JPH0297269A - アクチュエータ - Google Patents
アクチュエータInfo
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- JPH0297269A JPH0297269A JP24928988A JP24928988A JPH0297269A JP H0297269 A JPH0297269 A JP H0297269A JP 24928988 A JP24928988 A JP 24928988A JP 24928988 A JP24928988 A JP 24928988A JP H0297269 A JPH0297269 A JP H0297269A
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- vacuum
- piston
- actuator
- permanent magnet
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- Pending
Links
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Landscapes
- Manipulator (AREA)
- Dynamo-Electric Clutches, Dynamo-Electric Brakes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
この発明は、真空中にある対象物を駆動するアクチュエ
ータであって、とくに真空中へのガス放出や発塵2発熱
の極めて少ないものに関する。
ータであって、とくに真空中へのガス放出や発塵2発熱
の極めて少ないものに関する。
従来、半導体製造装置内の真空で清浄な環境下で半導体
ウェハその他の対象物を駆動するアクチュエータとして
は、例えば真空用パルスモータを使用し、ラック・ピニ
オン機構あるいはカムなどを利用して回転運動を直線運
動に変換し、駆動対象物用の可動部を玉軸受などで直線
的に案内させる方式のものがある。
ウェハその他の対象物を駆動するアクチュエータとして
は、例えば真空用パルスモータを使用し、ラック・ピニ
オン機構あるいはカムなどを利用して回転運動を直線運
動に変換し、駆動対象物用の可動部を玉軸受などで直線
的に案内させる方式のものがある。
以上説明したように、従来の技術では、真空で清浄な空
間で使用される、これらモータ、玉軸受はいずれもイオ
ンブレーティング処理をされているから、高価で比較的
寿命が短い欠点がある。 とくにモータに関しては、以下のような問題がある。す
なわち、真空用パルスモークには、これを駆動するため
の電流を流す導線を絶縁してこれを細いステンレスチュ
ーブに通し、このチューブを巻きつけて電磁力を発生さ
せるようにする。こうすることにより、導線部のガス発
生を押えて、高真空用のパルスモータを構成したもので
ある。 そのため当然、巻線部全体の体積5重量は増す。 さらに放熱が弱いため、流れる電流値が抑えられ、発生
する電磁力すなわちモータとしての出力トルクが小さく
なる。従って、必要なトルクを保証しようとすると、ア
クチュエータ部の寸法1重量が過大となる。特に可動部
にとりつけると全体の重量が増してその慣性モーメント
が大となり、これを駆動するアクチュエータも大きくな
るとともに、動作スピードが抑えられる。当然また、価
格も高くなる。 また、可動部は、その滑り摩耗をさけるために玉軸受に
よって案内されるが、完全にするためにはさらに多くの
玉軸受が必要になる。このようにしてもなお、転り摩耗
は避けられず、また依然ピニオンとランクの滑りは存在
する。この「転り」と「滑り」とが発塵の原因となる。 また、これら歯車類の噛合い部や軸受部にはグリースが
使用され、かつモータ類には絶縁材が使われている。こ
れらは蒸気圧の低い、不純物の少ない、ガス発生の少な
いものを選定する必要があり、高真空になるほど条件が
厳しくなる。 以上のように従来例では、細心の工夫をしても木質的に
発塵およびガス発生はさけられない。また、この対策の
ための費用が多くかかる。さらに、部品交換など保守も
頻繁に行なわなければならない等多くの問題も有してい
る。また、真空中に設置されたモータからの発熱は、対
流が期待できないため、伝導および輻射によって真空外
へ放熱する必要があり、この対策も極めて大きな問題で
あこの発明の課題は、従来の技術がもつ以上の問題点を
解消し、真空中で用いこの真空中へのガス放出や発塵1
発熱の極めて少ないアクチュエータを提供することにあ
る。
間で使用される、これらモータ、玉軸受はいずれもイオ
ンブレーティング処理をされているから、高価で比較的
寿命が短い欠点がある。 とくにモータに関しては、以下のような問題がある。す
なわち、真空用パルスモークには、これを駆動するため
の電流を流す導線を絶縁してこれを細いステンレスチュ
ーブに通し、このチューブを巻きつけて電磁力を発生さ
せるようにする。こうすることにより、導線部のガス発
生を押えて、高真空用のパルスモータを構成したもので
ある。 そのため当然、巻線部全体の体積5重量は増す。 さらに放熱が弱いため、流れる電流値が抑えられ、発生
する電磁力すなわちモータとしての出力トルクが小さく
なる。従って、必要なトルクを保証しようとすると、ア
クチュエータ部の寸法1重量が過大となる。特に可動部
にとりつけると全体の重量が増してその慣性モーメント
が大となり、これを駆動するアクチュエータも大きくな
るとともに、動作スピードが抑えられる。当然また、価
格も高くなる。 また、可動部は、その滑り摩耗をさけるために玉軸受に
よって案内されるが、完全にするためにはさらに多くの
玉軸受が必要になる。このようにしてもなお、転り摩耗
は避けられず、また依然ピニオンとランクの滑りは存在
する。この「転り」と「滑り」とが発塵の原因となる。 また、これら歯車類の噛合い部や軸受部にはグリースが
使用され、かつモータ類には絶縁材が使われている。こ
れらは蒸気圧の低い、不純物の少ない、ガス発生の少な
いものを選定する必要があり、高真空になるほど条件が
厳しくなる。 以上のように従来例では、細心の工夫をしても木質的に
発塵およびガス発生はさけられない。また、この対策の
ための費用が多くかかる。さらに、部品交換など保守も
頻繁に行なわなければならない等多くの問題も有してい
る。また、真空中に設置されたモータからの発熱は、対
流が期待できないため、伝導および輻射によって真空外
へ放熱する必要があり、この対策も極めて大きな問題で
あこの発明の課題は、従来の技術がもつ以上の問題点を
解消し、真空中で用いこの真空中へのガス放出や発塵1
発熱の極めて少ないアクチュエータを提供することにあ
る。
この課題を解決するために、本発明に係る第1のアクチ
ュエータは、 真空中にある対象物を駆動するアクチュエータであって
、 前記真空中に定置され内部空間が切替弁を介して圧力源
と連通ずるシリンダと; 永久磁石を有し前記シリンダに対応するピストンと; 前記対象物と連結され前記ピストンの永久磁石によって
感応されるとともにこの感応の方向に移動可能な可動片
と;を備える。 本発明に係る第2のアクチュエータは、真空中にある対
象物を駆動するアクチュエータであって、 前記真空中に定置され内部空間が大気と連通ずる案内筒
と; この案内筒の内周でその軸線方向に走行可能に案内され
、大気中に定置され連結部材を介して連結された別のア
クチュエータによって駆動され、かつ永久磁石を具備す
る走行体と; 前記対象物と連結され前記走行体の永久磁石によって感
応されるとともにこの感応の方向に移動可能な可動片と
;を備える。
ュエータは、 真空中にある対象物を駆動するアクチュエータであって
、 前記真空中に定置され内部空間が切替弁を介して圧力源
と連通ずるシリンダと; 永久磁石を有し前記シリンダに対応するピストンと; 前記対象物と連結され前記ピストンの永久磁石によって
感応されるとともにこの感応の方向に移動可能な可動片
と;を備える。 本発明に係る第2のアクチュエータは、真空中にある対
象物を駆動するアクチュエータであって、 前記真空中に定置され内部空間が大気と連通ずる案内筒
と; この案内筒の内周でその軸線方向に走行可能に案内され
、大気中に定置され連結部材を介して連結された別のア
クチュエータによって駆動され、かつ永久磁石を具備す
る走行体と; 前記対象物と連結され前記走行体の永久磁石によって感
応されるとともにこの感応の方向に移動可能な可動片と
;を備える。
本発明に係る第1アクチユエータでは、流体圧によって
駆動されるピストンの動きが、その具備する永久磁石を
介して、これと感応し対象物と連結される可動片を駆動
させる。 本発明に係る第2アクチユエータでは、内部が大気と連
通ずる案内筒の内周で案内され別のアクチュエータによ
って駆動される移動体の動きが、その具備する永久磁石
を介して、これと感応し対象物と連結される可動片を駆
動させる。
駆動されるピストンの動きが、その具備する永久磁石を
介して、これと感応し対象物と連結される可動片を駆動
させる。 本発明に係る第2アクチユエータでは、内部が大気と連
通ずる案内筒の内周で案内され別のアクチュエータによ
って駆動される移動体の動きが、その具備する永久磁石
を介して、これと感応し対象物と連結される可動片を駆
動させる。
第1図は第1実施例の側面図である。第1図において、
アクチュエータ10は、真空中に設置されシリンダ1内
に収められた永久磁石より成るピストン2)ピストン2
の左側への移動により吸引される可動部3、これに設け
られたローラ4、ストッパ7、および可動部3を左向き
に付勢する引張りハネ6から構成される。なお、この場
合、駆動対象物は可動部3と連結されると考えてもよい
し、可動部3そのものと考えてもよい。そして、大気中
におかれた切換弁8は油圧源9に接続され、この切換弁
8とアクチュエータ10は符号を付けてない配管により
接続される。 第1図において、上側の配管が油圧源9とつながり、下
側の配管が符号を付けてないドレンタンク側の場合には
、ピストン2は図で左側に移動し、可動部3に接近する
ため、これに磁気力が、非磁性材からなるシリンダ1を
通して作用し、可動部3は引張りハネ6に抗して右側へ
吸引される。切換弁8が動作して配管の接続が前述とは
逆になると、ピストン2は右側に移動し、可動部3との
間隔があく。これにより磁気力の作用が弱まり、可動部
3ば引張りハネ6の力によりストッパ7の位置まで戻さ
れる。 第2図は第2実施例の側面図で、この第2実施例は基本
的には第1図のものと同じであるが、異なる点は、ピス
トン12を永久磁石12a と、それを囲むようにして
設けられたヨーク]、2bとで構成することにより、磁
束の洩れを減らし、磁気力を有効に可動部13に作用さ
せることにある。また、可動部13は板ハネ16に取り
付けられ、この板ハネ16をピストン12が離れている
ときには一点鎖線で示すような形状に成形しておけば、
第1実施例でのローラ4などの摩擦箇所もなくなり、発
塵の点でもすくれるし、構造も極めて単純になる。 なお、第2図において、切換弁8の種類と配管の構成が
多少、第1図と違うが、どちらの方式も通用可能という
意味で示しておいた。すなわち、切換弁8により下側の
配管が油圧t1.9とつながることにより、ピストン1
2は非磁性材からなるシリンダ11の中を圧縮ハネ15
に抗して左方に移動する。 これによって磁気力が可動部13に作用して実線位置に
吸引する。次に、切換弁8が動作して、下側の配管が、
符号を付けてないドレンタンクと接続されると、ピスト
ンI2は圧縮ハネ15により右側に付勢されて磁気力の
作用が小さくなり、可動部13は板ハネ16の作用によ
り一点鎖線位置に復帰する。 ところで、この配管および切換弁8の方式は、もし可動
部13を吸引している時間が短くて良いような場合には
、この吸引位置にピストン12を保持するために圧油が
ピストン12に作用し続けるために、ピストン12の外
周よりドレンタンク側への洩れにより、温度上昇が生ず
る。しかし、ピストン12を右側に移動させるときには
、配管内には圧油が作用していないためエネルギー損失
がなく、したがってこの部分での発熱がない、という利
点を有する。 第3図は第3実施例を示し、同図(a)はその側面図、
同図(b)はその正面図である。第3(a)において、
ピストン22は、図のように両側に円錐台部を有し、中
間に永久磁石22aを設け、しかも永久磁石22aの外
周とシリンダ21の内周との間に間隙を有している。シ
リンダ21も第2実施例とは多少、構造が異なり、両端
に段付部21aを有しており、これがピストン22の円
錐台部と線接触することにより圧油の洩れを小さくする
ことができ、同時に洩れによる発熱を抑えることができ
る。また、可動部23は第3図(b)のようにシリンダ
21の外周面を4個ずつ計8個のローラ24で転勤でき
るようにされており、しかも可動部23ばピストン22
と磁路を構成しており、従ってピストン22の動きと共
に直進駆動されることになる。 以上の第1.第2.第3の各実施例は第1の発明装置に
対応する。また、以下の述べる第4.第5の各実施例は
第2の発明装置に対応する。 第4図は第4実施例の側面図で、同図において、40は
真空中に設置されたアクチュエータであり、主として非
磁性材からなる案内筒31および永久磁石より構成され
る移動体32からなる。32aは移動体32に設けられ
た切欠部であり、この切欠部32aを空気が流通するこ
とにより、移動体32の動作を確実にする。34はスプ
リングであり、第4図のように、移動体32を左方に押
し付ける方向に作用する。36は板ハネであり、33は
これに設けられ、磁性材あるいは永久磁石から構成され
る可動部である。可動部33が磁性材であれば、第4図
の実線表示は吸引された位置を示す。 ワイヤ3日を大気中におかれた駆動リシンダ3つで引張
ることにより、移動体32はスプリング34に抗して右
側に移動され、可動部33に働く磁気力が弱まると、板
ハネ36を一点鎖線で示すようにあらかじめ成形してお
くことにより、可動部33を左方に移動させることがで
きる。駆動シリンダ39の力を除くことにより、スプリ
ング34の作用により再び移動体は左側に動く。 なお、31aは真空中に設けられた配管であり、内部は
大気とつながる。37は大気と真空とを分ける隔壁であ
る。当然ながら、配管31aは図示のように直線状にす
ることが望ましい。 第5図は第5実施例の側面図である。同図において、移
動体42は永久磁石42aとヨーク42bから構成され
ており、磁気力を有効に外部に作用させることができる
。また、第5図に示すように、アクチュエータ50と、
大気中に設けられた駆動シリンダ39とを直線状に設置
することができない場合でも、配管41a内に適切な間
隔で節状に設けられ中央に孔を有する円板状のガイド4
1bにより、ワイヤ49が配管41aの内面と直接接触
しないように工夫することができる。その結果、ワイヤ
4つによる移動体42の駆動およびスプリング44によ
る復帰が可能となる。
アクチュエータ10は、真空中に設置されシリンダ1内
に収められた永久磁石より成るピストン2)ピストン2
の左側への移動により吸引される可動部3、これに設け
られたローラ4、ストッパ7、および可動部3を左向き
に付勢する引張りハネ6から構成される。なお、この場
合、駆動対象物は可動部3と連結されると考えてもよい
し、可動部3そのものと考えてもよい。そして、大気中
におかれた切換弁8は油圧源9に接続され、この切換弁
8とアクチュエータ10は符号を付けてない配管により
接続される。 第1図において、上側の配管が油圧源9とつながり、下
側の配管が符号を付けてないドレンタンク側の場合には
、ピストン2は図で左側に移動し、可動部3に接近する
ため、これに磁気力が、非磁性材からなるシリンダ1を
通して作用し、可動部3は引張りハネ6に抗して右側へ
吸引される。切換弁8が動作して配管の接続が前述とは
逆になると、ピストン2は右側に移動し、可動部3との
間隔があく。これにより磁気力の作用が弱まり、可動部
3ば引張りハネ6の力によりストッパ7の位置まで戻さ
れる。 第2図は第2実施例の側面図で、この第2実施例は基本
的には第1図のものと同じであるが、異なる点は、ピス
トン12を永久磁石12a と、それを囲むようにして
設けられたヨーク]、2bとで構成することにより、磁
束の洩れを減らし、磁気力を有効に可動部13に作用さ
せることにある。また、可動部13は板ハネ16に取り
付けられ、この板ハネ16をピストン12が離れている
ときには一点鎖線で示すような形状に成形しておけば、
第1実施例でのローラ4などの摩擦箇所もなくなり、発
塵の点でもすくれるし、構造も極めて単純になる。 なお、第2図において、切換弁8の種類と配管の構成が
多少、第1図と違うが、どちらの方式も通用可能という
意味で示しておいた。すなわち、切換弁8により下側の
配管が油圧t1.9とつながることにより、ピストン1
2は非磁性材からなるシリンダ11の中を圧縮ハネ15
に抗して左方に移動する。 これによって磁気力が可動部13に作用して実線位置に
吸引する。次に、切換弁8が動作して、下側の配管が、
符号を付けてないドレンタンクと接続されると、ピスト
ンI2は圧縮ハネ15により右側に付勢されて磁気力の
作用が小さくなり、可動部13は板ハネ16の作用によ
り一点鎖線位置に復帰する。 ところで、この配管および切換弁8の方式は、もし可動
部13を吸引している時間が短くて良いような場合には
、この吸引位置にピストン12を保持するために圧油が
ピストン12に作用し続けるために、ピストン12の外
周よりドレンタンク側への洩れにより、温度上昇が生ず
る。しかし、ピストン12を右側に移動させるときには
、配管内には圧油が作用していないためエネルギー損失
がなく、したがってこの部分での発熱がない、という利
点を有する。 第3図は第3実施例を示し、同図(a)はその側面図、
同図(b)はその正面図である。第3(a)において、
ピストン22は、図のように両側に円錐台部を有し、中
間に永久磁石22aを設け、しかも永久磁石22aの外
周とシリンダ21の内周との間に間隙を有している。シ
リンダ21も第2実施例とは多少、構造が異なり、両端
に段付部21aを有しており、これがピストン22の円
錐台部と線接触することにより圧油の洩れを小さくする
ことができ、同時に洩れによる発熱を抑えることができ
る。また、可動部23は第3図(b)のようにシリンダ
21の外周面を4個ずつ計8個のローラ24で転勤でき
るようにされており、しかも可動部23ばピストン22
と磁路を構成しており、従ってピストン22の動きと共
に直進駆動されることになる。 以上の第1.第2.第3の各実施例は第1の発明装置に
対応する。また、以下の述べる第4.第5の各実施例は
第2の発明装置に対応する。 第4図は第4実施例の側面図で、同図において、40は
真空中に設置されたアクチュエータであり、主として非
磁性材からなる案内筒31および永久磁石より構成され
る移動体32からなる。32aは移動体32に設けられ
た切欠部であり、この切欠部32aを空気が流通するこ
とにより、移動体32の動作を確実にする。34はスプ
リングであり、第4図のように、移動体32を左方に押
し付ける方向に作用する。36は板ハネであり、33は
これに設けられ、磁性材あるいは永久磁石から構成され
る可動部である。可動部33が磁性材であれば、第4図
の実線表示は吸引された位置を示す。 ワイヤ3日を大気中におかれた駆動リシンダ3つで引張
ることにより、移動体32はスプリング34に抗して右
側に移動され、可動部33に働く磁気力が弱まると、板
ハネ36を一点鎖線で示すようにあらかじめ成形してお
くことにより、可動部33を左方に移動させることがで
きる。駆動シリンダ39の力を除くことにより、スプリ
ング34の作用により再び移動体は左側に動く。 なお、31aは真空中に設けられた配管であり、内部は
大気とつながる。37は大気と真空とを分ける隔壁であ
る。当然ながら、配管31aは図示のように直線状にす
ることが望ましい。 第5図は第5実施例の側面図である。同図において、移
動体42は永久磁石42aとヨーク42bから構成され
ており、磁気力を有効に外部に作用させることができる
。また、第5図に示すように、アクチュエータ50と、
大気中に設けられた駆動シリンダ39とを直線状に設置
することができない場合でも、配管41a内に適切な間
隔で節状に設けられ中央に孔を有する円板状のガイド4
1bにより、ワイヤ49が配管41aの内面と直接接触
しないように工夫することができる。その結果、ワイヤ
4つによる移動体42の駆動およびスプリング44によ
る復帰が可能となる。
以上説明したように、この発明においては、真空に直接
、露出する部材が可動片の外には、第1アクチユエータ
ではシリンダであり、第2アクチユエータでは案内筒で
ある。したがって、従来の技術に比べ、第1.第2の各
アクチュエータとも真空中へのガス放出や発塵1発熱が
極めて少ないというすぐれた効果がある。また実施例に
よれば、可動部をバネ部材によって移動可能に支持する
ことができ、構造の簡単化と発塵防止とに有効であ
、露出する部材が可動片の外には、第1アクチユエータ
ではシリンダであり、第2アクチユエータでは案内筒で
ある。したがって、従来の技術に比べ、第1.第2の各
アクチュエータとも真空中へのガス放出や発塵1発熱が
極めて少ないというすぐれた効果がある。また実施例に
よれば、可動部をバネ部材によって移動可能に支持する
ことができ、構造の簡単化と発塵防止とに有効であ
第1図は本発明に係る第1実施例の側面図、第2図は同
じくその第2実施例の側面図、第3図は同じくその第3
実施例を示し、同図(a)はその側面図、同図(b)は
その要部の正面図、第4図は同じくその第4実施例の側
面図、第5図は同じくその第5実施例の側面図である。 符号説明 1.11.21 ニジリンダ、2,12,22:ピスト
ン、3.13,23.33.43 :可動部、8:切換
弁、9:油圧源、 10.20,30,40,50 :アクチュエータ、3
L41 :案内筒、32,42 :移動体、38.
48 :ワイヤ、39:駆動シリンダ。
じくその第2実施例の側面図、第3図は同じくその第3
実施例を示し、同図(a)はその側面図、同図(b)は
その要部の正面図、第4図は同じくその第4実施例の側
面図、第5図は同じくその第5実施例の側面図である。 符号説明 1.11.21 ニジリンダ、2,12,22:ピスト
ン、3.13,23.33.43 :可動部、8:切換
弁、9:油圧源、 10.20,30,40,50 :アクチュエータ、3
L41 :案内筒、32,42 :移動体、38.
48 :ワイヤ、39:駆動シリンダ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)真空中にある対象物を駆動するアクチュエータであ
って、前記真空中に定置され内部空間が切替弁を介して
圧力源と連通するシリンダと;永久磁石を有し前記シリ
ンダに対応するピストンと;前記対象物と連結され前記
ピストンの永久磁石によって感応されるとともにこの感
応の方向に移動可能な可動片と;を備えることを特徴と
するアクチュエータ。2)特許請求の範囲第1項記載の
アクチュエータにおいて、可動片は、ピストンの一方の
端面と対向し永久磁石による感応方向と逆な付勢力をも
つ弾性部材によって支持されるようにしたことを特徴と
するアクチュエータ。 3)真空中にある対象物を駆動するアクチュエータであ
って、前記真空中に定置され内部空間が大気と連通する
案内筒と;この案内筒の内周でその軸線方向に走行可能
に案内され、大気中に定置され連結部材を介して連結さ
れた別のアクチュエータによって駆動され、かつ永久磁
石を具備する移動体と;前記対象物と連結され前記移動
体の永久磁石によって感応されるとともにこの感応の方
向に移動可能な可動片と;を備えることを特徴とするア
クチュエータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24928988A JPH0297269A (ja) | 1988-10-03 | 1988-10-03 | アクチュエータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24928988A JPH0297269A (ja) | 1988-10-03 | 1988-10-03 | アクチュエータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0297269A true JPH0297269A (ja) | 1990-04-09 |
Family
ID=17190754
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24928988A Pending JPH0297269A (ja) | 1988-10-03 | 1988-10-03 | アクチュエータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0297269A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0736591U (ja) * | 1993-03-25 | 1995-07-04 | 住友金属工業株式会社 | 渦電流式減速装置のon・off切換え装置 |
JP2003080475A (ja) * | 2001-09-07 | 2003-03-18 | Showa Shinku:Kk | マニュピュレータ |
US7907289B2 (en) | 2007-09-13 | 2011-03-15 | Horiba, Ltd. | Substrate measuring stage |
-
1988
- 1988-10-03 JP JP24928988A patent/JPH0297269A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0736591U (ja) * | 1993-03-25 | 1995-07-04 | 住友金属工業株式会社 | 渦電流式減速装置のon・off切換え装置 |
JP2003080475A (ja) * | 2001-09-07 | 2003-03-18 | Showa Shinku:Kk | マニュピュレータ |
US7907289B2 (en) | 2007-09-13 | 2011-03-15 | Horiba, Ltd. | Substrate measuring stage |
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