JPH0310627Y2 - - Google Patents

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JPH0310627Y2
JPH0310627Y2 JP1985150896U JP15089685U JPH0310627Y2 JP H0310627 Y2 JPH0310627 Y2 JP H0310627Y2 JP 1985150896 U JP1985150896 U JP 1985150896U JP 15089685 U JP15089685 U JP 15089685U JP H0310627 Y2 JPH0310627 Y2 JP H0310627Y2
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、試験用ICソケツト、特にはリード
端子がICのモールド側部から底部内側方向へ折
れ曲がるように配設された面取付実装タイプIC
に適用し得る試験用ICソケツトの改良に関する。
〔従来の技術〕
面取付実装タイプのICチツプの実装は、例え
ば、第2図に示した如く、IC1のモールド部2
の側面より突出したコの字形屈曲状態のリード3
の先端部をプリント回路基板4の回路部分5上に
半田付けすることにより行なわれている。一方、
かかる如きIC1の種々の性能試験は、第3図に
示した如く、IC1のリード3の先端部を試験用
ソケツトのコンタクトピン6に圧接して行なうよ
うにしたり、又、第4図の如く、IC1をソケツ
ト本体10へ装填する際IC1を介してコンタク
トピン7の内側腕部7bを押し下げることにより
該コンタクトピン7を弾性変形させて外側腕部7
aをリード3の側面に圧接するなどのことにより
行なわれていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら従来のソケツトでは、IC1を装
填するに際し、リード3の表面やモールド部2の
コンタクトピン7の内側腕部7bとの接触部分の
モールド部等が損傷され易く、リード3とコンタ
クトピン7の接触時の圧接摺動で発生される金属
粉が電気的特性上、種々の障害を生じさせたり、
又ICのモールド部の損傷ではICの外観不良を生
ぜしめると共に粉塵を発生させる等のことがあつ
た。従つて、かかる金属粉や粉塵等が小型のIC
のリード3の先端部に付着した場合、肉眼を以つ
てこれらを除去することは極めて困難であり、こ
のため特別に検査工程を設ける必要が生ずる等、
製造コストの増大を招来するという不都合があつ
た。
本考案はかかる実情に鑑み、ICを装填する際
にリード及びモールド部等の損傷が生じず、又、
プリント回路基板への実装の際もリードの半田付
け不良が防止され得る試験用ICソケツトを提供
するものである。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
本考案による試験用ICソケツトでは、コンタ
クトピンの中央部が横U字状に湾曲されてバネ特
性が付与されると共にソケツト本体に対し上下動
可能に装架されていて下動せしめられた時コンタ
クトピンの一部と係合して上記U字状部を弾性変
形せしめる仲介部材を設けたものであり、従つ
て、ICが装填されると該仲介部材がコンタクト
ピンの一部を押圧しコンタクトピンの一端に形成
された接触部が該弾性変形により内方へ移動し
ICのリードの側部へ圧接せしめられる。又、こ
の圧接がなされるリードの側部はICがプリント
回路基板へ実装されるとき半田付けが行なわれな
い領域であり、従つて、従来の如くコンタクトピ
ンとの摺動接触によりリードの先端部が損傷され
たり、又、ICのモールド部がコンタクトピンに
より損傷されることはなく、ICのリードとコン
タクトピンとの電気的接触は確実になされ得る。
更に、リードの先端部には金属粉等は付着され得
ず、従つて、これを除去するための特別の工程を
設ける必要はない。
〔実施例〕
第1図は本考案による試験用ICソケツトの一
実施例を示す図であり、図において、10は箱状
を呈するソケツト本体、11はコンタクトピンで
ソケツト本体10の内底部に複数対配設されると
共に中央部がソケツトの外側方向へ横U字状に湾
曲せしめられてバネ特性が付与されており且つソ
ケツト本体10へ装填されたIC1のリード3の
側部即ち該IC1をプリント回路基板等へ実装す
る際該基板と半田付けが行なわれる部分以外の領
域へ圧接せしめられる接触部11aがその一端部
に形成されているコンタクトピン、12はブロツ
ク状の仲介部材であり、ソケツト本体10の中央
部において上下方向に移動可能に受容され、周辺
にコンタクトピン11の接触部11aが嵌合する
孔乃至は溝12bが形成されていると共に、弾圧
部12aが形成されており、IC1の装填時には
該IC1のモールド部2により下方に押圧されて
周辺の弾圧部12aが各コンタクトピン11の腕
部11bと係合してU字状の湾曲部を弾圧して弾
性変形せしめると共に該弾性変形によりコンタク
トピン11の接触部11aをリード3に圧接せし
める。13はIC1を押圧しつつソケツト本体1
0に支承されたストツパー14により係止される
蓋である。
本考案による試験用ICソケツトは上記のよう
に構成されているから、IC1を装填するに際し、
これを仲介部材12上に載置して後その上から下
方へ押すか、又は、蓋13を閉じると仲介部材1
2はIC1のモールド部2を介して下方へ押動せ
しめられる。その際、仲介部材12の弾圧部12
aはコンタクトピン11の腕部11bと係合して
U字状部を弾性変形せしめるので、腕部11bは
夫々内方へ傾倒し接触部11aはリード3の側部
へ殆ど摺動することなく圧接せしめられる。又、
かかる装填状態は蓋13をストツパー14により
係止することによつて保持されるので、この間に
装填されたIC1についての種々の試験が実行さ
れる。このようにコンタクトピン11とリード3
との接触は該リード3の側部での単なる圧接によ
つてなされるので、その先端部を損傷させること
なく確実になされ得、又、該先端部に金属粉等の
付着が生じないので、これらに基づく電気的特性
上の障害も生じ得ず、従つて、所期の性能試験が
正確且つ迅速になされる。又、コンタクトピン1
1を弾性変形せしめる際、従来の如く、コンタク
トピン11が直接IC1のモールド部2に押圧さ
れることはなく、仲介部材12の弾圧部12aを
介して行なわれるので、モールド部2には打痕、
すり傷等の損傷が生じることはなく、従つて、外
観が損なわれず商品価値を低下せしめることがな
い。かかるコンタクトピン11の弾圧は複数のコ
ンタクトピンに対し均一且つ同時に行なわれる必
要があるが、ソケツト本体10の所定位置にIC
1を載置した状態では、該IC1はほぼ中央部に
位置し、これを上方より軽く押圧すれば、仲介部
材12は下方へ移動すると同時に各コンタクトピ
ン11が一斉にリード3に接近し、二方向又は四
方向より同じ押圧力で圧接するので、接触不良と
なる箇所は皆無となり、従つて、良好な性能試験
が行なわれ得る。更に、IC1の四辺にリード3
が配設されている場合、従来の場合の如くコンタ
クトピンが直接にIC1のモールド部2の周辺部
に接触するものにあつては、コンタクトピンが相
互に接触して回路の短絡が生じてしまう可能性も
あるが、本考案の場合には、コンタクトピン11
は仲介部材12を介してIC1の辺に対して比較
的離隔する方向に配置できるので、かかるコンタ
クトピン11相互間の接触は生じない。尚、仲介
部材12の孔12bは櫛歯医状の切欠きにしても
良い。
〔考案の効果〕
上述のように本考案によるICソケツトは、IC
の装填に際し、ICのモールド表面やリード端子
の表面を損傷することなく極めて安全且つ確実に
リード端子にコンタクトピンを電気的に接触せし
めることができるので、ICの性能試験を適確且
つ円滑に実施することができる。又、仲介部材は
コンタクトピンに挿通するだけで組み立て得るか
ら、従来品に比べて特別に製造コストを上昇させ
ることなく実用的効果は大である。
【実用新案登録請求の範囲】 一端に接触部を有し中間部が横U字状に湾曲形
成せしめられたコンタクトピンをソケツト本体に
装着具備した面取付実装タイプICの試験用ICソ
ケツトにおいて、上記コンタクトピンを上記接触
部が内方へ移動し得るように挿通せしめてソケツ
ト本体に対し上下動可能に装架されていて下動移
動せしめられた時コンタクトピンの一部と係合し
て上記U字状部を押圧変形せしめ得る仲介部材を
設けて、ICの装填により該仲介部材が下方へ押
された時、該仲介部材が該コンタクトピンの一部
を押圧して上記U字状部を変形させ、それによつ
て上記接触部をICのリードに圧接されるように
したことを特徴とする試験用ICソケツト。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による試験用ICソケツトの一
実施例に係るICを装填した状態を示す断面図、
第2図はICの実装状態を示す断面図、第3図及
び第4図は夫々従来の試験用ICソケツトとICと
の関係を示した装着状態の部分断面図及び閉蓋前
の断面図である。 1……IC、2……モールド部、3……リード、
10……ソケツト本体、11……コンタクトピ
ン、11a……接触部、11b……腕部、12…
…仲介部材、12a……弾圧部、12b……孔、
13……蓋。
JP1985150896U 1985-10-03 1985-10-03 Expired JPH0310627Y2 (ja)

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JPS6259985U JPS6259985U (ja) 1987-04-14
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JPS63291375A (ja) * 1987-05-22 1988-11-29 Yamaichi Electric Mfg Co Ltd Icソケット
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