JPH0295909A - 車高調節装置 - Google Patents

車高調節装置

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JPH0295909A
JPH0295909A JP24878488A JP24878488A JPH0295909A JP H0295909 A JPH0295909 A JP H0295909A JP 24878488 A JP24878488 A JP 24878488A JP 24878488 A JP24878488 A JP 24878488A JP H0295909 A JPH0295909 A JP H0295909A
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G17/00Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、4輪走行車輌において、走行駆動力を利用し
て前後4輪の車高を調節可能とした車高調節装置に関す
るものである。
(ロ)従来技術 従来から、4輪走行車輌において該車輌の走行駆動力を
利用して、車高調節を可能とした技術は公知とされてい
るのである。
例えば特開昭62−273127号公報Gこ記載の技術
の如くである。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 しかし従来の技術では、車高の高い位置から低い位置に
変更する場合に、高い位置において固定ボルトを外した
後で、−気に機体が下降方向に落下するのを防ぐ為にス
トッパービンを係止させており、機体を走行して下降さ
せる場合には、機体を下降する為の移動方向とは逆の、
車高を高(する方向に一旦走行させてストッパーの係止
状態を解除し、ストッパーを抜いた後に車高を低くする
方向に機体を徐々に走行して下降させるべく構成してい
たのである。
故に一旦、車高を低くする方向と逆の方向に機体を走行
させて、ストッパーを解除する為の空間が作るという操
作が必要であり、この操作がオペレーターには判り難い
゛ものとなり、車高調節が難しい操作となっていたので
ある。
本発明はこの不具合いを解消する為に、車高の高の位置
において、機体の自重が掛かってストッパーに保合して
いる状態を、車高の最大高の位置である垂線0−0の上
死点の位置から、低(なる方向へ越えた位置に設け、機
体を下降する側に移動させる際には該下降方向の機体の
走行により該最大車高の上死点の位置を越えることによ
り、それまでの自重を受けていた状態を解除出来るよう
に改良したものである。
(ニ)問題を解決するための手段 本発明の目的は以上の如くであり、次に該目的を達成す
る為の構成を説明すると。
前後輪の車輪側ケースを、車体側ケースに対して各々回
動可能に構成し、走行駆動力により車輪側ケースを各々
回動させて車高調節を行う構成において、高車高位置に
おいて車体自重による自重モーメントMoが、走行駆動
力による駆動モーメントMrと逆方向に作用するように
なし、車体自重による自重モーメントMoをストッパー
で受けるべく構成したものである。
(ホ)実施例 本発明の目的・構成は以上の如くであり、次に添付の図
面に示した実施例の構成を説明すると。
第1図は機体の前進により車高を上昇させていく状態を
示す側面図、第2図は機体の後進により車高を下降させ
ていく状態を示す側面図、第3図は本発明の走行車輌の
駆動系統を示すスケルトン図面、第4図は前輪1・1と
前車輪側ケース3の部分の前面図、第5図は後輪2・2
と後車輪側ケース4の部分の前面図、第6図は前車輪側
ケース3と前車体側ケース7の部分の前面断面図、第7
図は同じく側面図、第8図は後車体側ケース5と後車輪
画ケース4の部分の前面断面図、第9図は前輪駆動レバ
ー37により操作する前輪駆動クラッチギア30の部分
の断面図である。
第1図に示す如く、前輪1・1と後輪2・2の4輪によ
り支持しており、車高調節可能にすべく、前輪1・1と
後輪2・2の回動ケースの固定ボルト25を外した後に
、前輪駆動レバー37を「ブレーキ位置」とし、主変速
レバーを前進1速にして徐々に前進させると後輪2・2
の車高がまず高く成り、次に前輪!−1の車高が高くな
るのである。
次に主変速レバーを中立にして、前輪駆動レバー37を
「ブレーキ位置」から「切」の位置にすれば、車高調節
は終了であり、回動ケースの固定ボルト25を締めるこ
とにより車高を高くする操作が終了するのである。
次に車高を低くする場合には、前輪1・1と後輪2・2
の回動ケースの固定ボルトを外した後に、前輪駆動レバ
ー37を「ブレーキ位置」にし、主変速レバーを後進1
速にして徐々に後退すると、まず後輪2・2が下降し、
次に前輪1・1が下降するのである。
次に前輪駆動レバー37を「ブレーキ位置」から「切」
にして、回動ケースの固定ボルト25を締めれば車高を
低くする操作が終了する。
第3図において動力伝達機構を説明すると。
エンジンからの動力が、ミッションケースの主変速装置
Mと副変速装置N及びクリープ変速装置を介して後輪デ
フギア装置RDに伝達される。
そして該後輪デフギア装置RDより左右へ突出されたリ
アデフ軸24を中心に後車体側ケース5を構成し、該後
車体側ケース5の周囲に後車輪側ケース4が回動可能と
している。
また主変速装置Mと平行してPTO変速装置PがtR成
されており、該PTO変速装置Pより後方へ突出したP
TO軸により作業機が駆動される。
また後輪デフギア装置RDを駆動するピニオン軸34の
前端から前輪駆動動力を取り出す。
第9図において示す如く、ピニオン軸34の前端のギア
34aにPTO動力伝達軸上に遊嵌された2連ギア33
a・33bの中の33bが噛合している。
そして他方のギア33mに、前輪駆動クラッチギア30
が噛合可能としている。
前輪駆動クラッチギア30は外部から前輪駆動レバー3
7により前後摺動可能に構成されており、第9図の実線
の位置では「切」の状態を示す。
そして前輪駆動タラソチギア30がギア33aと噛合す
ると前輪駆動の状態であり、第9図の位置では「切」で
あり、更に前輪駆動レバー37により前輪駆動クラッチ
ギア30を前方へ摺動すると、前輪駆動クラッチギア3
0の制動片30aがブレーキ制動体32の制動片32a
と噛合し、制動片32aは回転出来ないので、前輪動力
取出軸31を回転不能の状態に係止するものである。
ブレーキ制動体32は第9図に示す如く、前輪動力取出
ケースの軸受蓋体を兼務しており、中途部には剪断可能
なくびれ部32bを構成しており、また制動片32aの
部分にはテーパ部を構成しており、誤操作により2重噛
合状態が発生したような場合には、テーパ部で噛合状態
が自動的に外れ、または該くびれ部32bの部分でブレ
ーキ制動体32が剪断し、他の要部へ破壊が及ぶのを阻
止しているのである。
上記前輪駆動クラッチギア30の制動片30aを制動片
32aと噛合させることにより、前輪は駆動回転もされ
ず、制動された状態で固定されるのである。
これに対して後輪を駆動すると、前輪1・1に制動が掛
けられた状態で前進が出来ないので、後輪2・2の車高
が高(なる方向に後車輪側ケース4が後車体側ケース5
の周囲を回動して上界するものである。その際において
後輪2・2の上昇に見合う距離だけ後輪2・2は前進す
るのである。
そして後輪2・2の車高がいっばいに上昇した状態で、
後車輪側ケース4の後車体側ケース5の周囲における回
動が停止すると、後輪の回転により機体全体が前方へ押
され、前輪駆動クラッチギア30の部分で前輪動力取出
軸31が制動を掛けられているので、前輪1・1の前車
輪側ケース3の部分が、後輪2・2により押し上げられ
てフロントアクスルケース8の周囲に回転を初め、最終
的には前輪1・1の車高も高くなるのである。
前輪の車高調節も終了するとそれ以上は、前輪1・1が
スリップして走行する状態が発生し、この状態となるま
でには、機体は約1〜2mだけ移動して車高調節が終了
するのである。
次に第3図と第6図により、前輪の駆動系統を説明する
と。
前輪動力取出軸31の動力がジヨイント軸を介して前輪
デフギア装置FDに伝達されており、その経路上に前輪
増速機構Uが構成されている。
前輪増速機構Uは、圃場端回行時において前輪の回転周
速が後輪に比較して遅くなり、これが旋回半径を大とし
たり、土壌を掻き取るという不具合いを発生するので、
同行時のみに前輪の回転速度を増速する機構である。
しかし車高調節時においては、前輪1・1と後輪2・2
の速度が同じであることが必要であり、前輪駆動レバー
により車高調節状態である「ブレーキ位置」に回動した
場合には、前輪増速レバーは通常の速度に戻るように構
成している。
また前輪デフギア装置FDより左右に突出されたフロン
トデフ軸21が、フロントアクスルケース8内を貫通し
固定側ベベルギヤケース6内に突入しており、固定側ベ
ベルギヤケース6内のベベルギヤ20が、キングピン軸
18上のベベルギヤ19と噛合しているのである。
該キングピン軸18は前車体側ケース7内に突出してお
り、該前車体側ケース7内に配置されたベベルギヤ17
が前車輪側ケース3の内部の前部回動中心軸15上のベ
ベルギヤ16と噛合している。
該構成により、前車体側ケース7に対して前車輪側ケー
ス3は前部回動中心軸15を中心に回動を可能としてい
るのであり、前輪1・1の車高の調節を行うのである。
車高調節を行う場合には、前輪駆動レバーにより前輪駆
動タラソチギア30をブレーキ制動体32と係合してい
るので、フロントデフ軸21が回転不可能なのである。
故に前部回動中心軸15も回転不可能であるから、前部
回動中心軸15上のギア14と前車軸12上のギア13
も回動不可能であり、前輪1・1も車輪止めを前後に配
置した状態となり回転出来ないのである。
故に車輪側回動ケースの固定ボルト25を弛めた状態で
機体を前進しても、前輪l・1が回転出来ないので、後
述の如く後輪2・2が駆動され、まず後輪2・2は回転
しながら機体を上昇するに必要なだけ前進しながら機体
を押上げ、後輪2・2の位置が前方へ移動し、後車輪側
ケース4が後車体側ケース5に対して噛合状態で上界し
車高を高くするのである。
更に前進すると、それ以上後車輪側ケース4が後車体側
ケース5に対して回転できないので、後輪2・2の回転
力は機体の前進力となり、前輪1・1と前車軸12は回
転させない状態で、機体を前方へ押すこととなり、停止
した前輪1・1と前車軸12とギア13の周囲で、前車
輪側ケース3と前部回動中心軸15とギア14が回転し
ながら上界する力となり、前輪1・1の車高も高くなる
のである。
次に後輪2・2の駆動系統を第3図と第8図の図面によ
り説明すると。
ピニオン軸34により動力が後輪デフギア装置RDに伝
達され、該後輪デフギア装置RDから左右に突出される
リアデフ軸24に動力が伝達されるのである。
該リアデフ軸24は後車体側ケース5の回動中心軸も兼
用しているのである。
そしてリアデフ軸24に固設されたギア24aと後車輪
側ケース4に後車軸22に固設されたギア23が噛合し
ており、後車輪側ケース4と後車体側ケース5を固定す
る固定ボルト25を弛めると、前輪1・1が前輪駆動タ
ラソチギア30とブレーキ制動体32の部分で、前述の
如く車止め状態に停止されている場合には、後輪2・2
は機体を押上げる為に必要な距離だけ回転し、あとはギ
ア24aがギア23の周囲を回転しながら、後車体側ケ
ース5に対して後車輪側ケース4を回動し、車高を上界
させていくのである。
車高を低くする場合には、固定ボルト25を弛めて、機
体を後進させることにより、まず後輪2・2の後車輪側
ケース4が徐々に回動し下降し、この下降が終了すると
、機体全体を後方に移動させ、前輪1・1は車止め状態
であるので、フロントアクスルケース8と前車輪側ケー
ス3を回転しながら、前輪1・1の車高を低くしていく
のである。35はロアリンクの為のチエツクチェーンの
固定ピンである。
第10図は後車体側ケース5と後車輪側ケース4の固定
ボルト25の挿入部分を内側から見た側面図、第11図
は車高の高の状態のみを示す内側からの側面図、第12
図は後車輪側ケース4の内側の側面図、第13図は後車
体側ケース5の内側からの側面図である。
後車体側ケース5は第13図の如く、リアデフ軸24の
嵌入する部分の外端部に、後車輪側ケース4のフランジ
部と固定ボルト25により固定するフランジ部を構成し
ているのである。
そして該フランジ面にはチエツクチェーンの固定ピン3
5の他に、ストッパー38が螺装される穴が構成されて
いるのである。
そして車高の高の位置には固定されたストッパー38が
配置されており、車高の中間位置のストッパー38′と
、低の位置のストッパー38゛は付は替え可能に構成し
ているのである。
ストッパー38の螺装状態は第8図においても開示され
ている。
また該後車体側ケース5のフランジ面には、後車輪側ケ
ース4との間で固定ボルト25を挿入する為の固定ボル
ト挿入穴5d・5Cが2個ずつ開口されているのである
第12図に示す後車輪側ケース4は内側を示しており、
ストッパー38と係合するストッパー凹部4b・4Cが
切欠されている。
該ストッパー凹部4bが高車高時のストッパー凹部であ
り、ストッパー凹部4Cが中間・低車高時のストッパー
凹部である。
そして後車輪側ケース4に後車軸22が枢支されている
のであるが、該後車軸22の枢支された位置が、第10
図・第11図に示す如く、高車高の位置で、垂線0−0
の位置よりも、ストッパー凹部4bの側に角度a度だけ
傾斜した位置に配置されているのである。
該角度a度が0度の場合には、後車軸22に掛かる自重
は、そのまま垂線O−Oにそってリアデフ軸24に掛か
るのである。
また角度a度がマイナスで、ストッパー凹部4Cの方向
に傾いている場合には、ストッパー38とストッパー凹
部4bが係合しない方向に自重モーメントMoが掛かる
こととなるので、後車輪側ケース4は一気に回動して低
車高状態の方に下降してしまのである。
本発明においては、該自重が後車輪側ケース4を介して
、ストッパー凹部4bとストッパー38の保合部に掛か
るように、垂線0−0が構成する上死点を角度a度だけ
ストッパー凹部4b側に越えた位置に、後車軸22が来
るように構成しているのである。
これにより自重に基づくモーメントMoが第1O図にお
いて示す如く、ストッパー38とストッパー凹部4bと
の係合部に掛かるように働(のである。
該車高の高の位置から、車高の中間または低の方向に調
節する場合には、機体右側の後車輪側ケース4は、機体
を徐々に後進走行することにより駆動モーメントMrが
働くことになり、ストッパー凹部4bは徐々にストッパ
ー38から離れる方向に、モーメン)Moに抗して働く
ので自重モーメントMoに駆動モーメントMrが勝ると
、後車輪側ケース4は垂線〇−〇を越えるのである。
後車軸22の位置が垂’tM o −oの構成する上死
点を越えるまで回動すれば、あとはモーメントMoは機
体が下降する方向に掛かるので、機体駆動のモーメント
Mrと同じ方向となるので、徐々に後進走行することに
より、車高を中間から低にすることが出来るのである。
そして車高を中間に調節したい場合には、ストッパー3
8”の位置に螺装して置けば、ストッパー凹部4Cの部
分が該ストッパー38”に係合して停止するのである。
また低車高の位置に調節したい場合には、ストッパー3
8°の位置に螺装しておけば、ストッパー凹部4cが係
合して停止するのである。
車高を高くする場合にはこの操作を逆に行うことにより
可能である。
第11図に示す如く、高車高の位置では、にこは固定ボ
ルト挿入穴5dと4dの位置が合致し螺装されているの
である。
中間車高の位置では、固定ボルト挿入穴5dと4dが合
致するので、該位置に固定ボルト25を螺装するのであ
る。
また低車高の場合には、固定ボルト挿入穴58と4dが
合致することにより、固定ボルト25を螺装することが
出来るのである。
故に、固定ボルト挿入穴5d・5eは2組、後車輪側ケ
ース4の側は固定ボルト挿入穴4d・4eが2組構成さ
れているが、固定ボルト挿入穴5d・4dは2回ずつ使
用されて、高・中間・低の3位置の固定を可能としてい
るのである。
本実施例において、前進により車高を高に、後進により
車高を低にすべく構成しているが、これに限定されるも
のではない。また、ストッパー38とストッパー凹部4
b・4cの構成を、後輪2・2の側に設けているが、前
輪1・lの側に構成しても良いものであることは勿論で
ある。
第14図は車高の調節に伴って上下に調節するマフラー
45の構成を示す側面図、第15図はマフラー45の平
面図、第16図・第17図はマフラー45の簡易脱若機
構を示す断面図・後面図、第18図はマフラーフランジ
51の部分の側面図である。
ボンネット内のエンジンEより排風案内パイプ50によ
り、マフラーフランジ51の部分まで排風が案内されて
くる。
車高が低い場合には、車輌の上方が開いており、またフ
レームの下方は低く余裕がないので、マフラー45は上
方に45゛の如く配置するのが好適であり、逆に車高の
高い場合には、上方は樹木の技等に干渉する恐れがあり
、フレームの下方は余裕があるのでマフラー45の如く
配置するのが良いのである。
車高は車高調節装置によりワンタッチで変更することが
出来るのであるから、マフラー45もワンタッチで上下
に変更可能であることが望ましいのである。
本構成は、マフラーフランジ51に付設する基部マフラ
ー46とマフラー45とをワンタッチで脱着可能とする
係止金具47a・47bと係止片48a・48bを構成
しているのである。
該係止金具47a・47bはマフラー45の側に固設さ
れており、係止片48a・48bは基部マフラー46の
側に固設されており、ワンタッチで両者を脱着可能とし
ている。
マフラーフランジ51には長孔51aを穿設しており、
該長穴51a内で基部マフラー46の取付ボルトを90
度回転することによっても、マフラー45の位置を調節
可能としている。
(へ)他の実施例 第8図において示す如く、後車体側ケース5と後車輪側
ケース4の回動可能とする嵌挿部においては、後車輪側
ケース4が後車体側ケース5の内部に挿入された挿入筒
4a部分の外周に凹部溝が設けられており、該凹部溝内
に付勢バネ37により付勢した係合ポール36を押圧嵌
入しているのである。
このように後車輪側ケース4の挿入筒4aと後車体側ケ
ース5の嵌挿部において、係合ボール36と付勢バネ3
7による抜は止め装置を構成したので両者の間に出来る
間隙を小さくすることができ、走行時に該間隙により発
生するガタによりオペレーターに与えていた不安感を取
り去ることが出来たものである。
また、後車輪側ケース4と後車体側ケース5との結合を
行う固定ボルト25の挿入穴を、後車体側ケース5の側
に固定ボルト挿入穴5d・5eの2組設け、また後車輪
側ケース4の側にも固定ボルト挿入穴4d・4eの2 
ML設けており、これらの2mずつを組み合わせて、高
車高・中間車高・低車高の3位置での固定ボルト25の
螺装を行っているのである。
これにより、ボルト挿入穴を少なくし、かつ該ボルト穴
の位置を出来るだけ集中配置して、後車輪側ケース4や
後車体側ケース5を小型に構成することが出来たもので
ある。
(ト)発明の効果 本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を奏
するものである。
第1に、従来の技術において必要であったような、−旦
車高を高くする方向に車輪側ケースを回動しストッパー
ピンと後車輪側ケースとの間に間隙を構成した後に、ス
トッパーピンを素早(引き抜(という操作が必要な(な
ったのである。
本発明においては、高車高の位置のストッパーは固定し
ておくことができ、中間車高と低車高の際のストッパー
を位置を変更して固定すればよいので、従来のようなス
トッパーピンを抜くという繰作が必要無くなったもので
ある。
第2に、従来の如く、車高を高の位置から下げる場合に
おいて、−旦車高を高くする方向へ、機体を逆方向に走
行してストッパーピンとの間に間隙を作る必要が無いの
であり、該ストッパーピンと車輪側ケースの間に間隙が
出来たかどうかを検出する検出装置も必要なくなったも
のである。
第3に、ストッパーが車高の最大位置を越え、低くなり
始めの位置に配置しているので、固定ボルト25を全て
外して、機体が移動しないように制動を掛けていない場
合にでも、車高が一気に下降してオペレーターに人身事
故を発生するという恐れがなくなったものである。
第4に、車高の低から高に調節後において、上死点を越
えた位置にストッパー係合部を設けているので、高車高
の位置で安定するので、固定ボルト25の螺装時におい
て一気に機体が下降してしまうという恐れが無くなった
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は機体の前進により車高を上昇させていく状態を
示す側面図、第2図は機体の後進により車高を下降させ
ていく状態を示す側面図、第3図は本発明の走行車輌の
駆動系統を示すスケルトン図面、第4図は前輪1・1と
前車輪側ケース3の部分の前面図、第5図は後輪2・2
と後車輪側ケース4の部分の前面図、第6図は前車輪側
ケース3と前車体側ケース7の部分の前面断面図、第7
図はなおしく側面図、第8図は後車体側ケース5と後車
輪側ケース4の部分の前面断面図、第9図は前輪駆動レ
バー37により操作する前輪駆動りラッチギア30の部
分の断面図、第10図は後事体側ケース5と後車輪側ケ
ース4の固定ボルト25の挿入部分を内側から見た側面
図、第11図は車高の高の状態のみを示す内側からの側
面図、第12図は後車輪側ケース4の内側の側面図、第
13図は後車体側ケース5の内側からの側面図、第14
図は車高の調節に伴って上下に調節するマフラー45の
構成を示す側面図、第15図はマフラー45の平面図、
第16図・第17図はマフラー45の筒易脱着機構を示
す断面図・後面図、第18図はマフラーフランジ51の
部分の側面図である。 U・・・前輪増速機構 Mo・・・自重モーメント Mr・・・罵区動モーメント ■・・・前輪 2・・・後輪 3・・・前車輪側ケース 4・・・後車輪側ケース 5・・・後車体側ケース 6・・・固定側ベベルギヤケース 7・・・前車体側ケース 8・・・フロントアクスルケース 25・・・固定ボルト 30・・・前輪駆動クラッチギア 32・・・ブレーキ制動体 出願人 ヤンマーディーゼル株式会社 代理人 弁理士 矢 野 寿一部 図 第 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 前後輪の車輪側ケースを、車体側ケースに対して各々回
    動可能に構成し、走行駆動力により車輪側ケースを各々
    回動させて車高調節を行う構成において、高車高位置に
    おいて車体自重による自重モーメントMoが、走行駆動
    力による駆動モーメントMrと逆方向に作用するように
    なし、車体自重による自重モーメントMoをストッパー
    で受けるべく構成したことを特徴とする車高調節装置。
JP63248784A 1988-09-30 1988-09-30 車高調節装置 Expired - Fee Related JP2672983B2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62273124A (ja) * 1986-05-21 1987-11-27 Yanmar Diesel Engine Co Ltd 走行車輌の車高調整装置

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JP2672983B2 (ja) 1997-11-05

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