JPH0651925A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0651925A
JPH0651925A JP4221966A JP22196692A JPH0651925A JP H0651925 A JPH0651925 A JP H0651925A JP 4221966 A JP4221966 A JP 4221966A JP 22196692 A JP22196692 A JP 22196692A JP H0651925 A JPH0651925 A JP H0651925A
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JP4221966A
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Yuzo Habara
雄三 羽原
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 繋がっている言葉の途中で改行することな
く,且つ,宛名情報毎に文字数を考慮した適切なフォン
トサイズで印字する。また,印字するラベル,シール,
封筒,ハガキ等の大きさに応じたフォントサイズ及び印
字レイアウトの調整を自動的に行う。 【構成】 住所,氏名,郵便番号等の宛名情報及び宛名
情報の管理情報を記憶したフロッピーに対して読み書き
を行うためのフロッピーデッキ106と,ハガキ,封
筒,及び(或いは),記録紙の給送が可能な給紙装置1
03と,給紙装置103から給送された用紙のサイズに
基づいて,宛名情報が用紙の印字範囲に印字されるよう
に,フォントサイズ及び印字レイアウトを調整する制御
部401と,調整したフォントサイズ及び印字レイアウ
トに基づいて,宛名情報をイメージデータに展開して印
字するプリンター404とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,複写機,プリンター等
の画像形成装置に関し,より詳細には,ハガキや,封筒
の宛名印字に使用する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】会社等における郵送業務では,ダイレク
トメール,年賀状等を大量に発送することがある。この
ような場合には,封筒や,ハガキに宛名を記入する作業
が発生する。一般的には,パーソナルコンピュータのソ
フトウェアを用いて作成した宛名情報をプリンターを介
してラベル或いはシールに印字し,該ラベル或いはシー
ルを封筒(或いは,ハガキ)に貼付している。
【0003】また,パーソナルコンピュータで作成した
宛名情報をプリンターを介して封筒やハガキに直接印字
する方法も取られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,従来の
パーソナルコンピュータで作成した宛名情報をプリンタ
ーを介して印字する方法では,以下の問題点があった。
【0005】ラベルやシールの大きさを越える文字例の
場合に改行して次の行に印字することがあるため,住所
や,ビル名等のように繋がっている言葉の途中で改行さ
れることがあり,見栄えが良くないという問題点があっ
た。
【0006】印字のフォントサイズを設定すると全ての
宛名情報が同一のフォントサイズで印字されるため,宛
名情報の文字数が多い場合には一枚のシールに収まらな
いという問題点があった。また,文字数の多い宛名情報
を基準としてフォントサイズを設定すると,全ての宛名
情報の文字が小さくなるという問題点もあった。
【0007】ラベル,シール,封筒,ハガキ等の大き
さ,及び,宛名情報の印字位置とを考慮して,フォント
サイズ及び印字レイアウトを調整する必要があるため,
作業が面倒であるという問題点もあった。
【0008】本発明は上記に鑑みてなされたものであっ
て,繋がっている言葉の途中で改行することなく,且
つ,宛名情報毎に文字数を考慮した適切なフォントサイ
ズで印字することを目的とする。
【0009】また,本発明は上記に鑑みてなされたもの
であって,印字するラベル,シール,封筒,ハガキ等の
大きさに応じたフォントサイズ及び印字レイアウトの調
整を自動的に行うことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために,住所,氏名,郵便番号等の宛名情報及び
宛名情報の管理情報を記憶した可搬性のある記憶媒体
と,記憶媒体に対して読み書きを行うための入出力手段
と,ハガキ,封筒,及び(或いは),記録紙の給送が可
能な給送手段と,給送手段から給送された用紙のサイズ
に基づいて,宛名情報が用紙の印字範囲に印字されるよ
うに,フォントサイズ及び印字レイアウトを調整する調
整手段と,調整手段で調整したフォントサイズ及び印字
レイアウトに基づいて,宛名情報をイメージデータに展
開して印字する印字手段とを備えた画像形成装置を提供
するものである。
【0011】尚,前述した構成に加えて,記憶媒体に記
憶されている複数の宛名情報の中から印字する宛名情報
を選択するための選択画面を表示する選択表示手段を備
えることが望ましい。また,宛名情報が印字手段によっ
て印字された場合,記憶媒体の該当する管理情報に印字
完了の情報を書き込むことが望ましい。また,企業ロゴ
マーク等のイメージデータを記憶したイメージ記憶手段
を備え,印字手段は,宛名情報のイメージデータとイメ
ージ記憶手段のイメージデータとを合成して同時に印字
可能であることが望ましい。
【0012】また,用紙を反転させて印字手段へ搬送す
る用紙反転手段を備え,印字手段はイメージ記憶手段の
イメージデータを用紙の裏面に印字できることが望まし
い。
【0013】また,名刺の印字を指定する指定手段を備
え,指定手段を介して名刺の印字が指定された場合,調
整手段は,宛名情報が名刺サイズの印字範囲に印字され
るように,フォントサイズ及び印字レイアウトを調整
し,印字手段は,調整手段で調整したフォントサイズ及
び印字レイアウトに基づいて,名刺サイズに分割した複
数の領域に宛名情報を印字することが望ましい。
【0014】また,調整手段は,給送手段から給送され
た用紙サイズの縦横比に基づいて,宛名情報を縦書きに
するか,或いは,横書きにするかを決定することが望ま
しい。
【0015】
【作用】本発明の画像形成装置は,コンピュータで住
所,氏名,郵便番号等の宛名情報及び宛名情報の管理情
報を作成して,フロッピーディスク(可搬性のある記憶
媒体)に記憶させ,該フロッピーディスクから宛名情報
及び管理情報を読み出して,印字する用紙のサイズに基
づいて宛名情報が用紙の印字範囲に印字されるようにフ
ォントサイズ及び印字レイアウトを調整し,印字する。
【0016】
【実施例】以下,本発明の画像形成装置をデジタル複合
機に適用した場合を一実施例として図面を参照して詳細
に説明する。
【0017】図1は,本実施例のデジタル複合機100
の概観図を示す。ここで,デジタル複合機100には,
デジタル複写機としてのコピー機能に加えて,ファクシ
ミリ装置としてのファクシミリ機能,オンラインプリン
ター或いは/及びオフラインプリンターとしてのプリン
ター機能,光ディスクファイルの入出力装置としてのフ
ァイル機能の複数の機能が搭載されている。
【0018】デジタル複合機100の前面には,コピー
機能を実行する際に使用する第1の操作表示部101
と,コピー機能以外の機能を実行する際に使用する第2
の操作表示部102とが配設されている。詳細は後述す
るが,この第2の操作表示部102が宛名情報のプリン
トに関する選択指令入力及び表示等に使用される。
【0019】また,図中において,103は記録紙,封
筒,ハガキ等を給紙することが可能な給紙装置を示す。
104は排紙トレイを示し,この2つの排紙トレイ10
4はそれぞれファクシミリ機能やプリンター機能等が搭
載された場合にコピー機能による出力と他の出力を仕分
けて排紙するためのものである。
【0020】105は,ファクシミリ機能を搭載した場
合に接続された電話回線を用いて会話をするときに使用
する付属電話器である。
【0021】106は,プリンター機能におけるフロッ
ピー入出力を行うためのフロッピーデッキを示し,10
7は,ファイル機能における光ディスク入出力を行うた
めの光ディスクデッキを示す。
【0022】図2は,第2の操作表示部102の構成を
示す。第2の操作表示部102は,前述したように通常
のコピー機能以外の機能を利用する場合に用いるもので
あり,複数の機能に関わる入力を実現するためのタッチ
パネル102aと,現在作業中の機能を示す拡張機能表
示ランプ102bと,タッチパネル102aの明るさを
調整するコントラスト調整つまみ102cと,ヘルプメ
ッセージの表示を行うためのガイダンスキー102d
と,フロッピーに登録されているデータのタイトルを表
示するためのユーティリティキー102eと,ファクシ
ミリ機能における受信状態と付属電話器105による通
話の切り換え等に使用する受信/電話キー102fと,
タッチパネル102aの画面表示をメインメニューに戻
すメニューキー102gと,タッチパネル102aの画
面表示の範囲を移動するためのスクロールキー102h
とを備えている。また,詳細は省略するがデジタル複合
機100は,通常のコピー機能以外に,ファクシミリ機
能,プリンター機能,ファイル機能,編集コピー機能,
AI(人工知能)コピー機能を有しており,これらの拡
張コピー機能に関する操作も第2の操作表示部102を
用いて行う構成である。尚,本発明の宛名情報印字機能
及び名刺印字機能は,フロッピー(或いは,光ディス
ク)の内容をプリントするプリンター機能の一つとして
定義されている。
【0023】図3(a)(b)は,宛名情報の印字選択
画面の例を示す。第2の操作表示部102のタッチパネ
ル102aには,宛名情報印字選択画面として,例え
ば,同図(a)に示す画面が表示される。オペレータは
この画面から印字する宛名情報をタッチすることによ
り,容易に印字選択を行うことができる。ここで選択さ
れた宛名情報が反転表示(網かけ部分)されている。宛
名情報印字選択画面は特にこれに限定するものではな
く,同図(b)に示すように,印字するか否かを『YE
S/NO』で選択する方法でも良い。また,ここで宛名
情報がすでに印字されていることを示す印字状態等を表
示しても良い。
【0024】図4は,本実施例の制御ブロック図を示
す。全体の制御を行う制御部401には,第1の操作表
示部101,第2の操作表示部102,給紙装置10
3,フロッピーデッキ106,光ディスクデッキ10
7,スキャナー402,画像処理部403,プリンター
404が接続されている。ここで,給紙装置103は用
紙サイズを検知して,その結果を制御部401へ通知す
る。また,プリンター404は用紙反転機構を備えたレ
ーザープリンターである。また,画像処理部403に
は,スキャナー402で読み取った企業ロゴマーク等の
イメージデータを記憶するメモリが配設されている。
【0025】以上の構成において,宛名情報印字機
能,名刺印字機能の順にその動作を説明する。
【0026】宛名情報印字機能 本実施例のデジタル複合機100における宛名情報印字
機能は,予めパーソナルコンピュータのソフトウェアで
加工・作成した住所,氏名,郵便番号等の宛名情報及び
宛名情報の管理情報をフロッピー(或いは,光ディス
ク)に記憶させ,フロッピーデッキ106(或いは,光
ディスクデッキ107)を介して読み込み,給紙装置1
03から給送された用紙のサイズに基づいて,宛名情報
が用紙の印字範囲に印字されるように,フォントサイズ
及び印字レイアウトを調整して,プリンター404で印
字するものである。
【0027】先ず,可搬性のあるフロッピー(或いは,
光ディスク)に書かれる宛名情報及び管理情報の各デー
タは,次のようにパーソナルコンピュータのソフトウェ
アで加工されるものとする。
【0028】1行目に管理情報が以下のように記載され
ている。 1行目 郵便番号の情報までの行数(整数) :(区切り文字) 住所の情報までの行数(整数) :(区切り文字) 会社名の情報までの行数(整数) :(区切り文字) 氏名の情報までの行数(整数) :(区切り文字) 印字完了データ(0:未印字,1:印字完了) :(区切り文字) 印字選択データ(0:印字せず,1:印字する) :(区切り文字) 改行コード
【0029】例えば,1行目に次のデータが入っている
ものとする。 1行目 2:3:4:7:0:0:*(但し,*は改
行コード) また,この行に続いて,例えば以下のように宛名情報が
記載されている。 2行目 142 3行目 東京都大田区:中馬込1−3−6 4行目 株式会社 リコー 5行目 RP事業本部:画像システム開発センター 6行目 第二開発部203開発室 7行目 羽原 雄三 ここで,区切り文字「:」は区切ってもよい場所,即
ち,印字の際に改行して印字してもよい場所をを示す。
【0030】このように1行目(管理情報)で宛名情報
の大きさを管理し,情報の区切りを特殊なコード(区切
り文字)で管理することにより,文字数の増加に対応可
能としている。また,この1行目の管理情報だと,宛名
情報の順序が入れ替わっても対応することができる。
【0031】次に,図5のフローチャートを参照して,
宛名情報印字処理の制御について説明する。先ず,前述
したように加工した宛名情報及び管理情報を記憶したフ
ロッピーをフロッピーデッキ106に装着し,第2の操
作表示部102を介して宛名情報印字機能を選択する。
続いて,図3で示したように印字する宛名情報の選択を
行う。ここで,予め管理情報の印字選択データが「1:
印字する」に設定されている宛名情報は,印字が選択さ
れたことを示す反転表示で表示される。また,更にオペ
レータが印字を追加して指定する場合には,該当する宛
名情報をタッチすると,反転表示され,印字が選択され
る。同様に印字しないことを選択する場合には,反転表
示された宛名情報を再度タッチすると,反転表示が解除
されて印字指定が解除される。
【0032】宛名情報の印字選択が終了し,所定のスタ
ートキーが入力されると,制御部401は,図5のフロ
ーチャートを実行する。先ず,管理情報(1行目のデー
タ)により,各項目の始まり位置とおおよそ必要な行数
を判断する(S501)。
【0033】次に,実際に印字する封筒(或いは,ハガ
キ,シール等)の大きさにより,バランス良い文字の大
きさの範囲があるので,給紙装置103を介して使用す
る用紙サイズ(縦サイズと横サイズ)を検知し,用紙サ
イズに応じた印字範囲を求め,続いて,縦サイズと横サ
イズの縦横比に基づいて,文字の印字方向を縦書きにす
るか,横書きにするか決定する(S502)。
【0034】一般に,市販されている定型郵便物規格寸
法は,以下の通りである。 1)私製ハガキ (縦140〜150mm,横90〜1
07mm) 2)官製ハガキ (縦140mm,横100mm) 3)定型郵便 (縦140〜235mm,横90〜1
20mm)
【0035】例えば,会社でよく使われるA4サイズの
紙をいれる封筒の大きさは,縦332mm,横239m
mになっている。右端から20mmは空白としてあけ,
70mmまでの範囲に住所が印字されるのがバランス良
い。また,上下の範囲は上から40mm,下は印刷され
たデータの10mm上までが読み易い(下部に企業名,
住所等が印刷された封筒が多い)。従って,予め種々の
用紙サイズに応じた印字範囲表を設けておき,給紙装置
103で検知した用紙サイズに基づいて印字範囲表から
対応する印字範囲を求める。
【0036】また,用紙サイズ(縦サイズと横サイズ)
の縦横比に基づいて,用紙の長手方向に向かって文字が
印字されるように縦書き或いは横書きにするか決定す
る。
【0037】次に,宛名情報が印字範囲に収まるように
印字フォントと印字位置を決定する。具体的には,印字
フォントサイズと,それぞれの縦横の文字間ピッチを含
めたフォントサイズ表を用意し,フォントサイズ表を用
いて印字範囲と印字サイズを判断し,印字フォントを選
択する(S503)。印字フォントを選択するときに
は,印字文字数(全角文字数,半角文字数)を計算し,
それを印字範囲と照らし合わせて,印字範囲に収まるか
どうか判断する。また,大きいサイズのものから小さい
サイズのものへ順次選択する。
【0038】次に,印字シミュレーションを行い,印字
範囲に収まるかチェックする(S504)。会社名と氏
名は住所の大きさと同じまたはそれ以上の大きさを取る
ことを基本とし,収まりきらない場合には住所サイズよ
り小さいサイズを選択する。また,会社名(所属名)の
範囲は上下範囲は住所と同じ,横範囲は右端から75m
m,左端から110mmまでを印字範囲とする。
【0039】S504において,印字範囲に収まらない
場合には,S503へ戻り,印字フォントを小さいサイ
ズへ変更する(フィードバック処理)。また,単語の区
切り記号が情報に挿入されているが,その前に範囲を越
える場合,その印字フォントサイズが大きかったことに
なり,フィードバックをかける要因となる。
【0040】印字範囲に収まっている場合には,印字フ
ォントに従って宛名情報を印字イメージに展開し,プリ
ンター404で印字する(S505)。
【0041】プリンター404において宛名情報の印字
が正常に終了すると,該当する管理情報の印字完了デー
タに「1:印字完了」を設定し,処理を終了する(S5
06)。
【0042】このように用紙サイズ,宛名情報の文字
数,及び,単語の切れ目等を判断して印字フォントのサ
イズを判断しているので,自動的に印字レイアウトを調
整し,バランスの良い印字を行うことができる。
【0043】また,管理情報の印字完了データに「1:
印字完了」を書き込むことにより,正常に印字されたか
どうかの履歴をとることができる。従って,作業終了後
(或いは,数日経過した後)でも,パーソナルコンピュ
ータでフロッピーの印字完了データを参照することによ
り,印字結果を知ることができる。
【0044】また,複数の宛名情報を連続して印字する
場合に,ジャム等によって印字が中断されても,再開時
に印字完了データを参照することにより,印字していな
い宛名情報のみを印字することができる。
【0045】名刺印字機能 名刺印字機能は,宛名情報を名刺サイズに分割可能の大
きさの記録紙に印字するものである。図6は,名刺印字
選択画面の表示例を示す。第2の操作表示部102のタ
ッチパネル102aには,名刺印字選択画面として,例
えば,同図に示す画面が表示される。オペレータはこの
画面から印字する宛名情報をタッチすることにより,容
易に印字選択を行うことができる。ここで選択された名
刺情報が反転表示(網かけ部分)されている。
【0046】図7は,名刺を印字した場合の出力例を示
す。名刺印字機能における印字フォント及び印字レイア
ウトの調整は,名刺サイズを印字範囲とすることと,同
一のように複数回繰り返して印字すること以外は,基本
的に宛名情報印字機能と共通であるので説明を省略す
る。ここでは,イメージデータとして画像処理部403
のメモリに記憶させてある企業ロゴマークを合成して出
力することも可能である。同図においては,文字「RI
COH」がイメージデータである。また,プリンター4
04の用紙反転機構を用いてイメージデータを名刺(記
録紙)の裏側に印字することも可能である。また,名刺
には電話番号や,ファクシミリ番号等が必要であるた
め,宛名情報にこれらを追加する必要がある。
【0047】このように,名刺を印字可能とすることに
より,名刺の印刷を各企業内で行うことができる。ま
た,名刺専用の宛名情報をフロッピーに作成しておくこ
とで,必要なときに容易に名刺を作成できる。また,イ
メージデータがデジタル複合機100内のメモリに記憶
されているので,ロゴマーク等の印字が可能になる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明の画像形成装
置は,住所,氏名,郵便番号等の宛名情報及び宛名情報
の管理情報を記憶した可搬性のある記憶媒体と,記憶媒
体に対して読み書きを行うための入出力手段と,ハガ
キ,封筒,及び(或いは),記録紙の給送が可能な給送
手段と,給送手段から給送された用紙のサイズに基づい
て,宛名情報が用紙の印字範囲に印字されるように,フ
ォントサイズ及び印字レイアウトを調整する調整手段
と,調整手段で調整したフォントサイズ及び印字レイア
ウトに基づいて,宛名情報をイメージデータに展開して
印字する印字手段とを備えたため,繋がっている言葉の
途中で改行することなく,且つ,宛名情報毎に文字数を
考慮した適切なフォントサイズで印字することができ
る。また,印字するラベル,シール,封筒,ハガキ等の
大きさに応じたフォントサイズ及び印字レイアウトの調
整を自動的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のデジタル複合機の概観図である。
【図2】第2の操作表示部の構成を示す説明図である。
【図3】宛名情報の印字選択画面の例を示す説明図であ
る。
【図4】本実施例の制御ブロック図を示す説明図であ
る。
【図5】宛名情報印字処理のフローチャートである。
【図6】名刺印字選択画面の例を示す説明図である。
【図7】名刺を印字した場合の出力例を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
100 デジタル複合機 101 第1の操作表示部 102 第
2の操作表示部 103 給紙装置 106 フロッピーデッキ 107 光ディスクデッキ 401 制御部 402 ス
キャナー 403 画像処理部 404 プ
リンター

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 住所,氏名,郵便番号等の宛名情報及び
    宛名情報の管理情報を記憶した可搬性のある記憶媒体
    と,前記記憶媒体に対して読み書きを行うための入出力
    手段と,ハガキ,封筒,及び(或いは),記録紙の給送
    が可能な給送手段と,前記給送手段から給送された用紙
    のサイズに基づいて,前記宛名情報が用紙の印字範囲に
    印字されるように,フォントサイズ及び印字レイアウト
    を調整する調整手段と,前記調整手段で調整したフォン
    トサイズ及び印字レイアウトに基づいて,宛名情報をイ
    メージデータに展開して印字する印字手段とを備えたこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記記憶媒体に記憶されている複数の宛
    名情報の中から印字する宛名情報を選択するための選択
    画面を表示する選択表示手段を備えたことを特徴とする
    請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記宛名情報が印字手段によって印字さ
    れた場合,前記記憶媒体の該当する管理情報に印字完了
    の情報を書き込むことを特徴とする請求項1または2記
    載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 企業ロゴマーク等のイメージデータを記
    憶したイメージ記憶手段を備え,前記印字手段は,前記
    宛名情報のイメージデータと前記イメージ記憶手段のイ
    メージデータとを合成して同時に印字可能であることを
    特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記用紙を反転させて前記印字手段へ搬
    送する用紙反転手段を備え,前記印字手段は前記イメー
    ジ記憶手段のイメージデータを用紙の裏面に印字する請
    求項4記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 名刺の印字を指定する指定手段を備え,
    前記指定手段を介して名刺の印字が指定された場合,前
    記調整手段は,前記宛名情報が名刺サイズの印字範囲に
    印字されるように,フォントサイズ及び印字レイアウト
    を調整し,前記印字手段は,前記調整手段で調整したフ
    ォントサイズ及び印字レイアウトに基づいて,名刺サイ
    ズに分割した複数の領域に宛名情報を印字することを特
    徴とする請求項1または4記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記調整手段は,前記給送手段から給送
    された用紙サイズの縦横比に基づいて,前記宛名情報を
    縦書きにするか,或いは,横書きにするかを決定するこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
JP4221966A 1992-07-29 1992-07-29 画像形成装置 Pending JPH0651925A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003109020A (ja) * 2001-09-27 2003-04-11 Brother Ind Ltd データ列編集装置、及びプログラム

Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003109020A (ja) * 2001-09-27 2003-04-11 Brother Ind Ltd データ列編集装置、及びプログラム

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