JPH0310382Y2 - - Google Patents

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JPH0310382Y2
JPH0310382Y2 JP18656286U JP18656286U JPH0310382Y2 JP H0310382 Y2 JPH0310382 Y2 JP H0310382Y2 JP 18656286 U JP18656286 U JP 18656286U JP 18656286 U JP18656286 U JP 18656286U JP H0310382 Y2 JPH0310382 Y2 JP H0310382Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
cover
plate
fuselage
side plates
engine
Prior art date
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JP18656286U
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English (en)
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JPS6389707U (ja
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  • Soil Working Implements (AREA)
  • Superstructure Of Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は茶園等で用いる農耕作業機に関するも
のである。
(従来の技術) 茶園で耕耘機により耕耘作業を行う場合、耕耘
機にはエンジン、燃料タンク、マフラその他の機
器を備えていて凹突があり、茶の葉にこれらが触
れて葉を傷める虞れがあり、従つて耕耘機をカバ
ーで覆い、葉を傷めないようにして作業を行つて
いる。
(考案が解決しようとする問題点) 以上のカバーを前板、左右の側板とで構成し、
上下及び後方を開放し、カバーで囲まれる機器の
冷却性を向上させた場合、カバーは板状で、特に
左右のカバーは両側に平行して縦に配設されるこ
ととなる。カバーは耕耘機の機体両側に取付支持
されるもハンドルのある後部の上方部位は機体側
への支持部が確保し難く、カバーは板状であるこ
とから左右方向へ撓んで作業中にバタつく虞れが
ある。
一方、耕耘機においては機体後部にハンドルを
設け、これの前方にエンジンを配設するのが合理
的であり、他方、上記の如くエンジン、ハンドル
の基部を含む耕耘機の両側をカバーで覆つた場
合、裸の状態と異なつてリコイルスタータノブは
カバーで側方を覆われた前方にあることとになつ
て引張始動操作がしにくい。
本考案は以上に鑑みなされたもので、その目的
とする処は、カバーの左右の側板後部の撓み、バ
タつきを防止し、併せてリコイルスタータの始動
操作性を向上させたことにある。
(問題点を解決するための手段) 以上の問題点を解決するための手段は、機体上
にエンジン、燃料タンク等の機器を配設し、機体
後部には後方にハンドルを延設し、機体下には駆
動輪を、又これの後方には耕耘用ロータを夫々備
え、少なくともエンジン等の両側を板状のカバー
で覆つた農耕作業機において、左右のカバーの後
部の上部間に連杆を架設し、該連杆にはリコイル
スタータノブの係止部を設けるようにしたことで
ある。
(上記手段による作用) 上記手段によれば、カバーの両側板後部の上部
間に連杆を架設したのでこの部分の剛性が高ま
り、撓みやバタつきは防止でき、又連杆にリコイ
ルスタータノブを係止支持せしめるのでカバー内
に手を入れることなく手元にノブが臨み、エンジ
ンの引張始動操作がし易い。
(実施例) 次に本考案の好適する一実施例を添付図面を参
照しつつ詳述する。
第1図はカバーを装着した状態の耕耘機の側面
図を、第2図は同平面図を示し、耕耘機1はエン
ジンベツドをなす機体2上にエンジン3を搭載
し、エンジン3のクランクケース4は前部に、シ
リンダ部5はこれの後方にあつて上傾して配設さ
れている。クランクケース4上には燃料タンク6
が搭載され、シリンダ部5の上方で一側に偏寄し
た部位にはマフラ7が設けられている。機体2の
後部には前下傾する如くリダクシヨンケース8が
垂下され、これの下端に駆動輪9を支持し、リダ
クシヨンケース8の後上部には後下傾する如く筒
状の推進軸ケース10が垂下され、該ケース10
の下端にはギヤボツクス11が連設され、これの
左右に突出した駆動軸12に耕耘用ロータ13が
連結され、ロータ13上には泥除け14が後方に
延出する如く設けられ、又ケース10の上部から
後方に支持アーム15が延設され、これの後端に
案内棒16が高さ可調節に支持されている。
リダクシヨンケース8の後上傾する上面8aには
ハンドルポスト17を取付支持し、該ハンドルポ
スト17には二本の部材からなるハンドル18の
下部を取付支持し、リダクシヨンケース8の上部
にはミツシヨン機構を内装し、シフトレバー19
で変速操作し、又機体2の前部には平面視コ字型
のガード20を前方に突設する。
以上において、耕耘機1の周りをカバー21で
覆う。カバー21は第2図で明らかな如く後方に
開いた平面視コ字型をなし、正面板22、左右の
側板23,24からなり、上下にも開放されてい
る。正面板22、左右の側板23,24は板材か
らなり、正面板22の幅方向中間部の正面22a
はフラツトとして前方を向き、これの左右の部分
22b,22cは夫々対称的に後外側方に傾斜
し、左右側板23,24に連続し、側板23,2
4は平行する。カバー21の前後方向の寸法はガ
ード20の前方からハンドル18の基部迄を覆
い、又上下方向の寸法は機体2上の機器上辺から
駆動輪9の上半迄を覆うように設定されている。
カバー21の側板23,24の前部中間下部内
側に下向凹型のステイ25を夫々接合し、該ステ
イ25の内側片25aを機体2の前部の両側片2
aにボルト26、ナツト27で結着し、これによ
り側板23,24の前部中間下部を機体側に結着
し、実施例では片25a,2a間にガード20の
基部20aを挾み込み、共通結着した。一方、側
板23,24の後下部間にはクロスプレート28
を横架接合し、該プレート28の中央部には取付
孔28aを貫設し、他方、既述のケース10の上
部に前方に突出する如くブラケツト29を固設
し、これにクロスプレート28を上から載せ、ボ
ルト30を孔28aに通し、ナツト31でブラケ
ツト29にクロスプレート28を結着し、左右の
側板23,24後下部を機体側に取付支持する。
以上において、側板23,24の前部は正面板
22で連結され、これがクロスメンバーとして機
能するので左右方向の剛性は高いものが得られ、
一方、側板23,24の後下部はクロスプレート
28がクロスメンバーとして機能するので剛性が
得られる。
ところで側板23,24の後部の上部は下部の
みが既述のクロスプレートで支持されているので
左右方向(板厚方向)の剛性が低く、左右に撓ん
でバタついたりする。そこで側板23,24の後
部の上部間に丸棒やパイプ材等からなる連杆、即
ちクロスメンバー32を横架する。クロスメンバ
ー32はリダクシヨンケース8の上方でハンドル
ポスト17上方に横架され、実施例では第6図の
如くリダクシヨンケース8の上面8a上に略Z型
のステイ33を起設し、該ステイ33の屈曲した
上片33aと上の止片34間でクロスメンバー3
2の適所を挾着し、クロスメンバー32、従つて
側板23,24の後部の上部を機体側に支持す
る。
クロスメンバー32の前記挾着支持部33a、
34に干渉しない一方の側板23寄り部分には第
7図詳細明示の如く側面視U字型の二つの受部3
5a,35aを有する二股状フツク35を固着
し、一方、エンジン3のクランクケース4の側板
23側に設けたリコイルスタータ4aの始動ロー
プ36を後方に延長し、これの端部に設けたT字
型の操作ノブ37をフツク35に引つ掛けて係止
し、ノブ32をクロスメンバー32の一端寄り部
に保持せしめる。
以上において、板材からなるカバーの左右の側
板23,24の後部の上部はこの間にクロスメン
バー32が介設されたので左右方向、即ち板厚方
向の剛性が高まり、作業中にバタつくことがな
く、又実施例ではカバーは平面視が前閉のコ字型
で、前部は前板がクロスメンバーとして機能し、
後部は上下のメンバー32,28がクロスメンバ
ーとして機能するので板材で構成しつつ全体の剛
性としては高いものが得られる。
又リコイルスタータノブ37はロープ36を延
長してクロスメンバー32にフツク35を介して
係脱自在に保持するので始動操作はハンドル基部
の部分で引張操作でき、カバーで覆いつつ始動操
作が容易である。
ところで本実施例では一方の側板24の要部を
多孔板24aとし、これにより通気性を高めてカ
バー内の冷却及びカバーの冷却を図り、又マフラ
7の排気口7aを多孔板24a間に排熱受板38
を介設して排気が通気孔を介して直接放出される
のを防止し、受板38で排気を拡散するようにし
た。
又前板22の一側部22cに脱着自在な蓋板3
9を設け、これを取り外してクランクケース4の
オイルレベルゲージ40部に手を差し込んでこれ
を脱着し、ゲージ40の点検を行い得るようにし
た。
(考案の効果) 以上で明らかな如く本考案によれば、板材で左
右の側板を形成してカバーとする構造において、
側板上部の後部間に連杆(クロスメンバー)を介
設したので機体から離間して機体側に支持されな
いこの部分の左右方向(板厚方向)の剛性が高ま
り、従つて作業中にビビつたり、撓んだり、バタ
ついたりすることのないカバーが得られるととも
に、クロスメンバーを利用してカバーの奥にある
リコイルスタータノブを係止支持せしめたのでリ
コイルスタータの始動操作性が向上する等の利点
がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は作業機の全面側面図、第2図は同平面図、第3
図は側板と機体前部との取付部の拡大断面図、第
4図は側板後部下部の機体側への支持部の断面
図、第5図は側板側の支持部の断面図、第6図は
側板後部の上部の斜視図、第7図はリコイルスタ
ータ係止構造の斜視図である。 尚図面中1は作業機、2は機体、3はエンジ
ン、6は燃料タンク、13はロータ、21はカバ
ー、23,24は側板、32は連杆、35は係止
部、36はリコイルスタータロープ、37はノブ
である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機体上にエンジン、燃料タンク等の機器を配設
    し、機体後部には後方にハンドルを延設し、機体
    下には駆動輪を、又これの後方には耕耘用ロータ
    を夫々備え、少なくともエンジン等の両側を板状
    のカバーで覆つた農耕作業機において、左右のカ
    バーの後部の上部間に連杆を架設し、該連杆には
    リコイルスタータノブの係止部を設けるようにし
    たことを特徴とする農耕作業機。
JP18656286U 1986-12-03 1986-12-03 Expired JPH0310382Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18656286U JPH0310382Y2 (ja) 1986-12-03 1986-12-03

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18656286U JPH0310382Y2 (ja) 1986-12-03 1986-12-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6389707U JPS6389707U (ja) 1988-06-10
JPH0310382Y2 true JPH0310382Y2 (ja) 1991-03-14

Family

ID=31136228

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18656286U Expired JPH0310382Y2 (ja) 1986-12-03 1986-12-03

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JPS6389707U (ja) 1988-06-10

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