JPH0296126A - 複写機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、コピー用紙に原稿内容を複写させる複写機
に係り、特にその原稿内容を記載した原稿用紙等を必要
としない新規の複写機に関するものである。

〔従来の技術〕

従来より、電磁気的作用及び光電変換作用等を利用し、
原稿用紙に記載された内容をコピー用紙に複写すること
ができる複写機が各種開発されている。

この複写機は、通常例えば第７図に示すように、給紙部
（囲路）、露光部１００、光学系（囲路）、現像部１０
１、転写部１０２、定着部１０３等から構成されており
、プラテンガラス１０４上に原稿１０５を載置し、その
上にプラテンカバー１０６を被せて操作ボタン（囲路）
を押圧すると、自動的に原稿内容が読取られ、給紙力セ
ント１０７内から送り出されるコピー用紙１０８にその
原稿内容が複写されるようになっている。

〔解決しようとする課題〕

ところで、このような複写機にあっては、例えば原稿内
容が異なるものを複写するような場合には、毎回原稿を
取替える等の作業が必要であり、面倒である。

そこで、予めその複写しようとする各種内容の異なる原
稿を用意してこれらを所定位置にセントしておき、各原
稿毎の複写枚数を設定すると、自動的に所定の枚数ずつ
コピー用紙に複写することができる自動原稿送り装置（
ＡＤＦ）等が開発されている。ところが、このような自
動原稿送り装置を用いる場合、仮りに原稿内容がほんの
僅かしか違わなくても、異なる内容部分の原稿を修正し
印刷して各内容毎に専用の原稿を作成する等の作業が必
要であるため、その手間がかかり、特にその作成原稿が
多数の場合にはその作業が一層煩わしく問題になってい
る。

また、例えば、書籍等に記載のものの中から所望の部分
だけ取出して複写したり、予め作成した原稿の一部に書
籍に記載の図形や表・絵などを挿入して複写させるよう
な場合、特にその原稿作成作業が面倒であり、しかもそ
の書籍等が厚手のものの場合にはこれを複写の際、その
紙面中央部分が大きく彎曲して歪んだ状態の画像が得ら
れる等の問題がある。

そこで、この発明は、上記した従来の欠点に鑑み、複写
しようとする原稿内容をスピーデイに、かつ容易に変更
追加することができ、しかも多量の原稿内容をコンパク
トに保管・管理することができる複写機を提供すること
を目的とするものである。

〔課題を解決するための手段〕

即ち、この発明は、プラテンカバーのプラテンガラスと
対向する内面側に設け、ここに表示される原稿画像をコ
ピー用紙に複写するための表示手段と、前記原稿画像を
構成する文字や図形等の情報を入力する入力手段と、こ
の入力手段によって入力された情報を前記表示手段に出
力し表示させる制御手段と、入力手段が入力した情報を
記憶する記憶手段とを備えたものである。

〔作用〕

この発明の複写機は、複写しようとする文章や図形等を
人力手段によって入力させ、プラテンカバー側に設けた
表示手段に原稿画像として表示してコピー用紙に複写さ
せることができる。

また、この発明の複写機は、入力手段によって簡単に操
作して画面上に原稿画像として表示される原稿画像の一
部を変更し、或はその画像情報に新しく他の情報を追加
してこれを表示手段に表示させるだけで、あとは通常の
複写機と同様にこの一部変更或は追加した原稿画像を簡
単に複写することができる。

〔実施例〕

以下この発明の一実施例について添付図面を参照しなが
ら説明する。

第１図及び第２図はこの発明に係る複写機を示すもので
あり、この複写機は、複写機本体１と、入力手段２と、
コンピュータ本体３と、表示手段４とから構成されてい
る。

複写機本体１は、従来と同様の複写機構を備えており、
即ちこの実施例では、ケーシング１ａ内に、給紙部、露
光部、光学系、現像部、転写部及び定着部等を備えた構
成となっている。なお、図中符号５は原稿を構成する表
示手段２を載置するプラテンガラス、６は多数枚のコピ
ー用紙７が積層された給紙力セント、８は複写後ケーシ
ング１ａ内に排出されたコピー用紙７を載置するトレイ
である。

入力手段２は、複写しようとする文字や図形等の画像情
報を入力させるものであり、この実施例では、キーボー
ド９及びマウス１０が使用されており、これらは共にコ
ンピュータ本体３側に接続されている。キーボード９は
、表示手段４に文字情報等を入力するためのものであり
、従来のものと同様の構成となっており、キー操作によ
って文字等を入力することができると共に入力していた
文字等の消去・変更をおこなうことができるようになっ
ている。さらに、この実施例のキーボード９は、後に説
明する記憶部１２に記憶されている情報の中から所望の
ものを選び出し複写させることもできるようにするため
、記憶された情報の検索も行うことができるようになっ
ている。また、マウス１０は、印刷物等に記載されてい
る各種情報、例えば図形、グラフ、表或は文章等を人力
するためのものであり、これも従来と同様の構成のもの
が使用されている。

コンピュータ本体３には、複写機本体１のケ−シング１
ａ内に設置されたパーソナルコンピュータが使用されて
おり、制御部１１及び記憶部１２から構成されている。

制御部１１は、入力手段２によって入力された情報を表
示手段４に出力するためこの表示手段４を制御すると共
に記憶手段１２の制御を行うためのものであり、入力側
が入力手段２の出力側に接続されていると共に出力側が
表示手段４の入力側に接続されている。記憶部１２は、
入力手段２によって入力された情報を電子ファイルとし
て記憶し必要時に表示手段４に出力表示するためのもの
であり、制御手段１１を介して入力手段２及び表示手段
４の入力側と接続されており、この実施例ではフロッピ
ィディスクに記憶させてファイルするようになっている
。

表示手段４は、コピー用紙７に複写する原稿を構成する
ものであり、プラテンカバー１３のプラテンガラス５と
対向する内面側に設けた液晶表示装置（ＬＣＤ）が使用
されており、この画面上に原稿画像が形成されるように
なっている。

次に、この実施例の複写機の使用方法について第３図乃
至第６図を参照しながら説明する。

例えば、第３図に示すような厚手の百科辞典１４等に記
載の情報の中から一部１４ａを抜粋して複写するような
場合には、マウス１０を用いて所望の部分だむ入力する
と、第４図に示すようなプラテンカバー１３の内面側に
設けた表示手段４の画面上にその入力した情報が原稿画
像として表示される。

従って、その原稿画像が表示された表示手段４の画面を
プラテンガラス５上に配置させるため、プラテンカバー
１３をプラテンガラス５に被せて所定の操作ボタンを押
圧すると、複写機本体１が作動し、従来厚手の原稿を複
写するときには中心部側が大きく歪んで画質の低下を招
いていたものでも、正確にその原稿画像がコピー用紙７
に複写できる。

また、例えば第５図に示すように、キーボード９を操作
して表示手段４の画面上に所望の情報を入力表示し、こ
れを原稿画像としてコピー用紙７に複写させたのち、第
６図に示すように、その表示された情報の一部を変更さ
せて複写させることもできる。即ち、この場合には、キ
ーボード９を操作してその入力された情報の一部を消去
すると共に新しい情報を入力して表示手段４の画面上に
表示すればよい。そして、プラテンカバー１３をプラテ
ガラス５に被せて所定の操作ボタンを押圧すると、同様
に複写機本体１が作動してその一定内容を変更した原稿
画像がコピー用紙７に複写される。

また、この実施例の複写機によれば、記憶手段１２とし
てフロッピィディスクを用いてこれに情報がコンパクト
に記憶ファイルされているため、多量の原稿用紙等を保
管する必要もなく、かつ多量の情報の中から所望の情報
を容易に検索して複写することができる。

〔効果〕

以上説明してきたように、この発明に係る複写機によれ
ば、入力手段によって各種情報を自由に、かつ容易に、
しかも短時間に入力させて表示手段に表示し、これを原
稿画像として複写できるため、コピー作業が極めて容易
に、かつ効率的に行うことができ、実用上極めて大きな
効果が期待できる。

また、この発明に係る複写機によれば、原稿内容の変更
・追加を入力手段によって簡単に行うことができるため
、例えば同一文面のものを多数の者に発送するダイレク
トメール（ＤＭ）等用としての使用も極めて容易に行う
ことができる等の効果がある。

さらに、この発明に係る複写機によれば、例えばフロッ
ピィディスク等のような記憶手段に多量の情報を記憶フ
ァイルさせておき、その情報の中から所望の情報を自由
にとり出して表示手段に表示し、これを複写することが
できるため、従来のような煩わしいた多数枚の原稿の保
管・管理が必要なく、スペース的にも僅かですむ等の効
果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係る複写機を示す構成図、第２図は
この発明に係る複写機を示す構成ブロック図、第３図は
この発明に係る複写機の入力手段部を入力・表示した表
示手段を示す正面図、第５図及び第６図は夫々表示手段
に表示された原稿画像及びこの一部が変更された原稿画
像を示す説明図、第７図は従来の複写機を示す概略構成
図である。 １３・・・プラテンカバー ５　・・・プラテンガラス、 ４　・・・表示手段、 ２　・・・入力手段、 １１・・・制御手段、 １２・・・記憶手段。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、プラテンカバーのプラテンガラスと対向する内面側
   に設け、ここに表示される原稿画像をコピー用紙に複写
   するための表示手段と、 前記原稿画像を構成する文字や図形等の情報を入力する
   入力手段と、 この入力手段によって入力された情報を前記表示手段に
   出力し表示させる制御手段と、 入力手段が入力した情報を記憶する記憶手段とを備えた
   ことを特徴とする複写機。