JPH03104890A - 液体状電解質中に浸された金属表面のための陰極防食装置 - Google Patents
液体状電解質中に浸された金属表面のための陰極防食装置Info
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- JPH03104890A JPH03104890A JP2183856A JP18385690A JPH03104890A JP H03104890 A JPH03104890 A JP H03104890A JP 2183856 A JP2183856 A JP 2183856A JP 18385690 A JP18385690 A JP 18385690A JP H03104890 A JPH03104890 A JP H03104890A
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23F—NON-MECHANICAL REMOVAL OF METALLIC MATERIAL FROM SURFACE; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL; MULTI-STEP PROCESSES FOR SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL INVOLVING AT LEAST ONE PROCESS PROVIDED FOR IN CLASS C23 AND AT LEAST ONE PROCESS COVERED BY SUBCLASS C21D OR C22F OR CLASS C25
- C23F13/00—Inhibiting corrosion of metals by anodic or cathodic protection
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23F—NON-MECHANICAL REMOVAL OF METALLIC MATERIAL FROM SURFACE; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL; MULTI-STEP PROCESSES FOR SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL INVOLVING AT LEAST ONE PROCESS PROVIDED FOR IN CLASS C23 AND AT LEAST ONE PROCESS COVERED BY SUBCLASS C21D OR C22F OR CLASS C25
- C23F13/00—Inhibiting corrosion of metals by anodic or cathodic protection
- C23F13/02—Inhibiting corrosion of metals by anodic or cathodic protection cathodic; Selection of conditions, parameters or procedures for cathodic protection, e.g. of electrical conditions
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
発明の目的
本発明は、液体状の電解質中、特に海水中に浸された金
属表面、特に船舶の船尾管シール装置のためのものであ
って、少なくとも1つの犠牲陽極を使用すると共に、特
許請求の範囲の第l請求項の前段部分に記載された特徴
を有する陰極防食装置に関するものである. この種の装置としてはドイツ国公開特許第252094
8号および米国特許第3726779号において公知と
なったものがあり、これらは、相対的に短期間だけしか
陰極防食を達戒することができない.すなわち、急激に
運動する部分に固定された犠牲陽極は、周囲の電解質の
急激な流れによって、保護すべき金属表面の防食のため
に必要とされる大きさの電流以上の電流を発生する. かかる電流は、電解質が急激に流れる場合、通常値の最
大15倍の値にまで達し、このため、犠牲陽極は短期間
のうちに消耗されてしまう.このような従来の陰極防食
装置においては、例えば亜鉛製犠牲陽極を使用した場合
に、その防食作用を4年間維持しようとするならば、保
護すべき金属表面1−あたりに163kgの犠牲陽極を
取付ける必要がある。
属表面、特に船舶の船尾管シール装置のためのものであ
って、少なくとも1つの犠牲陽極を使用すると共に、特
許請求の範囲の第l請求項の前段部分に記載された特徴
を有する陰極防食装置に関するものである. この種の装置としてはドイツ国公開特許第252094
8号および米国特許第3726779号において公知と
なったものがあり、これらは、相対的に短期間だけしか
陰極防食を達戒することができない.すなわち、急激に
運動する部分に固定された犠牲陽極は、周囲の電解質の
急激な流れによって、保護すべき金属表面の防食のため
に必要とされる大きさの電流以上の電流を発生する. かかる電流は、電解質が急激に流れる場合、通常値の最
大15倍の値にまで達し、このため、犠牲陽極は短期間
のうちに消耗されてしまう.このような従来の陰極防食
装置においては、例えば亜鉛製犠牲陽極を使用した場合
に、その防食作用を4年間維持しようとするならば、保
護すべき金属表面1−あたりに163kgの犠牲陽極を
取付ける必要がある。
しかしながら、たいていの場合、この量の犠牲陽極を前
述の表面に取付けることは困難である.すなわち、防食
効果は比較的短期間しか保証されないことになる.そし
て、犠牲陽極が消耗された場合には、該当する装置を停
止させて新たな犠牲陽極を装着する必要がある。
述の表面に取付けることは困難である.すなわち、防食
効果は比較的短期間しか保証されないことになる.そし
て、犠牲陽極が消耗された場合には、該当する装置を停
止させて新たな犠牲陽極を装着する必要がある。
このことは、特に、陰極防食すべきスクリューシャフト
のシール装置を備えた、犠牲陽極の装着されたハウジン
グをシール装置のクロム網製ブンシュと共に回転させる
船舶の場合において著しく不利となる.すなわち、船舶
をドッグ入りさせなければならないからである。
のシール装置を備えた、犠牲陽極の装着されたハウジン
グをシール装置のクロム網製ブンシュと共に回転させる
船舶の場合において著しく不利となる.すなわち、船舶
をドッグ入りさせなければならないからである。
クロム綱製ブノシュの腐食およびスクリューシャフトの
シール機能の低下を考慮することは不可能である。
シール機能の低下を考慮することは不可能である。
それ以上に、実際にはクロム網製ブッシュをブロペラに
対して絶縁することは非常に問題である.犠牲陽極は、
通常、鋼索防食されたシール装置の領域内にあるプロペ
ラ領域に対する防食のためにも使用されるので、犠牲陽
極の耐用年数はさらに短くなる. したがって、本発明の課題は、特許請求の範囲第1請求
項の前段部分に記載された装置において、防食電流の発
生を抑制することにより、ハウジング外における電解質
の大きな流速にもかかわらず、犠牲陽極の必要とされる
約4年の耐用年数を達或することである. 発明の構威及び効果 この課題は、本発明に基づいて、犠牲陽極を取り囲む、
前記犠牲陽極に対して電気的に絶縁されたケーシングを
設け、前記ケーシングの壁を少なくとも前記犠牲陽極の
1側面側において前記犠牲陽極から離れて位置させ、前
記犠牲陽極から離れて位置するケーシングの壁に電解質
を通過させるためのオリフィスを形成し、前記ケーシン
グのオリフィスが形放された壁と前記犠牲陽極との間隔
、および/または前記ケーシングのオリフィスが形成さ
れた壁の内側壁面における前記オリフィスの占める面積
の割合を、前記犠牲陽極を含むケーシングの前記プロペ
ラシャフトの運転に伴う運動中、特に回転中において、
前記ケーシング内における電解質の流速が0.3 m/
秒を越えないように選択することによって達或される. ドイツ特許第1182929号によれば、犠牲陽極は、
これに対して電気的に絶縁されたケーシングによって取
り囲まれ、前記ケーシングの壁面が犠牲陽極の一側面側
において前記犠牲陽極から離れて位置し、さらにこの壁
面にはオリフィスが形成されている.しかしながら、こ
の公知の装置においては、犠牲陽極を収容するケーシン
グおよびこれを取り巻く電解質の間に相対運動が全く生
じないか、あるいは生じたとしても相対的にわずかなも
のであり、したがって、防食電流の抑制はほとんど取る
に足りないものとなるという欠点を有している. 一方、本発明によれば、犠牲陽極を取り囲む箱体からな
るケーシングが使用され、ケーシングの船首側の壁が犠
牲陽極から間隔をおいて配置されると共に、この壁面に
オリフィスが形成される.これにより犠牲陽極は、海水
による浸食及び機械的な負荷から保護され、しかも犠牲
陽極の表面上における海水の流速が抑制される. 以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施例につい
て説明する. 第1図において、船尾管シール装置は、シャフト(l〉
のためのクロム網製の船尾側プフシュ(2)上に設けら
れている.シャフト(1)はまた、受け部(4)内に収
容支持された船首側ブッシュ(3)内に回転可能に支持
されており、さらに、船尾側ブッシュ(2)上にシール
ハウジング(5)が固定される.このシールハウジング
(5)は、複数のリング状ハウジングユニントおよびこ
れらのユニットの間に配置された複数のリンブシール(
6)からなっている.船尾側ブッシュ(2)の固定フラ
ンジの船首側の面上には、箱体からなるケーシング(8
)が固定されており、このケーシング(8)内には、第
2図に示すように、一対の対向する端面がケーシング(
8)の船尾側の壁の内側壁面に対応する大きさを有する
直方体形状の犠牲陽極(7)が、前記対向する端面の一
方を前記ケーシング(8)の船尾側の壁の内側壁面に接
触させ、かつ前記一方の端面に連続する周壁面をケーシ
ングの船尾側の壁に連続する周壁の内側壁面に接触させ
ると共に、他方の端面が、ケーシング(8)の船首側の
壁の内側壁面から所定の間隔をおいて位置するようにし
て固定される. この場合、ケーシング(8〉は犠牲陽極(7)に対して
電気的に絶縁される.この電気的絶縁は、ケーシング(
8)が金属製の場合には、犠牲陽極(7)を絶縁材料を
介してケーシングの内側壁面に固定することによって、
あるいは、ケーシング(8)を、絶縁材料、特にプラス
チンクから形成することによってなされる. さらに、犠牲陽極(7)から離れて位置するケーシング
(8)の船首側の壁にはオリフィス(9)が形成され、
液体状電解質、すなわち海水をケーシング内へ導くよう
になっている. そして、ケーシング(8)のオリフィス(9〉が形成さ
れた船首側の壁と犠牲陽極(7)との間隔、およびケー
シング(8)のオリフィス(9)が形成された壁の内側
壁面におけるオリフィス(9)の占める面積の割合の両
方、あるいはいずれか一方が、犠牲陽極(7)を含むケ
ーシング(8)のプロペラシャフトの運転に伴う運動中
、特に回転中において、ケーシング(8)内における電
解質、すなわち海水の流速が0.3 m/秒を越えない
ように選択される.この選択は、例えば、この実施例で
は、ケーシング(8)のオリフィス(9)が形成された
壁の内側壁面と犠牲陽極(7)の側面との間隔が、ケー
シング(8)の全高さの約30%となるようにし、オリ
フィス(9)が形成されたケーシング(8)の壁の内側
壁面においてオリフィス(9)が約30%の面積を占め
るようにすることによってなされる。
対して絶縁することは非常に問題である.犠牲陽極は、
通常、鋼索防食されたシール装置の領域内にあるプロペ
ラ領域に対する防食のためにも使用されるので、犠牲陽
極の耐用年数はさらに短くなる. したがって、本発明の課題は、特許請求の範囲第1請求
項の前段部分に記載された装置において、防食電流の発
生を抑制することにより、ハウジング外における電解質
の大きな流速にもかかわらず、犠牲陽極の必要とされる
約4年の耐用年数を達或することである. 発明の構威及び効果 この課題は、本発明に基づいて、犠牲陽極を取り囲む、
前記犠牲陽極に対して電気的に絶縁されたケーシングを
設け、前記ケーシングの壁を少なくとも前記犠牲陽極の
1側面側において前記犠牲陽極から離れて位置させ、前
記犠牲陽極から離れて位置するケーシングの壁に電解質
を通過させるためのオリフィスを形成し、前記ケーシン
グのオリフィスが形放された壁と前記犠牲陽極との間隔
、および/または前記ケーシングのオリフィスが形成さ
れた壁の内側壁面における前記オリフィスの占める面積
の割合を、前記犠牲陽極を含むケーシングの前記プロペ
ラシャフトの運転に伴う運動中、特に回転中において、
前記ケーシング内における電解質の流速が0.3 m/
秒を越えないように選択することによって達或される. ドイツ特許第1182929号によれば、犠牲陽極は、
これに対して電気的に絶縁されたケーシングによって取
り囲まれ、前記ケーシングの壁面が犠牲陽極の一側面側
において前記犠牲陽極から離れて位置し、さらにこの壁
面にはオリフィスが形成されている.しかしながら、こ
の公知の装置においては、犠牲陽極を収容するケーシン
グおよびこれを取り巻く電解質の間に相対運動が全く生
じないか、あるいは生じたとしても相対的にわずかなも
のであり、したがって、防食電流の抑制はほとんど取る
に足りないものとなるという欠点を有している. 一方、本発明によれば、犠牲陽極を取り囲む箱体からな
るケーシングが使用され、ケーシングの船首側の壁が犠
牲陽極から間隔をおいて配置されると共に、この壁面に
オリフィスが形成される.これにより犠牲陽極は、海水
による浸食及び機械的な負荷から保護され、しかも犠牲
陽極の表面上における海水の流速が抑制される. 以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施例につい
て説明する. 第1図において、船尾管シール装置は、シャフト(l〉
のためのクロム網製の船尾側プフシュ(2)上に設けら
れている.シャフト(1)はまた、受け部(4)内に収
容支持された船首側ブッシュ(3)内に回転可能に支持
されており、さらに、船尾側ブッシュ(2)上にシール
ハウジング(5)が固定される.このシールハウジング
(5)は、複数のリング状ハウジングユニントおよびこ
れらのユニットの間に配置された複数のリンブシール(
6)からなっている.船尾側ブッシュ(2)の固定フラ
ンジの船首側の面上には、箱体からなるケーシング(8
)が固定されており、このケーシング(8)内には、第
2図に示すように、一対の対向する端面がケーシング(
8)の船尾側の壁の内側壁面に対応する大きさを有する
直方体形状の犠牲陽極(7)が、前記対向する端面の一
方を前記ケーシング(8)の船尾側の壁の内側壁面に接
触させ、かつ前記一方の端面に連続する周壁面をケーシ
ングの船尾側の壁に連続する周壁の内側壁面に接触させ
ると共に、他方の端面が、ケーシング(8)の船首側の
壁の内側壁面から所定の間隔をおいて位置するようにし
て固定される. この場合、ケーシング(8〉は犠牲陽極(7)に対して
電気的に絶縁される.この電気的絶縁は、ケーシング(
8)が金属製の場合には、犠牲陽極(7)を絶縁材料を
介してケーシングの内側壁面に固定することによって、
あるいは、ケーシング(8)を、絶縁材料、特にプラス
チンクから形成することによってなされる. さらに、犠牲陽極(7)から離れて位置するケーシング
(8)の船首側の壁にはオリフィス(9)が形成され、
液体状電解質、すなわち海水をケーシング内へ導くよう
になっている. そして、ケーシング(8)のオリフィス(9〉が形成さ
れた船首側の壁と犠牲陽極(7)との間隔、およびケー
シング(8)のオリフィス(9)が形成された壁の内側
壁面におけるオリフィス(9)の占める面積の割合の両
方、あるいはいずれか一方が、犠牲陽極(7)を含むケ
ーシング(8)のプロペラシャフトの運転に伴う運動中
、特に回転中において、ケーシング(8)内における電
解質、すなわち海水の流速が0.3 m/秒を越えない
ように選択される.この選択は、例えば、この実施例で
は、ケーシング(8)のオリフィス(9)が形成された
壁の内側壁面と犠牲陽極(7)の側面との間隔が、ケー
シング(8)の全高さの約30%となるようにし、オリ
フィス(9)が形成されたケーシング(8)の壁の内側
壁面においてオリフィス(9)が約30%の面積を占め
るようにすることによってなされる。
なお、この実施例では、犠牲陽極(7)は、軸受ブッシ
ュ(2)の固定フランジに取付けられているが、犠牲陽
極(7)の取付け位置はこの実施例に限定されるもので
はなく、例えば、犠牲陽極(7)がプロペラ、あるいは
ブッシュの円柱形部分、あるいはシール装置のハウジン
グに固定されていてもよい. 以上のように、本発明によれば、ケーシングの外側にお
ける海水の大きな流速にもかかわらず、犠牲陽極が発生
する防食電流を、陰極防食に必要な一定の大きさに抑制
することができ、犠牲陽極の必要とされる約4年の耐用
年数を達成することができる。
ュ(2)の固定フランジに取付けられているが、犠牲陽
極(7)の取付け位置はこの実施例に限定されるもので
はなく、例えば、犠牲陽極(7)がプロペラ、あるいは
ブッシュの円柱形部分、あるいはシール装置のハウジン
グに固定されていてもよい. 以上のように、本発明によれば、ケーシングの外側にお
ける海水の大きな流速にもかかわらず、犠牲陽極が発生
する防食電流を、陰極防食に必要な一定の大きさに抑制
することができ、犠牲陽極の必要とされる約4年の耐用
年数を達成することができる。
第1図は、ブッシュ上に固定された犠牲陽極を備えたシ
ール装置のプロペラシャフトの軸方向に沿った縦断面図
、 第2図は、犠牲陽極を取り囲むケーシングの断面図であ
る. ・・・・・・シャフト ・・・・・・船尾側ブッシュ ・・・・・・船首側ブッシュ ・・・・・・受け部 ・・・・・・シールハウジング ・・・・・・リソブシール ・・・・・・犠牲陽極 ・・・・・・ケーシング ・・・・・・オリフィス 代 理 人 新実健郎 (外1名)
ール装置のプロペラシャフトの軸方向に沿った縦断面図
、 第2図は、犠牲陽極を取り囲むケーシングの断面図であ
る. ・・・・・・シャフト ・・・・・・船尾側ブッシュ ・・・・・・船首側ブッシュ ・・・・・・受け部 ・・・・・・シールハウジング ・・・・・・リソブシール ・・・・・・犠牲陽極 ・・・・・・ケーシング ・・・・・・オリフィス 代 理 人 新実健郎 (外1名)
Claims (8)
- (1)液体状の電解質中、特に海水中に浸された金属表
面、特に船舶の船尾管シール装置を、前記電解質に対し
相対的に高速で運動する部分、特に船舶のプロペラシャ
フト上に固定された少なくとも1つの犠牲陽極を用いて
陰極防食するための装置において、 前記犠牲陽極を取り囲む、前記犠牲陽極に対して電気的
に絶縁されたケーシングを設け、前記ケーシングの壁を
少なくとも前記犠牲陽極の一側面側において前記犠牲陽
極から離れて位置させ、前記犠牲陽極から離れて位置す
るケーシングの壁に電解質を通過させるためのオリフィ
スを形成し、前記ケーシングのオリフィスが形成された
壁と前記犠牲陽極との間隔、および/または前記ケーシ
ングのオリフィスが形成された壁の内側壁面における前
記オリフィスの占める面積の割合を、前記犠牲陽極を含
むケーシングの前記プロペラシャフトの運転に伴う運動
中、特に回転中において、前記ケーシング内における電
解質の流速が0.3m/秒を越えないように選択したも
のであることを特徴とする装置。 - (2)前記船舶が前記プロペラシャフトに対する軸受ブ
ッシュを有しており、前記犠牲陽極を取り囲むケーシン
グの固定位置が、前記シール装置のクロム綱製ブッシュ
の固定フランジ上にあることを特徴とする第1請求項に
記載の装置。 - (3)前記ケーシングが金属製であり、前記犠牲陽極に
対する電気的な絶縁が、前記ケーシングおよび前記犠牲
陽極の間に配置された絶縁材料からなる中間層によって
なされていることを特徴とする第1請求項または第2請
求項に記載の装置。 - (4)前記ケーシングが、絶縁材料、特にプラスチック
からなっていることにより、前記ケーシングの前記犠牲
陽極に対する電気的な絶縁が達成されるものであること
を特徴とする第1請求項または第2請求項に記載の装置
。 - (5)前記ケーシングが直方体形状を有し、前記ケーシ
ングのオリフィスが形成された壁の内側壁面と前記犠牲
陽極の側面との間隔が前記ケーシングの全高さの約30
%となり、前記オリフィスが形成されたケーシングの壁
の内側壁面において前記オリフィスが約30%の面積を
占めていることを特徴とする第1請求項〜第3請求項の
いずれか1項に記載の装置。 - (6)前記犠牲陽極がプロペラに固定されていることを
特徴とする第1請求項〜第5請求項のいずれか1項に記
載の装置。 - (7)前記犠牲陽極がブッシュの円柱形部分に固定され
ていることを特徴とする第1請求項〜第5請求項のいず
れか1項に記載の装置。 - (8)前記犠牲陽極がシール装置のハウジングに固定さ
れていることを特徴とする第1請求項〜第5請求項のい
ずれか1項に記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3924158.0 | 1989-07-21 | ||
DE3924158A DE3924158A1 (de) | 1989-07-21 | 1989-07-21 | Vorrichtung zum kathodischen korrosionsschutz von in einem fluessigen elektrolyten, vorzugsweise seewasser, eingetauchten metallflaechen, vorzugsweise an der stevenrohrabdichtung eines schiffs |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03104890A true JPH03104890A (ja) | 1991-05-01 |
Family
ID=6385540
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2183856A Pending JPH03104890A (ja) | 1989-07-21 | 1990-07-09 | 液体状電解質中に浸された金属表面のための陰極防食装置 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03104890A (ja) |
KR (1) | KR910003153A (ja) |
CN (1) | CN1049533A (ja) |
DE (1) | DE3924158A1 (ja) |
GB (1) | GB2233981B (ja) |
NL (1) | NL9001663A (ja) |
SE (1) | SE9002368L (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100460044B1 (ko) * | 2002-09-09 | 2004-12-04 | 윌로펌프 주식회사 | 해수용 배수 펌프 |
CN101905913A (zh) * | 2010-07-29 | 2010-12-08 | 中国船舶重工集团公司第七二五研究所 | 螺旋桨岸基电解海水防污系统及方法 |
DE102013213853A1 (de) * | 2013-07-16 | 2015-01-22 | Aktiebolaget Skf | Korrosionsgeschütztes Lagerbauteil und Lageranordnung |
CN114901869B (zh) * | 2019-10-18 | 2023-12-22 | 沃尔沃遍达公司 | 阴极保护和防污装置及方法 |
CN114131126A (zh) * | 2021-11-14 | 2022-03-04 | 中国航发沈阳黎明航空发动机有限责任公司 | 一种大余量电解加工的流场保护装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4146448A (en) * | 1974-07-31 | 1979-03-27 | Kobe Steel, Limited | Protection of a stern tube shaft liner |
US4133737A (en) * | 1977-06-27 | 1979-01-09 | Exxon Research & Engineering Co. | Shielded anodes |
-
1989
- 1989-07-21 DE DE3924158A patent/DE3924158A1/de not_active Ceased
-
1990
- 1990-07-05 SE SE9002368A patent/SE9002368L/ not_active Application Discontinuation
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