JPH0310480Y2 - - Google Patents

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JPH0310480Y2
JPH0310480Y2 JP7185585U JP7185585U JPH0310480Y2 JP H0310480 Y2 JPH0310480 Y2 JP H0310480Y2 JP 7185585 U JP7185585 U JP 7185585U JP 7185585 U JP7185585 U JP 7185585U JP H0310480 Y2 JPH0310480 Y2 JP H0310480Y2
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condensate
trap
orifice
amount
electrode rod
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JP7185585U
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JPS61197399U (ja
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  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
  • Measuring Volume Flow (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は蒸気配管系に発生する復水量を判定す
る復水量判定装置に関し、蒸気配管系から復水を
自動的に排出するスチームトラツプを選定すると
きに使用する。
スチームトラツプは蒸気配管系から蒸気は逃が
さずに復水のみを自動的に排出する自力弁であ
り、作動原理により、蒸気と復水の比重差を利用
したメカニカルタイプ、蒸気と復水の温度差を利
用したサーモスタチツクタイプ、蒸気と復水の熱
力学的特性差を利用したサーモダイナミツクタイ
プ等に分類することができ、また、圧力により、
低圧用から高圧用まで、容量により、小容量用か
ら大容量用まで分類することができる。
スチームトラツプを選定する場合には、蒸気圧
力、蒸気温度、復水発生量、トラツプを取り付け
る装置の種類や運転状態、復水回収の有無等の使
用条件に応じて、それぞれ最適のものを選定する
必要がある。
蒸気圧力、蒸気温度、トラツプを取り付ける装
置の種類や運転状態、復水回収の有無は明確であ
るが、復水発生量はトラツプの使用場所毎に異な
り、個々に測定する必要がある。
従来の技術 そこで、従来は、トラツプの出口にバケツを設
けて一定時間復水を溜め、溜つた復水の重量を計
つて復水量を求めていた。
考案が解決しようとする問題点 このものでは、トラツプから排出された復水は
再蒸発するので、正確な復水量を測定できず、ト
ラツプ選定を誤り事故につながる問題があつた。
すなわち、復水発生量に対してトラツプの容量
が小さいと、蒸気の輸送管や使用装置内に復水が
滞留充満して、ウオータ・ハンマが発生したり、
使用装置の運転効率が低下して不良品を作つてし
まう。逆に、容量が大きいとトラツプの購入に費
用がかさみ、また、トラツプには作動原理上、必
要最低復水量があり、正常に開閉作動をしないた
めである。
本考案の技術的課題は、復水を再蒸発させずに
測定して、選定すべき最適のトラツプを決定する
ことである。
問題点を解決するための手段 上記の技術的課題を解決するために講じた本考
案の技術的手段は、 測定容器に仕切壁を設けて容器内を、流入口に
連結する上流側空間と流出口に連結する下流側空
間に隔て、仕切壁の上部に通気孔を設けて両空間
を連結し、仕切壁の通気孔よりも下に所定の通過
面積のオリフイスを設け、上流側空間で通気孔と
オリフイスとの間の所定位置に電極棒を設け、電
極棒が液面に没したか否かを表示する手段を設
け、流出口に排液弁を取り付けた、 ものである。
作 用 上記の技術的手段の作用は下記の通りである。
測定容器の流入口を被測定系に連結する。測定
容器に流入する復水はその流入量、すなわち、上
流側空間に溜る量に応じてオリフイスから流出
し、排液弁で排出される。測定容器の上流側空間
と下流側空間は通気孔を通して連通しており、両
空間は同圧で復水は再蒸発せずにオリフイスを通
過する。上流側空間の液位を電極棒で検出し、電
極棒が液面下に位置するか否かを表示して、復水
発生量の大小を判定し、蒸気圧力等のその他の使
用条件を考え合わせて、最適のトラツプを選定す
る。
考案の効果 本考案は下記の特有の効果を生じる。
従来の様に、復水をバケツで受けて測定するも
のでは、復水は高温でありかつ高圧になる程排出
の勢いが強く、受けるのに困難で火傷等の危険が
あるが、本考案では、電極が液面に没するか否か
の表示を確認するだけで、復水量の判定ができ、
危険がない。
従来からの流体用流量計は市販されているが、
構造が複雑で高価であり、また、復水の流量計と
して開発されていないので、流量測定の際に復水
が再蒸発して正確な流量を測定できなかつた。本
考案では、オリフイスを設けた容器に電極棒を取
り付けて、電極で復水の大小を判定でき構造が簡
単で安価に作ることができ、また、復水が再蒸発
しないので、正確に測定できる。
実施例 上記の技術的手段の具体例を示す実施例を説明
する(第1図参照)。
測定容器1の上部側面に流入口2を、下部側面
に流出口3を設ける。測定容器1内に鉛直方向の
仕切壁4を設けて、流入口2に連結する上流側空
間5と流出口3に連結する下流側空間6に隔て
る。
仕切壁4の上部に通気孔7を設けて上流側空間
5と下流側空間6を連結する。仕切壁4の下部に
オリフイス8を設ける。流出口3にスチームトラ
ツプ9を連結する。測定容器1の側面から電気的
に絶縁して単一の電極棒10を挿入して取り付け
る。電極棒10と測定容器1の間に電気回路を形
成して表示手段11を接続する。表示手段11は
電極棒10と測定容器1との間に導電路が形成さ
れれば点灯するランプと導電路が遮断されれば点
灯するランプを有する。電極棒10は通気孔7と
オリフイス8の間に位置し、復水流入量の大小を
判定すべき適当な位置に取り付けられる。
測定容器1の流入口を復水発生量を測定すべき
蒸気配管系に接続する。発生復水は流入口から測
定容器1内に流入する。復水はその流入量、すな
わち、測定容器1の上流側空間に溜る液位に応じ
てオリフイス8から下流側空間6に流出し、スチ
ームトラツプ9で排出される。オリフイス8を通
過する復水は仕切壁4の上部を通気孔7で上流側
空間5と下流側空間6を連結しているので再蒸発
しない。
復水発生量の大小は電極棒10の流入復水の液
面に没するか否かで検出され、表示手段で表示さ
れる。電極棒10が流入復水の液面よりも上であ
れば小容量トラツプを、液面よりも下であれば、
大容量トラツプを選定する。
次ぎに第2図に示す実施例を説明する。尚、第
1図に対応する構成要素には第1図と同じ参照番
号を付して説明を省略する。
本実施例は、電極棒を復水発生量の判定を必要
とする位置に複数取り付けたものである。図示で
は参照番号12ないし16で示すように5本の電
極棒を取り付けている。それぞれの電極棒12な
いし16と測定容器1の間に電気回路を形成する
表示手段17を接続する。表示手段17は電極棒
12と測定容器1の間に導電路が形成されたか否
かを表示する2つのランプと電極棒13ないし1
6と測定容器1の間に導電路が形成されると点灯
する4つのランプを有する。
復水流入量に応じて表示手段のそれぞれのラン
プが点灯し、復水発生量を判定する。表示手段の
表示に基づいて、小容量用から大容量用までの、
最適の容量のトラツプを選定する。
上記の実施例では、固定のオリフイス8を示し
たが、可変オリフイスにすれば、オリフイスを通
過する復水量を調節でき、復水発生量の測定範囲
を拡げることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の復水量判定装置の断
面図、第2図は別の実施例の断面図である。 1……測定容器、2……流入口、3……流出
口、4……仕切壁、5……上流側空間、6……下
流側空間、7……通気孔、8……オリフイス、9
……スチームトラツプ、10……電極棒、11…
…表示手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 測定容器に仕切壁を設けて容器内を、流入口に
    連結する上流側空間と流出口に連結する下流側空
    間に隔て、仕切壁の上部に通気孔を設けて両空間
    を連結し、仕切壁の通気孔よりも下に所定の通過
    面積のオリフイスを設け、上流側空間で通気孔と
    オリフイスの間の所定位置に電極棒を設け、電極
    棒が液面に没したか否かを表示する手段を設け、
    流出口に排液弁を取り付けた復水量判定装置。
JP7185585U 1985-05-14 1985-05-14 Expired JPH0310480Y2 (ja)

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JP7185585U JPH0310480Y2 (ja) 1985-05-14 1985-05-14

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7185585U JPH0310480Y2 (ja) 1985-05-14 1985-05-14

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Publication Number Publication Date
JPS61197399U JPS61197399U (ja) 1986-12-09
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JP7185585U Expired JPH0310480Y2 (ja) 1985-05-14 1985-05-14

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01105098A (ja) * 1987-10-15 1989-04-21 Tlv Co Ltd 流量測定装置

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Publication number Publication date
JPS61197399U (ja) 1986-12-09

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