JP2015227842A - 機能ユニットおよび設計管理装置 - Google Patents

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村 清 信 田
安 啓 好 岡
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安 啓 好 岡
井 宏 隆 酒
Hirotaka Sakai
井 宏 隆 酒
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部 可奈子 服
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Abstract

【課題】測定対象の系統や作業者の技量に依存しない機能ユニットを提供する。【解決手段】実施形態の機能ユニットは、外部の装置との接続および分離を行う入出口機能、測定対象を加熱する加熱機能、選択対象から放射性物質を除去するフィルタリング機能、残留する測定対象を除去するパージ機能、測定対象から任意の量のサンプリング対象を抽出するサンプリング機能、測定対象の物理量を計測するプロセス計測機能、および、外部の装置から計測対象を吸引するポンプ機能のうちの少なくとも一つの機能を有する機能ブロックと、外部の装置からの測定対象である気体または液体を通過させる配管と、前記配管の両端に開口されて取り付けられた、外部の装置と接続するための規格化された接続口とがユニット化されて、放射線モニタの一部を構成する。【選択図】図8

Description

本発明の実施形態は、機能ユニットおよび設計管理装置に関する。
原子力発電所や放射性物質を取り扱う施設に設置されて放射線量を測定する放射線モニタ装置は、プラントの系統要求によりサンプリング条件が異なるため、モニタ装置の設置位置や測定対象核種に応じて、配管構成や必要な構成部品がその都度設計されている。
特開2007−078586号公報 特開2001−221865号公報
上述した背景技術では、要求仕様に応じて詳細構成は異なるが概略の構成が相互に類似している装置が多数設計されており、設計流用度が低いという問題があった。
また、多数の装置毎に製造、試験、保守の方法も異なることから、製造、試験および保守の各方面において作業者の技量に依存しなければならないという問題があった。
そこで本発明の実施形態は、測定対象の系統や作業者の技量に依存することなく放射線をモニタできる機能ユニットおよび該機能ユニットの設計のための設計管理装置を提供することを目的とする。
本実施形態の機能ユニットは、外部の装置との接続および分離を行う入出口機能、測定対象を加熱する加熱機能、選択対象から放射性物質を除去するフィルタリング機能、残留する測定対象を除去するパージ機能、測定対象から任意の量のサンプリング対象を抽出するサンプリング機能、測定対象の物理量を計測するプロセス計測機能、および、外部の装置から計測対象を吸引するポンプ機能のうちの少なくとも一つの機能を有する機能ブロックと、外部の装置からの測定対象である気体または液体を通過させる配管と、前記配管の両端に開口されて取り付けられた、外部の装置と接続するための規格化された接続口とがユニット化されて、放射線モニタの一部を構成することを特徴とする。
本発明の実施形態によれば、測定対象の系統や作業者の技量に依存することなく放射線をモニタできる機能ユニットおよび該機能ユニットの設計のための設計管理装置が提供される。
実施形態1による機能ユニットの概略構成を示すブロック図。 実施形態2による機能ユニットの概略構成を示すブロック図。 実施形態3による機能ユニットの概略構成を示すブロック図。 実施形態4による機能ユニットの概略構成を示すブロック図。 実施形態5による機能ユニットの概略構成を示すブロック図。 実施形態6による機能ユニットの概略構成を示すブロック図。 実施形態7による機能ユニットの概略構成を示すブロック図。 実施形態8による機能ユニットの概略構成を示すブロック図。 実施形態9による機能ユニットの概略構成を示すブロック図。 実施形態10による機能ユニットの概略構成を示すブロック図。 固定治具の第1の例を説明する図。 固定治具の第2の例を説明する図。 固定治具の第3の例を説明する図。 固定治具の第4の例を説明する図。 固定治具の第5の例を説明する図。 一実施形態による設計管理装置を概略的に示すブロック図。
以下、実施形態のいくつかについて図面を参照しながら説明する。図面において、同一の部分には同一の参照番号を付し、その重複説明は適宜省略する。
(単体の機能ユニット)
まず、単体機能のための機能ユニットのいくつかの実施形態について図1乃至図7を参照しながら説明する。
(1)実施形態1
図1は、実施形態1による機能ユニットの概略構成を示すブロック図である。本実施形態の入出口機能ユニット2は、配管b21,b22,b23と、弁a21,a22,e22,e23と、を含み、他の機能ユニットと他系統の配管とのインターフェースとなり、他の機能ユニットと他系統との相互接続、および他の機能ユニットと他系統との相互接続の分離を行う。
配管b21は、規格化された接続口d21,c21が両端に設けられ、測定対象である流体を接続口d21,c21間での最短距離で通過させる。本実施形態において、接続口d21は、図示しない外部の装置に接続され、測定対象である流体が導入されるための入口である。接続口c21は、他の機能ユニット、例えば図2に示す加熱機能ユニット3に接続され、測定対象である流体が供給される。ここで、規格化とは取り決めによって予め定められたサイズや形状を備えていることを意味する。
弁a21,a22,e22,e23の開閉および開度調整は、手動にて、または図示しない制御装置から自動にて制御される。これらの弁の具体例としては、ボール弁や、グローブ弁、電磁弁、制御弁などがある。弁a21は配管b21内に設けられ、この開閉により、外部の装置と他の機能ユニットとは相互に接続され、または相互の接続が分離される。
配管b22は、規格化された接続口d22,c22が両端に設けられ、流体を通過させる。本実施形態において、接続口c22は、他の機能ユニット、例えば図7に示すポンプ機能ユニット8に接続され、既に測定が終了した流体が導入される。接続口d22は、図示しない外部の装置に接続され、既に測定が終了した流体を外部の装置(図示せず)に排出するための出口である。配管b22内には弁a22が設けられ、これにより、流体の流量が調整される。
本実施形態において、配管b22は、中途の分岐点N2において配管b23に分岐され、これにより、配管b22,b23は、T字型の配管となっている。配管b23は他系統(図示せず)との分岐用であり、その他端の接続口c23は、他系統(図示せず)の取り合い口に接続される。
さらに、分岐点N2と接続口c22との間、および、分岐点N2と、接続口c23との間には、他系統から合流する流体の流量を調整するための弁e22,e23が設けられている。
他系統との接続口d21,d22の具体例としては、接続をフレキシブルに行うためにフレキシブルチューブを接続できる接続口や他系統の径の異なる配管と接続するための接続口などを挙げることができる。
機能ユニットとして複数の入出口機能ユニットが設けられる場合、他系統との接続口d21,d22は、常に同じ位置に配置してもよいし、他の機能ユニットと識別しやすくような設計、例えば、周囲と異なる色などで着色されていてもよい。
(2)実施形態2
図2は、実施形態2による機能ユニットの概略構成を示すブロック図である。本実施形態の加熱機能ユニット3は、配管b31と、ヒータrと、温度計tと、を含む。
配管b31は、上流側の一端に規格化された接続口c31が設けられ、下流側の他端に規格化された接続口c32が設けられ、上流側の他系統から導入される測定対象を通過させて下流側の他系統へ排出させる。
ヒータrは、例えば抵抗体に電流を流して発熱させることによって配管b31を温め、測定対象がガスである場合に、配管b31を通過する測定対象を加熱する。ヒータ効率を高めるためにヒータrの周囲に保温材sを配設してもよい。
温度計tは、ヒータrの温度を測定する。本実施形態において温度計tは、測定した温度の表示機能や伝送機能を有している。
また、図示しない制御装置によりヒータrの起動・停止を制御し、配管b31の温度が一定に、例えば約60℃に保持されるように制御されてもよい。
(3)実施形態3
図3は、実施形態3による機能ユニットの概略構成を示すブロック図である。本実施形態のフィルタリング機能ユニット4は、配管b41と、粒子フィルタfと、ヨウ素フィルタgと、容器hとを含み、測定対象がガスである場合に、ガス中の粒子およびヨウ素を捕集する。
配管b41は、上流側の一端に規格化された接続口c41が設けられ、下流側の他端に規格化された接続口c42が設けられ、上流側の他系統から導入される測定対象を通過させて下流側の他系統へ排出させる。
配管b41の途中には容器hが設けられる。容器hは粒子フィルタfおよびヨウ素フィルタgを収納する。
粒子フィルタfは、例えばセルロース繊維や微細なガラス繊維などからなるろ紙が装着される。ヨウ素フィルタgとしては、例えば、粒状活性炭(チャコール)フィルタが用いられる。
本実施形態のフィルタリング機能ユニット4は、測定対象をバイパスするための配管jと、配管b41に取り付けられた弁i41,42と、配管jに取り付けられた弁i43とをさらに含む。これにより、粒子フィルタfおよびヨウ素フィルタgの少なくともいずれかを交換する際に測定対象をバイパスすることができる。弁i41〜i43は、図示しない制御装置からのコントロールによって開閉する自動弁でも、手動で開閉する弁でもよい。
なお、本実施形態では、フィルタとして粒子フィルタfとヨウ素フィルタgとの両方を含む場合を取り挙げたが、勿論これに限ることなく、プラントの要求仕様次第で粒子フィルタfとヨウ素フィルタgとのいずれかのみが設けられる形態もあり得る。また、容器hは、図6に示す実施形態において粒子フィルタfとヨウ素フィルタgとの両方を収納できる一体型の構造が採用されたが、これに限ることなく例えば粒子フィルタf毎、ヨウ素フィルタg毎に配設してもよい。
(4)実施形態4
図4は、実施形態4による機能ユニットの概略構成を示すブロック図である。本実施形態のパージ機能ユニット5は、配管b51,b52と、これら配管b51,b52にそれぞれ設けられた切り替え弁k51,k52と、を含み、校正時に上流の機能ユニット(例えば図8のフィルタリング機能ユニット4を参照)に残留する測定対象を除去して線量の高いガスが拡散することを抑制する。また、高線量が測定された場合に測定対象を除去することにより線量を低下させ、計測器の故障ではないことを確認するためにも使用される。
配管b51は、上流側の一端に、規格化された接続口c51が設けられ、下流側の他端に、規格化された接続口c52が設けられる。配管b52は、切り替え弁k51の下流側の分岐点N5で配管b53に接続される。
切り替え弁k51,k52は2つの手動または自動の弁で実現されてもよいし、1つの手動または自動の3方弁で実現されてもよい。
図4に示すように、本実施形態のパージ機能ユニット5は、機能ユニット内への異物混入を防止するためのフィルタl51と、パージのために流入する流体の流量を調整するための調整弁mをさらに含む。調整弁mの具体例としては、例えばニードル弁などが挙げられる。
(5)実施形態5
図5は、実施形態5による機能ユニットの概略構成を示すブロック図である。本実施形態のサンプリング機能ユニット6は、配管b61と、サンプラo1,o2と、検出器n1,n2と、を含む。
配管b61は、上流側の一端に、規格化された接続口c51が設けられ、下流側の他端に、規格化された接続口c52が設けられ、上流側の他系統から導入される測定対象を通過させて下流側の他系統へ排出させる。
サンプラo1,o2は、配管b61に設けられ、通過する測定対象のうち一定量をサンプリングし、サンプリング流体として通過させるよう設計される。
検出器n1,n2は、それぞれサンプラo1,o2に近接して配設され、サンプリング流体の放射線濃度を測定する。
本実施形態のサンプリング機能ユニット6はまた、弁i61〜i64と、バイパス用配管jとを含み、検出器o1,o2の校正時やメンテナンス時に、手動または自動により弁i61〜i64が開閉してバイパス用配管jを経由してサンプリング流体をバイパスさせることができる。
また、本実施形態のサンプリング機能ユニット6は、検出器n1,n2の校正を行うための1組以上の校正配管(図示せず)と、校正用の弁p1〜p4、サンプリング中に発生したドレンを排出するためのドレン配管q1〜q4と、をさらに含む。
本実施形態では、冗長化のために同一種類の検出器とサンプラとが複数組設けられているが、これに限ることなく、例えば2つ以上のレンジの異なる検出器nとサンプラoの組み合わせが配設されて検出範囲の異なる測定を可能にしてもよいし、2つ以上の異なる検出器nとサンプラoの組み合わせが配設されて異なる測定対象核種の測定を可能にしてもよい。
また、サンプラo1,o2に代えて、粒子フィルタfやヨウ素フィルタg(図3参照)などの、サンプリング対象の捕集材が使用されてもよい。
(6)実施形態6
図6は、実施形態6による機能ユニットの概略構成を示すブロック図である。本実施形態のプロセス計測機能ユニット7は、配管b71と、圧力計uと、流量調整器vと、を含み、サンプリング流体の流量を調整すると共に、サンプリング流体の流量および圧力を監視する。
配管b71は、上流側の一端に、規格化された接続口c71が設けられ、下流側の他端に、規格化された接続口c72が設けられ、上流側の他系統から導入されるサンプリング流体を通過させて下流側の他系統へ排出させる。
配管b71はまた、分岐点N70,N71をそれぞれ経由して2つの配管b72,b73へ分岐する。分岐した一方の配管b72の他端には接続口c73が設けられて他の系統の配管との合流が可能になっており、その流量は途中に設けられた弁e73によって調整される。
分岐した他方の配管b73は、途中に設けられた弁i73を介して圧力計uに接続される。
サンプリング流体の圧力は、放射線量の測定結果に影響を与える。プロセス計測機能ユニット7に設けられた圧力計uにより、接続口c71の上流側に設置された他の機能ユニット内の圧力、例えば図5に示すサンプリング機能ユニット6のサンプラo1,o2の圧力が監視される。
流量調整器vは、配管b71のうち分岐点N71の下流側の領域に設けられる。流量調整器vは、配管b71を通過するサンプリング流体の流量を測定し、測定結果を用いてその流量を制御する。
圧力計uおよび流量調整器vは、測定値の表示機能または図示しない制御装置への伝送機能を有している。
本実施形態のプロセス計測機能ユニット7はまた、配管b73から分岐した校正配管b75と、校正用の弁i71,i73をさらに含み、これにより圧力計uと流量調整器vの校正が可能になっている。
なお、本実施形態では圧力計uおよび流量調整器vをそれぞれ一つ含む場合を取り挙げたが、これに限ることなく、サンプリング流体の流量に応じて複数種類の圧力計uおよび流量調整器vが同一のプロセス計測機能ユニットに設けられてもよい。
(7)実施形態7
図7は、実施形態7による機能ユニットの概略構成を示すブロック図である。本実施形態のポンプ機能ユニット8は、配管b81と、2つのポンプw81,w82と、フィルタl81,l82と、を含む。
配管b81は、上流側の一端に、規格化された接続口c81が設けられ、下流側の他端に、規格化された接続口c82が設けられ、上流側の他系統から導入されるサンプリング流体を通過させて下流側の他系統へ排出させる。
ポンプw81,w82は、サンプリング流体の吸引を行う。フィルタl81,l82は、ポンプw81,w82のそれぞれ上流側と下流側に設けられ、サンプリング流体中の不純物の混入および吐出を防止する。
ポンプ機能ユニット8は、プロセス計測機能ユニット7と共に、放射線モニタにおいて流量の制御に最低限必要な機能ユニットであり、高い信頼性が求められる。
そこで、本実施形態では、2つのポンプw81,w82が並行に配置されるように配管b81が分岐し、切替弁k81,k82によって流路が切り替え可能に構成され、これにより冗長化がなされている。このような冗長化により、2つのポンプw81,w82のうちの一つが壊れた場合でも残りのポンプwを稼働させることで、放射線モニタを停止させることなく、壊れた方のポンプwを修理することが可能となる。
本実施形態では、同一種類のポンプw81,w82を含む場合を取り挙げたが、これに限ることなく、プラントからの要求に従って選択されたサンプリング流量に応じて複数種類存在するポンプwを設置してもよい。
また、ポンプ機能ユニット8には、フィルタl81と弁k81との間からフィルタl82と弁k82との間に至るまでバイパス配管b82と、調整弁mとがさらに設けられ、これによりポンプ機能ユニット8内のサンプリング流体の流量が調整可能になっている。
以上述べた各実施形態による、入出口機能ユニット2、加熱機能ユニット3、フィルタリング機能ユニット4、パージ機能ユニット5、サンプリング機能ユニット6、プロセス計測機能ユニット7、およびポンプ機能ユニット8がいずれも単体で機能ユニットをなす。これらの機能ユニットは、外部の装置または他の機能ユニットからの測定対象を通過させる配管を含み、かつ、他の系統との接続のために同一の取り合い形状を有するように規格化された接続口が両端に開口されている。
上述した単体の機能ユニットはいずれも筐体として機能ユニットの一部をなす底面部、側面部、上面部の少なくともいずれかを有し、また、筐体と配管との取り付けのための機構を有する。
この一方、例えば、入出口機能ユニット2のように筐体を必要とせずに機能を発揮できる場合には、筐体のないプレハブ配管の組み合わせで構成してもよい。プレハブ配管としては、予め加工されたものを組み合わせて実現してもよい。配管と配管の接続は、例えば、ねじ込み式、溶接、またはユニバーサルの継手などで接続される。簡易な組み立てもしくはトレーサビリティ、または簡易な組み立ておよびトレーサビリティを実現するために、プレハブ配管および機能ユニット内の用品は、予め部品番号や組立順番が識別できる識別子が付けられていてもよい。識別子には、例えば、バーコード、ICタグなどを用いてもよい。また、各機能ユニットは他の機能ユニットへの取り付けや取り外し、メンテナンスを容易にするために、引出を行うためのレールや取っ手を有していてもよい。
例えば、プロセス計測機能ユニット7を取り挙げて説明すると、プロセス計測機能ユニット7を構成する機器と配管とが筐体の底面部と側面部とに取り付けられる。また、サンプリング流体の流速を一定にするために、流量調整器vの前後の配管は直線状の配管を有していてもよい。また、弁i71,i73や圧力計u、校正配管b75,b77は操作性や表示の見易さを考慮し、筐体の側面部に取り付けてもよい。
上述した単体の機能ユニットは、それぞれプレハブ配管を組み合わせて構成できるため、放射線計測のためのモニタ装置について個別に配管や機器を取り付けていく場合に比べて作業性が良くなり、製造コストの削減につながる。また、配管や機器などの部品、およびその組み立て方法を標準化することで、機能ユニットを標準品として購入することもできる。また、用品の識別子により、トレーサビリティを担保することもできる。
以上述べた各実施形態の機能ユニットの少なくともいずれかによれば、放射線モニタのサンプリングに必要な機能がモジュール化されてユニット化されているので、プラントの測定対象核種や、測定場所、サンプリング条件に応じて、機能ユニットの組合せや、配列順序、構成部品を変更することで個別の測定要求を満足させることができる。また、上述した単体の機能ユニットは、放射線モニタのための基本機能毎に分割されていることから、機能ユニット毎の基本機能を理解している設計者であれば誰でも放射線モニタのための装置を設計することが可能となり、プラントの系統要求によらず、標準化された放射線計測のための装置を設計することが可能となる。
また、製造方法、試験方法および保守点検方法についても、単体での機能ユニットで標準化することができるので、製造者の技量に依存せず機能ユニットの製造・試験・保守が可能になる。
(機能ユニットの組み合わせ)
以下、上述した単体の機能ユニットの組み合わせによる機能ユニットについて図8乃至図10を参照しながら説明する。
(8)実施形態8
図8は、実施形態8による機能ユニットの概略構成を示すブロック図である。図8に示す機能ユニット100は、入出口機能ユニット2と、加熱機能ユニット3と、フィルタリング機能ユニット4と、パージ機能ユニット5と、サンプリング機能ユニット6と、プロセス計測機能ユニット7と、ポンプ機能ユニット8と、を含む。本実施形態において、入出口機能ユニット2、加熱機能ユニット3、フィルタリング機能ユニット4、パージ機能ユニット5、サンプリング機能ユニット6、プロセス計測機能ユニット7、およびポンプ機能ユニット8は、この順序で配列されてラック200内に収容される。
入出口機能ユニット2は、他系統の配管との配管のインターフェースとなり、他系統との接続と系統分離とを行う。ここで、他系統とは、測定対象の流体の供給源としての他の装置の他、機能ユニット100内で該流体のサンプリング等を行うための他の機能ユニットをも含む。
加熱機能ユニット3は、測定対象がガスの場合に測定対象を加熱する。これにより、加熱機能ユニット3の下流側に設けられるフィルタリング機能ユニット4におけるヨウ素の捕集効率を向上させる。なお、プラントの要求仕様に応じてヨウ素のサンプリングが必要ない場合には、加熱機能ユニット3は除外される。
本実施形態の機能ユニットは、プラント等の要求仕様に応じて個別に設計されたものではなく、放射線モニタのサンプリングのために必要な機能が予め規格化されてモジュール化された単体の機能ユニット、すなわち、上述の実施形態1乃至7の機能ユニットを組み合わせて構成されたものである。これらの機能ユニットは、外部の装置または他の機能ユニットからの測定対象を通過させる配管を含み、かつ、他の系統との接続のために同一の取り合い形状を有するように規格化された接続口が両端に開口されている。各接続口は、いずれの機能ユニットについても相互に接続する接続機構9によって接続される。
なお、各機能ユニットは必ずしも、機能ユニット1のラック200内に設置されている必要はなく、各機能ユニットの一部をラック200の外に配置してもよい。
各機能ユニット間で接続口を相互に接続する接続機構9は、一系統に限ることなく、サンプリング流体の流量に応じて複数系統設けることも可能である。また、接続機構9を具体的に構成する配管系統も同一径に限らず、互いに異なる径のものを採用することも可能である。
前述した通り、単体の機能ユニットは、放射線モニタのサンプリングのために必要な機能が予め規格化されモジュール化されたものなので、機能ユニットの配列順序は、プラントの要求仕様に応じて容易に変更可能である。
例えば、図8に示す機能ユニット100においてサンプリング機能ユニット6とプロセス計測機能ユニット7の配列順序を交換してプロセス計測機能ユニット7をサンプリング機能ユニット6の上流側に配置してもよい。
また、図8に示す機能ユニット100においてフィルタリング機能ユニット4およびパージ機能ユニット5の配列順序を交換してパージ機能ユニット5をフィルタリング機能ユニット4の上流側に配置してもよい。この場合は、フィルタリング機能ユニット4における核種フィルタの交換時に高線量の測定対象の拡散を抑制することができる。
また、図8に示す機能ユニット100において、加熱機能ユニット3、フィルタリング機能ユニット4およびパージ機能ユニット5の配列順序を交換し、パージ機能ユニット5を加熱機能ユニット3の上流側に配置してもよい。この場合、フィルタリング機能ユニット4における核種フィルタの交換時に高線量の測定対象の拡散を抑制することができることに加え、機能ユニット内のバックグラウンドの放射線量を低下させることができる。
プラントの要求仕様に応じて単体の機能ユニットが組み合わされる以上、必要の無い機能ユニットは除去される。例えば、プラントの要求に応じて、測定対象のサンプリングが不要でフィルタリング機能ユニット4にて集塵したダストやヨウ素中の放射能量の測定のみが必要である場合は、個別に設計・製造を行うことなく、サンプリング機能ユニット6を除外するだけで機能ユニットを迅速に提供することができる。なお、この場合、サンプリング流体の圧力を監視する必要が無いので、プロセス計測機能ユニット7は、フィルタリング機能ユニット4を流れるガス流量のみを監視する。
なお、上記説明では、単一の機能ユニット同士を組み合わせて構築された機能ユニットを取り挙げて説明したが、これに限ることなく、プラント等の要求仕様に応じて複数の同一の機能ユニットを含めて組み合わせてもよい。
単体の機能ユニットは、互いに詳細仕様が異なるものであっても、それらの組み合わせにより要求仕様に応じた機能ユニットを提供することができる。詳細仕様としては、例えば配管径や計器の仕様、サンプラおよび検出器の仕様、または配管構成などを挙げることができる。これにより、プラントの要求仕様を細部に至るまで満足させることができる機能ユニットが提供される。仕様に変更がない機能ユニットが含まれる場合であっても、規格化された接続口を用いて他の機能ユニットとそのまま接続することができるので、個別に機能ユニットを設計する必要がなくなる。
なお、このように仕様・構成が異なる機能ユニットを組み合わせる点は、本実施形態に限ることなく、以下の実施形態9以降の他の実施形態にも全て適用可能である。
次に、図8に示す機能ユニットに対し、特殊な機能ユニットを追加した形態を取り挙げ、実施形態9および10として説明する。
(9)実施形態9
図9は、実施形態9による機能ユニットの概略構成を示すブロック図である。
本実施形態では、特殊ユニットとして、ダストもしくはヨウ素、またはダストおよびヨウ素の捕集ユニットを取り挙げる。すなわち、図9に示す機能ユニット130は、図1の機能ユニット100の構成に加え、ラック200の外部に設置され、プロセス計測機能ユニット7に接続された捕集ユニット10と、プロセス計測機能ユニット7と接続するための接続機構9をさらに含む。プロセス計測機能ユニット7は、捕集ユニット10と接続するための配管b72(図6参照)および規格化された接続口c73を含む(図6参照)。捕集ユニット10も同様に、接続機構9を介してプロセス計測機能ユニット7と取り合うための規格化された接続口(図示せず)を有する。
(6)実施形態10
図10は、実施形態10による機能ユニットの概略構成を示すブロック図である。
本実施形態の機能ユニット140は、特殊ユニットとして、ラック200の外部に設置され、サンプリング機能ユニット64およびプロセス計測機能ユニット7に接続機構9を介して接続された分析ユニット11をさらに含む。分析ユニット11は、サンプリング流体の核種分析を行う。ただし、本実施形態における分析ユニット11は、他の単体の機能ユニットと異なり、モジュール化されていない。
本実施形態において、サンプリング機能ユニット64は、図6に示す構成に加え、分析ユニット11と接続するための配管および、規格化された接続口(図示せず)をさらに含む。分析ユニット11も、接続機構9を介してサンプリング機能ユニット64およびプロセス計測機能ユニット7と取り合うための規格化された接続口(図示せず)を有する。
上述した実施形態9および10によれば、接続機構9を介した相互接続が可能であるので、単体の機能ユニットのようにモジュール化されていない特殊ユニット10や分析ユニット11との取り合いも可能になる。これにより、プラントの特殊要求に応じて放射線量を測定する機能ユニットが提供される。
以上述べた少なくともひとつの実施形態の機能ユニットによれば、予め規格化されてモジュール化されているため、これらをプラント等の設計仕様に応じて組み合わせることにより、設計者や製造者の個別の技能に依存することなく放射線をモニタすることができる。
また、単体の機能ユニット単位で試験方法を標準化することが可能であるため、試験済みの機能ユニットの組み合わせを試験することで放射線計測のための装置全体の試験を実施することができ、試験効率を高めることができる。
さらに、プラント納入後の保守・点検時においても、納入されたモニタ装置が単体の機能ユニット毎に標準化されていることから、異なる系統の放射線計測のためのモニタ装置の保守・点検方法も標準化することができる。これにより、標準の保守・点検方法を習得した作業者であれば、誰でも、異なる系統の放射線計測のためのモニタ装置の保守・点検が可能となり、日常の保守点検や、万一の事故時などのモニタ装置の操作を迅速に行うことが可能となる。機能ユニットの故障に際しても、問題が発見された機能ユニットだけを個別に交換するだけでモニタ装置全体を迅速に復旧することが可能になる。交換された機能ユニットの故障解析・修理は、機能ユニットの稼働場所から離れた工場等でも行うことができ、復旧した機能ユニットは他の機能ユニットの保守・点検・故障対応に利用することもできる。
(固定治具と支持治具)
各機能ユニットに対し、内部の機器や配管を、より強化された耐震性をもって筐体等に固定するよう要求される場合がある。しかしながら、配管と支持部材との寸法公差のズレや製作誤差等に起因して従来の固定治具を用いたのでは耐震強度が確保できない場合がある。
このような問題に対し、各機能ユニットの筐体および配管は、耐震性強化のための補強が施されると共に、その誤差を吸収するような固定方法によって固定されることが望ましい。
図11(a)および(b)は、機能ユニット内部の機器および配管等を支持部材に固定するための固定治具の第1の例を説明する図である。図11(a)は正面図であり、図11(b)は、図11(a)中の矢印Cから見た部分底面図である。図11(a)および(b)に示すように、配管サポートPS100上に配管b100,b110が紙面奥方向で位置ずれを伴って接続されて設置されている。配管b100は、配管サポートPS100に固定された2本の固定治具FJ101,FJ103に囲まれている。一方、配管b100の奥側に設置された配管b110は、配管サポートPS100に固定された2本の固定治具FJ102,FJ104に囲まれている。
本実施形態において、配管サポートPS100は例えば支持部材に対応する。
図11(b)に示すように、本例において、隣り合う配管b100,b110同士で位置関係にズレがあった場合でも、固定治具FJ101,FJ102の軸AX1,AX2が偏心して配置されているので、配管b100,b110と固定治具FJ101,FJ102との位置関係の調整が可能である。軸AX1,AX2は、例えば角形など緩みを防止できる構造で形成される。
耐震強度の確保のため、第1の例のように固定治具の軸を偏心させる方策の他、位置によって幅が異なる固定治具を用いる方策もある。
図12(a)は、固定治具の第2の例を説明する正面図であり、図12(b)は図12(a)のD−D切断線の上面図である。取り合い位置に応じて幅が異なる固定治具FJ200を数種類から数十種類の範囲で予め準備しておき、配管サポートPS130の固定穴H130の位置と配管b130の位置関係にずれがあった場合、この固定治具の種類を変更することにより、配管b130を狙いの固定穴H130に固定することができる。
また、誤差の吸収のために、振動に強いスペーサを用いる方法もある。図13(a)は、固定治具の第3の例を説明する正面図であり、図13(b)は、図13(a)のE−E切断線による側面図である。本例の固定治具FJ300では、同一幅の固定治具を用いるが、配管b300の周囲を細い線状の金属M300で覆うことにより、固定治具FJ300と配管b300との位置関係の誤差が解消されるとともに、振動に強い構造が提供される。
また、配管サポートに設ける固定穴を長穴にして振動を吸収する方策もある。
図14(a)は、固定治具の第4の例を説明する上面図であり、図14(b)は、図14(a)のF−F切断線による側面図である。配管サポートPS400に長穴ELを穿設し、この長穴ELにUボルトUVを通して配管b400を配管サポートPS400に固定する。これにより、製作誤差による取り合い位置関係のズレを解消することができる。ただし、このままでは、長穴ELの短軸方向に十分な振動強度がある(矢印参照)が、長穴ELの長軸方向の振動に対して強度が不足するので、固定治具FJ400を取り付けて補強する。
また、様々なサイズのサポート治具を準備しておき、位置関係の誤差に応じて適切なサポート治具を選択する方策もある。
図15(a)は、固定治具の第5の例を説明する正面図であり、図15(b)は、図15(a)に示す固定治具の上面図である。配管b500と配管サポートPS500との取り合い位置関係のズレから配管サポートPS500の固定穴H510,H520の中間地点から固定穴H520側へ偏って配管b500を設置せざるを得ない状態になっている。このような場合に、外周の直径が互いに異なる円柱状のサポート治具FJ510,FJ520を用い、スペースが相対的に広い方の固定穴H510側には外周が長い方のサポート治具FJ510を取り付け、また、スペースが相対的に狭い方の固定穴H520側には外周が短い方のサポート治具FJ520を取り付け、UボルトUVで固定する。
このように、以上述べた少なくとの一つの実施例による固定治具または支持治具によれば、耐震性強化のための補強を行いつつ、寸法公差によるずれを吸収することができる。
(設計管理装置)
上述した通り、モジュール化された単体の機能ユニットを組み合わせることによりモニタ装置を構成することが可能である以上、機能ユニット毎の仕様が予めデータベース化されていれば、プラントの要求仕様に応じた機能ユニットの選択を容易かつ迅速に行うことができる。
図16は、このようなデータベースを利用して機能ユニットを設計するための設計管理装置の一実施形態を概略的に示すブロック図である。
本実施形態の設計管理装置は、メモリMRと、機能ユニット抽出部300と、評価部400と、入力部600と、表示部500とを含む。
メモリMRは、機能ユニット毎の詳細仕様に関するデータベースDBを格納する。データベースDBには、例えば、測定対象核種、流体種類、流量、リークに対する許容度、検出効率、および、ポンプ機能ユニットの吐出圧力などの仕様が機能ユニット毎にパラメータとして登録されている。
機能ユニット抽出部300は、プラントの要求仕様に関するデータが入力部600を介してオペレータによって入力され、この要求仕様をパラメータ化する。次いで、機能ユニット抽出部300は、データベースDBにアクセスし、プラントの要求仕様のパラメータに合致する機能ユニットを選択する。
評価部400は、機能ユニット抽出部300による選択結果の評価を行う。評価の一例として圧力損を取り挙げて説明する。評価部400は、選択された機能ユニットの組み合わせによる合計圧力損を算出し、得られた合計圧力損と、選択された機能ユニットの組み合わせの一つであるポンプ機能ユニット(図7参照)の吐出圧力とを比較する。
算出された合計圧力損が吐出圧力を下回れば、評価部400は、機能ユニット抽出部300による選択結果を適切なものと評価し、その評価結果を出力部500に表示させる。
この一方、算出された合計圧力損の値が吐出圧力以上であれば、評価部400は、機能ユニット抽出部300による選択結果が不適切なものであったと評価し、再度の選択を行うよう指令する信号を生成して機能ユニット抽出部300に与える。
このように、本実施形態の設計管理装置によれば、予めパラメータ化され登録された機能ユニット毎の仕様とプラントの要求仕様との間でマッチングが行われるので、データベース上での機能ユニットの設計が可能になる。また、本実施形態の設計管理装置によれば、選択された機能ユニットの組み合わせによる合計圧力損をポンプ機能ユニットの吐出圧力と比較することにより、選択された単一の機能ユニットの組み合わせが放射線のモニタ装置として成立することが確認されるので、信頼性の高い設計管理が実現される。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
2…入出口機能ユニット、3…加熱機能ユニット、4…フィルタリング機能ユニット、5…パージ機能ユニット、6…サンプリング機能ユニット、7…プロセス計測機能ユニット、8…ポンプ機能ユニット、9…接続機構、100,130,140…機能ユニット、300…機能ユニット抽出部、400…評価部、b21,b22,b31,b41,b51,b52,b61,b71〜b73,b77,b81,b82…配管、FJ101〜FJ104,FJ200,FJ300…固定治具、FJ510,FJ520…サポート治具、u…圧力計、v…流量調整器、w81,w82…ポンプ、c21,c22,c41,c42,c51,c52,c71,c72,c81,c82,d21,d22…接続口、f…粒子フィルタ、g…ヨウ素フィルタ、MR…メモリ、n1,n2…検出器、o1,o2…サンプラ。

Claims (5)

  1. 外部の装置との接続および分離を行う入出口機能、測定対象を加熱する加熱機能、選択対象から放射性物質を除去するフィルタリング機能、残留する測定対象を除去するパージ機能、測定対象から任意の量のサンプリング対象を抽出するサンプリング機能、測定対象の物理量を計測するプロセス計測機能、および、外部の装置から計測対象を吸引するポンプ機能のうちの少なくとも一つの機能を有する機能ブロックと、
    外部の装置から測定対象である気体または液体を通過させる配管と、
    前記配管の両端に開口されて取り付けられた、外部の装置と接続するための規格化された接続口と、
    がユニット化されて、放射線モニタの一部を構成することを特徴とする機能ユニット。
  2. 前記配管を支持する支持部材と、
    前記配管と前記支持部材との取り合いを調整する固定治具と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の機能ユニット。
  3. 前記配管の少なくともいずれかと前記支持部材との位置ずれを補完する支持治具をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の機能ユニット。
  4. 外部の装置との接続および分離を行う入出口機能、測定対象を加熱する加熱機能、選択対象から放射性物質を除去するフィルタリング機能、残留する測定対象を除去するパージ機能、測定対象から任意の量のサンプリング対象を抽出するサンプリング機能、測定対象の物理量を計測するプロセス計測機能、および、外部の装置から計測対象を前記配管内へ吸引するポンプ機能のそれぞれに設定されるパラメータが登録されたデータベースを格納する記録手段と、
    プラントの要求仕様に関するデータが入力されて前記パラメータから前記要求仕様を満たす機能の組み合わせを選択して出力する機能選択手段と、
    を備える設計管理装置。
  5. 前記機能選択手段により選択された機能の組み合わせはポンプ機能を含み、
    前記組み合わせによる合計圧損を算出し、前記組み合わせ内のポンプ機能の吐出圧力と前記合計圧損とを比較することにより、前記選択された機能の組み合わせを評価する評価手段をさらに備えることを特徴とする請求項4に記載の設計管理装置。
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