JPH03105195A - コークス炉炭化室の内壁観察方法及び装置 - Google Patents

コークス炉炭化室の内壁観察方法及び装置

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JPH03105195A
JPH03105195A JP24131689A JP24131689A JPH03105195A JP H03105195 A JPH03105195 A JP H03105195A JP 24131689 A JP24131689 A JP 24131689A JP 24131689 A JP24131689 A JP 24131689A JP H03105195 A JPH03105195 A JP H03105195A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野1 本発明は、コークス枦炭化室の内壁観察方法及び装置に
係り、特に、熱間中のコークス炉炭化室内のレンガ壁面
の損傷状態やカーボン付着状態を把握し、炭化室内量や
炉体の補修作業に必要な情報を得ることができる内uW
1察方法及び装置に関するものである. 【従来の技術】 コークス炉は一度築炉すると、内部レンガの大幅な更新
は不可能に近い.又、炉命は約30〜35年と言われる
が、現在炉命延長化のために、枦内損傷部分を溶射吹付
法等で対処している.しかし、コークス炉団は通常30
〜50の炭化室から構成されており、一般の製鉄所など
の工場においては複数の炉団をかかえている結果、30
0〜400室程度の炭化室が存在する.このため、管理
あるいはチェックすべき炭化室内量面は左右併せてこの
2倍、即ち600〜800面存在することになる. 炭化室内量は、炭化室に装入される石炭の乾溜プロセス
における加熱面であると同時に、厚さが約100〜13
01と薄く、損傷劣化も起こりやすい.このため、炭化
室壁面の管理は非常に重要である. しかし現在のところ、コークス炉炭化室内のレンガ状態
のa察は、目視観察によるものが主体であり、これは炭
化室両側の窯口部及び炉上のコークス装入口から操業の
合間を利用し、短時間で部分的に目視観察を行うもので
、その観察範囲、観察情報量の両面で制約を受けていた
. 近年になり、この炭化室内量あるいは他のr内壁につい
て、 a)テレビカメラを炉長方向に挿入し、F壁表面観察及
びその変位量測定を行うコークス炉炭化室内量観察装置
(特開昭63−252242号)、b)プリズムを利用
し、炉内への1ローブ挿入方向に対し垂直な位置にある
炉内壁面を正面像としてとらえる炉内観察装置(特開昭
61−114085号)、 C)[察装置内に回動自在な反射鏡を配置することによ
り、撮影角度が挿入方向に固定されたカメラを用いても
炉壁全面を観察し得るようにした炉内観察装置(特開昭
63−263390号)、等が報告されている,
【発明が達成しようとする課題】
しかしながら、上述の各装置では、いずれの場合も、カ
メラの撮影視野については所望の観察が行えるものの、
炉壁を正面から直視する形となるため、窯幅の狭さによ
ってカメラ視野も狭くなり、内壁全面について迅速なa
察を行うことは困難であった. 即ち、コークス枦の炭化室10は、その寸法が例えば炉
高6.81X炉長15.9覆×窯幅0.421のように
、ごく狭い距離(窯@)をおいて大きなレンガ壁面(1
2、14)2枚より構成されたものであり、その窯幅は
、通常0.4〜0.51程度である.従って、例えば第
13図(A)(平面図)及び(B)(立面図)に示す如
く、この中にカメラ16を内蔵したプローブ18を挿入
する場合、そのカメラ16が瞬時にとらえ得るワンショ
ットの視野17の面積は、たとえカメラ16にズーム8
l構を備えた場合でも、レンガ状態の必要情報を得るこ
とも考慮すると、ごく限られたものとなる. 特に炉壁の補修を行うための情報としては、このような
単に部分的な内壁の損耗等の情報では全く不十分であり
、全体情報をつかまえる必要があるが、そのために炉U
観察を繰返すことは、炭化室内が、冷えてしまうので、
コークス炉操業上好ましくない. 又、上記のいずれの装置も、撮影した画像を、内壁状況
を一目で見易くするように工夫する点についてまでは考
慮されていなかった,特にコークス炉の場合、多数のレ
ンガ壁面を有するため、観察結果に基ずくレンガ補修作
業への反映を′S慮すると、内壁レンガの損傷等の状態
観察は、詳細な情報の獲得のみならず、内壁全域を対象
とした一目でわかりやすい整理された形での出力画像を
も必要とされる.しかしながら、前記のような狭い窯幅
を隔てて対向している炭化室壁面の全域一面を、1台も
しくは少数台数のカメラで正面から撮影するのは、炭化
室壁面からの距離を確保できないので困難であり、炭化
室内量全域について“目でわかる″1枚の画像を得る.
ことは、上記従来の技術のみでは困難であった. 本発明は、前記従来の問題点を解消するべくなされたも
ので、コークス炉炭化室内量のほぼ全域の損傷状況を、
操業に支障ないよう、プローブ1〜2回の炭化室内挿入
で、迅速に且つ一目でi察することができるコークス炉
炭化室の内壁1[1!察方法及び装置を提供することを
課題とする.
【課題を達戒するための手段】
本発明は、コークス炉炭化室の窯口よりカメラを内部に
挿入し、内壁の撮像をもとに炉壁状況を観察するに際し
、前記カメラの視野を斜めとし、炉壁を斜視像として順
次撮影して、前記カメラで少なくとも炉長方向のほぼ全
域を撮影し、斜視像の撮像位置情報と、前記斜視像を正
面像に変換した画像情報をもとに、炭化室内の炉壁状況
を観察するようにして、前記課題を達成したものである
.本発明は、又、コークス炉炭化室の内壁観察装置を、
コークス炉炭火室内の高温に耐えるようにされた炭化室
内挿入用ブームと、該ブームの先端を、炭化室の窯口よ
り炉長方向に炭化室反対側窯口まで挿入可能とするブー
ム駆動手段と、前記ブームの先端に装着されたプローブ
と、該プローブに内蔵された、炭化室内量の状態を斜め
方向から撮影するためのカメラと、該カメラの炉長方向
位置を検出する位置検出手段と、前記プロープの炭化室
内炉長方向への挿入又は引出し過程で前記カメラにより
順次得られる、炭化室内量の斜視画像を正面画像に変換
すると共に、前記カメラの炉長方向位置に応じて、該正
面画像を炉長方向につなぎあわせ、炭化室内量のほぼ全
域を表わす画像に合戒する画像処理手段と、を用いて楕
戒したものである.
【作用及び効果】
本発明においては、カメラの視野を斜めとし、炉壁を斜
視像として順次撮影するようにしたので、一回の撮影領
域が拡大し、炭化室の炉長方向の全炉壁の撮像に要する
撮影回数・時間が減少できる.即ち、前出第13図(A
)(B)に示した従来例の如く、カメラ16の視野17
を左右の炉!W12、14に正対させた場合には、カメ
ラ16が炉壁12、14を正面から直視する形となり、
画像処理上は最も望ましいが、窯幅が狭いためカメラ1
6の視野17が狭くなり、1回の撮影で得られる情報が
不足する.従って、例えば全炉壁についての情報を得る
には、多数のカメラを用いるか、又は撮影を多数回行う
必要がある.これに対して、7本発明では、第1図(A
)(平面図)及び(B)(立面図)に示す如く、カメラ
16の視野l7を斜めとし、F壁12、14を斜視像と
して捕えるようにしたので、第1図(A)に示す如く、
視野l7が炉長方向に拡大して奥行情報が大となるだけ
でなく、第l図(B)に示す如く、高さ方向にも拡大し
て、1回の撮影でより多くの情報が得られるようになる
.従って、操業に支障ないよう、プローブ1〜2回の炭
化室内挿入で、炭化室内ほぼ全域の[察が可能となる. 即ち、例えば炭化室炉長方向(炭化室両端の窯口を結ぶ
窯幅中心線の方向)、又は、該方向に対しある角度を有
した方向に、カメラ16の画角く向き)を付けた状態で
、カメラ16を内蔵したグローブ18を炭化室10内に
挿入していった場合、その画像は、例えば第2図(カメ
ラを炭化室中心線方向にまっすぐ向けた場合)や第3図
(カメラを炭化室中心線方向から30”傾けた場合)に
示す如くとなる.第2図において、20は炭化室天井、
22は炭化室反対側窯口、24は炭化室底である.即ち
、第2図の場合、全体像は撮影可能であるが、カメラよ
り遠方位置の画像は、レンガ壁面を斜めの角度から見て
いることもあって曖昧なものとなり、詳細な部分の判定
は困難であるが、カメラより豹I〜311先の近等の画
gA(第2図の破線部分の領域17)は、第3図に示す
如く、極めて鮮明であり、炭化室の使用過程で発生する
、スポーリング部分26、カーボン付着部分28、レン
ガ目地切れ部分30等の炉壁損傷の判定のための撮影と
しては十分である.第3図において、スポーリングによ
りレンガ面に凹部を生じている部分26、及び、カーボ
ン付着の生じている部分28は、撮影において、正常炉
壁と比べ、スポーリング部分26は暗く、カーボン付着
部分28は明るく輝いて見える.又、レンガの目地切れ
部分3oも明るく見え、これを第3図のような画像上か
ら判定することは容易である.又、これら撮像は、コー
クス押出直後の炉壁高温時に行うので、炉壁自体の熱に
より撮像可能であり、且つ、前記スポーリング部分26
、カーボン付着部分28、目地切れ部分30自体も明暗
でわかる.従って、ブローブを炭化室の窯口から反対r
Mg口に向って移動し、移動途中で順次得られる、例え
ばカメラより約211の範囲の近傍(画像処理用の視野
17とする)の画像を寄せ集めれば、炭化室内ほぼ全域
の観察が可能となる.これに対して従来例のように視野
が狭い場合に、炭化室全域の画像を得るべく、部分的に
多数回の撮影を繰返すと、炉壁温度が急速に低下するた
め、撮像自体の温度変化補正が必要となり、前記スポー
リング部分26、カーボン付着部分28、目地切れ部分
30等の判定は困難となる. なお、カメラ16を傾けずぎると、視野先端の画像の解
像度が劣化するので、カメラ16の斜視角度には!&適
範囲が存在するが、使用カメラの視野によっても異なる
ので、炉壁損粍の検出精度の観点から、視野カメラに応
じて、例えば実験により求めれば良い. このようにしてカメラの視野を斜めとした場合、得られ
るのは斜視像であるため、そのままでは観察がやりにく
い.そこで本発明では、より見易くするため、斜視像を
画像処理の過程で正面像に変換して、カメラを炉壁に正
対させた場合と同様の画像が得られるようにしている.
具体的には、例えば視野像(原画像)を、まずライン形
状、色の違い、色の濃淡、明暗等が判別できるようにイ
メージ的に処理し、次いで原画像中の座標位置情報をも
とに変換処理して、レンガ表面に対して正面から見た像
を得る.従って、該正面像に基づいて、従来と同様に炉
壁の状態《レンガの剥離、膨脹、スポーリング等の損傷
状態や、カーボンの付着状態)をa察することができる
. 更に、レンガ表面状態の詳細な情報の確認は、上記カメ
ラのワンショットの画像又はその処理画像でも十分であ
るが、内壁状態を一目で見易くするためには、不十分で
ある.そこで本発明では、プローブの挿入又は引出し過
程で順次得られる、炭化室内量の一連の映像を、撮像位
置情報を用いて少なくとも炉長方向につなぎ合せて、モ
ンタージュ写真のように、炭化室内量のほぼ全域を表わ
すl枚又は2〜3枚の少数の画像に合成するようにして
いる.従って、炭化室内量のレンガ状態が迅速に把握で
き、観察結果に基づくレンガ補修作業等への反映が容易
となる. なお、1台のカメラでは高さ方向の情報が不足する場合
には、第4図に示す如く、カメラを上下方向に複数台並
設し、各カメラの視野内における鮮明画像が得られる部
分を利用する等の方法にすれば良い.このようにカメラ
を上下方向に並置することで、少ないカメラで炉壁の高
さ方向を全視野に収めることができる. 本発明によれば、炉体のi&重要部分である炭化室内量
レンガのfflil状態を迅速に、且つ定量的に把ぱで
きる.又、損傷部位、あるいは従来の目視W1察では見
落としていた重大な損傷部分を精度よく検出でき、その
補修を的確に実施できる.更に、炭化゛室内壁診断マッ
1等の出力により、コークス炉を構戒する多数の炭化室
の中から、損傷度の大きい炭化室について優先的に効率
よく補修メンテナンスが実施できる.又、コークス炉全
体の劣化進行状況が定量的に把握できるようになり、こ
の情報に基づき、炉の稼動率設定や、加熱条件設定を、
炉命延長化に対し、適正に行うことができる。 従って、炉命は従来言われていた25〜30年から30
〜35年にまで延長化可能となり、莫大な建設コストの
節減に役立つ.
【実施例】
以下図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する
. 本実施例は、第5図に示す如く、コークス炉38の押出
機40又は炭化室10の内壁観察用の専用移動機械上に
配設される、約800〜1200℃の高温に耐え得るよ
うに例えば水冷装置41から送入される冷却水による冷
却処置が施された、又は、耐熱強度構造からなる炭化室
内挿入用ブーム42と、該ブーム42の先端を、炭化室
の窯口より炉長方向に炭化室の反対rpJ窯口迄挿入可
能とするブーム駆動装置44と、前記ブーム42の先端
に装着された、例えば前記冷却水による冷却処置が施さ
れたプローブ46と、該プローブ46に内蔵された、炭
化室内量のレンガ表面状態を斜め方向から撮影するため
の、例えば上下方向に3台並設された工業用テレビカメ
ラ(ITV)48と、該ITV48の炉長方向位置を検
出するための位置検出器(図示省略)と、前記グローブ
46の炭化室内炉長方向への挿入又は引出し過程で前記
■TV48により順次得られる、炭化室内量の斜視画像
を正面画像に変換すると共に、前記ITV48の炉長方
向位置に応じて、該正面画像を炉長方向につなぎ合せ、
炭化室内量のほぼ全域を表わす1枚又は2〜3枚の少数
の画像に合戊する画像処理装置50と、から主に構戒さ
れている.なお、炉長方向の挿入位置は、ブーム駆動装
置44に挿入!測定器を設けておくか、又は別途、ブー
ム42の挿入量を検出する測定器49を設けることで検
出可能であり、該測定器49は、ブーム42と当接し、
回転運動に変換する接触ローラ又は接触ギヤと、その回
転数を検出するパルスジエネレータ(PLO)とを組合
わせること等で構戒できる. 図において、52は、押出R40のデッキ、54は、前
記プーム42内の電気ケーブル及び冷却用ホースを巻き
取るための巻取装置、56は、カメラ画像を収録するビ
デオテープレコーダ(VTR)、58は、カメラ画像監
視用のモニタである.前記画像処理装置50は、前記V
TR56及びモニタ58と共に前記押出機40又は炭化
室内量観察用の専用移動機械上に搭載される、原画像を
アナログ/デジタル(A/D>変換して、画像情報を例
えばフロッピー62又はコンパクトデイクス(CD)等
に記録するためのデジタル記録装置60と、例えば計器
室内に配設される、前記画像情報を収録したフロッピー
62を用いて、前記イメージ処理、斜視像→正面像変換
、つなぎ合せて(合戒)等の画像解析処理を行う演算処
理装置64と、該演算処理装置64のデータ及び処理結
果を画面上に表示するブラウン管(CRT)66と、前
記データ及び処理結果をハードコピーするプリンタ68
と、前記データ及び処理結果を蓄積するデータベース(
DB)70と、から構戒されている. 以下、実施例の作用を説明する. ブローブ46を炭化室10に挿入させる前の炭化室内を
窯口より見た状態の例を第6図に示す.このような炭化
室10に、例えば第7図及び第8図に示す如く視野17
を設定して、ブーム42を挿入しながら、ITV48に
よる例えば第9図のような斜視像の撮影、VTR56及
びフロッピー62への記録を行う. 画像処理装置50の演算処理装置64は、フロッピー6
2に記録された画像情報に対して、次のような処理を行
う. ■斜視画像(第9図)を変換し、第10図に示すような
平面画像を得る.第10図において、32は、レンガi
l1離部分である. ■炉長方向に分割された視野17の各画像についての平
面画像(第10図)を炉長方向位置に基づいてつなぎ合
せて、第11図に示すような合戒画像を出力する. ■炭化室内量レンガ表面の状態を、平面画像化(第10
図)あるいは合成画像出力(第11図)の段階で、レン
ガ目地切れ<30)、スポーリング(26)、カーボン
付着(28)、レンガ剥離(32)等に判別した上で、
その凹部の深さ、凸部の厚み、面積等を定量化し、例え
ば第12図に示すような炭化室内量レンガ損傷診断マッ
プを出力する. 本実施例を用いてコークス炉炭化室内の観察を実際に行
った結果、第12図に示したような、炭化室内量レンガ
の損傷情報を得た. この損傷情報マップを手がかりに損傷該当箇所の分割平
面画像(第10図)を見ると、ここにレンガ目地切れ(
30),スポーリング(26)、レンガ剥¥!(32)
等のレンガ損傷が確認された.これは、窯内中央部分で
もあり、従来の目視観察では到底認知し得ない情報でも
あった.そこで、発明者らは、この損傷情報をもとに、
この部分の斜視画@(第9図)をも確認した後、損傷箇
所の補修を実施した.補修後も本実施例により、炭化室
内量レンガ表面の観察を行い、補修状態を診断して、そ
の完治を確認することができた.
【図面の簡単な説明】
第1図(A)(B)は、本発明の原理を説明するための
略示平面図及び立面図、 第2図は、カメラ画角を炭化室中心線上で水平方向に向
けた場合の炭化室内撮影画像の例を示す線図、 第3図は、第2図の破線で囲んだ領域をカメラ画角を炭
化室中心線上より左に約30°設定して撮影した時の撮
影画像の例を示す線図、第4図は、本発明の応用例の原
理を説明するための略示立面図、 第5図は、本発明に係るコークス炉炭化室の内壁観察装
置の実施例の構成を示す、一部ブロック線図を含む断面
図、 第6図は、炭化室を窯口から見た図、 第7図及び第8図は、実施例のカメラにおける視野を示
す平面図及び斜視図、 第9図は、実施例で得られる斜視画像の例を示す線図、 第10図は、第9図の斜視画像を変換した後の平面画像
の例を示す線図、 第11図は、第10図の平面画像を合戒して一枚とした
炭化室内量全域の平面画像の例を示す線図、 第12図は、実施例により得られた、炭化室内量の全領
域のレンガ損傷状態診断結果のマップを示す線図、 第13図(A)(B)は、従来の炭化室内量観察方法に
おけるカメラの視野の例を示す平面図及び立面図である
. 10・・・炭化室、 12、14・・・炉壁、 22・・・反対窯口、 26・・・ポーリング部分、 8・・・カーボン付着部分、 0・・・レンガ目地切れ部分、 2・・・レンガ剥離部分、 8・・・コークス炉、 0・・・押出機、 2・・・ブーム、 4・・・ブーム駆動装置、 6・・・ブローブ、 8・・・工業用テレビカメラ(ITV)、O・・・画像
処理装置. 第1図 第2図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)コークス炉炭化室の窯口よりカメラを内部に挿入
    し、内壁の撮像をもとに炉壁状況を観察するに際し、 前記カメラの視野を斜めとし、 炉壁を斜視像として順次撮影して、前記カメラで少くと
    も炉長方向のほぼ全域を撮影し、斜視像の撮像位置情報
    と、前記斜視像を正面像に変換した画像情報をもとに、
    炭化室内の炉壁状況を観察することを特徴とするコーク
    ス炉炭化室の内壁観察方法。
  2. (2)コークス炉炭火室内の高温に耐えるようにされた
    炭化室内挿入用ブームと、 該ブームの先端を、炭化室の窯口より炉長方向に炭化室
    反対側窯口まで挿入可能とするブーム駆動手段と、 前記ブームの先端に装着されたプローブと、該プローブ
    に内蔵された、炭化室内壁の状態を斜め方向から撮影す
    るためのカメラと、 該カメラの炉長方向位置を検出する位置検出手段と、 前記プローブの炭火室内炉長方向への挿入又は引出し過
    程で前記カメラにより順次得られる、炭化室内量の斜視
    画像を正面画像に変換すると共に、前記カメラの炉長方
    向位置に応じて、該正面画像を炉長方向につなぎあわせ
    、炭化室内壁のほぼ全域を表わす画像に合成する画像処
    理手段と、を備えたことを特徴とするコークス炉炭化室
    の内壁観察装置。
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