JPH02960B2 - - Google Patents

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JPH02960B2
JPH02960B2 JP58207918A JP20791883A JPH02960B2 JP H02960 B2 JPH02960 B2 JP H02960B2 JP 58207918 A JP58207918 A JP 58207918A JP 20791883 A JP20791883 A JP 20791883A JP H02960 B2 JPH02960 B2 JP H02960B2
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JP
Japan
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washing
water level
standard
water
stirring blade
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP58207918A
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English (en)
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JPS6099292A (ja
Inventor
Mitsuaki Awazu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPS6099292A publication Critical patent/JPS6099292A/ja
Publication of JPH02960B2 publication Critical patent/JPH02960B2/ja
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【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野 本発明は、洗濯行程中に洗濯水位と撹拌翼の反
転時限が複数に変わる、すなわち、洗濯水流が複
数に変わる洗濯機に関するものである。 従来例の構成とその問題点 従来より、日本においては洗濯槽の底部に撹拌
翼を設け、この撹拌翼の回転によつて渦巻撹拌水
流を起して洗濯する、いわゆる渦巻式洗濯機が普
及している。 この種洗濯機は、第1図に示すように、撹拌翼
aは洗濯槽bの底面cから洗濯槽b内に突出した
形でとりつけられている。 そして、洗濯に際しては、給水装置(図示せ
ず)から給水された水は圧力スイツチなどでいわ
ゆる規定水位eに達すると給水が停止して洗濯が
始まる。 全自動洗濯機の基本的な行程は、洗濯−排水−
脱水−すすぎ−排水−脱水−すすぎ−排水−脱水
で、洗濯とすすぎの水位は、常に洗濯に先立つて
設定された水位で運転され、また、洗濯水流も当
初設定された水流で運転される。例えば、撹拌翼
aの反転時限は、強水流の場合25秒運転−5秒休
止の左右反転をくりかえすもので、洗濯とすすぎ
行程においてはこの反転時限による水流が継続さ
れている。 通常、洗濯に先立つて洗剤が洗濯槽内に入れら
れるので、洗濯行程内においては洗剤濃度が一定
で、かつ、洗濯水流も一定のまゝ洗濯が続けられ
る。また、すすぎ行程においては、洗剤濃度は低
下していくが、水流は洗濯水流をうけ継ぐもので
ある。 そして、通常撹拌翼の径d1は洗濯槽bの内径d2
に対して約1/2ないしはそれ以下であり、また、
撹拌翼aの回転数は毎分300回転程度に設定され
ている。 すなわち、径の小さい撹拌翼と高速回転させる
ことにより洗濯槽bの中心部に小さくて流れの強
いうずdを発生させて洗濯し、かつ、常に一定の
水位、一定の洗剤濃度、一定の洗濯水流で洗濯す
るもので、一定の洗浄レベルを維持するとすれば
衣類のいたみが大きく、また洗いむらが大きく、
さらには衣類のよじれが大きくなるなどの欠点を
もつていた。 発明の目的 本発明は、上記のような問題点に着目し、より
洗浄効果を向上させるとともに、衣類のいたみや
よごれを少なくする洗濯機を提供するものであ
る。 発明の構成 上記目的を達成するために、本発明洗濯機は、
洗濯行程を少なくとも二分し、洗濯行程の前半は
定格規定水位(標準水位)よりも低い水位で、か
つ、本来設定された定格規定水位(標準水位)の
ときの標準反転時限(標準反転時限)よりも運転
時間を短かくした反転時限で撹拌翼を運転し、洗
濯時間の後半は定格規定水位で、かつ、本来設定
された定格規定水位における標準反転時限で撹拌
翼を運転するようにしたものである。 実施例の説明 以下添付図面にもとづいて本発明の一実施例を
説明する。 第2図は全自動洗濯機の全体構成を示しており
図中の1は本体外板、2は多数の脱水孔3を穿設
した洗濯槽兼脱水槽(以下洗濯槽という)、4は
洗濯槽2の内部底に回転自在に装設した撹拌翼、
5は水受槽である。 6はモーターで、この回転力はプーリ7、ベル
ト8、プーリー9を経て、さらに減速駆動機構部
10によつて減速されて前記撹拌翼4に伝えられ
る。 以上が全体構成の概要であるが、次に撹拌翼4
と洗濯槽2の具体構成について第3図以降(一部
第2図)参照して説明する。 撹拌翼4はその上面中央部が球面状にもり上が
つた半球部11になつており、外周部に向つて基
面12が下降し、ある距離下降して基面底面部1
3となり、中心部14と外周部15のほぼ中間点
近傍から外方に向つてゆるやかに上昇する曲面1
6をもたせた基盤17と、この基盤17の上に一
体的に形成された複数個の山18とよりなり、こ
の山18の断面形状は第5図のC〜Jにみられる
ような形とし、頂部19と基盤17の間は適当な
曲面20でつながつている。なお第5図C〜Jの
部位は第3図C〜Jの部位に対応している。 また、撹拌翼4の外径d1は洗濯槽2の内径d2
1とするとほぼ0.7〜0.9程度にし、第2図に示し
たように洗濯槽2の底部に装設している。 さらに、21は行程を制御するタイムスイツチ
もしくは制御装置、22は電磁給水弁、23は洗
濯槽2内の水位の複数水位を検知する圧力センサ
である。 以上の構成においてその動作を説明する。 まず洗濯に先立つて洗濯槽2内に衣類と洗剤を
投入する。洗剤量は通常洗濯水量に対して一定比
率で投入するが、例えば、洗濯水量が40で、洗
濯衣類が乾燥状態で3.0Kgであれば、洗濯の標準
水量40の水位は第2図24に示した水位とな
り、これが定格衣類に対する定格規定水位であ
る。 また、洗剤量は洗濯水量の0.133%の濃度にす
るのが洗剤の標準濃度であり、したがつて、洗剤
53gの投入が必要となる。 そしてタイムスイツチまたは時限装置21を操
作すれば、電磁給水弁22が作動して給水を開始
する。給水された水位が、規定水位24より一段
下の中水位25になると圧力センサ23が働いて
電磁給水弁22への通電を断ち、同時にモーター
6に通電して撹拌翼4が回転し洗濯を開始する。 この時の撹拌翼4の反転時限は、本来設定され
た定格規定水位のときの反転時限よりも運転時間
が短かい反転時限で運転される。 すなわち、この洗濯開始時においては、標準濃
度よい濃い状態であり、例えば中水位での水量が
30であれば、洗濯水量に対する洗剤濃度は、
0.133%×40/30=0.177%の濃度で、かつ、撹拌
翼4の反転時限は、本来設定された定格規定水位
における反転時限を2秒運転−1秒休止とすれ
ば、これよりも運転時間を短かくした1.4秒運転
−1秒休止で運転する。 洗濯時間は通常10分程度に時間設定されるが、
洗濯開始後しばらく経過して、例えば5分経過す
ると給水電磁弁22を作動させ、定格規定水位2
4まで給水すると圧力センサ23が働いて電磁給
水弁22への通電を断ち、こゝからはいわゆる定
格衣類容量に対する定格水量、洗剤濃度としては
標準濃度0.133%のもとに本来設定された定格水
位における反転時限2秒運転−1秒休止の反転時
限で撹拌翼4が運転される。 洗濯時間が経過すれば、排水−脱水−すすぎ行
程へと移行する。 こゝで、圧力センサ23は異なる水位を検出で
きるよう、検出水位の異なるものを複数個設ける
か、1個であつても検出水位として複数個とり出
せるようにしたものである。 また、水位切換わりに連動して、撹拌翼4の反
転時限は自動的に切換わるようにしたものであ
る。 なお、洗濯時において、撹拌翼4は右回転−休
止−左回転……と反転し、その回転数は毎分200
回転ないしはそれ以下にとり、比較的低速回転さ
せる。 以上のことをまとめると第1表のようになる。
【表】 このように、洗濯行程を少なくとも二段階にし
て、前半を洗剤濃度の濃い状態で、かつ、本来設
定された標準反転時限より運転時間の短かい時限
で撹拌翼4が運転される。 一般に、洗剤は標準濃度に担当する量を入れて
洗濯するのが通例であるが、しかし、実生活にお
ける汚れは多種類あり、これらが混在し、また、
汚れの程度もひどい汚れから、軽い汚れまであ
る。 したがつて、一概に標準濃度のみで洗濯するの
は好ましくなく、汚れの種類や程度に応じて加減
するのが賢明であり、この点から云えば、汚れの
ひどい時には洗剤濃度を濃くするのがよいのであ
るが、標準水量に対して濃度を濃くするのは、洗
剤量を多く要し好ましくない。 そこで、洗濯の前半を標準水量より低い水位で
洗剤濃度を濃くし、落ちにくい汚れに対して十分
な洗剤の洗浄効果を発揮させ、同時に標準水位よ
り低い水位による標準反転時限で撹拌翼を運転す
るのは、衣類の種類によつてはいたみを招来しや
すく、そこで、標準反転時限よりも運転時間を短
かくした反転時限で撹拌翼を運転して衣類のいた
みや衣類のよじれ、からみを低くおさえ、洗濯の
後半は、標準水量、標準濃度のもとに標準反転時
限により撹拌翼を運転し、ゆつたりと十分な撹拌
効果を与えて洗濯するもので、洗剤量を多く要す
ることなく、特に、ひどい汚れに対して洗剤の洗
浄効果を十分発揮させ、平均的には洗浄効果を約
10%程度向上させえて、同時に洗いむらや、衣類
のよじれ、からみ衣類のいたみを低くおさえるこ
とができるのである。 こゝで、撹拌翼4の形状が全体として凹状をな
し、その外径を大きくとり、低速回転させること
により、洗濯衣類を広く、大きくうけて撹拌する
ようにしたため、前記のような効果をより助長す
る効果を奏する。 以上のような実施例と構成を採用したことによ
り、第2表のような具体効果があげられた。
【表】 なお、洗浄効果は電気洗濯機JIS−C−9606に
規定された試験方法による洗浄度で表わし、洗浄
むらは4回の洗浄むらは4回の洗浄テストして40
枚の汚染布の洗浄度の標準偏差で示し、衣類のい
たみは、ガーゼ、タオル類を20回洗濯した時の重
量減(%)を示したものである。 なお、これまでの説明は、撹拌翼の形状が全体
として凹状をなし、その外径を大きくとり、低速
回転させるものについて具体説明してきたが、従
来みられる撹拌翼においても、ほゞ近い効果を奏
するものである。 また、全自動洗濯機に限らず、二槽式洗濯機の
洗濯側が自動になつた、いわゆる自動二槽式洗濯
機においてもこの方法を用いて有効なものであ
る。 発明の効果 上記実施例から明らかなように、本発明によれ
ば、洗濯行程を少なくとも二分し、洗濯の前半
は、標準水位より低い水位のもとで標準洗剤濃度
よりも濃い、洗剤濃度となし、本来設定された標
準反転時限よりも運転時間を短かくした反転時限
により撹拌翼を運転することにより、落ちにくい
汚れに対して洗剤の洗浄力がより有効に働くよう
になし、かつ水位が低い状態での衣類のいたみや
よじれ、からみを低くおさえたものであり、さら
に洗濯後半には標準水量、標準洗剤濃度のもと
に、標準反転時限で撹拌翼を運転して、ゆつたり
と大きく撹拌し、総合して洗浄レベルを高め、洗
いむら、衣類のいたみ、からみを低くおさえると
ともに、特に落ちにくい汚れに対しては極めて有
効な効果を発揮できるようにしたものである。ま
た、数時間、高濃度の洗剤液に衣類を浸す予浸行
程により洗浄効果を高めるものに対し、洗濯終了
までに要する時間を大幅に短縮でき、高い洗浄性
を短時間で得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の洗濯機の全体構成を示す縦断面
図、第2図は本発明の一実施例における洗濯機の
全体構成を示す断面図、第3図はその撹拌翼の平
面図、第4図は第3図A−O−B断面図、第5図
C〜Jは第3図のC〜Jの部位における各断面図
である。 2……洗濯槽、4……撹拌翼、24……定格規
定水位、25……中水位。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 定格規定水位よりも低い水位において標準反
    転時限よりも短かい運転時間で撹拌翼を反転運転
    する前行程と、定格規定水位において標準反転時
    限で撹拌翼を反転運転する後行程とを自動的に切
    換移行できる洗濯行程をそなえてなる洗濯機。
JP58207918A 1983-11-04 1983-11-04 洗濯機 Granted JPS6099292A (ja)

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JPS6099292A JPS6099292A (ja) 1985-06-03
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KR100212376B1 (ko) * 1995-07-27 1999-08-02 전주범 세탁기 펄세이터
WO2012083661A1 (zh) * 2010-12-23 2012-06-28 海尔集团公司 匀动力洗衣机及其洗涤方式

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58141180A (ja) * 1982-02-18 1983-08-22 松下電器産業株式会社 全自動洗たく機

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