JPH03104495A - 移動無線電話機の不在報知装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は自動車電話システム、コンビニエンスラジオフ
ォンシステム、事業所コードレス電話システム等に利用
する移動無線電話機の不在報知装置に関する。

従来の技術 従来の移動無線電話機における不在検知は、移動無線電
話制御局が移動無線電話機に対して応答要求信号を発信
し、これに対して応答が得られないことの確認によって
なされている。

すなわち、移動無線電話機が移動無線電話制御局の無線
サービス圏の圏外に移動している場合には移動無線電話
制御局が移動無線電話機に発した応答要求に対して、移
動無線電話機はこの応答要求を感知し得ないので応答し
ない。

また、移動無線電話機が移動無線電話機の電源を切って
いる場合にも、移動無線電話機は移動無線電話制御局の
発した応答要求を感知し得ないので同様に応答しないこ
とになる。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記のような従来の不在検知の方法では
移動無線電話機が既に通話不能になっているのにもかか
わらず、移動無線電話制御局が移動無線電話機に対して
わざわざ応答要求信号を発信し、確認待ちをするために
、無線回線を無駄に、かつ長時間占有しているという問
題がある。

本発明の目的は上述した従来技術の問題点を解消し、回
線利用効率を高めることができる移動無線電話機の不在
報知装置を提供することにある。

課題を解決するための手段 上記の目的を達或するために本発明は、電源が断になっ
た場合に所定の時間電源電圧を保持する手段と、電源が
断になった場合に、前記保持手段により保持された電圧
により、電源が断になったことを制御局に報知する手段
と、受信信号の電界強度を検出する手段と、前記検出手
段により検出された電界強度が所定のレベル未満になっ
た場合に制御局の圏外に移動したことを制御局に報知し
、電界強度が所定のレベル以上になった場合に制御局の
圏内に復帰したことを制御局に報知する手段とを備えた
移動無線電話機を有し、前記制御局は、電源が断になっ
た移動無線電話機と圏外に移動した移動無線電話機を登
録し、登録された移動無線電話機に発呼しないことを特
徴とするものである。

作　　用 本発明は上記構成により、電源が断になった移動無線電
話機と圏外に移動した移動無線電話機に対し発呼しない
ので、無線回線を無駄に長時間占有することがなくなり
、したがって、回線利用効率を高めることができる。

実施例 以下本発明の一実施例について第１図に基づいて説明す
る。第１図は本発明のブロック図を示したものであり、
図中符号１は基地局を示し、符号２は制御局を示してい
る。制御局２は着呼不能電話機記憶千段２ａを備えてい
る。

符号３は移動無線電話機を示しており、この移動無線電
話機３には電源４が設けられている。電源４は電源電圧
保持手段５を介して、電源断検出／報知手段６、圏内外
検出／報知手段７、電界強度検出手段８、および送受信
部９にそれぞれ接続されている。そして、電源断検出／
報知千段６と圏内外検出／報知手段７は送受信部９と接
続されている。

一方、制御局２はＰＢＸＩ　１を介して電話回線で通話
要求者の電話１２に接続される。

上記の様に構成されているから、移動無線電話機３が着
呼不能の場合には、電源断検出／報知手段６、または圏
内外検出／報知手段７が作動して、データ信号が送受信
部９へ送信される。このデータ信号は基地局１を介して
制御局２へ送信され、着呼不能電話機記憶手段２ａへ登
録される。

したがって、電源が断になった場合に所定の時間電源電
圧を保持する手段５と、 電源が断になった場合に、前記保持手段により保持され
た電圧により、電源が断になったことを制御局２に報知
する手段６と、 受信信号の電界強度を検出する手段８と、前記検出手段
により検出された電界強度が所定のレベル未満になった
場合に制御局２の圏外に移動したことを制御局２に報知
し、電界強度が所定のレベル以上になった場合に制御局
２の圏内に復帰したことを制御局２に報知する千段７と
を備えた移動無線電話機３を有し、 前記制御局２は、電源が断になった移動無線電話機３と
圏外に移動した移動無線電話機３を着呼不能電話機記憶
手段２ａに登録し、登録された移動無線電話機３に発呼
しないようにしたから、通話不能の移動無線電話機３に
対して通話要求者１２から通話要求が発生した場合、制
御局２は即時に通話不能を通話要求者１２に回答するこ
とができる。

発明の効果 以上の説明から明らかなように本発明によれば、電源が
断になった場合に所定の時間電源電圧を保持する手段と
、電源が断になった場合に、前記保持手段により保持さ
れた電圧により、電源が断になったことを制御局に報知
する手段と、受信信号の電界強度を検出する手段と、前
記検出手段により検出された電界強度が所定のレベル未
満になった場合に制御局の圏外に移動したことを制御局
に報知し、電界強度が所定のレベル以上になった場合に
制御局の圏内に復帰したことを制御局に報知する手段と
を備えた移動無線電話機を有し、前記制御局は、電源が
断になった移動無線電話機と圏外に移動した移動無線電
話機を登録し、登録された移動無線電話機に発呼しない
ようにしたので、従来のように電話回線を無駄に、かつ
長時間占有することがなくなり、回線利用効率が向上す
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による移動無線電話機の不在報知装置の
ブロック図である。 ２・・・制御局、２ａ・・・着呼不能電話機記憶手段、
３・・・移動無線電話機、５・・・電源電圧保持手段、
６・・・電源断検出報知手段、７・・・圏内外検出／報
知手段、８・・・電界強度検出手段。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　電源が断になった場合に所定の時間電源電圧を保持す
   る手段と、 電源が断になった場合に、前記保持手段により保持され
   た電圧により、電源が断になったことを制御局に報知す
   る手段と、 受信信号の電界強度を検出する手段と、 前記検出手段により検出された電界強度が所定のレベル
   未満になった場合に制御局の圏外に移動したことを制御
   局に報知し、電界強度が所定のレベル以上になった場合
   に制御局の圏内に復帰したことを制御局に報知する手段
   とを備えた移動無線電話機を有し、 前記制御局は、電源が断になった移動無線電話機と圏外
   に移動した移動無線電話機を登録し、登録された移動無
   線電話機に発呼しないことを特徴とする移動無線電話機
   の不在報知装置。