JPH03105666A - 仮名漢字変換装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はワードプロセッサの仮名漢字変換に利用する。

本発明は文節変換方式や連文節変換方式での仮名漢字変
換において語尾の文字列から最長一致法により相当する
語を検索する語変換辞書ファイルの検索に関する。

〔概要〕

本発明は入力した仮名文字を漢字に変換する仮名漢字変
換装置において、 検索しようとする語を語尾から語頭へ並べ替え、並べ替
えた語の語頭から順に相当する語を逆引き検索用として
語尾から語頭に並べ替えて登録されている語の中から検
索することにより、検索に要する時間を短縮できるよう
にしたものである。

〔従来の技術〕

従来、ワードプロセッサなどで仮名文字を漢字に変換す
るために使用する語変換辞書ファイルは語頭からの最長
一致法による検索を目的とした構造であったため、語尾
の文字列から語を検索する場合、語変換辞書ファイル中
のすべての語について語尾が検索しようとする語と同一
であるか否かを対比して調べていた。

すなわち、第６図は従来の語変換辞書ファイルによる仮
名漢字変換装置の構戒を示したブロック図であるが、こ
のような従来の仮名漢字変換装置６３は、キーボード１
または入力用ディスクファイル２などから語を仮名漢字
変換用バッファ５に入力する語入力部４と、入力された
語から最長一致法により語変換辞書ファイル６８に保持
された語の中から相当する語を選出する順引き検索部６
７と、仮名漢字変換用バッファに読み出された検索結果
をディスプレイ１１または出力用ディスクファイル１２
に出力する語出力部６とを備えていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来の装置では、語変換辞書ファイル中の語尾の文字列
からすべての語を検索するために多くの時間を要する欠
点があった。

本発明はこのような欠点を除去するもので、文字列から
の語の検索時間を短縮できる装置を提供することを目的
とする。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、キーボードまたは入力用ディスクファイルか
ら日本語を仮名で入力する語入力部と、この入力された
語を保持する仮名漢字変換用バッファと、この仮名漢字
変換用バッファから検索された２吾をディスプレイまた
は出力用ディスクに出力する語出力部とを備えた仮名漢
字変換装置において、入力された語の長さを調べる語長
取得手段と、入力された語を語尾から語頭へ並べ替える
文字順序変更手段と、最長一致法により逆引き検索用と
して語尾から語頭に並べ替えられた語を保持する逆引き
語変換辞書ファイルと、語の長さと並べ替えた語にした
がって前記逆引き語変換辞書ファイルから相当する語を
選出する逆引き検索手段とを備えたことを特徴とする。

〔作用〕

キーボードまたは入力用ディスクファイルから仮名漢字
変換用バッファに入力された語から語の長さを調べ、こ
の語の長さを利用して仮名漢字変換用バッファ中の語を
語尾から語頭へ並べ替え、この並べ替えられた語に相当
する語を逆引き検索用として語尾から語頭に並べ替えら
れて登録されている逆引き語変換辞書ファイルの語の中
から検索し、最長一致する語であるか否かを判定する。

最長一致する語である場合には仮名漢字変換用バッファ
に読み出し、ディスプレイまたは出力用ディスクファイ
ルに出力する。

通常語順では、ア行カ行サ行の文字が語頭にある語が多
くなるが、語順を逆に並べ替えると、全体が平均化する
から、検索が全文字にわたり平均化する。

これにより、検索する時間を短縮することができる。

〔実施例〕

次に、本発明実施例について図面を参照して説明する。

第１図は本発明実施例の構或を示すブロック図である。

本発明実施例仮名漢字変換装置３は、キーボード１また
は入力用ディスクファイル２から日本語を仮名漢字変換
用バッファ５に入力する語入力部４と、入力された語の
長さを調べる語長取得手段７と、入力された語を語尾か
ら語頭へ並べ替える文字順序変更手段８と、語の長さと
並べ替えた語から最長一致法により逆引き検索のために
語尾から語頭に並べ替えられた語を格納する逆引き語変
換辞書ファイル１０と、この逆引き語変換辞書ファイル
ｌＯから相当する語を選出する逆引き検索手段９と、仮
名漢字変換用バッファ５中の検索結果をディスプレイ１
１または出力用ディスクファイル１２に出力する語出力
部６とを備える。

第２図は本発明実施例の語長取得手段７の処理の流れを
示す図である。語長取得手段７は語長取得処理部２１お
よび語長通知処理部２２を含み、語長取得処理部２ｌが
キーボードｌまたは入力用ディスクファイル２から語入
力部４により仮名漢字変換用バッファ５に入力された語
から語の長さを調べ、語長通知処理部２２が文字順序変
更手段８に通知する。

第３図は本発明実施例の文字順序変更手段８の処理の流
れを示す流れ図である。文字順序変更手段８は文字順序
変更処理部３１および語長通知処理部３２を含み、文字
順序変更処理部３１が語長取得手段７の語長通知処理部
２２から通知された語長を利用して仮名漢字変換用バッ
ファ５中の語を語尾から語頭へ並べ替え、語長通知処理
部３２が語長取得手段７の語長通知処理部２２から通知
された語長を逆引き検索手段９に通知する。

第４図は本発明実施例の逆引き検索手段９の処理の流れ
を示す流れ図である。逆引き検索手段９は逆引き検索処
理部４１および最長一致判定処理部４２を含み、逆引き
検索処理部４１が文字順序変更手段８の語長通知処理部
３２から通知された語長を利用して並べ替えられた仮名
漢字変換用バッファ５中の語に相当する語を逆引き検索
用として語尾から語頭に並べ替えられて登録されている
逆引き語変換辞書ファイル１０の語の中から検索し、最
長一致判定処理Ｂ４２が仮名漢字変換用バッファ５中の
語と最長一致する語であるか否かを判定する。

すなわち、第５図は本発明実施例の逆引き検索の例を示
す図で、逆引き検索処理部４１は逆引き語変換辞書ファ
イル１０のインデックス部５１をメモリ内に読み込み、
仮名漢字変換用バッファ５中の語に相当する語のファイ
ル内の位置を示すインデックスを検索する。

次に、最長一致判定処理部４２が検索した語が仮名漢字
変換用バッファ５中の語と最長一致する語であるか否か
を判定する。最長一致する語である場合にはそのインデ
ックスが指すデータ部５２の部分を仮名漢字変換用バッ
ファ５中に読み出す。

この読み出された語をディスプレイ１１または出力用デ
ィスクファイル１２に出力する。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、検索しようとする
語を語尾から語頭へ並べ替え、並べ替えた語の語頭から
順に相当する語を逆引き検索用として語尾から語頭に並
べ替えられて登録されている逆引き語変換辞書ファイル
内の語の中から検索することにより、検索に要する時間
を短縮することができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例の構戒を示すブロック図。 第２図は本発明実施例の語長取得手段の処理の流れを示
す図。 第３図は本発明実施例の文字順序変更手段の処理の流れ
を示す図。 第４図は本発明実施例の逆引き検索手段の処理の流れを
示す図。 第５図は本発明実施例の逆引き検索の例を示す図。 第６図は従来例の構或を示すブロック図。 １・・・キーボード、２・・・入力用ディスクファイル
、３、６３・・・仮名漢字変換装置、４・・・語入力部
、５・・・仮名漢字変換用バッファ、６・・・語出力部
、７・・・語長取得手段、８・・・文字順序変更手段、
９・・・逆引き検索手段、１０・・・逆引き語変換辞書
ファλル、１１・・・ディスプレイ、１２・・・出力用
ディスクファイル、２１・・・語長取得処理部、２２・
・・語長通知処理部、３１・・・文字順序変更処理部、
３２・・・語長通知処理部、４ｌ・・・逆引き検索処理
部、４２・・・最長一致判定処理部。５１・・・インデ
ックス部、５２・・・データ部、６７・・・順引き検索
部、６８・・・語変換辞書ファイル。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、キーボードまたは入力用ディスクファイルから日本
   語を仮名で入力する語入力部と、この入力された語を保
   持する仮名漢字変換用バッファと、 この仮名漢字変換用バッファから検索された語をディス
   プレイまたは出力用ディスクに出力する語出力部と を備えた仮名漢字変換装置において、 入力された語の長さを調べる語長取得手段と、入力され
   た語を語尾から語頭へ並べ替える文字順序変更手段と、 最長一致法により逆引き検索用として語尾から語頭に並
   べ替えられた語を保持する逆引き語変換辞書ファイルと
   、 語の長さと並べ替えた語にしたがって前記逆引き語変換
   辞書ファイルから相当する語を選出する逆引き検索手段
   と を備えたことを特徴とする仮名漢字変換装置。