JPH0311722Y2 - - Google Patents
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- JPH0311722Y2 JPH0311722Y2 JP1982193099U JP19309982U JPH0311722Y2 JP H0311722 Y2 JPH0311722 Y2 JP H0311722Y2 JP 1982193099 U JP1982193099 U JP 1982193099U JP 19309982 U JP19309982 U JP 19309982U JP H0311722 Y2 JPH0311722 Y2 JP H0311722Y2
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案は試料ガス採取装置に関するものである。
従来の放射性ガス（原子炉の１次冷却材
（H2O）中に含まれる放射性ガス）を試料として
採取する採取装置を第１図により説明すると、１
が真空ポンプ、２〜５，８，１４〜１７が開閉
弁、６がガス捕集ビン、７，１８がゴムキヤツ
プ、９，１３がコネクター、１０，１２が継手、
１１が試料採取用圧力容器、１９が水銀マノメー
タで、（）１次冷却材を試料採取用圧力容器１
１に採取して継手１０，１２により本採取装置に
取付ける一方、真空ポンプ１でガス捕集ビン６内
を予め真空にしておき、次いで試料採取用圧力容
器１１内の試料液に含まれる放射性ガスをガス捕
集ビン６内へ脱気捕集し、次いでガス捕集ビン６
からガスを注射器を用いて採取して、試料容器
（図示していない）へ入れ、次いで半導体検出器
（図示していない放射能検出器）を用いて放射性
ガスを測定するようになつている。
（H2O）中に含まれる放射性ガス）を試料として
採取する採取装置を第１図により説明すると、１
が真空ポンプ、２〜５，８，１４〜１７が開閉
弁、６がガス捕集ビン、７，１８がゴムキヤツ
プ、９，１３がコネクター、１０，１２が継手、
１１が試料採取用圧力容器、１９が水銀マノメー
タで、（）１次冷却材を試料採取用圧力容器１
１に採取して継手１０，１２により本採取装置に
取付ける一方、真空ポンプ１でガス捕集ビン６内
を予め真空にしておき、次いで試料採取用圧力容
器１１内の試料液に含まれる放射性ガスをガス捕
集ビン６内へ脱気捕集し、次いでガス捕集ビン６
からガスを注射器を用いて採取して、試料容器
（図示していない）へ入れ、次いで半導体検出器
（図示していない放射能検出器）を用いて放射性
ガスを測定するようになつている。
前記試料ガスの採取装置では、（）枚射性ガ
スの採取作業が複雑で、採取作業に熟練度を必要
とし、（）気水分解のため測定精度が悪く、
（）採取に時間がかかるため被曝の危険性があ
つた。
スの採取作業が複雑で、採取作業に熟練度を必要
とし、（）気水分解のため測定精度が悪く、
（）採取に時間がかかるため被曝の危険性があ
つた。
本案は前記の問題点に対処するもので、原子炉
の冷却系に接続された測定ラインにクイツク継手
を介して濾過器と試料ガス採取用計量管とを取付
けるとともに、上記濾過器と上記試料ガス採取用
計量管とを含む測定ラインにガス抜きのための純
水供給管と排出管とを接続したことを特徴とする
試料ガスの採取装置に係り、その目的とする処
は、試料ガスの採取に熟練度を要しない。測定精
度を向上できる。放射線被曝の危険性を少なくで
きる。さらに採取後の廃液量を少なくできる改良
された試料ガスの採取装置を供する点にある。
の冷却系に接続された測定ラインにクイツク継手
を介して濾過器と試料ガス採取用計量管とを取付
けるとともに、上記濾過器と上記試料ガス採取用
計量管とを含む測定ラインにガス抜きのための純
水供給管と排出管とを接続したことを特徴とする
試料ガスの採取装置に係り、その目的とする処
は、試料ガスの採取に熟練度を要しない。測定精
度を向上できる。放射線被曝の危険性を少なくで
きる。さらに採取後の廃液量を少なくできる改良
された試料ガスの採取装置を供する点にある。
次に本案の試料ガスの採取装置を第２図により
説明すると、２０が計量管、２１が過器（フイ
ルタ及びイオン交換樹脂（またはイオン交換ペー
パー）用ホルダ）、２２，２３がクイツク継手、
２４，２５が原子炉の冷却系に接続された試料水
導水ライン及び試料水戻りライン（測定ライン）、
２６が系内空気抜用純水供給ライン、２７が系内
空気抜用純水ドレンライン、28〜35が開閉弁、３
６が圧力計、３７が流量計で、計量管２０は、ク
イツク継手２２により測定ライン２４，２５から
簡単に着脱できる。またフイルタ及びイオン交換
樹脂（またはイオン交換ペーパー）をもつ過器
２１もクイツク継手２３により測定ライン２４，
２５から簡単に着脱できて、フイルタとイオン交
換樹脂（またはイオン交換ペーパー）とを容易に
入れ替えることができる。
説明すると、２０が計量管、２１が過器（フイ
ルタ及びイオン交換樹脂（またはイオン交換ペー
パー）用ホルダ）、２２，２３がクイツク継手、
２４，２５が原子炉の冷却系に接続された試料水
導水ライン及び試料水戻りライン（測定ライン）、
２６が系内空気抜用純水供給ライン、２７が系内
空気抜用純水ドレンライン、28〜35が開閉弁、３
６が圧力計、３７が流量計で、計量管２０は、ク
イツク継手２２により測定ライン２４，２５から
簡単に着脱できる。またフイルタ及びイオン交換
樹脂（またはイオン交換ペーパー）をもつ過器
２１もクイツク継手２３により測定ライン２４，
２５から簡単に着脱できて、フイルタとイオン交
換樹脂（またはイオン交換ペーパー）とを容易に
入れ替えることができる。
操作手順は計量管２０と過器２１とを第２図
のように組み込んだ後、開閉弁３３，２９，３
０，３１，３５を開にして、純水供給ライン２６
から純水を通水し、過器２１と計量管２０とを
含むラインの空気抜きを行なう。次いで開閉弁２
９，３１を閉にし、開閉弁３４を開にして、バイ
パスライン３８の空気抜きを行なう。この間、開
閉弁２８，３２は閉じられている。以上の作業が
終了したら、開閉弁３３，３５を閉にし、試料水
（１次冷却材）戻りライン２５の開閉弁３２を開
にし、試料水供給ライン２４の開閉弁２８を開に
して、試料水供給ライン（２８に至るまでの）に
滞留していた１次冷却材のパージを行なう。パー
ジ時間は試料水導入ライン２４の容量と設定流量
から前もつて決めておく。パージが済んだら開閉
弁３１，２９を開にし、開閉弁３４を閉にし、流
量計３７を見ながら開閉弁（流量調整弁）２８を
調整して、試料水（１次冷却材））を計量管２０
へ通水する。試料水には、放射性溶存ガス（クリ
プトン、キセノン等）のほか、放射性ヨウ素等の
核分裂生成物及び放射性コバルト等の構造物腐食
生成物が含まれている。これらの物質は放射性溶
存ガスを測定する際、妨害となるため、除去する
必要がある。これらの物質はイオン状や懸濁固型
物として存在しているので、過器２１内のフイ
ルタ及びイオン交換樹脂により除去する。過器
２１を通過した試料水中には、放射性ガスだけが
含まれることになり、これが計量管２０に入つて
くる。計量管２０の10倍程度の試料水を通水後、
開閉弁２８を閉にし、その後ただちに開閉弁３
０，３１を閉にし、次いで開閉弁３２を閉にす
る。計量管２０内の放射性ガスは試料水中に溶存
したままの状態で封じ込められている。次いでク
イツク継手２２により計量管２０を取りはずし、
それを直接放射線計測器かけて測定する。
のように組み込んだ後、開閉弁３３，２９，３
０，３１，３５を開にして、純水供給ライン２６
から純水を通水し、過器２１と計量管２０とを
含むラインの空気抜きを行なう。次いで開閉弁２
９，３１を閉にし、開閉弁３４を開にして、バイ
パスライン３８の空気抜きを行なう。この間、開
閉弁２８，３２は閉じられている。以上の作業が
終了したら、開閉弁３３，３５を閉にし、試料水
（１次冷却材）戻りライン２５の開閉弁３２を開
にし、試料水供給ライン２４の開閉弁２８を開に
して、試料水供給ライン（２８に至るまでの）に
滞留していた１次冷却材のパージを行なう。パー
ジ時間は試料水導入ライン２４の容量と設定流量
から前もつて決めておく。パージが済んだら開閉
弁３１，２９を開にし、開閉弁３４を閉にし、流
量計３７を見ながら開閉弁（流量調整弁）２８を
調整して、試料水（１次冷却材））を計量管２０
へ通水する。試料水には、放射性溶存ガス（クリ
プトン、キセノン等）のほか、放射性ヨウ素等の
核分裂生成物及び放射性コバルト等の構造物腐食
生成物が含まれている。これらの物質は放射性溶
存ガスを測定する際、妨害となるため、除去する
必要がある。これらの物質はイオン状や懸濁固型
物として存在しているので、過器２１内のフイ
ルタ及びイオン交換樹脂により除去する。過器
２１を通過した試料水中には、放射性ガスだけが
含まれることになり、これが計量管２０に入つて
くる。計量管２０の10倍程度の試料水を通水後、
開閉弁２８を閉にし、その後ただちに開閉弁３
０，３１を閉にし、次いで開閉弁３２を閉にす
る。計量管２０内の放射性ガスは試料水中に溶存
したままの状態で封じ込められている。次いでク
イツク継手２２により計量管２０を取りはずし、
それを直接放射線計測器かけて測定する。
本案の試料ガスの採取装置は前記のように構成
されており、濾過器により試料水中の懸濁固形物
及びイオン状成分を除去した後、試料ガス採取用
計量管へ導いて、ここでガス状成分だけを溶存さ
せたまま試料水を捕集するので、脱ガス操作の手
間を省け、操作手順が簡単で従来のように熟錬度
を要しない。また気水分離を行なわず、誤差要因
が加わらないため、測定精度を向上できる。また
従来のものに比べると短時間（30分→10分程度）
で試料ガスを採取でき、採取時間を短縮できる上
に、分析員の放射線被曝の危険性を少なくでき
る。さらに採取試料が計量管への採取分のみの少
量（75ml→10ml）で済んで、廃液量を少なくでき
る効果がある。
されており、濾過器により試料水中の懸濁固形物
及びイオン状成分を除去した後、試料ガス採取用
計量管へ導いて、ここでガス状成分だけを溶存さ
せたまま試料水を捕集するので、脱ガス操作の手
間を省け、操作手順が簡単で従来のように熟錬度
を要しない。また気水分離を行なわず、誤差要因
が加わらないため、測定精度を向上できる。また
従来のものに比べると短時間（30分→10分程度）
で試料ガスを採取でき、採取時間を短縮できる上
に、分析員の放射線被曝の危険性を少なくでき
る。さらに採取試料が計量管への採取分のみの少
量（75ml→10ml）で済んで、廃液量を少なくでき
る効果がある。
第１図は従来の試料ガスの採取装置を示す系統
図、第２図は本案に係る試料ガスの採取装置の一
実施例を示す系統図である。 ２０……計量管、２１……過器、２２，２３
……クイツク継手、２４，２５……測定ライン、
２６……純水供給管、２７……排出管。
図、第２図は本案に係る試料ガスの採取装置の一
実施例を示す系統図である。 ２０……計量管、２１……過器、２２，２３
……クイツク継手、２４，２５……測定ライン、
２６……純水供給管、２７……排出管。
Claims (1)
- 原子炉の冷却系に接続された測定ラインにクイ
ツク継手を介して濾過器と試料ガス採取用計量管
とを取付けるとともに、上記濾過器と上記試料ガ
ス採取用計量管とを含む測定ラインにガス抜きの
ための純水供給管と排出管とを接続したことを特
徴とする試料ガスの採取装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1982193099U JPS5998379U (ja) | 1982-12-22 | 1982-12-22 | 試料ガスの採取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1982193099U JPS5998379U (ja) | 1982-12-22 | 1982-12-22 | 試料ガスの採取装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5998379U JPS5998379U (ja) | 1984-07-03 |
| JPH0311722Y2 true JPH0311722Y2 (ja) | 1991-03-20 |
Family
ID=30415392
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1982193099U Granted JPS5998379U (ja) | 1982-12-22 | 1982-12-22 | 試料ガスの採取装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5998379U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015227842A (ja) * | 2014-06-02 | 2015-12-17 | 株式会社東芝 | 機能ユニットおよび設計管理装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5716331A (en) * | 1980-07-02 | 1982-01-27 | Nikkiso Co Ltd | Sample collecting system |
-
1982
- 1982-12-22 JP JP1982193099U patent/JPS5998379U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5716331A (en) * | 1980-07-02 | 1982-01-27 | Nikkiso Co Ltd | Sample collecting system |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5998379U (ja) | 1984-07-03 |
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