JPH03105313A - 液晶表示装置の電源回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈イ）産業上の利用分野 本発明は、液晶ドットマトリクス表示装置のようなダイ
ナミック駆動方式を採用した液晶表示装置の電源回路に
関する。

（口）従来の技術 例えば、ドットマトリクス液晶表示パネルを駆動する集
積回路は第３図の如く構或されている。

図は、ＮＸＭドットの液晶表示パネルを駆動する例であ
り、Ｎ本のセグメント電極を駆動するセグメントドライ
バ（１）と、Ｍ本の共通電極を駆動するコモンドライバ
（２）と、一ライン分の表示データを記憶し、セグメン
トドライバ（１）に表示データを印力ａするＮビットの
レジスタ（３〉と、外部から表示データがシリアルに入
力されるＮビットのシフトレジスタ（４〉とから構成さ
れている。

一般に液晶の駆動方式は電圧平均化法が用いられ、セグ
メントドライバ（１〉から出力されるセグメント駆動信
号ＯＳｎ及びコモン駆動信号ＯＣｍは、液晶交流駆動の
ための駆動クロックバルスＬＣＤＣＬＫに基づいて、第
２図に示すような電圧波形を出力する。即ち、セグメン
トドライバ（１〉は、液晶駆動電圧ｖ．，ｖ．，ｖ．，
ｖ．のいずれかをレジスタ（３）に記憶された表示デー
タに基づき、駆動クロツクパルスＬＣＤＣＬＫの立ち上
がり及び立ち下がりに同期して選択出力している。

また、コモンドライバ＜２　）　Ｉｔ駆動クロックパル
スＬＣＤＣＬＫに基づいて、液晶駆動電圧Ｖ．，Ｖｌ　
ｒ　ｖ，　ｌ　ｖ，を選択して出力している。

そのためにセグメントドライバ（１）には液晶駆動電圧
Ｖ．，ＶヨＶ　ｊ，　Ｖ　＝が供給され、コモンドライ
ハ（２）ニは液晶駆動電圧ｖ．，ｖ．，ｖ．，ｖ．がク
（給されるが、これら液晶駆動電圧Ｖ６＋ＶＩｒｖ．，
ｖ．，ｖ．，ｖ，は、第４図に示される如く、電源電圧
Ｖ。０と接地電圧を直列接続された抵抗（５〉及び可変
抵抗（６〉で分割して得ている。ここで可変抵抗（６）
ハ液晶駆動電圧ｖ．，ｖ．，ｖ，，ｖ３　＋　Ｖ　４　
ｒ　Ｖ　Ｓの値を変えて、液晶表示のコントラストを調
整するものである。

＜八）発明が解決しようとする課題 ところが、第４図に示された回路では、抵抗（５）及び
可変抵抗（６）に常時電流が流れるための消費電力が増
大する欠点がある。特に電池を電源とする場合、低消費
電力で動作する液晶表示装置の特徴を生かせなくなって
しまう。また、抵抗（５）に流れる電流を減少するため
に抵抗値を大きくすると、液晶駆動電圧Ｖ　Ｄ　＋　Ｖ
　ｌ　ｒ　Ｖ　ｔ　＋　Ｖ　＄　ｒ　Ｖ　４　ｒＶ，の
出力インピーダンスが高くなり、表示品質を著しく劣化
させてしまう欠点がある。

（二）課題を解決するための手段 本発明は上述した点に鑑みて創作されたものであり、ス
イッチング素子，と抵抗の直列回路が電源電圧間に複数
段直列接続されて成る電圧分割回路と、液晶駆動クロッ
クパルスの立ち上がり及び立ち下がりに同期して所定期
間前記スイッチング素子をオンする制御パルス発生回路
とを備え、必要なときのみ抵抗に電流を流して電源電圧
を分割出力することによって消費電力の低減を図るもの
である。

（＊）作用 上述の手段によれば、液晶駆動クロックパルスの立ち上
がり及び立ち下がりから所定期間、スイッチング素子が
オンするため、その期間だけ、抵抗に電流が流れ分割電
圧が出力される。通常液品の駆動においては、液晶駆動
信号が変化するときのみ駆動回路及び液晶表示パネルに
電流が流れ、その他の期間ではほとんど電流が流れない
。

従って、液晶駆動信号の変化時に電圧分割回路で液晶駆
動電圧を発生し、その他の期間では、コンデンサ、ある
いは、各液晶駆動電圧の配線容量に電圧を保持する。

くへ）実施例 第１図は本発明の実施例を示す回路図である。

電圧分割回路（７）は、電源Ｖ０と接地間に、トランス
ミッションゲート（以下ＴＧゲートと略す）（８〉と抵
抗（９）の直列回路が５段直列接続され、更に、ＴＧゲ
ート（８）と可変抵抗（１０〉の直列回路が直列接続さ
れて構成される。更に、各段の接続点、即ち、抵抗（９
）とＴＧゲート（８）の接続点と接地間には各々コンデ
ンサ（ｌ１〉が接続され、各接続点の電圧が液晶駆動電
圧ｖ，，ｖ，，ｖ，，ｖ，，ｖ６として出力される．尚
、液晶駆動電圧■。は電源電圧ｖＤＤがそのまま出力さ
れている。

各ＴＧゲート（８）（ま、ＡＮＤゲート（１２）の出力
信号、即ち、制御ク口ツクバ』レスＣＯＮＳＷとその反
転クロック本ＣＯＮＳＷによってそのオン及び才フが制
御される。ＡＮＤゲー１−（１２）の入力には、液晶駆
動クロックバルスＬＣＤＣＬＫを作成ずるために、発振
回路（１３）の発振出力を分周する分周回路（１４〉の
分周出力本φ．及び＊φ，が印加される。また、液晶駆
動クロックパルスＬＣＤＣＬＫは分周回路〈１４〉の分
周出力φ，。が用いられる。

即ち、第２図に示される如く、φ８，φ口φ．はκ分周
の出力波形であり、φ．．（ＬＣＤＣＬＫ）の立ち上が
り及び立ち下がりにおいて、セグメントドライバ（１）
及びコモンドライバ（２）の液晶駆動電圧Ｖａ　，　Ｖ
ｒ　，　Ｖｔ　，　Ｖｓ　，　Ｖ−　，　Ｖ６（７）選
択動作が行われるため、分周出力φ．φ，の反転信号＊
φ．本φ，の理論積によって、制御クロックバルスＣ　
Ｏ　Ｎ　ＳＷが得られる。

従って、液晶駆動クロツクパルスＬＣＤＣＬＫが立ち上
がった時、及び立ち下がった時に、制御クロックバルス
ＣＯＮＳＷが、液晶駆動クロックパルスＩ，　Ｃ　Ｄ　
Ｃ　Ｌ　Ｋのパルス幅のκの期間だけＨレベルになる。

制御クロックバルスＣＯＮＳＷがＨレベルになっている
期間、電圧分割回路（７）のＴＧゲート（８）はオン状
態となり、抵抗〈９〉及び可変抵抗（１０）に電流が流
れ、電源電圧ｖ０が分割される。そして、分割された電
圧、即ち、液晶駆動電圧ｖ，，ｖ，，ｖ，，ｖ，，ｖ，
は、コンデンサ（１１）に各々チ勺−ジされると共に、
セグメントドライバ〈１）及びコモンドライバ（２）に
供給される。

制御クロックパルスＣＯＮＳＷがＬレベルになると、Ｔ
Ｇゲート（８）は才フし、抵抗（９）及び可変抵抗（１
０）にはＴｊＬＥＥが流れなくなるが、各々のコンデン
サ（１ｌ）にチャージされた液晶駆動電圧Ｖ．ｖ．，ｖ
．，ｖ，，ｖ．は保持される。このとき、セグメントド
ライバ（１）及びコモンドライバ（２）にはほとんど電
流が流れないため、コンデンサ（１１〉によって十分電
圧を供給できる。

尚、・液晶駆動電圧Ｖ．，　Ｖ．，　Ｖ３，　Ｖ４．　
Ｖ＋ｔノ配線容量のみで十分電圧を保持できる場合には
コンデンサ（ｌ１〉は取り除いても良い．（ト）発明の
効果 上述の如く本発明によれば、液晶駆動回路に電流が流れ
る時のみ、ＴＧゲートが所定期間オンして電圧分割用の
抵抗に電流を流し、その他の期間はＴＧゲートが才フし
て抵抗に電流を流さないので、効率よく液晶駆動電圧を
発生することができ、消費電力が大幅に低減できるもの
である。特に、電池を電源とする場合にはその効果は犬
なるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す回路図、第２図はタイミ
ング図、第３図はドットマトリクス液晶駆動回路のブロ
ック図、第４図は従来例を示す回路図である。 ク７〉・・・電圧分割回路、　〈８）・・・ＴＧゲート
、（９）・・・抵抗、　（１０〉・・・可変抵抗、　（
１１）・・・ＡＮＤゲート、　（１２）・・・発振回路
、　（１３）・・・分周回路。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）電圧値の異なる複数の電圧を所定の周波数のクロ
   ックパルスに同期して選択出力する液晶表示装置の電源
   回路において、 スイッチング素子と抵抗の直列回路が電源電圧間に複数
   段直列接続されて成る電圧分割回路と、前記クロックパ
   ルスの立ち上がり及び立ち下がりに同期して所定期間前
   記スイッチング素子をオンする制御パルス発生回路と を備えて成る液晶表示装置の電源回路。
2. （２）前記電圧分割回路は、各段の接続部に電圧保持用
   のコンデンサを各々有することを特徴とする液晶表示装
   置の電源回路。