JPH03105146A - 空気調和機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、室内ユニットに除湿用のヒータを備えた除
湿運転可能な空気調和機に関するものである。

〔従来の技術〕

第４図は一般的な除湿用ヒータ付き空気調和機の冷媒回
路図であり、図において、１は圧縮機モータ２により駆
動される圧縮機、３は室外熱交換番、４は絞り装置、５
は室内熱交換器で、これらは冷媒配管により連結されて
いる。６は室内熱交換器５に対向して配置された室内送
風機で、室内送風機用モータ７によって駆動される。８
は室外熱交換器３に対向して配置された室外送風機で、
室外送風機用モータ９によって駆動される。

１０は室内ユニット内に備えられた除湿用のヒータであ
る。

上記のような冷媒回路を有し、除湿運転可能な従来の空
気調和機としては、例えば特開昭６２−２３８９３６号
公報等にみられるようなものがある。第５図はその制御
回路（電気回路）を示す図である。図中、１１は交流電
源で、上記圧縮機モータ（ＣＭ）２、室内送風機用モー
タ（ＦＭＩ）７及び室外送風用モータ（ＦＭ２）９は、
それぞれ電源用リレーのリレー接点１２ｂを介してこの
電源１１と接続されている。

ヒータ１０はヒータ用リレーのリレー接点１３ｂと直列
に接続され、その直列回路も上記電源用リレーのリレー
接点１２ｂを介して電源１１と接続されている。また、
上記電源用リレーのリレー接点１２ｂを開閉するリレー
コイル１２ａは、電源スイッチ１４を介して電源１１に
接続され、ヒータ用リレーのリレー接点１３ｂを開閉ず
るりレーコイル１３ｂは、除湿スイッチ１５と直列に接
続され、かつ電源スイッチ１４を介して電源１１に接続
されている。

次に第５図の回路の動作について説明する。

電源スイッチ１４をＯＮ（閉）にすると、電源用リレー
のリレーコイル１２ａが通電され、そのリレー接点１２
ｂが閉状態となる。これにより圧縮機モータ２、室内送
風機用モータ７及び室外送風機用モータ９がＯＮとなり
、冷房運転が可能となる。この状感で除湿スイッチ１５
をＯＮにすると、ヒータ川リレーのリレーコイル１３ａ
が通電され、そのリレー接点１３ｂが閉状態となる。こ
れにより、ヒータ１０がＯＮとなり、除４運転が可能と
なる。また￥ｆ．源スイッチ１４をＯＦＦ（開）にする
と、除湿スイッチ１５の状態に関係なく除湿運転も停止
状態になる。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来の空気調和機は以上のように構成されており、電源
スイッチをＯＦＦにすると全ての運転か停止されてしま
うため、電源ＯＦＦ時に室内の湿度が上昇するという問
題点があった。

なお、暖房運転停止後に所定時間自動的に除湿運転を行
うことも提案されているが、これでは空調室の結露は一
時的に防止されるが、その後の室内の湿度上昇は抑えら
れない。

この発明は、上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、電源ＯＦＦ時でも継続的に除湿運転ができ
、室内の湿度の−１を抑えることができ、また室内の湿
度を最適に制御することが可能な空気調和機を得ること
を目的としている。

〔課題を解決するための手段〕

この発明に係る空気調和機は、室内ユニットに除湿用の
ヒータを備えた除湿運転可能な空気調和機Ｃおいて、室
内の湿度をモニタするための湿度モニタスイッチを設け
、この湿度モニタスイッチの状態により電源オフ時でも
除湿運転を行うように構成したものであり、また、室内
湿度を検出する湿度検出部を設け、湿度モニタスイッチ
の状態により電源オフ時でも除湿運転を行うと共に、検
出した湿度に応じて除湿運転の運転，停止を行う制御部
を備えたものである。

〔作用〕

この発明の空気調和機においては、湿度モニタスイッチ
の状態により電源ＯＦＦ時でも除湿運転が行われるので
，室内の湿度の上昇が抑えられる。また、検出した室内
湿度に応じて除湿運転が行われることにより、室内の湿
度が最適に制御される。

〔実施例〕

第１図はこの発明の第１実施例を示す制御回路図であり
、第５図と同一符号は同一構成部分を示している。図に
おいて、２は圧縮機モータ、７は室内送風機用モータ、
９は室外送風機用モータ、１０は除湿用のヒータ、ｌ１
は交流電源、１２ａ，，１２ａ２は電源用リレーのリレ
ーコイル、１２ｂはそのリレー接点、１３ａ，１３ａ２
はヒータ用リレーのリレーコイル、１３ｂはそのリレー
接点、１４は定源スイッチで、ａ接点（常開接点）とｂ
接点（常閉接点）を有している。ｌ５は除湿スイッチ、
１６は室内の湿度をモニタするための湿度モニタスイッ
チである。

なお、上記圧縮機モータ２、各送風機用モータ７，９及
びモータ１０は第５図の回路と同時に接続されているが
、電源用リレーコイル１２ａ，は電源スイッチ１４のａ
接点を介して電源１ｌと接続され，ヒータ用リレーのリ
レーコイル１３ａ，と直列に接続された除湿スイッチ１
５も電源スイッチｌ４のａ接点を介して篭源１！と接続
されている。また、除湿モニタスイッチ１６は、電源用
リレーのリレーコイル１２ａ２とヒータ用リレーのリレ
ーコイル１３ａ２と直列に接続され、これらの直列回路
は電源スイッチ１４のｂ接点を介して電源１１と接続さ
れている。

次に動作について説明する。

上記の制御回路をもつ空気調和機の冷媒回路は第４図と
同様の回路構成であり、電源スイッチｌ４がＯＮにされ
てａ接点が閉じると、電源用リレーのリレーコイル１２
ａ１が通電され、そのリレー接点１２ｂが閉状態となる
。これにより、圧縮機モータ２、室内送風機用モータ７
及び室外送風機用モータ９がＯＮとなり、冷房運転が可
能となる。この状態で除湿スイッチェ５をＯＮにすると
，ヒータ用リレーのリレーコイル１３ａ１が通電され、
そのリレー接点１３ｂが閉状態になる。

これにより、ビータ１０がＯＮとなり、除湿運転が行わ
れる。

また、電源スイッチ１４をＯＦＦにすると、ｂ接点が１
■じる。この時、混度モニタスイッチ１６が閑状態であ
れば、電源閉リレーのリレーコイル１２ａ２とヒータ用
リレーのリレーコイル１３ａ２か共にＯＮとなり、除湿
運転が行われる。しかし、湿度モニタスイッチ１６が開
状態になっていれば、各リレーコイル】２ａ２１３ａ２
は共にＯＦＦであり、全ての運転が停止される。

このように、電源ＯＦＦ時でも湿度モニタスイッチｌ６
の操作により継続的に除湿運転を行うことができるので
、室内の湿度の上昇を抑えることが可能となる。

第２図はこの発明の第２実施例を示す制御回路図である
。この実施例は、湿度モニタスイッチ１６の他に室内湿
度を検出する湿度検出部１７を設け、制御部１８により
、湿度モニタスイッチ１６の状態により電源ＯＦＦＦ時
でも除湿運転を行うと共に、検出した湿度に応じて除湿
運転の運転，停止を行うようにしたものである。

上記制御部１８は交流′ｒｉ源１１から電源供給を受け
るようになっており、この制御Ｒ１８に電源用リレーの
リレーコイル１２ａ、ヒータ用リレーコイル１３ａ、電
源スイッチ１４、除湿スイッチ１５、湿度モニタスイッ
チ１６及び湿度検出部１７が接続されている。

？よ源スイッチ１４がＯＮされると、制御部１８はこれ
を検出して電源用リレーのリレーコイルＬ２ａに通電す
る。これにより、リレー接点１２ｂが閉状態となり、圧
縮機モータ２及び各送風機用モータ７．９がＯＮとなっ
て冷房運転が可能となる。制御部１８は、この状態で除
湿スイッチ１５がＯＮされたことを検出すると、ヒータ
用リレーのリレーコイル１３ａに通電する。これで、リ
レー接点１３ｂが閉状態となり、ヒータ１０がＯＮＬ，
て除湿運転が可能となる。

また、制御部１８が温度モニタスイッチ１６が閉状態で
あることを検出した状態で電源スイッチ１４がＯＦＦさ
れると、制御部１８は電源用リレーとヒータ用リレーの
各リレーコイル１２ａ，１　３．　ａに通電して除湿運
転に入り、湿度モニタスィッチ１６が開状態であること
を検出した時は各リレーコイル１２ａ，１３ａをＯＦＦ
にして全ての運転を停止する。更に、制御部１８は、除
湿運転時に湿度検出部１７によって湿度をモニタしてお
り、その検出湿度に応じて除湿運転の運転．停止の制御
を行っている。このため、室内の湿度の最適な制御が行
われる。

第３図はこの発明の第３実施例を示す制御回路図である
。この実施例は、第２図の実施例に室内温度を検出する
室温検出部１９を設けたものである。そして、この室温
検出部１９で検出した温度に応じて冷暖房運転を制御す
ることにより、室内の温度を湿度と共に最適に制御する
ことができる。

なお、上記各実施例において、湿度の設定はワイヤレス
リモートコントロール装置によって容易に行うことがで
き、また室温の設定も同様に行うことができる。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば、湿度モニタスイッチ
を設け、このスイッチの状態により電源オフ時でも除湿
運転を行うようにしたため、室内の湿度の上昇が抑えら
れるという効果があり、また、湿度検出部を設けて除湿
運転の制御を行うことで室内の湿度を最適に制御するこ
とができるという効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の第１実施例を示すｒ＃ＩＪａｊ回路
図、第２図はこの発明の第２実施例を示す制御回路図５
第３図はこの発明の第３実施例を示す制御回路図、第４
図は一般的な除湿用ヒータ付き空気調和機の冷媒回路図
、第５図は従来の空気調和機の制御回路図である。 １・・・・・・圧縮機 ２・・・・・・圧縮機モータ ３・・・・・・室外熱交換器 ４・・・・・・絞り装置 ５・・・・・・室内熱交換器 ６　−−−−−−室内送風機 ７・・・・・・室内送風機用モータ ８・・・・・・室外送風機 ９・・・・・・室外送風機用モ〜タ １　０−・・・・・ヒータ １１・・・・・・交流重源 １４・・・・・・電源スイッチ １５・・・・・・除湿スイッチ １６・・・・・・湿度モニタスイッチ １　７　−−−−−−湿度検出部 １　８　−・・・・・制御部 １　９−・・・・・室温検出部 なお、図中同一符号は同一・または相当部分を示す。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）室内ユニットに除湿用のヒータを備えた除湿運転
   可能な空気調和機において、室内の湿度をモニタするた
   めの湿度モニタスイッチを設け、この湿度モニタスイッ
   チの状態により電源オフ時でも除湿運転を行うことを特
   徴とする空気調和機。
2. （２）室内ユニットに除湿用のヒータを備えた除湿運転
   可能な空気調和機において、室内の湿度をモニタするた
   めの湿度モニタスイッチ及び室内湿度を検出する湿度検
   出部を設け、湿度モニタスイッチの状態により電源オフ
   時でも除湿運転を行うと共に、検出した湿度に応じて除
   湿運転の運転、停止を行う制御部を備えたことを特徴と
   する空気調和機。