JP4078817B2 - 海水取水ポンプの犠牲陽極による防食装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、金属部品の隙間腐食に対する電気防食装置に係り、特に海水取水ポンプの犠牲陽極による防食装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の局部腐食に対する犠牲陽極の配置方法は,例えば,ポンプでは,局部腐食が発生する近傍に溝を設け,その溝に犠牲陽極を配置している。また,フランジ形管継手の内側では,局部腐食が発生するフランジ形管継手の結合部近傍に溝を設けて,その溝に犠牲陽極を配置している。フランジ形管継手の外側では,フランジ形管継手の外周部に犠牲陽極を配置している。
【0003】
犠牲陽極と防食対象材料の間には,犠牲陽極と防食対象材料の自然電位が異なることから,電流(腐食電流)が生じる。この腐食電流によって,防食対象材料の電位を防食電位以下に低下させれば,防食対象材料を防食できる。腐食電流の大きさは,各材料の分極特性,面積比,および材料間の溶液抵抗によって決まる。各材料の分極特性は,実験によって得られ,溶液抵抗Xは,溶液の電気伝導度をρ、溶液の断面積をS,溶液の長さをLとすると,次式であらわされる。
X=L/ρS
上式より,溶液の断面積Sが小さい隙間部や,溶液の長さLが大きくなる犠牲陽極から離れた部位では,溶液抵抗Xが大きくなり,犠牲陽極による電流が流れにくい。従って,犠牲陽極と防食対象部位の間に隙間を有する構造や,防食対象部位が犠牲陽極から離れている構造では,防食対象部位で防食効果が十分に得られない。
【0004】
先行技術として、特開平3―104890号公報がある。これには液体状の電解質中に浸された金属表面のための、陰極防食装置について開示がある。犠牲陽極を電気的に絶縁されたケーシングを設け、ケーシングの一側面に電解質を通過させるためのオリフィスを設け、プロペラシャフトのケーシング内の、電解質の流速を抑制するための陰極防食装置について述べている。
【0005】
また、特開平7―189881号公報がある。これは異種金属や隙間腐食が生じ易い部位の近傍に、犠牲電極を設けた例が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来技術では,必要な体積の犠牲陽極を,対象機器の隙間の構造上配置可能な位置に配置するため,局部腐食が発生する部位から離れた位置に配置せざるを得なかった。そのため,溶液抵抗が大きくなるため,犠牲陽極による電流が流れにくくなり,局部腐食が発生する部位の電位を効果的に下げられず,防食効果が十分に得られない問題がある。
【0007】
また,フランジ形管継手の内側に配置する犠牲陽極では,構造上配置できる犠牲陽極の大きさに限界があるため,犠牲陽極の長期使用ができない問題がある。さらに,これらの犠牲陽極が受け持つ防食対象部位は,防食を必要としない部位を含むため,防食対象部位の表面積が大きく,犠牲陽極の消耗速度が大きい問題がある。
【0008】
また、前記先行技術では犠牲電極をケーシングで覆ってしまいオリフィスを介して電解質を取り込んで電解質の流速を抑えている。しかしながら、防食対象となる部位との関係については述べられていない。もう一つの先行技術には防食対象部位の近くに犠牲陽極を設けることの記載はあるが、いつも対象部位の近くに犠牲陽極を設けられるとは限らない。
【0009】
本発明は,中間軸継手の隙間等の防食すべき部位の近くに犠牲陽極を設けられないような場合などであっても十分に防食することができる海水取水ポンプの犠牲陽極による防食装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
以下の手段により、前記課題を解決することができる。本発明の海水取水ポンプの犠牲陽極による防食装置は、海水取水ポンプにおける揚水管の防食対象部位の近傍に保護板を設け、前記保護板内に犠牲陽極を配置した防食装置であって、前記保護板は海水取水ポンプの上部軸と下部軸とを結合する中間軸継手を水中軸受支え側から延びて覆い内側に閉鎖域を形成すると共に、前記閉鎖域と揚水管内の領域とを隙間でつなげ、前記保護板による閉鎖域内の上下には前記中間軸継手に近接してリング状の犠牲陽極を設けて構成したことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下,本発明の実施の形態を,図1〜図6により説明する。
図1に,ポンプの中間軸継手1の腐食を抑制する犠牲陽極の配置形態を示している。これは図2に示したように、発明の対象としている海水ポンプの全体構成の一部である。図1は図2における軸継手Aの部分の拡大図を表わしている。揚水管2の内部に,上部軸3と下部軸4,上部軸3と下部軸4を結合している中間軸継手1から構成されている。また、中間軸継手1の下方向の位置には水中軸受支え5,水中軸受支え5上部の中間軸継手1を覆う保護板6を有している。この材質は,隙間腐食等が発生し易いステンレス鋼等である。また,保護板6の中間軸継手側には,リング状の犠牲陽極7a7bを配置している。
【0015】
この犠牲陽極7a、7bの材質は,ステンレス鋼より電位が卑な材料である炭素鋼,亜鉛,アルミニウム等である。また,回転体と固定体は、例えばスリップリングを介して電気的に導通させている。したがって、犠牲陽極7a、7bと上部軸3,下部軸4および中間軸継手1は,溶液を介して電気閉回路を構成している。
【0016】
次に作用を説明する。保護板6により,保護板内側に有する犠牲陽極7と中間軸継手1を含む水域と,他の水域とが仕切られるかたちになっている。また,保護板内側の水域と,他の水域がつながる隙間gを設けているため,保護板内側の水が循環するから,溶液内の溶存酸素の低下などの水質の変化を抑制している。そして,保護板内側の水域と,他の水域がつながる隙間では,溶液の断面積Sが極めて小さいために,前記溶液の抵抗式から明らかなように,溶液抵抗Xが大きくなるので,犠牲陽極7による電流が流れにくい。そのため,犠牲陽極7による電流回路が形成される範囲は,保護板内側のみの水域になり,犠牲陽極7が受け持つ防食対象部位の表面積は,保護板内側部分に限定される。
【0017】
したがって、犠牲陽極7が受け持つ防食対象部位の表面積は小さいため,犠牲陽極7の消耗速度を低く抑えることができる。この保護板内面に塗装をすると,さらに犠牲陽極7が受け持つ防食対象部位の表面積が小さくなるため,犠牲陽極7の消耗速度を低下させられる。また,ポンプが揚水する場合においても,保護板内側の水域は閉鎖水域であり流速が低いため,中間軸継手1の防食効果は高く,犠牲陽極7の消耗速度を低く抑えることができる。すなわち、揚水管2に犠牲陽極を設けた場合に比較して、犠牲陽極の長寿命化を図ることができる。
【0018】
なお、この場合の、軸継ぎ手隙間部の防食として構成される電気回路は、犠牲陽極(7a、7b)―保護板(6)―水中軸受け支え(5)−揚水管−吐出しエルボ(17)−スプリング(図示なし)―上部軸(2)―軸継手―犠牲陽極(7a、7b)となり、閉回路を構成する。
【0019】
図3に,フランジ形管継手の接合部8の腐食を抑制する犠牲陽極の配置形態を示した。図2におけるBの部分の拡大図である。フランジ形管継手9の内側に溝を設け,リング状の犠牲陽極10を配置した構造である。犠牲陽極10の内側に円筒状の保護板11を設けている。ここで,フランジ形管継手9,保護板11の材質は,ステンレス鋼等である。また、犠牲陽極10の材質は,炭素鋼,亜鉛,アルミニウム等である。
【0020】
次に作用を説明する。保護板11により,保護板外側に有する犠牲陽極10とフランジ形管継手接合部8の間の水域と,他の水域が仕切られる。そのため,犠牲陽極による電流が及ぶ範囲は,保護板外側のみの水域になり,犠牲陽極10が受け持つ防食対象部位の表面積は,保護板外側部分に限定される。したがって、中間軸継手の図1の場合と同様の原理で,フランジ形管継手の接合部8の防食効果は高く,犠牲陽極10の消耗速度は大幅に低減させることができる。
【0021】
また、図3にはフランジ形管継手9と締結ボルトとの接触部12の腐食を抑制する,犠牲陽極の構成を示している。フランジ形管継手9の外側に犠牲陽極13を配置した構造において,犠牲陽極13とフランジ形管継手9および締結ボルト9aを囲む保護板14を設けている。ここで,フランジ形管継手9,保護板14の材質は,ステンレス鋼等であり,犠牲陽極13の材質は,炭素鋼,亜鉛,アルミニウム等である。
【0022】
この構成では、保護板14により,保護板内側の犠牲陽極13,フランジ形管継手9および締結ボルトを有する水域と,他の水域が仕切られている。そのため,犠牲陽極13による電流が及ぶ範囲は,保護板内側の水域のみになり、犠牲陽極13が受け持つ防食対象部位の表面積は,保護板内側部分に限定される。したがって、中間軸継手の場合(図1)と同様の原理で,フランジ形管継手9と締結ボルト9aの接触部12の防食効果は高く,犠牲陽極13の消耗速度は大幅に低下させることができる。
【0023】
また、このフランジ継手隙間の防食の場合、電気回路は、犠牲陽極(13)−フランジ管継手(9)−フランジ継手ボルト(12)で導通−保護板(14)−(海水)−犠牲陽極(13)となり、閉回路を構成する。
【0024】
図4は,軸斜流ポンプにおいて,軸封部15と軸16の隙間の腐食を抑制する犠牲陽極の配置を示している。吐出しエルボ17において,軸封部15を配置した円筒部18の内部の水域と,矩形管内部の水域を仕切る保護板19を設置し,円筒内部に犠牲陽極20を配置している。ここで,軸封部15,軸16,吐出しエルボ17,保護板19の材質は,ステンレス鋼等であり,犠牲陽極20の材質は,炭素鋼,亜鉛,アルミニウム等である。
【0025】
この構成では、保護板19により,保護板上側に有する保護板19と犠牲陽極20と吐出しエルボ円筒部18および軸封部15に囲まれた水域と,他の水域が仕切られる。そのため,犠牲陽極20による電流が及ぶ範囲は,保護板上側の水域,および軸封部15と軸16の隙間部分になり,犠牲陽極20が受け持つ防食対象部位の表面積は,保護板上側部分に限定される。従って,中間軸継手の場合(図1)と同様の原理で,軸封部15と軸16の隙間の防食効果は高く,犠牲陽極20の消耗速度は低い。
【0026】
この場合、すなわち軸封部隙間防食の場合の電気回路は、犠牲陽極(20)−吐出しエルボ(17)−スプリング(図示なし)−上部軸(2)−軸封部隙間(15,16)−(海水)―犠牲陽極(20)で閉回路が構成される。
【0027】
図5に,斜流ポンプの吐出しボウル25と軸21の隙間腐食を抑制する犠牲陽極の配置を示す。吐出しボウル25と軸21に囲まれた閉鎖水域において、吐出しボウル25に犠牲陽極22を配置している。吐出しボウル25と軸21の材質は,ステンレス鋼等であり、犠牲陽極22の材質は、炭素鋼、亜鉛、アルミニウム等である。また、回転体と固定体を電気的に導通させており、犠牲陽極22と吐出しボウル25および軸21は、溶液を介して電気閉回路を構成する。
【0028】
このような構成では、吐出しボウル25と軸21に囲まれた水域と、他の水域が仕切られている。そのため、犠牲陽極22による電流が及ぶ範囲は、吐出しボウル25と軸21に囲まれた水域、および吐出しボウル25と軸21の隙間部分になり、犠牲陽極22が受け持つ防食対象部位の表面積は、吐出しボウル25と軸21に囲まれた水域に接する部位、および吐出しボウル25と軸21の隙間部分に限定される。従って、中間軸継手の場合と同様の原理で、吐出しボウル25と軸21の隙間の防食効果は高く、犠牲陽極22の消耗速度は低い。
【0029】
この吐出しボウル上部隙間部の防食の場合、電気回路は次のように構成される。犠牲陽極(22)−吐出しボウル(25)−揚水管(2)−吐出しエルボ(17)−スプリング(図示なし)−上部軸(2)−下部軸(4)−吐出しボウル上部隙間部−(海水)−犠牲陽極(22)で、閉回路を構成する。
【0030】
図6に,斜流ポンプの羽根車23と軸24の接合部の腐食を抑制する犠牲陽極の配置を示す。羽根車23と軸24と吐出しボウル25に囲まれた閉鎖水域において,吐出しボウル25に犠牲陽極26を配置している。羽根車23,軸24,吐出しボウル25の材質は,ステンレス鋼等であり,犠牲陽極26の材質は,炭素鋼,亜鉛,アルミニウム等である。また,回転体と固定体を電気的に導通させており,犠牲陽極26と羽根車23および軸24は,溶液を介して電気閉回路を構成する。
【0031】
このような構成では、羽根車23と軸24と吐出しボウル25に囲まれた水域と,他の水域が仕切られている。そのため,犠牲陽極26による電流が及ぶ範囲は,羽根車23と軸24と吐出しボウル25に囲まれた水域になり,犠牲陽極26が受け持つ防食対象部位の表面積は,羽根車23と軸24と吐出しボウル25に囲まれた水域に接する部位に限定される。従って,中間軸継手の場合(図1)と同様の原理で,羽根車23と軸24の接合部の防食効果は高く,犠牲陽極26の消耗速度は低い。
【0032】
上述したように本発明は、犠牲陽極が取り付けられる場合、その閉鎖域は出きるだけ小さくするように保護板等で仕切るとともに、防食対象部位に近い位置に犠牲陽極を取り付けることにある。このことによって、犠牲陽極の消耗速度を低下させることができる。したがって、犠牲陽極の寿命を長くできるから、犠牲陽極の更新年数を延長することができる。また、同じ防食であれば犠牲陽極自体の体積を縮小することができるから、局部腐食が発生する部位に対してその近傍に配置することが可能となり、局部腐食が発生する部位を効果的に防食することができる効果がある。
【0033】
この場合、すなわち、羽根車、軸継手隙間部の防食における電気回路は次のように構成される。犠牲陽極(26)−吐出しボウル(25)−揚水管(2)吐出しエルボ(17)−スプリング(図示なし)―上部軸(2)―下部軸(4)−羽根車、軸継手隙間部−(海水)−犠牲陽極(26)で、閉回路ができる。
【0034】
【発明の効果】
本発明の装置によれば、保護板内側の水域と他の水域とが隙間でつながるので、保護板内側の水が循環するから、水質の変化を抑制でき、また隙間では、溶液の断面積は極めて小さいので、犠牲陽極による電流が流れにくいため、犠牲陽極による電流回路が形成される範囲は、保護板内側のみの水域になるから、防食対象部位の表面積を保護板内側部分に限定することができる。この防食対象部位を含む小閉鎖域の上下にリング状の犠牲陽極を配置するので、犠牲陽極の長寿命化ならびに小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 中間軸継手の腐食を抑制する犠牲陽極の配置を示す断面図である。
【図2】 立軸斜流ポンプの犠牲陽極の配置を説明するための全体構成図を示している。
【図3】 フランジ形管継手の接合部,およびフランジ形管継手と締結ボルトの接触部の腐食を抑制する犠牲陽極の配置を説明する図である。
【図4】 軸斜流ポンプにおいて,軸封部と軸の隙間の腐食を抑制する犠牲陽極の配置を説明するための図である。
【図5】 斜流ポンプの吐出しボウルと軸の隙間腐食を抑制する犠牲陽極の配置を示す図である。
【図6】 斜流ポンプの羽根車と軸の接合部の腐食を抑制する犠牲陽極の配置を示す図である。
【符号の説明】
1;中間軸継手、2;揚水管、3;上部軸、4;下部軸、5;水中軸受支え、6,11,14,19;保護板、7,10,13,22,26;犠牲陽極、8;フランジ形管継手の接合部、9;フランジ形管継手、12;フランジ形管継手と締結ボルトの接触部、15;軸封部、16,21,24;軸、17;吐出しエルボ、18;吐出しエルボ円筒部、23;羽根車、25;吐出しボウル。
Claims (1)
- 海水取水ポンプにおける揚水管の防食対象部位の近傍に保護板を設け、前記保護板内に犠牲陽極を配置した防食装置において、前記保護板は海水取水ポンプの上部軸と下部軸とを結合する中間軸継手を水中軸受支え側から延びて覆い内側に閉鎖域を形成すると共に、前記閉鎖域と揚水管内の領域とを隙間でつなげ、前記保護板による閉鎖域内の上下には前記中間軸継手に近接してリング状の犠牲陽極を設けて構成したことを特徴とする海水取水ポンプの犠牲陽極による防食装置。
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