクリート床板を架け
渡し、スラブ配筋や設備配管などの所定作業を行った後
、スラブのコンクリート打設を行うことを特徴とするス
ラブ構築工法を提供して、上記課題を解消するものであ
る。
筋コンクリート構造のスラブを設けるにあたり、壁に、
該壁の施工時に設けられた埋設プレートを介して受材を
取り付け、相対する壁の受材に、中央が上方に向けて突
出したアーチ状のプレキャストコンクリート床板を架け
渡し、スラブ配筋や設備配管などの所定作業を行った後
、スラブのコンクリート打設を行うことを特徴とするス
ラブ構築工法を提供して、上記課題を解消するものであ
る。
本発明においては、相対する壁の受材にアーチ状のハー
フプレキャストコンクリート床板を掛け渡すと、ハーフ
プレキャストコンクリート床板は自重などによってひろ
がるよウに変形して壁に強固に突き当たり、しっかりと
受材に支持されるようになる。そしてこのハーフプレキ
ャストコンクリート床板がスラブ下面を構成するように
なり、この床板上でスラブ配筋、設備配管などのスラブ
打設前の所定作業が行えるようになる。
フプレキャストコンクリート床板を掛け渡すと、ハーフ
プレキャストコンクリート床板は自重などによってひろ
がるよウに変形して壁に強固に突き当たり、しっかりと
受材に支持されるようになる。そしてこのハーフプレキ
ャストコンクリート床板がスラブ下面を構成するように
なり、この床板上でスラブ配筋、設備配管などのスラブ
打設前の所定作業が行えるようになる。
すなわち、平板状のハーフプレキャストコンクリート床
板を掛け渡していた従来にあっては、っぎに示すように
撓みによって中央部分が大きく落ち込み、サポートが必
要である。たわみを少なくするには、厚みを増す必要が
ある。
板を掛け渡していた従来にあっては、っぎに示すように
撓みによって中央部分が大きく落ち込み、サポートが必
要である。たわみを少なくするには、厚みを増す必要が
ある。
一方、アーチ状のハーフプレキャストコンクリート床板
を掛け渡した場合は、モーメントは極端には減少しない
が、床板から側方（コア壁側）に向けて外向きの力Ｈが
発生する。
を掛け渡した場合は、モーメントは極端には減少しない
が、床板から側方（コア壁側）に向けて外向きの力Ｈが
発生する。
１５ １ ｈ
ｐ：Ｔｍ下＠Ｗ
〔実施例〕
つぎに、本発明を第ｌ図から第６図に示す一実施例に基
づいて詳細に説明する。
づいて詳細に説明する。
本発明では、コア３内およびコア３間のスラブ４を一般
フロアのスラブとともに構築するに、まず先行施工する
コア３において、第２図に示すように、インサート（雌
ねじ）１０を有する埋設プレート１１を予め取り付けて
コンクリートを打設し、相対するコア１ｊ１．５に埋設
プレート１ｌを埋設しておく。そして前記埋設プレート
１１のインサー｝１０に対応したルーズホール１２を有
する受材１３をボルト止めして固定する。前記受材１３
は縦のルーズホール１２を有していることから、この受
材１３を取付けるに当たって施工誤差を吸収することが
できる。
フロアのスラブとともに構築するに、まず先行施工する
コア３において、第２図に示すように、インサート（雌
ねじ）１０を有する埋設プレート１１を予め取り付けて
コンクリートを打設し、相対するコア１ｊ１．５に埋設
プレート１ｌを埋設しておく。そして前記埋設プレート
１１のインサー｝１０に対応したルーズホール１２を有
する受材１３をボルト止めして固定する。前記受材１３
は縦のルーズホール１２を有していることから、この受
材１３を取付けるに当たって施工誤差を吸収することが
できる。
つぎに、第５図に示すように、中央部が上方に向けて突
出したアーチ状のハーフプレキャストコンクリート床板
１４を複数枚受材１３にかけてコア壁５間に架設する。
出したアーチ状のハーフプレキャストコンクリート床板
１４を複数枚受材１３にかけてコア壁５間に架設する。
このハーフプレキャストコンクリート床板１４の中央部
１４ａは、第６図に示すように、フロア面からスラブ厚
ａ分下がった高さに設定されており、コア３間に前記八
−フプレキャストコンクリート床板１４を架設する場合
には、コア３間のウォールガータ１５と中央部が同一の
高さとなる。
１４ａは、第６図に示すように、フロア面からスラブ厚
ａ分下がった高さに設定されており、コア３間に前記八
−フプレキャストコンクリート床板１４を架設する場合
には、コア３間のウォールガータ１５と中央部が同一の
高さとなる。
ハーフプレキャスドコンクリート床板１４を架設した後
は一般フロアのスラブとともに、スラブ配筋、設備配管
などの所定の作業を行い、こののちコンクリート打設を
行うことによってハーフプレキャストコンクリート床板
１４をスラブ下面としてスラブが構築される。なお、ス
ラブ配筋のうちコア壁に平行な鉄筋はウォールガーター
上を通すように配設され、コア壁間に亘る鉄筋は端部が
折り曲げられ、コンクリートとの一体性を高めている。
は一般フロアのスラブとともに、スラブ配筋、設備配管
などの所定の作業を行い、こののちコンクリート打設を
行うことによってハーフプレキャストコンクリート床板
１４をスラブ下面としてスラブが構築される。なお、ス
ラブ配筋のうちコア壁に平行な鉄筋はウォールガーター
上を通すように配設され、コア壁間に亘る鉄筋は端部が
折り曲げられ、コンクリートとの一体性を高めている。
図示された実施例にあっては、４枚のハーフプレキャス
トコンクリート床板を架設してあるものであるが、本発
明はこれに限定されるものではなく、スラブ下面を構成
できるものであるならば１枚でもよく、２枚以上であっ
てもよい。
トコンクリート床板を架設してあるものであるが、本発
明はこれに限定されるものではなく、スラブ下面を構成
できるものであるならば１枚でもよく、２枚以上であっ
てもよい。
以上説明したように、本発明によれば、鉄筋コンクリー
ト構造のスラブを設けるにあたり、壁に、該壁の施工時
に設けられた埋設プレートを介して受材を取り付け、相
対する壁の受材に、中央が上方に向けて突出したアーチ
状のプレキャストコンクリート床板を架け渡し、スラブ
配筋や設備配管などの所定作業を行った後、スラブのコ
ンクリート打設を行うので、サポート材やハーフプレキ
ャストコンクリート床板の厚さを厚くすることなどが必
要なく、コア内およびコア間などの後打ちのスラブを構
築するときの施工性がよい。そしてハーフプレキャスト
コンクリート床板の変形が施工時に際して安全側に働き
、また埋設プレートに対して受材を取り付ける形式であ
ることから、埋設プレートの突出量がゼロであって利用
しない場合にも安全である。さらにはハーフプレキャス
トコンクリート床板の両端部上部に埋設配管スペースが
得られるなど、実用性にすぐれた効果を奏するものであ
る。
ト構造のスラブを設けるにあたり、壁に、該壁の施工時
に設けられた埋設プレートを介して受材を取り付け、相
対する壁の受材に、中央が上方に向けて突出したアーチ
状のプレキャストコンクリート床板を架け渡し、スラブ
配筋や設備配管などの所定作業を行った後、スラブのコ
ンクリート打設を行うので、サポート材やハーフプレキ
ャストコンクリート床板の厚さを厚くすることなどが必
要なく、コア内およびコア間などの後打ちのスラブを構
築するときの施工性がよい。そしてハーフプレキャスト
コンクリート床板の変形が施工時に際して安全側に働き
、また埋設プレートに対して受材を取り付ける形式であ
ることから、埋設プレートの突出量がゼロであって利用
しない場合にも安全である。さらにはハーフプレキャス
トコンクリート床板の両端部上部に埋設配管スペースが
得られるなど、実用性にすぐれた効果を奏するものであ
る。
第１図は本発明に係るスラブ構築工法の一実施例により
なるコア間を断面で示す説明図、第２図はハーフプレキ
ャストコンクリート床板と受材との掛かり具合を示す説
明図、第３図は埋設プレートを示す説明図、第４図は受
材を示す説明図、第５図は架設状態を上方から示す説明
図、第６図はウォールガーターとハーフプレキャストコ
ンクリート床板との高さ関係を示す説明図、第７図は従
来例を示す説明図、第８図はコアプランの建築物を示す
平面図である。 ８・・・・・・コア ４・・・・・・スラブ ５・・・・・・コア壁 ｌ１・・・・・・埋設プレート １３・・・・・・受材
なるコア間を断面で示す説明図、第２図はハーフプレキ
ャストコンクリート床板と受材との掛かり具合を示す説
明図、第３図は埋設プレートを示す説明図、第４図は受
材を示す説明図、第５図は架設状態を上方から示す説明
図、第６図はウォールガーターとハーフプレキャストコ
ンクリート床板との高さ関係を示す説明図、第７図は従
来例を示す説明図、第８図はコアプランの建築物を示す
平面図である。 ８・・・・・・コア ４・・・・・・スラブ ５・・・・・・コア壁 ｌ１・・・・・・埋設プレート １３・・・・・・受材
Claims (1)
- 鉄筋コンクリート構造のスラブを設けるにあたり、壁に
、該壁の施工時に設けられた埋設プレートを介して受材
を取り付け、相対する壁の受材に、中央が上方に向けて
突出したアーチ状のプレキャストコンクリート床板を架
け渡し、スラブ配筋や設備配管などの所定作業を行った
後、スラブのコンクリート打設を行うことを特徴とする
スラブ構築工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24261789A JP2733560B2 (ja) | 1989-09-19 | 1989-09-19 | スラブ構築工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24261789A JP2733560B2 (ja) | 1989-09-19 | 1989-09-19 | スラブ構築工法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03107047A true JPH03107047A (ja) | 1991-05-07 |
| JP2733560B2 JP2733560B2 (ja) | 1998-03-30 |
Family
ID=17091723
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24261789A Expired - Lifetime JP2733560B2 (ja) | 1989-09-19 | 1989-09-19 | スラブ構築工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2733560B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0640137U (ja) * | 1992-10-27 | 1994-05-27 | 豊國重機株式会社 | 現場打スラブ併用型枠 |
| JPH07286393A (ja) * | 1995-04-10 | 1995-10-31 | Hokoku Juki Kk | アーチスラブ板を用いたスラブの施工方法 |
| JPH08312048A (ja) * | 1995-05-23 | 1996-11-26 | Hokoku Juki Kk | アーチＰＣａ板を用いたスラブの施工方法とその方法に用いるアーチＰＣａ板 |
| JP2013136919A (ja) * | 2011-12-28 | 2013-07-11 | Takenaka Komuten Co Ltd | 合成床システム |
-
1989
- 1989-09-19 JP JP24261789A patent/JP2733560B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0640137U (ja) * | 1992-10-27 | 1994-05-27 | 豊國重機株式会社 | 現場打スラブ併用型枠 |
| JPH07286393A (ja) * | 1995-04-10 | 1995-10-31 | Hokoku Juki Kk | アーチスラブ板を用いたスラブの施工方法 |
| JPH08312048A (ja) * | 1995-05-23 | 1996-11-26 | Hokoku Juki Kk | アーチＰＣａ板を用いたスラブの施工方法とその方法に用いるアーチＰＣａ板 |
| JP2013136919A (ja) * | 2011-12-28 | 2013-07-11 | Takenaka Komuten Co Ltd | 合成床システム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2733560B2 (ja) | 1998-03-30 |
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