JPH03103690A - 既設老朽管敷設替え工法 - Google Patents

既設老朽管敷設替え工法

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JPH03103690A
JPH03103690A JP1236746A JP23674689A JPH03103690A JP H03103690 A JPH03103690 A JP H03103690A JP 1236746 A JP1236746 A JP 1236746A JP 23674689 A JP23674689 A JP 23674689A JP H03103690 A JPH03103690 A JP H03103690A
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JP
Japan
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pipe
existing
new
shaft
air
Prior art date
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Pending
Application number
JP1236746A
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English (en)
Inventor
Isamu Yagi
勇 八木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Zosen Corp
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は土中に埋設された水道、工業用などに既 用いられた老朽化した鋼管を敷設替えする1t設老朽管
敷設替え工法に関するものである。
従来の技術 近年、都市部における生活用水道管路などのライフライ
ンの老朽化による弊害、たとえば、漏水による地盤のか
ん没、送水能力の低下、そして、水質の悪化などが生じ
、このような既設老朽管を新管に敷設替えする更新工事
が盛んに行われている。
従来、既設老朽管を撤去し、新管を敷設する工法として
、通常、ショベルなどで地面を開削し、既設老朽管を掘
り起こす開削工法が行われている。
しかし、特に、都市部においては地面の開削が困難なた
め、水l!i管においては、既設老朽管の中に、この既
設老朽管よりも管径の小さい新管を挿入して推進させ、
新管を敷設する、いわゆるパイプインパイプ工法が行わ
れている。
発明が解決しようとする課題 上記従来のパイプインパイブエ法では、既設老朽管の管
径よりも小さい管径の新管を敷設替えするため、通水断
面積が減少し、送水能力が低下するという問題を有して
いた。そして、新管に敷設替えすることにより、不要に
なった既設老朽管がいつまでも土中に残った状態のまま
となるものであった。
本発明は上記従来の問題を解決するもので、既設老朽管
を土中に残すことなく容易に新管に敷設替えすることが
できる既設老朽管敷設替え工法を提供することを目的と
するものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の既設老朽管敷設替え
工法は、地表面から鉛直に発進坑および到達坑を築造し
、前記発進坑および到達坑内の既設管を外部より切断し
て撤去し、防記発進坑と到達坑の間の前記既設管の周壁
に貫通してエアーノズルを取り付Cブ、前記エアーノズ
ルにコンプレッサを接続し、エアーを注入して管と土の
間に隙間を発生させ、次に、前記発進坑から到達坑に向
けて管押込み手段により新管を押し込むとともに前記新
管を介して前記既設管を前記到達坑側に押し出し、前記
到達坑側で防記既設管を切断して撤去し、これをくり返
して前記既設管を前記′新管に敷設替えするものである
作用 上記構或により、土中に埋設された既設管を敷設替えす
るに際して、まず、敷設替えをしようとする既設管路の
両端に、地表面から鉛直方向に発進坑および到達坑を築
造し、これら各坑内の敷設管を外部から切断して撤去す
る。次に、この敷設替えする既設管内に作業者が入り、
既設管の周壁に貫通してエアーノズルを取付け、コンプ
レッサによりエアーノズルを通してエアを周辺土に向け
て吹き出して既設管とその周辺土との間に隙間を発生さ
せ、既設管とその周辺土との間の固着を解除した後に、
発進坑から到達坑に向けて管押込み手段により新管を押
し込むので、新管は既設管から強い反力を受けることな
く容易に推進される。
この推進により、到達坑側で押し出された既設管は切断
された後、撒去される。同様に上記作業がくり返されて
、順次、既設管が新管にm設替えされる。
このように、既設管から強い反力を受けることもなく、
新管を推進できるので、従来のような困難な開削工法に
よることなく、既設管を容易に新管に敷設替えでき、し
かも、既設管を土中に残すこともない。また、既設管と
同径の新管が敷設されるので、従来のパイプインパイプ
工法のように、新管の径が既設管の径よりも小さくなっ
て送水能力が低下するようなこともなくなる。
実施例 以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら説
明する。
第1図〜第4図は本発明の一実施例を示す既設老朽管敷
設替え工法を説明するための作業状態図である。第1図
に示すように、土中に埋設された既設老朽管1を敷設替
えするに際して、まず、敷設替えをしようとする管路の
両端に、地表面から鉛直方向に、径6TIL程の発進坑
2と径3TrL程の到達Fc3を築造する。そして、・
これら発進坑2および到達坑3内の鋼管である既設老朽
管1を切断機(図示せず}により外部から切断して各坑
2,3から撤去する。第1図のR線部は切断されて撤去
される既設老朽管1aを示している。この既設老朽管1
は人が内部に入ることができる程度の径、たとえば、8
00sjX上の管であり、その内部に作業者が入り、第
5図(a)(b)に示すように、管周壁4を貫通して管
路方向に対して略等ピッチP(1、5−〜3m)でエア
ーノズル5を取付ける。
さらに、第2図に示すように、地上に設置したコンプレ
ッサー6からエアーホース7を既設老朽管1の内部へ引
き込み、エアーノズル5とコンプレッサー6とをエアー
ホース7で接続する。その後、発進坑2側に管押込み用
ジャッキ8を設置し、敷設替えしようとする新管9を管
押込み用ジャッキ8に、既設老朽管1の管路方向の軸心
と新管8の軸心とを一致させてセットする。そして、コ
ンプレッサ6からエアーノズル5に対して瞬間的に2〜
3Ky/cd程度の圧力でエアーを注入し、矢印八に示
すように、エアーノズル4から管外周辺土に向けてエア
ーを吹き付けて、既設老朽管1と管周辺土との間に隙間
を生じさせる。さらに、第3図に示すように、新管9の
端而と既設老朽管1の端而とを当接させた状態で管押込
み用ジャッキ8により新管9に押込み力をhOえ、新管
9を管路に沿って発進坑2から到達坑3に向けて押込む
。したがって、到達坑3側では、新管9を介して既設老
朽管1bが押出される。さらに、この押出された既設老
朽管1bと土中の既設老朽管1のエアーノズル5間を接
続するエアーホース7は、エアーコック(図示せず)な
どによるエアー洩れ防止を適宜施こされた後、取外され
る。その後、押出された既設老朽管1bは到達坑3側で
切断機により切断され、撤去される。この切断は、通常
、エアーノズル5の取付ピッチP毎のエアーノズル5の
間で行われる。
同様に、上記作業がくり返され、順次、新管9を到達坑
3に向けて推進させ、新管9を推進毎に次々と溶接接合
し、既設老朽管1に替えて新管9を敷設してゆく。第4
図に示す.ように、発進坑2から到達坑3の全長にわた
って新管9を敷設した後、新管9と周辺土との隙間に、
新管9の周壁を貫通して設けたエアーモルタル注入プラ
グ10を通じてエアーモルタルを矢印Bのように注入し
、充てんさせて、新管9を固定させる。
最後に、発進坑2および到達坑3内の鋼管接合を行って
、各坑2,3を埋め戻し、管路が復旧されることになる
なお、エアー注入時にエアーの流出が予想される地盤に
対しては、あらかじめ、エアー流出防止のための注入材
(泥しようまたは目地充てん材)を既設老朽管1に取付
けたエアーノズル5から地盤に注入すれば、効果的なも
のとなる。
また、新管に設けられるエアーモルタル注入プラグ10
は通常新管9毎に1〜2個設けられる程度のものであり
、さらに、別途に、たとえば発進坑2および到達坑3側
から新管9の周壁と周辺土との隙間に細い管を差し込ん
でモルタルを注入するだけの場合もあり、このような場
合には新管9にはエアーモルタル注入ブラグ10は設け
られない場合もある。さらに、エアーモルタルによって
像間を充てんした後に、エアーモルタルブラグ10の開
口部は自然とエアーモルタルによって閉止されることに
なる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、既設管の周壁に貫通して
エアーノズルを取付け、このエアーノズルからエアーを
注入して管と土との間に隙間を発生させ、次に、発進坑
側からVr管を押込み、新管を既設管とともに推進させ
て到達坑側で既設管を回収し、このように、順次、既設
管を新管に敷設替えすることにより、容易に新管を推進
させることができるため、従来の困難な開削工法によら
ずに敷設替えすることができるとともに、敷設管を土中
に残すことなく回収することができるものである。また
、従来のパイプインパイプ工法のように更新される新管
の径が既設管の径よりも小さくなることもなく、既設管
と同径の新管を既設管に替えて敷設でき、送水能力を維
持することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明の一実施例を示す既設老朽管敷
設替え工法を説明するための作業状態図、第5図(a)
(b)はそれぞれエアーノズルを周壁に取付けた状態を
示す断面拡大図である。 1・・・既設老朽管、2・・・発進坑、3・・・到達坑
、4・・・既設老朽管の周壁、5・・・エアーノズル、
6・・・コンプレッサ、7・・・エアーホース、8・・
・管押込みジャッキ、9・・・新管。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、地表面から鉛直に発進坑および到達坑を築造し、前
    記発進坑および到達坑内の既設管を外部より切断して撤
    去し、前記発進坑と到達坑の間の前記既設管の周壁に貫
    通してエアーノズルを取り付け、前記エアーノズルにコ
    ンプレッサを接続し、エアーを注入して管と土の間に隙
    間を発生させ、次に、前記発進坑から到達坑に向けて管
    押込み手段により新管を押し込むとともに前記新管を介
    して前記既設管を前記到達坑側に押し出し、前記到達坑
    側で前記既設管を切断して撤去し、これをくり返して前
    記既設管を前記新管に敷設替えする既設老朽管敷設替え
    工法。
JP1236746A 1989-09-12 1989-09-12 既設老朽管敷設替え工法 Pending JPH03103690A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5839191A (ja) * 1981-09-02 1983-03-07 Taiko Denki Seisakusho:Kk 回路指定識別用固有デ−タ初期設定方式
JPS6246075A (ja) * 1985-08-21 1987-02-27 日本鋼管株式会社 埋設撤去管の摩擦抵抗軽減方法
JPS62112894A (ja) * 1985-11-11 1987-05-23 住友金属工業株式会社 振動式既設管入替工法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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