JPH03102650A - 光ピックアップ装置 - Google Patents

光ピックアップ装置

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JPH03102650A
JPH03102650A JP23900789A JP23900789A JPH03102650A JP H03102650 A JPH03102650 A JP H03102650A JP 23900789 A JP23900789 A JP 23900789A JP 23900789 A JP23900789 A JP 23900789A JP H03102650 A JPH03102650 A JP H03102650A
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吉房 幸治
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大寺 一弘
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光ディスクに記録又は再生を行う光ディスク
装置に含まれる光ピックアップ装置であって、特に、ト
ラッキングエラーの検出に回折素子にまり生威される1
次回折光を利用する光ピックアップ装置に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
従来、光ディスク装置におけるトラッキングエラーの検
出法としては、プッシュプル法、3ビーム法等が良く知
られている。
例えば、第7図(a)に示すようなプッシュブル法では
、図示しない光源から出射され、プリズムミラー31を
透過した光ビームは対物レンズ32により光ディスク3
3上に集光される。光ディスク33からの反射光は対物
レンズ32を経てプリズムミラー31により直角方向に
反射される。
プリズムミラー31からの光ビームは受光素子34に導
かれて、受光素子34の1対の受光部34a・34bに
スポットS′として集光される。なお、第7図(a)で
は、便宜上受光部34a・34bを紙面と平行な向きで
表示しているが、実際は、受光部34a・34bはプリ
ズムミラー31と対向している。
受光部34a・34bからはそれぞれの受光量に応じた
検出信号が出力される。トラッキングエラーが生じてい
ない場合、受光部34a・34bからの出力信号の大き
さは等しいが、トラッキングエラーが生じた場合、受光
部34a・34bからの出力信号の大きさが相違する。
受光部34a・34bからの出力信号は減算器35によ
り減算処理が施されて、その差がトラッキングエラー信
号として出力される。
ところが、上記のプッシュプル法では、光ディスク33
が水平姿勢を保ち、対物レンズ32と平行な状態にある
場合、トラッキングエラーの検出は正確に行われるが、
第7図(b)に示すように、光ディスク33が傾斜した
場合、光ディスク3し、実際にはトラッキングエラーが
生していないにもかかわらず、トラッキングエラーを生
じた旨の検出が行われる。このように、一トラッキング
エラー信号にオフセットが生してトラッキングの調整が
正確に行えなくなるため、正確な再生が不可能となる。
なお、上記のオフセントの補正を行えば、プッシュプル
法によるトラッキング調整が可能であるが、補正動作が
煩雑になるものであった。
又、プッシュプル法において、対物レンズ32を駆動す
ることによりトラッキングの調整を行う場合、対物レン
ズ32を光ディスク33の半径方向へ移動させることに
よっても上記と同様の不具合が生じるため、正しいトラ
ッキングの制御を行うためには対物レンズ32を光ピッ
クアップ装置と一体的に駆動する等の対策を講じる必要
があった。以上のように、プッシュブル法を用いる場合
は、種々の条件を満たさねばならないという不便を生じ
ていた。
一方、3ビーム法では、1対の光ビームをトラッキング
エラーの検出に用いるので、上記のような問題は解消さ
れている。この3ビーム法では第8図に示すような凹凸
の格子面を有する回折素子36により、入射光ビームが
0次回折光及び±1次回折光に3分割された光ビームが
利用される。
これらの光ビームは第9図に示すように、0次回折光が
光ディスク37の目標のトラ・ンク38にメインスポッ
トS,l として集光される一方、±1次回折光がメイ
ンスポットの前後で光ディスク37の半径方向に僅かに
ずれた位置でサブスボ・ノトS2′ ・SS として集
光されるようになっている。これにより、光ディスク3
7上に、例えば、トラック38に沿うビット39(便宜
上、ノh・冫チングで示す)として記録されている記録
情報は、メインスポットS,lにより読み取られる一方
、トラッキングエラー信号はサブスポットS2S3′の
光強度の差として生或される。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、上記した従来の3ビーム法では、既にピット
39が記録されたトラック38の再生を行う場合は正し
くトラッキングエラーの検出が行われるが、例えば、追
記型の光ディスク等においてピット39の形成により記
録を行う場合、記録すべきトラック38においてメイン
スポットS1に先行するサブスポットS2r は常にビ
ット39の未だ形成されていない領域に集光される一方
、メインスポット3,/の後方のサブスポットS3は常
にピット39の形或済の領域に集光されることになる。
そのため、トラッキングエラーの生じていない状態でも
サブスポントs.’  ・S3′の光強度に差が生じ、
トラッキングエラー信号にオフセットが発生する問題が
ある。従って、3ビーム法では、記録時にトラッキング
エラーの検出を行うことが困難であるという問題点を有
していた。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る光ピックアップ装置は、上記の課題を解決
するために、光源から出射された光を光ディスク上に導
くとともに光ディスクからの反射光を受光素子に導く光
学系と、光源と光ディスクとの間の光路上に配置される
回折素子とを備えた光ピックアップ装置において、上記
回折素子は光源からの出射光をO次回折光と1対の1次
回折光とに分離し、0次回折光が光ディスクのトラック
上にメインスポットを成し、l対の1次回折光がともに
上記トラックにおけるメインスポットより先行する位置
か又はともに上記トラックにおけるメインスポットの後
方の位置にトラッキングエラーを検出するための1対の
サブスポットを威すように、2分割された鎖域にそれぞ
れ方向の異なる回折格子が形成され、かつ、上記回折素
子は光軸方向に移動可能に支持されていることを特徴と
するものである。
〔作 用〕
上記の構戊によれば、回折素子は、1対の1次回折光が
ともに光ディスク上でメインスポットより前方にサブス
ポットを威すか、又は1対の1次回折光がともに光ディ
スク上でメインスポットより後方にサブスポットを威す
ように形成されてぃるので、光ディスクが記録可能型の
ものである際に光ディスクへの信号の記録時にビットの
形戒等により信号の記録済領域と未記録領域とで光の反
射率が異なる場合でも、1対のサブスポットはともに未
記録領域に集光されるか、ともに記録済領域に集光され
るかのいずれかとなり、トラッキングエラーが生じてい
ない限り両サブスポット間で光強度の差は生じなくなり
、安定したトラッキング制御が行えるようになる。
ところで、上記I対のサブスポットからの反射光に基づ
いて得られるトラッキングエラーを検出するための信号
のレベルはできるだけ大きくすることが好ましく、その
ためには、上記1対のサブスポット間の位相差、つまり
、1対のサブスポット間の光ディスク半径方向及びトラ
ック方向の距離が適正な値となるように調整する必要が
ある。
その場合、本発明によれば、上記回折素子を光軸方向に
移動させることにより、1対のサブスポット間の光ディ
スク半径方向及びトラック方向の距離を拡大又は縮小さ
せることができるので、回折素子を光軸方向へ移動させ
ることにより、トラッキングエラー信号のレベルが最大
になるように調整することができる。
なお、本発明の光ピックアップ装置は記録可能型の光デ
ィスクへの記録・再生を行う場合に特に有効であるが、
それに限らず、再生専用型の光ディスクの再生等にも使
用できるものである。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第1図乃至第6図に基づいて説明す
れば、以下の通りである。
第3図に示すように、本実施例に係る光ピックアップ装
置は、光源としての半導体レーザ11を備え、半導体レ
ーザ11から出射された光ビームは、回折素子12の格
子面に形成された後述の回折格子12c−12c・= 
 12d−12d・−により0次回折光及び1対の+1
次回折光に分割されるようになっている。なお、回折素
子12は光軸の方向に移動可能に支持されている。
回折素子l2を通過した光ビームはハーフミラー13で
直角に反射され、コリメートレンズ14を通過すること
により平行光束となった後、対物レンズ15により光デ
ィスクl6に集光されるものである。光ディスク16と
して、ここでは、光ビームを照射してビット2l(第5
図参照:便宜上ハッチングで示す)を形或することによ
り、1回のみ所望の記録が可能な追記型のものが使用さ
れる。
光ディスク16から反射した光ビームは、対物レンズ1
5、コリメートレンズ14及びハーフミラー13を通過
し、平凹レンズ17により受光素子18に集光されるよ
うになっている。この光ピックアップ装置においては、
ハーフミラーエ3、コリメートレンズ14、対物レンズ
15及び平凹レンズl7が光学系19を威している。
第1図に回折素子l2及びその後方に位置する光ディス
ク16を示す。なお、回折素子12と光ディスク16と
の間にはハーフミラー13が介在されていて、回折素子
12と光ディスク16とは同一直線上には位置していな
いが、第1図では説明の便宜上回折素子l2と光ディス
ク16とが同一直線上に位置しているように表示してい
る.回折素子l2の格子面は、2つの領域12a・12
bに分割されている。各領域12a・12bには互いに
方向の異なる直線状の回折格子12c・12c・・・ 
12d・12d・・・がそれぞれ形成されている。
各回折格子12c・12c−  12cll2d・・・
は、第2図に示すように、その断面がともにブレーズ形
状を成し、入射光ビームを、そのまま直進して回折素子
12を透過する0次回折光と、0次回折光との間に所定
の角度を威す各1つの+1次回折光とに分離し、かつ、
+1次回折光と逆の方向に分離される−1次回折光を殆
ど生しさせないように構威されている。これにより、回
折素子l2全体としては、0次回折光と1対の+1次回
折光とが形或されることになる。
なお、第l図の如く、上記の0次回折光は光ディスクl
6のトラック16a上にメインスポットSlを形成し、
領域12aにまり生威される+1次回折光は同一のトラ
ック16aにおけるメインスポットS,よりD1だけ先
行する位置にサブスポットS2を形或する一方、領域1
2bにより生戒される+1次回折光はサブスポットS2
より更にトラック16aの方向にD0だけ先行する位置
に今1つのサブスポットS3を形或するようになってい
る。メインスポットS,とサブスポットS2の各中心を
結ぶ直線l1は領域12aの回折格子12c・12c・
・・の方向と直交し、かつ、トラック16aの中止線T
に対しθ1だけ傾斜している一方、メインスポットS1
とサブスポットS3の各中心を結ぶ直線l2は領域12
bの回折格子12d・12d・・・の方向と直交し、ト
ラック16aの中心線Tに対しθ2だけ傾斜している。
記録に際しては、光ディスク16のトラック{6a上に
集光されるメインスポットS1により、トラック16a
に沿って所定長さのビット21が形成される。又、再生
時には、記録時より光強度を低くされたメインスポット
S.により、後に詳述する如く、ピント21として記録
された信号の再生が行われる。そして、後述のように、
記録及び再生時に1対のサブスポットSt −83によ
りトラッキングエラーの検出が行われ、それに基づいて
メインスポットS1がトラック16aの中央に位置する
ようにメインスポットS1の半径位置の調整が行われる
ようになっている。
上記受光素子l8は、第4図に示すように、6つの受光
部18a〜18fを有している。受光部18a〜18d
には光ディスクl6上のメインスポットSIからの反射
光が集光されたスボソトR,が形成され、受光部18a
〜18dのそれぞれで受光した光強度に応じた検出信号
S a − S dが出力されるようになっている。
又、受光部18e・18fには、それぞれサブスポット
S2 ・S,からの反射光が集光されてなるスポットR
z  ・R3が形成され、それぞれの受光部18e・1
8fがスポットR2 ・R3の光強度に応じた検出信号
Se−Sfを出力するようになっている。なお、サブス
ポットS2 ・S,に基づくスポットR2 ・R3を受
光する受光部18e・18fは、受光部18a〜18d
に比して高周波領域での周波数特性を必要としないため
、受光部18e・18fは、スポットR2 ・R,の移
動を考慮して受光面積の比較的大きいものを使用するの
が好ましい。
上記各受光部18a〜18fの検出信号Sa〜Sfに基
づいて、ピット21により記録された情報を再生してな
る再生信号RFは、RF=Sa+Sb十Sc+Sdで求
められる。又、フォーカスエラー信号FESはFES=
 (Sa+Sc) −(Sb+Sd)の演算で求められ
、トラッキングエラー信号TESはTES=Se−Sf
の演算で求められて、FES及びTBSが“0″となる
ようにフォーカス及びトラッキングの調整が行われる。
上記の構或によれば、光ディスク16に信号の記録を行
う際には、第5図に示すように、トラック16a上にメ
インスポットS1によりその照射時間に応じた長さのピ
ット21が形戒される。その際、サブスポットS2 ・
S3は、メインスポットSlより先行する位置で同一の
トラック16a上の未記録領域を走査し、サブスポット
Sz  ・s3?ビット2lを走査ずることはない。従
って、記録時において、トラッキングエラー信号の生或
にビット21の影響が及ばなくなるので、トラッキング
エラー信号のオフセットをなくすことができる。なお、
メインスポットSlとサブスポット32・S,の光強度
の比はlO:1程度で、サブスポットS2 ・S■の光
強度は充分に微弱であるためサブスポットS2’S,に
より記録が行われることはない。
ところで、光ピックアップ装置の組立時等にはトラッキ
ングエラー信号のレベルが最大になるように、2つのサ
ブスポットS2 ・S,間の位相差を調整するものであ
る。その場合、従来の3ビーム法では、光軸を中心とし
た回折素子36(第8図)の回転により2つのサブスポ
ットS2S,/間の位相差の調整を行っていたが、本実
施例では、回折素子l2を光軸に沿って第3図中に矢印
A又はBで示す方向に移動させることによりサブスポッ
トsz  ・S,間の位相差の調整を行うことができる
及びサブスボッ}St  ・S,の配列状態は、例えば
、第6図(b)の如くになる。それに対し、回折素子2
を第3図の位置から八方向、つまり、半導体レーザ11
から遠ざかる方向へ移動させた場合は、第6図(a)の
如くになり、サブスポットS2 ・S3間のトラック方
向の距離がD0からD0に縮小されるとともに、サブス
ポットS2 ・S:1間のラジアル方向の距離がd0か
らd01に縮小される。
一方、回折素子工2を第3図の位置からB方向、つまり
、半導体レーザ11に接近する方向に移動させた場合は
、第6図(C)の如く、サブスポットS2 ・S,間の
トラック方向の距離が00に、ラジアル方向の距離がD
o’“にそれぞれ拡大される。
なお、メインスポットS,及びサブスポットS2・S,
を同一のトラック16a上に形成する調整を行う際、及
びトラッキングエラー信号のオフセントを調整する際に
は、光軸を中心とした回折素子12の回転が行われる。
上記の実施例では、2つのサブスボ7}S−S3がとも
にトランク16a上でメインスポットS1より先行する
ようにしたが、それに代えて、2つのサブスポットS2
 ・S3をともにメインスポットS1より後方に配置す
るようにしても良い。その場合、ビット21の形或によ
る記録時に、2つのサフ゛スポン}Sz  ・S,がと
もにビ・ント2l上を走査するので、トラッキングエラ
ーが生じていない限り2つのサブスポットS2 ・S!
からの反射光強度はほぼ等しくなり、正確なトラッキン
グ制御が行われる。
なお、上記の実施例では、追記型の光ディスク16の一
例として、光ビームの照射によりビント21が形成され
るものにつき説明したが、それ以外に、光ビームの照射
によりビット21は形或せずに反射率のみを変化させる
ことにより信号の記録を行う光ディスク等にも本発明は
有効である。
又、本発明の光ビソクアップ装置は、追記型等の記録可
能型の光ディスクに特に有効であるが、それ以外に、再
生専用型の光ディスクの再生等にも使用できるものであ
る。
又、上記の光ピックアップ装置の光学系l9の構或及び
受光素子8の分割方法等は適宜変更することができるも
のである。
〔発明の効果〕
本発明に係る光ピックアップ装置は、以上のように、光
源から出射された光を光ディスク上に導くとともに光デ
ィスクからの反射光を受光素子に導く光学系と、光源と
光ディスクとの間の光路上に配置される回折素子とを備
えた光ピックアップ装置において、上記回折素子は光源
からの出射光をO次回折光とl対の1次回折光とに分離
し、O次回折光が光ディスクのトラック上にメインスポ
ットを成し、1対の1次回折光がともに上記トラックに
おけるメインスポットより先行する位置か又はともに上
記トラックにおけるメインスポットの後方の位置にトラ
ンキングエラーを検出するための1対のサブスポットを
成すように、2分割された領域にそれぞれ方向の異なる
回折格子が形或され、かつ、上記回折素子は光軸方向に
移動可能に支持されている構或である。
これにより、回折素子は、1対の1次回折光がともに光
ディスク上でメインスポットより前方にサブスポットを
威すか、又は1対の1次回折光がともに光ディスク上で
メインスポットより後方にサブスポットを威すように形
成されているので、光ディスクが記録可能型のものであ
る際に光ディスクへの信号の記録時にピットの形或等に
より信号の記録済領域と未記録領域とで光の反射率が異
なる場合でも、1対のサブスポットはともに未記録領域
に集光されるか、ともに記録済領域に集光されるかのい
ずれかとなり、トラッキングエラーが生じていない限り
両サブスポットの光強度はほぼ等しくなり、安定したト
ラッキング制御が行えるようになる。
ところで、上記1対のサブスポットからの反射光に基づ
いて得られるトラッキングエラーを検出するための信号
のレベルはできるだけ大きくすることが好ましく、その
ためには、上記1対のサブスポット間の位相差、つまり
、1対のサブスポット間の光ディスク半径方向及びトラ
ック方向の距離が適正な値となるように調整する必要が
ある。
その場合、本発明によれば、上記回折素子を光軸方向に
移動させることにより、1対のサブスポット間の光ディ
スク半径方向及びトラック方向の距離を拡大又は縮小さ
せることができるので、回折素子を光軸方向へ移動させ
ることにより、トラッキングエラー信号のレベルが最大
になるように調整することができる。
なお、本発明の光ピックアップ装置は記録可能型の光デ
ィスクへの記録を行う場合に特に有効であるが、それに
限らず、再生専用型の光ディスクの再生等にも使用でき
るものである。
【図面の簡単な説明】
第l図乃至第6図は本発明の一実施例を示すものである
。 第1図は回折素子及び光ディスクを示す概略正面図であ
る。 第2図は回折素子を示す側面説明図である。 第3図は光ピックアップ装置の説明図である.第4図は
受光素子の概略正面図である。 第5図は光ディスクの拡大正面部分図である。 第6図(a)〜(C)は回折素子を光軸上で移動させた
際の光ディスク上でのメインスポット及びサブスポット
の移動を示す説明図である。 第7図乃至第9図は従来例を示すものである。 第7図(a)は光ピックアップ装置の説明図である。 同図(b)は光ディスクが傾斜した場合の同説明図であ
る。 第8図は回折素子を示す側面説明図である。 第9図は光ディスクの拡大正面部分図である。 11は半導体レーザ(光源)、12は回折素子、12a
l2bは領域、12c−12dは回折格子、16は光デ
ィスク、18は受光素子、19は光学系、Slはメイン
スポット、s2 ・S,はサブスポットである。 第5図 第 1 図 第 3 閃 −545− 第 2 図 0求回折允 第 8 閃 O求回折光 第 7 図(a) 第 7 図(b) 第 9 図 46一

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、光源から出射された光を光ディスク上に導くととも
    に光ディスクからの反射光を受光素子に導く光学系と、
    光源と光ディスクとの間の光路上に配置される回折素子
    とを備えた光ピックアップ装置において、 上記回折素子は光源からの出射光を0次回折光と1対の
    1次回折光とに分離し、0次回折光が光ディスクのトラ
    ック上にメインスポットを成し、1対の1次回折光がと
    もに上記トラックにおけるメインスポットより先行する
    位置か又はともに上記トラックにおけるメインスポット
    の後方の位置にトラッキングエラーを検出するための1
    対のサブスポットを成すように、2分割された領域にそ
    れぞれ方向の異なる回折格子が形成され、かつ、上記回
    折素子は光軸方向に移動可能に支持されていることを特
    徴とする光ピックアップ装置。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58147823A (ja) * 1982-02-25 1983-09-02 Mitsubishi Electric Corp トラツクずれ検出装置
JPS59149230U (ja) * 1983-03-25 1984-10-05 松下電器産業株式会社 光学式ビデオデイスクプレ−ヤの読出装置

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