JPH0310097Y2 - - Google Patents

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JPH0310097Y2
JPH0310097Y2 JP19866885U JP19866885U JPH0310097Y2 JP H0310097 Y2 JPH0310097 Y2 JP H0310097Y2 JP 19866885 U JP19866885 U JP 19866885U JP 19866885 U JP19866885 U JP 19866885U JP H0310097 Y2 JPH0310097 Y2 JP H0310097Y2
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switch
power take
electromagnetic valve
position detection
clutch
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  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〓産業上の利用分野〓 本考案は、自動車のエンジンから動力を取出し
て各種の作業等を行ない得るようにした動力取出
し装置に関するものである。
〓考案の概要〓 本考案は、電磁バルブを通して加えられる作動
圧を検出するスイツチを設け、このスイツチを位
置検出スイツチと並列に接続し、電磁バルブを通
して加えられる作動圧が適正な値かれ外れた場合
にこの作動圧を検出するスイツチが閉じてインジ
ケータランプが点灯するようにし、この動力取出
し装置の運転中にエンジンを停止した後に、再び
エンジンを始動する場合の安全性を高めるように
したものである。
〓従来の技術〓 自動車のエンジンから走行以外の目的の動力を
取出すために、作業用車両等においては、例えば
実開昭51−107725号公報によつて開示されててい
るように、動力取出し装置が設けられている。バ
キユーム圧によつて作動される従来の動力取出し
装置は、例えば第3図に示すように構成されてお
り、バキユームタンク1は電磁バルブ2を介して
バキユームアクチユエータ3と接続されるように
なつている。そしてアクチユエータ3のロツドに
取付けられたフオーク4によつて切換えギヤ5を
移動させることにより、動力の取出しを行なうよ
うにしている。
そして電磁バルブ2は第4図に示すような回路
によつて駆動されるようになつている。すなわち
パワーテークオフスイツチ6を閉じるとともに、
クラツチペダルを踏込んでクラツチスイツチ7を
閉成すると、電磁バルブ2が付勢されるようにな
つている。そして電磁バルブ2によつてバキユー
ムアクチユエータ3が作動されるとそのロツドの
位置を検出する位置検出スイツチ8が閉じて第4
図に示す電磁バルブ2の駆動回路が自己保持され
るようになり、クラツチペダルから足を離してス
イツチ7を開成しても電磁バルブ2が作動を継続
するようになつている。また位置検出スイツチ8
と直列に接続されているインジケータランプ9に
よつて動力の取出しを行なつていることを知らせ
るようにしている。
〓考案が解決しようとする問題点〓 このような動力取出し装置を運転している最中
にエンジンスイツチを切つてエンジンを停止させ
ると、これによつてバキユームタンク1の圧力が
時間とともに次第に減少し、やがてバキユームア
クチユエータ3が内蔵するリターンスプリングに
よつて復動し、切換えギヤ5が抜けてしまう。す
るとこのことを位置検出スイツチ8が検出するた
めに、このスイツチ8が開成されてインジケータ
ランプ9が消灯する。すなわちパワーテークオフ
スイツチ6が閉じられていてもインジケータラン
プ9が点灯されなくなる。従つてこの状態におい
てクラツチを切りながらエンジンを始動させる
と、クラツチスイツチ7が閉じるために電磁バル
ブ2が励磁されることになり、この動力取出し装
置と連結されている負荷が回転を行なうことにな
る。すなわちインジケータランプ9が点灯しない
のに動力取出し装置によつて負荷が駆動される状
態が現出されることになる。
本考案はこのような問題点に鑑みてなされたも
のであつて、インジケータランプが点灯しないの
にかかわらず動力取出し装置によつて負荷が回転
する状態が現出されるのを防止するようにした動
力取出し装置を提供することを目的とするもので
ある。
〓問題点を解決するための手段〓 本考案は、クラツチの遮断時に閉じるクラツチ
スイツチとパワーテークオフスイツチの直列回路
を介してパワーテークオフ用の電磁バルブを電線
と接続するとともに、パワーテークオフの位置検
出スイツチを前記クラツチスイツチと並列に接続
し、クラツチの接続後においてはこの位置検出ス
イツチによつて自己保持し、継続して電磁バルブ
を作動させるようにするとともに、前記位置検出
スイツチと直列にインジケータランプを接続し、
このランプによつて動作中であることを知らせる
ようにした装置において、前記電磁バルブを通し
て加えられる作動圧を検出するスイツチを設け、
このスイツチを前記位置検出スイツチと並列に接
続し、前記作動圧が適正な値から外れた場合にこ
の作動圧を検出するスイツチが閉じてインジケー
タランプが点灯されるようにしたものである。
〓作用〓 従つて本考案によれば、この動力取出し装置に
よつて動力を取出している途中でエンジンを停止
するとともに、電磁バルブを通して加えられる作
動圧が適正な値から外れた後にクラツチを切つて
再びエンジンを始動すると、この適正な値から外
れた作動圧を検出スイツチが検出することにな
り、これによつてこのスイツチが閉じてインジケ
ータランプが点灯されることになる。従つてイン
ジケータランプが点灯せずに動力取出し装置によ
つて負荷が駆動されることが防止されるようにな
る。
〓実施例〓 以下本考案を図示の一実施例につき説明する。
第2図は本考案の一実例に係る動力取出し装置を
示すものであつて、車両に搭載されているデイー
ゼルエンジン16の後側にはフライホイールハウ
ジング17を介してトランスミツシヨン18が連
結されている。そしてトランスミツシヨン18に
は動力取出し用歯車装置19が設けられている。
そしてこの歯車装置19と係合するように移動可
能な切換えギヤ20が設けられており、このギヤ
20を通して取出されるエンジン16の出力を出
力軸21によつて他の負荷に加えるようにしてい
る。
この切換えギヤ20の切換えの構造について説
明すると、車両にはバキユームタンク22が設け
られており、バキユームタンク22は電磁バルブ
23および接続用ホース24を介してバキユーム
アクチユエータ25と接続されている。そしてこ
のアクチユエータ25のロツド26にフオーク2
7が固着されている。このフオーク27は上記切
換えギヤ20のボスを押すようになつており、こ
れによつて切換えギヤ20を歯車装置19と係合
させるようにしている。
つぎに上記電磁バルブ23の駆動回路について
第1図につき説明すると、電源端子28にはパワ
ーテークオフスイツチ29が接続されており、さ
らにスイツチ29にはクラツチスイツチ30と電
磁バルブ23とが直列に接続されている。そして
クラツチスイツチ30に対して並列に、位置検出
スイツチ31とダイオード32との直列回路が接
続されている。また位置検出スイツチ31はダイ
オード33を介してインジケータランプ34と直
列に接続されている。さらに位置検出スイツチ3
1とダイオード33との直列回路に対して並列
に、負圧検出スイツチ35とダイオード36の直
列回路が接続されるようになつている。
以上のような構成において、パワーテークオフ
スイツチ29を閉じるとともに、クラツチペダル
を踏込んでクラツチを遮断すると、クラツチスイ
ツチ30が閉じることになる。従つてこれにより
電磁バルブ23が励磁されることになり、バキユ
ームタンク22内の負圧はこの電磁バルブ23を
通してバキユームアクチユエータ25に供給され
る。するとロツド26が引込まれるように移動
し、フオーク27によつて切換えギヤ20が歯車
装置19と係合する位置に移動されることにな
る。これによつて動力取出し装置はエンジンの出
力を出力軸21を介して取出すことになり、所定
の負荷を駆動するようになる。
このようにして所定の負荷を駆動している状態
においてエンジンを停止すると、バキユームポン
プが駆動されなくなるために、バキユームタンク
22の圧力は次第に高くなつて大気圧に近づく。
するとバキユームアクチユエータ25は内蔵する
リターンスプリングによつてロツド26を押出す
ようになり、これによつてフオーク27を介して
切換えギヤ20を移動させることになる。これに
よつて動力取出し装置は遮断状態に切換えられ
る。そしてこの切換えに連動して位置検出スイツ
チ31が開かれることになる。
ところがこの場合には、バキユームタンク22
の異常な圧力を負圧検出スイツチ35が検出する
ようになり、このスイツチ35が閉じることにな
る。従つてパワーテークオフスイツチ29を閉じ
ている限り、負圧検出スイツチ35を通してイン
ジケータランプ34に電流が流れ、このランプ3
4が点灯し続けることになる。すなわちクラツチ
スイツチ30を閉じた場合には電磁バルブ23が
励磁され得る状態であることを未然に警報するよ
うになる。このことはパワーテークオフスイツチ
29が閉じられたままの状態であることを警報す
ることにもなる。従つてクラツチを切つてスイツ
チ30を閉じるとともに、エンジンを再び始動す
ることによつて生ずる負荷の回転を防止すること
が可能になり、これに伴なう危険を未然に回避す
ることが可能になる。
以上本考案を図示の一実施例につき説明した
が、本考案は上記実施例によつて限定されること
なく、本考案の技術的思想に基いて各種の変更が
可能である。例えば上記実施例は、バキユーム圧
を利用して歯車の切換えを行なうようにした動力
取出し装置に関するものであるが、本考案は、圧
縮空気の圧力を利用して歯車の切換えを行なうよ
うにした動力取出し装置にも適用可能である。
〓考案の効果〓 以上のように本考案は、電磁バルブを通して加
えられる作動圧を検出するスイツチを設け、この
スイツチを位置検出スイツチと並列に接続し、作
動圧が適正な値から外れた場合にこの作動圧を検
出するスイツチが閉じてインジケータランプが点
灯されるようにしたものである。従つてこのよう
に構成によれば、動力取出し装置の運転中にエン
ジンを停止し、電磁バルブを通して加えられる作
動圧が適正な値以下に下つた場合には、この作動
圧を検出するスイツチが閉じてインジケータラン
プが点灯されることになる。従つてエンジンを再
び始動させることによつて不測に動力取出し装置
によつて負荷が回転することを防止することが可
能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る動力取出し装
置の電磁バルブの駆動回路を示す回路図、第2図
は動力取出し装置の全体の構造を示す平面図、第
3図は従来の動力取出し装置を示す要部平面図、
第4図は同装置の電磁バルブの駆動回路を示す回
路図である。 なお図面に用いた符号において、19……動力
取出し用歯車装置、20……切換えギヤ、22…
…バキユームタンク、23……電磁バルブ、25
……バキユームアクチユエータ、29……パワー
テークオフスイツチ、30……クラツチスイツ
チ、31……位置検出スイツチ、34……インジ
ケータランプ、35……負圧検出スイツチ、であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. クラツチの遮断時に閉じるクラツチスイツチと
    パワーテークオフスイツチの直列回路を介してパ
    ワーテークオフ用の電磁バルブを電源と接続する
    とともに、パワーテークオフの位置検出スイツチ
    を前記クラツチスイツチと並列に接続し、クラツ
    チの接続後においてはこの位置検出スイツチによ
    つて自己保持し、継続して電磁バルブを作動させ
    るようにするとともに、前記位置検出スイツチと
    直列にインジケータランプを接続し、このランプ
    によつて動作中であることを知らせるようにした
    装置において、前記電磁バルブを通して加えられ
    る作動圧を検出するスイツチを設け、このスイツ
    チを前記位置検出スイツチと並列に接続し、前記
    作動圧が適正な値から外れた場合にこの作動圧を
    検出するスイツチが閉じてインジケータランプが
    点灯されるようにしたことを特徴とする動力取出
    し装置。
JP19866885U 1985-12-23 1985-12-23 Expired JPH0310097Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP19866885U JPH0310097Y2 (ja) 1985-12-23 1985-12-23

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JP19866885U JPH0310097Y2 (ja) 1985-12-23 1985-12-23

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JPS62105025U JPS62105025U (ja) 1987-07-04
JPH0310097Y2 true JPH0310097Y2 (ja) 1991-03-13

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