JPH0310057B2 - - Google Patents
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- JPH0310057B2 JPH0310057B2 JP57223696A JP22369682A JPH0310057B2 JP H0310057 B2 JPH0310057 B2 JP H0310057B2 JP 57223696 A JP57223696 A JP 57223696A JP 22369682 A JP22369682 A JP 22369682A JP H0310057 B2 JPH0310057 B2 JP H0310057B2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G21—NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
- G21C—NUCLEAR REACTORS
- G21C17/00—Monitoring; Testing ; Maintaining
- G21C17/02—Devices or arrangements for monitoring coolant or moderator
- G21C17/022—Devices or arrangements for monitoring coolant or moderator for monitoring liquid coolants or moderators
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
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- High Energy & Nuclear Physics (AREA)
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- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、原子力プラントに使用されている1
次冷却材中の溶存水素測定における試料採取、注
入、脱ガス、測定、データ解析等の一連の操作を
自動的になし得るようにした溶存水素測定装置に
関するものである。
次冷却材中の溶存水素測定における試料採取、注
入、脱ガス、測定、データ解析等の一連の操作を
自動的になし得るようにした溶存水素測定装置に
関するものである。
従来使用されている前記溶存水素測定装置は、
第1図に示すように試料採取用圧力容器aと、該
試料採取用圧力容器aを装着するコネクターb,
bと、コネクターb,b間に連結された試料ライ
ン中に介装されているゴムキヤツプc1を有するガ
ス捕集ビンcと、前記試料ラインに連結されたガ
ス捕集ビンcおよび同試料ラインを真空にする真
空ポンプdと、前記試料ライン内の圧力を測定す
る水銀マノメータe、前記試料ラインに連設され
たドレン管路f、および前記各ライン、管路中に
介装された開閉弁等によつて構成されているが、
第1図に示す溶存水素測定装置は、 (1) 1次冷却材を試料採取用圧力容器aに採取し
て、コネクターb,bに装着する。
第1図に示すように試料採取用圧力容器aと、該
試料採取用圧力容器aを装着するコネクターb,
bと、コネクターb,b間に連結された試料ライ
ン中に介装されているゴムキヤツプc1を有するガ
ス捕集ビンcと、前記試料ラインに連結されたガ
ス捕集ビンcおよび同試料ラインを真空にする真
空ポンプdと、前記試料ライン内の圧力を測定す
る水銀マノメータe、前記試料ラインに連設され
たドレン管路f、および前記各ライン、管路中に
介装された開閉弁等によつて構成されているが、
第1図に示す溶存水素測定装置は、 (1) 1次冷却材を試料採取用圧力容器aに採取し
て、コネクターb,bに装着する。
(2) 真空ポンプdで予めガス捕集ビンc内を真空
にして、試料液中の溶存ガスを同ガス捕集ビン
c内に脱気して捕集する。
にして、試料液中の溶存ガスを同ガス捕集ビン
c内に脱気して捕集する。
(3) ガス捕集ビンc中のガスを注射器でゴムキヤ
ツプc1から採取して、図示省略したガスクロマ
トグラフ即ち検出器によつて採取ガス中の水素
濃度を測定する。
ツプc1から採取して、図示省略したガスクロマ
トグラフ即ち検出器によつて採取ガス中の水素
濃度を測定する。
などの操作を要し、分析までの各操作、作業が複
雑であつて熟練度を必要とし、かつ精度が悪くし
かも時間がかかるため被曝する可能性があるなど
の欠点を有する。
雑であつて熟練度を必要とし、かつ精度が悪くし
かも時間がかかるため被曝する可能性があるなど
の欠点を有する。
また、第2図A,Bに示す従来の溶存水素測定
装置は、アルゴンガス容器hと、試料注入口i1を
有する試料容器iと、プレカツトコラムj、メイ
ンコラムkと、ガスクロマトグラフ即ち検出器l
と、ダミーコラムmと、チヨークコラムnと、キ
ヤリアガス出口paと、パージ用アルゴンガス出
口pb等が図示のような配置になつており、試料
注入直後は第2図Aに示すようなラインとし、第
2図Bに示すようにプレカツトバルブvによつて
ラインを切換えることができる構成になつている
が、第2図A,Bに示す溶存水素測定装置は、 (1) 1次冷却材を溶液のまま注射器で採取して、
試料注入口i1から試料容器iに注入する。(第
2図Aの状態) (2) 次に、プレカツトバルブvを切換えて第2図
Bのラインとし、プレカツトカラムjにより水
溶液と水素に分離し、水素は検出器l(ガスク
ロマトグラフ)に、水溶液はパージガス(アル
ゴンガス)によつてチヨークカラムnを経て装
置外へ排出する。
装置は、アルゴンガス容器hと、試料注入口i1を
有する試料容器iと、プレカツトコラムj、メイ
ンコラムkと、ガスクロマトグラフ即ち検出器l
と、ダミーコラムmと、チヨークコラムnと、キ
ヤリアガス出口paと、パージ用アルゴンガス出
口pb等が図示のような配置になつており、試料
注入直後は第2図Aに示すようなラインとし、第
2図Bに示すようにプレカツトバルブvによつて
ラインを切換えることができる構成になつている
が、第2図A,Bに示す溶存水素測定装置は、 (1) 1次冷却材を溶液のまま注射器で採取して、
試料注入口i1から試料容器iに注入する。(第
2図Aの状態) (2) 次に、プレカツトバルブvを切換えて第2図
Bのラインとし、プレカツトカラムjにより水
溶液と水素に分離し、水素は検出器l(ガスク
ロマトグラフ)に、水溶液はパージガス(アル
ゴンガス)によつてチヨークカラムnを経て装
置外へ排出する。
(3) 検出器lの記録紙上の水素ピーク面積から水
素濃度を算出する。
素濃度を算出する。
などによつて水素濃度測定が行われ、プレカツト
カラムは、1次冷却材が純水の場合には問題ない
が、高速増殖炉プラントのように、1次冷却材中
に電解質(ホウ酸、リチウム)が添加されている
場合には、その添加物の蓄積によつてプレカツト
カラムで簡単に目詰りを起し使用不可能になる欠
点がある。
カラムは、1次冷却材が純水の場合には問題ない
が、高速増殖炉プラントのように、1次冷却材中
に電解質(ホウ酸、リチウム)が添加されている
場合には、その添加物の蓄積によつてプレカツト
カラムで簡単に目詰りを起し使用不可能になる欠
点がある。
本発明は、従来の溶存水素測定装置における前
記のような実情に鑑みて開発されたものであつ
て、1次冷却材の導入ラインと戻りライン間を試
料バイパスライン、計量管およびガスバイパスラ
インの順序で並列に連結し、前記試料バイパスラ
インおよびガスバイパスラインの入側と出側の前
記連結部にそれぞれ切換弁を介装するとともに、
前記ガスバイパスライン入側の前記切換弁にキヤ
リアガスラインを連結し、前記ガスバイパスライ
ン出側の前記切換弁に検出器を介装した検出ライ
ンを連結してなる点に特徴を有し、その目的とす
る処は、試料採取から注入、脱ガス、測定、デー
タ解析までの一連の操作を自動化し前記のような
欠点を解消した溶存水素測定装置を供する点にあ
る。
記のような実情に鑑みて開発されたものであつ
て、1次冷却材の導入ラインと戻りライン間を試
料バイパスライン、計量管およびガスバイパスラ
インの順序で並列に連結し、前記試料バイパスラ
インおよびガスバイパスラインの入側と出側の前
記連結部にそれぞれ切換弁を介装するとともに、
前記ガスバイパスライン入側の前記切換弁にキヤ
リアガスラインを連結し、前記ガスバイパスライ
ン出側の前記切換弁に検出器を介装した検出ライ
ンを連結してなる点に特徴を有し、その目的とす
る処は、試料採取から注入、脱ガス、測定、デー
タ解析までの一連の操作を自動化し前記のような
欠点を解消した溶存水素測定装置を供する点にあ
る。
本発明は、前記の構成になつており、1次冷却
材の導入ラインと戻りライン間を試料バイパスラ
イン、計量管およびガスバイパスラインの順序で
並列に連結し、前記試料バイパスラインおよびガ
スバイパスラインの入側と出側の前記連結部にそ
れぞれ切換弁を介装するとともに、前記ガスバイ
パスライン入側に前記切換弁にキヤリアガスライ
ンを連結し、前記ガスバイパスライン出側の前記
切換弁に検出器を介装した検出ラインを連結して
いるので、1次冷却材を導入ラインから試料バイ
パスラインを経て戻りラインに流通させ、かつ不
活性ガスをキヤリアガスラインからガスバイパス
ラインを経て検出ラインに流通させて検出ライン
を清掃して同ガスと置換し、測定は、試料バイパ
スラインとガスバイパスラインの各切換弁の切換
操作のみで、計量管中に冷却材の所定量を供給し
かつ計量管中の冷却材にキヤリアガスを流通させ
てそれを検出ラインに流通させて、該検出ライン
中の検出器によつて溶存水素を測定でき、各切換
弁によるライン切換え操作のみで試料採取から溶
存水素測定までの各行程が一連に自動的に行わ
れ、従つてまた必要に応じデータ解析も関連させ
て行なうことが可能となり、試料採取、脱ガス操
作の手間等が省略され、操作手順が極めて簡単と
なつて熟練度を要せずに精密な測定結果が得られ
るとともに、操作時間の大幅な節減によつて分析
操作員の放射線被曝のおそれがなくなり、かつ採
取試料が少量ですみ廃液量を軽減できるなど、溶
存水素測定能率および精度が著しく向上される。
材の導入ラインと戻りライン間を試料バイパスラ
イン、計量管およびガスバイパスラインの順序で
並列に連結し、前記試料バイパスラインおよびガ
スバイパスラインの入側と出側の前記連結部にそ
れぞれ切換弁を介装するとともに、前記ガスバイ
パスライン入側に前記切換弁にキヤリアガスライ
ンを連結し、前記ガスバイパスライン出側の前記
切換弁に検出器を介装した検出ラインを連結して
いるので、1次冷却材を導入ラインから試料バイ
パスラインを経て戻りラインに流通させ、かつ不
活性ガスをキヤリアガスラインからガスバイパス
ラインを経て検出ラインに流通させて検出ライン
を清掃して同ガスと置換し、測定は、試料バイパ
スラインとガスバイパスラインの各切換弁の切換
操作のみで、計量管中に冷却材の所定量を供給し
かつ計量管中の冷却材にキヤリアガスを流通させ
てそれを検出ラインに流通させて、該検出ライン
中の検出器によつて溶存水素を測定でき、各切換
弁によるライン切換え操作のみで試料採取から溶
存水素測定までの各行程が一連に自動的に行わ
れ、従つてまた必要に応じデータ解析も関連させ
て行なうことが可能となり、試料採取、脱ガス操
作の手間等が省略され、操作手順が極めて簡単と
なつて熟練度を要せずに精密な測定結果が得られ
るとともに、操作時間の大幅な節減によつて分析
操作員の放射線被曝のおそれがなくなり、かつ採
取試料が少量ですみ廃液量を軽減できるなど、溶
存水素測定能率および精度が著しく向上される。
以下、本発明の実施例を図示について説明す
る。第3図に本発明の一実施例を示しており、図
中イは1次冷却材の導入ライン、ロは同1次冷却
材の戻りラインであつて、導入ラインイの入側に
は開閉弁(V4)、流量調節弁(V1)および圧力検
出器6が設けられ、戻りラインロの出側には流量
検出器16および開閉弁(V2)が設けられてお
り、また導入ラインイと戻りラインロ間を、試料
バイパスラインハ、計量管ニおよびガスバイパス
ラインホの順序で並列に連結するとともに、試料
バイパスラインハおよびガスバイパスラインホに
おける入側と出側の導入ラインイおよび戻りライ
ンロとの各連結部に三方切換弁5a,5b,6
a,6bを設け、また、ガスバイパスラインホの
入側の三方切換弁6aに不活性ガス(窒素ガス
N2)を供給するキヤリアガスラインヘを連結し、
ガスバイパスラインホの出側の三方切換弁6bに
バブラー7、除湿器8およびガスクロマトグラフ
即ち検出器9を介装した検出ライントを連結し、
該検出ライントはガス出口10に達している。
る。第3図に本発明の一実施例を示しており、図
中イは1次冷却材の導入ライン、ロは同1次冷却
材の戻りラインであつて、導入ラインイの入側に
は開閉弁(V4)、流量調節弁(V1)および圧力検
出器6が設けられ、戻りラインロの出側には流量
検出器16および開閉弁(V2)が設けられてお
り、また導入ラインイと戻りラインロ間を、試料
バイパスラインハ、計量管ニおよびガスバイパス
ラインホの順序で並列に連結するとともに、試料
バイパスラインハおよびガスバイパスラインホに
おける入側と出側の導入ラインイおよび戻りライ
ンロとの各連結部に三方切換弁5a,5b,6
a,6bを設け、また、ガスバイパスラインホの
入側の三方切換弁6aに不活性ガス(窒素ガス
N2)を供給するキヤリアガスラインヘを連結し、
ガスバイパスラインホの出側の三方切換弁6bに
バブラー7、除湿器8およびガスクロマトグラフ
即ち検出器9を介装した検出ライントを連結し、
該検出ライントはガス出口10に達している。
さらに、前記導入ラインイの入側における開閉
弁(V4)と流量調節弁(V1)間には開閉弁
(V5)を有する純水供給ラインチが連結され、か
つ、前記検出ライントの入側には開閉弁(V3)
を有するドレンラインリが連設されており、同ド
レンラインリと導入ラインイ間に安全弁11が設
けられている。
弁(V4)と流量調節弁(V1)間には開閉弁
(V5)を有する純水供給ラインチが連結され、か
つ、前記検出ライントの入側には開閉弁(V3)
を有するドレンラインリが連設されており、同ド
レンラインリと導入ラインイ間に安全弁11が設
けられている。
また、検出器9からはシグナル(電流または電
圧)12を発し、それをコンピユータ15で解析
するとともに、レコーダ20で記録される構造に
なつている。
圧)12を発し、それをコンピユータ15で解析
するとともに、レコーダ20で記録される構造に
なつている。
図示の実施例は、前記の構成になつておりその
作用について説明すると、通常、1次冷却材は導
入ラインイより開閉弁(V4)を経て流量調節弁
(V1)で流量調節されサンプラ機構A内へ導入さ
れ、三方切換弁5a、試料バイパスラインハ、三
方切換弁5bを経て戻りラインロに至り、開閉弁
(V2)を通つて返えされる。一方、キヤリアガス
ラインヘから供給されるキヤリアガス(不活性ガ
ス、N2等)はガスバイパスラインホを通り検出
ライントからガス出口10へ排出される。
作用について説明すると、通常、1次冷却材は導
入ラインイより開閉弁(V4)を経て流量調節弁
(V1)で流量調節されサンプラ機構A内へ導入さ
れ、三方切換弁5a、試料バイパスラインハ、三
方切換弁5bを経て戻りラインロに至り、開閉弁
(V2)を通つて返えされる。一方、キヤリアガス
ラインヘから供給されるキヤリアガス(不活性ガ
ス、N2等)はガスバイパスラインホを通り検出
ライントからガス出口10へ排出される。
設定されたプログラムにより試料測定をする場
合には、各三方切換弁5a,5b,6a,6bを
自動操作機構(図示省略)によつて切換え、導入
ラインイから導入される1次冷却材は試料水とし
て計量管ニの方へ流入され、一定時間通水後に再
び試料バイパスラインハ側へ流路が切り換えられ
る。同時にキヤリアガスラインヘからガスバイパ
スラインホへ流入されていたキヤリアガス(窒素
N2等−不活性ガス)が三方切換弁6a,6bの
切換えによつて計量管ニ中へ流入されるようにな
り、計量管ニ中に封じ込まれていた1次冷却材の
試料水は前記キヤリアガスによつて検出ライント
側へ移送され、当初、バブラー7で溶存している
水素が脱気され、該水素はキヤリアガスとともに
除湿気8を通り除湿されたのち、ガスクロマトグ
ラフB即ちその検出器9にかけられてその水素が
測定されたのち、ガス出口10から排出される。
合には、各三方切換弁5a,5b,6a,6bを
自動操作機構(図示省略)によつて切換え、導入
ラインイから導入される1次冷却材は試料水とし
て計量管ニの方へ流入され、一定時間通水後に再
び試料バイパスラインハ側へ流路が切り換えられ
る。同時にキヤリアガスラインヘからガスバイパ
スラインホへ流入されていたキヤリアガス(窒素
N2等−不活性ガス)が三方切換弁6a,6bの
切換えによつて計量管ニ中へ流入されるようにな
り、計量管ニ中に封じ込まれていた1次冷却材の
試料水は前記キヤリアガスによつて検出ライント
側へ移送され、当初、バブラー7で溶存している
水素が脱気され、該水素はキヤリアガスとともに
除湿気8を通り除湿されたのち、ガスクロマトグ
ラフB即ちその検出器9にかけられてその水素が
測定されたのち、ガス出口10から排出される。
また、検出器9からのシグナル12(電流また
は電圧)はコンピユータ15で解析されるととも
にレコーダ20に記録される。
は電圧)はコンピユータ15で解析されるととも
にレコーダ20に記録される。
前記の1測定サイクルの終了設定時間になると
開閉弁(V3)が開きライント中の1次冷却材は
その上流側の背圧にて追い出されドレンラインリ
を経てドレンタンクへ排出される。
開閉弁(V3)が開きライント中の1次冷却材は
その上流側の背圧にて追い出されドレンラインリ
を経てドレンタンクへ排出される。
純水供給ラインチは、装置の較正(ゼロ調整)
と配管内の洗浄のために設けられたものであつ
て、前記サイクル終了後適時に各ライン中に純水
を流通させるようになつている。
と配管内の洗浄のために設けられたものであつ
て、前記サイクル終了後適時に各ライン中に純水
を流通させるようになつている。
前記各三方切換弁およびその他の開閉弁は図示
外の適宜の駆動機構によつて所定プログラムによ
り自動制御することができる。
外の適宜の駆動機構によつて所定プログラムによ
り自動制御することができる。
従つて、前記実施例によれば、1次冷却材を導
入ラインイから試料バイパスラインハを経て戻り
ラインロへ流通させ、かつキヤリアガスラインヘ
から不活性ガスをガスバイパスラインホを経て検
出ライントへ流入させた状態から、所望時に各切
換弁(三方)5a,5b,6a,6bの自動切換
操作によつて、所定量の1次冷却材を計料管ニ中
に供給し、かつ同計料管ニ中の1次冷却材中にキ
ヤリアガスラインヘから不活性ガス(窒素N2)
を送込み、該不活性ガスによつて計料管ニ中の1
次冷却材を検出ライント中に移送することがで
き、該1次冷却材は検出ライント中を流通時に水
素が脱気され、かつ除湿されたのちに検出器9に
よつてその水素が検出される。よつて、試料採
取、脱ガス手間等が省略され操作手順が極めて簡
単となり熟練度を要せずに精密な測定結果が得ら
れる、操作時間の大幅な節減による放射線被曝の
おそれがなくなる、などの利点がある。また、検
出器9からのシグナル12によつて所望時にコン
ピユータ15で解析しかつレコーダ20で記録で
きる。
入ラインイから試料バイパスラインハを経て戻り
ラインロへ流通させ、かつキヤリアガスラインヘ
から不活性ガスをガスバイパスラインホを経て検
出ライントへ流入させた状態から、所望時に各切
換弁(三方)5a,5b,6a,6bの自動切換
操作によつて、所定量の1次冷却材を計料管ニ中
に供給し、かつ同計料管ニ中の1次冷却材中にキ
ヤリアガスラインヘから不活性ガス(窒素N2)
を送込み、該不活性ガスによつて計料管ニ中の1
次冷却材を検出ライント中に移送することがで
き、該1次冷却材は検出ライント中を流通時に水
素が脱気され、かつ除湿されたのちに検出器9に
よつてその水素が検出される。よつて、試料採
取、脱ガス手間等が省略され操作手順が極めて簡
単となり熟練度を要せずに精密な測定結果が得ら
れる、操作時間の大幅な節減による放射線被曝の
おそれがなくなる、などの利点がある。また、検
出器9からのシグナル12によつて所望時にコン
ピユータ15で解析しかつレコーダ20で記録で
きる。
以上本発明を実施例について説明したが、勿論
本発明はこのような実施例にだけ局限されるもの
ではなく、本発明の精神を逸脱しない範囲内で
種々の設計の改変を施しうるものである。
本発明はこのような実施例にだけ局限されるもの
ではなく、本発明の精神を逸脱しない範囲内で
種々の設計の改変を施しうるものである。
第1図は従来の溶存水素測定装置の機構図、第
2図A,Bは従来の溶存水素測定装置の他例を示
す機構図、第3図は本発明の一実施例を示す機構
図である。 イ:導入ライン、ロ:戻りライン、ハ:試料バ
イパスライン、ニ:計料管、ホ:ガスバイパスラ
イン、ヘ:キヤリアガスライン、ト:検出ライ
ン、5a,5b,6a,6b:切換弁(三方切換
弁)、9:検出器。
2図A,Bは従来の溶存水素測定装置の他例を示
す機構図、第3図は本発明の一実施例を示す機構
図である。 イ:導入ライン、ロ:戻りライン、ハ:試料バ
イパスライン、ニ:計料管、ホ:ガスバイパスラ
イン、ヘ:キヤリアガスライン、ト:検出ライ
ン、5a,5b,6a,6b:切換弁(三方切換
弁)、9:検出器。
Claims (1)
- 1 1次冷却材の導入ラインと戻りライン間を試
料バイパスライン、計量管およびガスバイパスラ
インの順序で並列に連結し、前記試料バイパスラ
インおよびガスバイパスラインの入側と出側の前
記連結部にそれぞれ切換弁を介装するとともに、
前記ガスバイパスライン入側の前記切換弁にキヤ
リアガスラインを連結し、前記ガスバイパスライ
ン出側の前記切換弁に検出器を介装した検出ライ
ンを連結してなることを特徴とする溶存水素測定
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57223696A JPS59114461A (ja) | 1982-12-22 | 1982-12-22 | 溶存水素測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57223696A JPS59114461A (ja) | 1982-12-22 | 1982-12-22 | 溶存水素測定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59114461A JPS59114461A (ja) | 1984-07-02 |
JPH0310057B2 true JPH0310057B2 (ja) | 1991-02-12 |
Family
ID=16802213
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57223696A Granted JPS59114461A (ja) | 1982-12-22 | 1982-12-22 | 溶存水素測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59114461A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10775353B2 (en) | 2013-01-11 | 2020-09-15 | Aqua Bank Co., Ltd. | Method for determining dissolved-hydrogen concentration |
CN112599261B (zh) * | 2020-11-18 | 2023-03-24 | 三门核电有限公司 | 一种用于压水堆一回路冷却剂中溶解氢含量的离线测定系统及方法 |
CN112466491B (zh) * | 2020-11-18 | 2023-03-24 | 三门核电有限公司 | 一种用于压水堆一回路冷却剂中溶解氢含量的在线测定系统及方法 |
-
1982
- 1982-12-22 JP JP57223696A patent/JPS59114461A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59114461A (ja) | 1984-07-02 |
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