JPH0310260A

JPH0310260A - シート搬送装置

Info

Publication number: JPH0310260A
Application number: JP1144263A
Authority: JP
Inventors: Toshibumi Moriya; 俊文森谷
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1989-06-08
Filing date: 1989-06-08
Publication date: 1991-01-17

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）この発明は、電子写真式複写機等の搬送装置、特に搬送
ベルトを有するシート搬送装置に関する。

（従来の技術）従来のシート搬送装置の一例を第６図に示す。

図において、１００は画像担持体で、この画像担持体１
００は軸１００ａを介して側板１０１に回転自在に保持
されている。また、画像担持体１００の近傍には、シー
ト１０２の搬送方向に沿ってレジストローラ１０３．転
写帯電器１０４、及びローラ１０５に張設した搬送ベル
ト１０６が配置されている。更に、搬送ベルト１０６の
下方には、ローラ１０５に取付けたヘルドクリーナ１０
７が配置されている。

そして、矢印のように搬送されるシート１０２は、レジ
ストローラ１０３によって画像担持体１００と転写帯電
器１０４との間に導かれ、転写帯電器１０４によって画
像をシート１０２上に転写した後は搬送ベルト１０６に
よって図示しない定着部へと搬送されることとなる。こ
のため、画像担持体１００に対して、前記レジストロー
ラ１０３、転写帯電器１０４．搬送ベルト１０６へルト
クリーナ１０７が、一定値以上の平行性を維持すること
により、画像転写部へのシート１０２の搬送精度、鮮明
な画像転写、後工程への適正な搬送等を確保している。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら、上記従来例においては、画像担持体１０
０に対する平行性を維持するために、レジストローラ１
０３は軸受１０３ａ、転写帯電器１０４はネジ１０４ａ
、搬送ベルト１０６を張設したローラ１０５は保持部材
１０５ａや図示しない側板１０１の取付孔、ベルトクリ
ーナ１０７は軸受部１０７ａ、というような各種の位置
決め部材によって保持されているため、 ■　部品点数が極めて多く、構造が複雑化し、製造工数
の増加・コストの上昇を招く。

■　画像担持体１００．搬送ベルト］、　０６　、ベル
トクリーナ１０７等の定期的な交換時においては、上記
の位置決め部材を全て取り外し、その後、改めて位置決
めのし直しを行なわなければならず、作業性が悪い。

という問題があった。

この発明は上記課題を解決するためのもので、画像担持
体に対するレジストローラ、転写帯電器、搬送ヘルド、
ベルトクリーナの位置決め構造を簡略化するとともに、
各部品の定期的な交換作業を迅速に行ない得るシート搬
送装置を提供することを目的としている。

（課題を解決するための手段）上記目的を達成するため、この発明は回転自在の画像担
持体を軸支した装置本体と、装置本体の画像担持体近傍
の開口部に開閉自在に軸支した開閉体とを構成し、この
開閉体に、画像担持体の軸に当接する位置決め部材を有
する第一モジュールを開閉自在に軸支し、この第一モジ
ュールに、開閉体を閉じた際に画像担持体に対面する転
写帯電器と、画像担持体と転写帯電器との間にシートを
搬送するレジストローラとを設けるとともに、この第一
モジュールに、画像担持体と転写帯電器間を通過したシ
ートを搬送し、かつ、複数のローラに張設された搬送ベ
ルトと、複数のローラに固定したベルトクリーナとから
なる第二モジュールを着脱自在に取付け、更に、前記開
閉体に、第一モジュールを画像担持体側に付勢する押圧
手段を設けたものである。

（作　用）上記構成に基づくこの発明の作用は、開閉体を開くとレ
ジストローラ、転写帯電器、搬送ベルト、ベルトクリー
ナが装置本体の外部に露出する。開閉体を閉じると第一
モジュールが押圧手段によって画像担持体側に付勢され
、位置決め部材が画像担持体の軸に当接する。その結果
、画像担持体に対してレジストローラ、転写帯電器、搬
送ベルト、ベルトクリーナの平行性が維持され７、る。

（実施例）次に、この発明を第１図〜第５図に示す実施例に基づい
て説明する。

第１図はこの発明を適用した画像形成装置１を示し、こ
の画像形成装置１は装置本体２と、装置本体２の開口部
３側に軸４を介して取付けた開閉体５とから構成されて
いる。この装置本体２内には、第２図、第３図に示すよ
うに、プロセスカートリッジ６、シートＰを収納する給
紙カセット７、給紙ローラ８．レーザースキャナー９．
定着器１０等が配設されている。また、プロセスカート
リッジ６には、画像担持体１５．現像器１６゜帯電器１
７．クリーニング器１８等、複数のプロセス機器が装着
されている。２２は画像担持体１５の軸で、この軸２２
は第１図に示すように、装置本体２に固定した軸受２８
によって支承されている。

Ａは開閉体５の内方（開口部３側）に設けた第−モジュ
ールで、この第一モジュールＡは前記画像担持体１５の
軸２２に対して一定水準の平行性を具えた状態で軸２６
によって開閉体５に支持されている。また、第一モジュ
ールＡには、開閉体５を閉じた際に画像担持体１５の軸
２２に当接する位置決め部材２４が突出形成されている
。なお、第一モジュールＡは、開閉体５に固定した板バ
ネ等の押圧手段２１によって、画像担持体１５側に向け
て付勢されている。

１２は画像担持体１５の回転に同期して作動するレジス
トローラ対で、このレジストローラ対１２の軸１２ａは
、第一モジュールＡによって画像担持体１５の軸２２と
平行な状態で支持されている。レジストローラ対１２の
一方のローラは、バネ１２ｂによって他方のローラに圧
着されている。］１はシートＰを導く搬送ガイドで、第
一モジュールＡに設けられている。１３は転写帯電器で
、この転写帯電器１３はネジ１３ａによって第一モジュ
ール八に、画像担持体１５の軸２２と一定値以上の平行
性をもって固定されている。この転写帯電器１３は開閉
体５を閉じた際に、画像担持体１５と対面する位置に設
けられている。

１４は搬送ベルトで、この搬送ベルト１４は、二本のロ
ーラ２０に張設されている。このローラ２０は、固定具
２５によって画像担持体１５の軸２２と一定水準の平行
性をもって第一モジュールＡに着脱自在に支持されてい
る。１９はクリーニング部材２３を有するベルトクリー
ナで、このベルトクリーナ１９は、前記固定具２５に対
して保持部１９ａによって支持されている。このうち、
一方の保持部１９ａには、固定具２５に当接するテンシ
ョンバネ２７が装着されている。従って、クリーニング
部材２３とローラ２０との平行性は一定値以上に維持さ
れている。

以上の搬送ベルト１４．ローラ２０．ベルトクリーナ１
９によって第二モジュールＢが構成されている。

上記のように構成された画像形成装置においては、給紙
カセット７内のシートＰは給紙ローラによって搬出され
るとともに、レジストローラ対１２によって画像担持体
１５と転写帯電器１３との間に搬送される。ここで、画
像担持体１５」二に形成されている画像は転写帯電器１
３によってシートＰ上に転写され、搬送ベルト１４によ
って定着器１０内に導かれることとなる。この状態にお
いて、画像担持体１５に対するレジストローラ１２、転
写帯電器１３．搬送ローラ１４．ベルトクリーナ１９の
平行性は、第一モジュールＡに設けた位置決め部材２４
が軸２２に当接することにより確保されている。従って
、非常に簡易な構造となっている。そして、開閉体５を
第３図のように開けば、第一モジュールＡ、第二モジュ
ールＢはともに装置本体２の外部に露出するから、各部
の点検、交換等の作業を容易に行ない得る。この際、予
め搬送ベルト１４の機械的、若しくは電気的寿命と、ベ
ルトクリーナ１９の飽和寿命とが等しいものを組付け”
Ｃおけば、第二モジュールＢごと定期的に交換するだけ
で作業が終了し、メンテナンスの能率が飛躍的に向上す
る。

そして、開閉体５を再び第２図に示すように閉じれば、
第一モジュールＡの位置決め部材２４が軸２２に当接し
て、レジストローラ１２．転写帯電器１３．搬送ベルト
１４．ベルトクリーナ１９の平行性は適切な状態に設定
される。

従って、第一モジュールＡ、第二モジュールＢに装着し
た部品を交換する時に、それらの画像担持体１５に対す
る平行性を設定し直す必要は全くない。

第４図は他の実施例を示している。

図において、３１は画像担持体１５の一端側に設けたギ
ア、３２は画像担持体１５に近接しているローラ２０の
一端側に設けたギアで、それぞれ画像担持体１５及びロ
ーラ２０と一体回転する状態で噛合している。このギア
３１の基準ピッチ円３１ａの直径Ｄ１と、ギア３２の基
準ピッチ円３２ａの直径Ｄ２との比は、画像担持体１５
の外径Ｄ３と、ローラ２０の外径Ｄ４との比と等しく設
定されている。

上記構成において、図示しない駆動モータによって画像
担持体１５が時計方向に回転すると、ギア３１．３２を
介してローラ２０が反時計方向に回転し、搬送ベルト１
４が矢印方向に作動する。このため、画像担持体１５と
搬送ベルト１４の周速度は等しくなり、レジストローラ
１２により搬送されてくるシートＰへの画像転写が鮮明
となるばかりでなく、現像器１６によって施されたトナ
ーの飛散が発生する虞れもない。

なお、第４図は、装置本体２の開口部３を開閉体５で閉
じた状態を示している。

第５図は更に他の実施例を示している。図において、θ
は噛合状態のギア３１と３２のピッチ円３１ａと３２ａ
の圧力角を示しており、その延長線上に第一モジュール
へ〇軸２６が存在している。その他の構成については第
４図と同様である。

上記構成において、画像担持体１５が時計方向に回転す
ると、ギア３１．３２を介してローラ２０が反時計方向
に回転し、搬送ベルト１４は矢印方向に作動する。この
時、ギア３１と３２の噛合部に矢印Ｑ方向の力が発生す
るが、軸２６が同一線上にあるため、モーメントは°°
Ｏ°°であり、第一モジュールＡには無理な力が働いて
ゆがんだりすることはない。従って、画像担持体１５と
、レジストローラ１２．転写帯電器１３．搬送ベルト１
４との平行性はほとんど影響されず、シートＰへの転写
不良や画像ブ、し等の不具合を防止できる。

（発明の効果）この発明は以上のように構成したものであるから、画像
担持体に対するレジストローラ、転写帯電器、搬送ベル
ト、ベルトクリーナの平行性を保つ位置決め構造を簡略
化できる。従って、製造工程における組付作業が簡単と
なってコストを抑制し得るともに、使用中における各部
品の定期的な交換作業を迅速に行なうことができるとい
う優れた効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第５図はこの発明の実施例を示し、第１図は正
面断面図、第２図、第３図は画像形成装置に適用した例
を示す正面断面図、第４図。１第５図は他の実施例の要部を示す正面断面図、第６図は
従来例を示す斜視図である。符号の説明２・・・装置本体　　　　　３・・・開口部４・・・開
閉体の軸　　　　５・・・開閉体１２・・・レジストロ
ーラ　１３・・・転写帯電器１４・・・搬送ベルト　　
　１５・・・画像担持体１９・・・ベルトクリーナ　２
０・・・ローラ２１・・・押圧手段　　　　２２・・・
画像担持体の軸２４・・・位置決め部材２６・・・第一モジュールへ〇軸Ａ・・・第一モジュール　　Ｂ・・・第二モジュールＰ
・・・シート　２１）ヤ

Claims

【特許請求の範囲】

（１）回転自在の画像担持体を軸支した装置本体と、装
置本体の画像担持体近傍の開口部に開閉自在に軸支した
開閉体とを構成し、この開閉体に、画像担持体の軸に当
接する位置決め部材を有する第一モジュールを開閉自在
に軸支し、この第一モジュールに、開閉体を閉じた際に
画像担持体に対面する転写帯電器と、画像担持体と転写
帯電器との間にシートを搬送するレジストローラとを設
けるとともに、更に第一モジュールに、画像担持体と転
写帯電器間を通過したシートを搬送し、かつ、複数のロ
ーラに張設された搬送ベルトと、複数のローラに固定し
たベルトクリーナとからなる第二モジュールを着脱自在
に取付け、更に、前記開閉体に、第一モジュールを画像
担持体側に付勢する押圧手段を設けたシート搬送装置。
（２）搬送ベルトとベルトクリーナとの寿命をほぼ等し
く設定した請求項１に記載のシート搬送装置。